土浦市
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土浦市(つちうらし)は、茨城県の南部に位置する、土浦全国花火競技大会(毎年10月)が開催されることで有名な市である。
目次 |
地理
隣接している市町村
(霞ヶ浦を隔てて隣接している市町村を除く)
歴史
沿革
- 史料初見は、元徳元年 (1329年) 、「東寺百合文書」。
- 室町時代に土浦城が築かれた。
- 江戸時代初めの一時期は松平氏、朽木氏が入ったが、大部分の期間は土屋氏の城下であった。1786年の調査での人口は、3988人であった。
- 第二次世界大戦前には、海軍航空隊の基地があり、通称「予科練」(海軍飛行予科練習生)と呼ばれた海軍航空兵の教育機関があり、全国の青少年の憧れの的だった。
- 1960年代~1980年代まで、茨城県南部の主要都市として発展してきたが、1985年の国際科学技術博覧会(科学万博)の開催の頃を境に、現・つくば市を中心とした筑波研究学園都市の重要度が高まるにつれ、1990年代以降、土浦駅前や西口の中心街の空洞化が進んだ。
近代史年表
- 明治22年 (1889年) 4月1日 町村制施行により、新治郡土浦町、眞鍋町(旧木田余村、真鍋村、殿里村)、都和村(旧常名村、小山崎村、今泉村、中貫村)、上大津村(旧白鳥村、手野村、田村、沖宿村、菅谷村、神立村)、信太郡中家村(旧粕毛村、宍塚村、佐野子村、飯田村、矢作村、下高津村、中高津村、上高津村、小松村)、東村(旧右籾村、摩利山新田、中村、中村西根村、永国村、大岩田村、小岩田村、烏山村、乙戸村)および稲敷郡朝日村が設置される。
- 明治29年 (1896年) 3月29日 中家村、東村は新治郡に編入される。
- 昭和12年 (1937年) 4月1日 中家村が土浦町と合併した。
- 昭和13年 (1938年) 藤沢村の一部(虫掛)が編入。
- 昭和14年 (1939年) 6月1日 東村が土浦町と合併した。
- 昭和15年 (1940年) 11月3日 真鍋町と土浦町が合併し、土浦市になる。県内では三番目、県南では初の市制施行。
- 昭和20年 (1945年) 6月10日 空襲を受けた。
- 昭和23年 (1951年) 9月1日 朝日村の一部(荒川沖)が編入。都和村と合併。
- 昭和29年 (1954年) 11月1日 上大津村と合併。
- 平成17年(2005年)3月20日 福岡県西方沖地震の東に最も遠い地点で震度1を観測。
- 平成18年 (2006年) 2月20日 新治村と合併。
茨城県南における土浦市の役割
- 少なくとも江戸時代から1980年代まで、土浦市は茨城県南の行政・経済・交通の要衝として、発展を続けてきた。
- 1980年代の土浦には、筑西市(旧下館市)と並んで県の出先機関が集中していた。これは現在も変わっておらず、また当分の間不変であろう。商業的にも複数の百貨店が位置し、その商圏はおそらく現在のつくば市のそれよりも広かったものと考えられている。土浦駅前のバスターミナルからは現在とは比べものにならないほどの系統のバスが発着し、その商圏の広さを支え、筑波鉄道の起点でもあった土浦は、名実ともに茨城南部の要衝であった。
- しかし、21世紀に入り、県南の中心都市としての役割は地理的に隣り合ったつくば市に移ろうとしている。きっかけは1985年のつくば万博の開催であったと考えられている。それまで、単に、土浦周辺の町村にあって研究機関が集中する地区にすぎなかった筑波研究学園都市が、西武百貨店の進出などで、街としての体裁を整え始めた。全国的な駅前空洞化の流れによって土浦駅前は衰退していき、行政がそれに有効な対策を打ち出せない中、その活力を吸い取るかのように、つくば市は徐々に成長を続けた。そのペースは1990年代にはまだ緩やかであり、現在つくば駅が位置するつくばセンター地区もまだ空き地が点在し、かなりのんびりとしたムードが漂っていたが、2000年代に入って首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス線(TX)の開業が現実味を帯びてくるに従い、徐々にこの2都市の明暗が明らかになってきた。
- 今や、全国紙のうち土浦市に支局を置いているのは、朝日新聞と読売新聞のみであるのに対して、つくば市には産経新聞を除く4社が支局を置いている。
- さらに、2005年8月24日のつくばエクスプレス開業により、この状況が増幅されることが懸念されていた。一方で、TX開業は県庁所在地である水戸市への利便性の向上にはつながらないなどの理由から、これに懐疑的な意見もあった。しかし県南・県西地区は水戸市への依存度が極めて低いため、そもそも水戸市への利便性は重要ではなく、考慮に及ばない意見であった。
- TX開業時点では土浦市中心部の空洞化の進行は、更に目を覆いたくなるほど悪化しており、つくば市に新設されたつくば駅付近の商業施設の活気、またTX開業に伴い首都圏住民に「再発見」された筑波山観光の新たな拠点としての賑わいを目にするに、市行政が何か根本的な対策を打ち出せるとも考えにくく、空洞化が加速されるばかりであるという懸念もあった。一方、大都市との直結により都市の活力が大都市側に奪われるという「ストロー効果」によってつくば市は単なる一ベッドタウンと化し、いずれ土浦市と共倒れになるという主張も、当時は一定の説得力を有していた。
- 結果として、TX開業から1年近くを経た2006年においては、守谷市やつくば市のTX沿線に自家用車アクセスと公共交通機関アクセスを兼ね備えた大型商業施設やマンションが続々立地しつつあり、懸念は現実となった。茨城県の「南北格差」というものが、特に水戸市以北を中心に言われるが、これは県内における水戸都市圏の地位低下を如実に表しており、つくば市は東京と最速45分で直結されたことにより「ストロー効果」どころか、事前の予想を遙かに上回るアドバンテージを得た。
- 逆に土浦市の活力は、TX開業後減退傾向にある。2005年国勢調査速報値によると、県内各市町村人口第5位の座を、合併によるものとはいえ古河市に譲り渡した。商業においてはTX開業前からすでに減退傾向である(「商業」の項を参照せよ)。市行政は過剰造成した住宅団地(木田余・滝田地区など)や頓挫した駅前再開発事業などの負の遺産の処理に手一杯で、未だに抜本的な対策を打ち出せない状況である。
- もっとも、つくば市にもさまざまな問題があり、一概に比較することは出来ない(つくば市の行政も参照されたい)。TX開業前から指摘されていたつくばセンター地区の駐車場不足は限界に達しつつあり、現在つくばセンターバスターミナルの大幅改築による用地生み出しや研究学園駅を利用したパークアンドライドが計画されているが、短期的な解決は難しい。また、つくば市に集中しているのは第三次産業で、第二次産業は研究施設ばかりであり、生産施設は土浦市からのシフトはほとんどなく、これは常磐線の貨物輸送による恩恵があるためである。もちろん、その事が直ちに経済基盤の弱さを表すわけではなく、つくば市の頭脳集約型都市としての特性を示すものであり、一概に問題であるともいえず、逆に土浦市が旧態依然の産業構造から抜け出せていないことの裏返しでもある。
- 今後はつくば市と相互補完的な役割を持って成長することが望まれているし、現在の両都市の構造を比較するとそれはおそらく可能であろう。両都市間は複数の4車線道路で結ばれ、自家用車での交流が活発なのはもちろん、土浦学園通りを運行する主要系統である土浦駅~学園竹園~つくばセンター間で毎時3~5本、国道354号線を運行する土浦駅~学園並木間で毎時2本程度の路線バスが運行されており、そのポテンシャルは十分にあると考えられる。
行政
- 市長 中川 清(なかがわ きよし)(2003年11月22日~ 現在1期目)
- (後述する中川グループの出身である)
- 出先機関
政治
衆議院
茨城県議会
市議会
- 議長:折本明(市民クラブ)
- 副議長:川口玉留(市民クラブ)
- 会派(議席):市民クラブ(15)・市政研究会(11)・一心会(5)・公明党(5)・新生会(5)・日本共産党(2)・市民ネット21(1)
- 任期:2003年5月1日~2007年4月30日
姉妹都市・提携都市
国内
海外
フリードリヒスハーフェン市(ドイツ連邦共和国)1994年 友好交流宣言
経済
ヒューム管製造の中川ヒューム管工業を中心とする中川グループの企業城下町であったが、昭和40年代に土浦市と旧・千代田村(現・かすみがうら市)をまたがる神立工業団地が造成され、大企業の進出が加速された。それらの中には日立電線、日立建機等の日立製作所グループ企業もあり、土浦市の経済的基盤となっている。市内中心部の商業ビルは、主要なものは中川グループの所有か、その資本の入ったものである。
金融
関東銀行(現・関東つくば銀行)は、戦後地銀であることと、戦前土浦に本店があった五十銀行が、県内シェアトップの常陽銀行の前身であるため、県内シェア2位の地位に甘んじている。土浦市内の大企業でも主取引銀行は常陽銀行であることが多い。中川グループの主取引銀行も常陽銀行であり、土浦市の指定金融機関も常陽銀行である。
都市銀行は、りそな銀行(旧・あさひ銀行←協和銀行)と三菱東京UFJ銀行(旧・UFJ銀行←三和銀行)の支店がある。
産業
工業
市北部に神立工業団地などの工業集積地がある。
商業
2004年商業統計によれば、2002年調査との比較において、土浦市内の商業事業所は卸売業・小売業共に減、年商も81億円減、売り場面積も305万平方メートル減となっており、商業の減退傾向は鮮明となっている。
土浦駅周辺では、1997年に、土浦駅西口の再開発ビル「ウララ」(中心地の別の場所にあったイトーヨーカ堂が主なテナントとして移転)が完成したが、1996年以降西友(西友1号店であった)や地場百貨店小網屋(事実上倒産)、東武ホテルが閉店、2003年には丸井が撤退、さらに2007年3月には京成ホテルも閉店予定と、駅周辺の空洞化が止まらない状態で、土浦駅前の賑わいは、駅西口の歓楽街である桜町がかろうじて保っている状況である。桜町は北関東最大の歓楽街でソープランドの店舗数は川崎市堀之内に次いで関東で2番目に多い。現在、旧東武ホテルの建物は大幅改装されビジネスホテルに、丸井が撤退したビルはリニューアルされ、パチンコ店や飲食店などが入居した。また、西友跡地・小網屋跡地ではマンションの建設が進められているが、マンションについては土浦駅徒歩圏内では、すでに飽和状態にあり、供給過剰によるさらなる空洞化が懸念されている。
荒川沖駅周辺では、平屋建てのカスミ荒川沖店(旧)を中心とした西口商店街が優勢だったが、1981年の荒川沖ショッピングセンター「さんぱる」オープン(東口)をきっかけに、一転して西口商店街は衰退の一途をたどり、カスミ荒川沖店は立地条件の悪さもあり撤退を余儀なくされている。「さんぱる」は3階建て、駅との直結性と駐車場の収容台数の多さを兼ね備えた当時は画期的な施設であったが、核テナントである長崎屋の業績悪化に伴い、一時期は閑散とした。しかし、長崎屋の再建開始後、駅とほぼ直結という立地条件もあり、一定の集客力を確保している。
神立駅周辺のショッピングセンターとしては駅から約2km程西に離れているが、土浦市境に隣接するかすみがうら市下稲吉に「千代田ショッピングモール」が2004年にオープンしている。
一方で、駅から離れた郊外の主要道路沿いに、広い駐車場を持つ各種チェーンストアの進出が続いているおり、セブン&アイグループは、グループ企業のスーパーカドヤが、真鍋地区に駐車場つき大型ショッピングセンターを開業させた。加えてイオン土浦ショッピングセンター計画が進行中である。
郊外に進出した主なチェーンストア
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農業
レンコンは日本一の生産量を誇る特産品である。他にも花きやコメの栽培が行われている。
漁業
沖宿漁港を拠点として、ワカサギ漁が行われているが、年々漁獲量は少なくなっている。
その他
市内および周辺市町村を放送エリアとする土浦ケーブルテレビや、地方紙の常陽新聞新社の本社がある。
交通
鉄道
- つくば市につくばエクスプレス線が通る関係で、同市との新交通システムの整備を求める声などがあるが、新交通システム用地は道路として供用しているため、実現が困難であるといわれている。
路線バス
関東鉄道の本社が所在していることもあってか、同社の路線バス部門および子会社によって運行される路線がほとんどである。ごく一部はJRバス関東による。
一般路線バス
特殊バス
- 高速バス
- 水戸(TMライナー)・大宮(さいたま市)(大宮~つくば・土浦線)方面行きの昼間高速バスや、京都・大阪行きの夜行高速バス(よかっぺ関西号)が運行されている。
- 空港連絡バス
- 成田空港行きが一般道経由で運行されている。
コミュニティバス
- まちづくり活性化バス「キララちゃん」
- 2005年3月1日より、NPO法人まちづくり活性化バス土浦が運行事業実施者となり、運行を開始した。運行拠点は土浦駅。A、B、Cの3コースがあり、A、Bコースは、関東鉄道が小型バスにより、Cコースは土浦地区タクシー協同組合が、ジャンボタクシーを用いて運行している。運賃は1コース当たり100円(大人)となっている。
- 文字通り地域の活性化を目的としたものであるが、中心市街地の求心力が低く(「商業」の項参照)、自家用車の普及率も高いため、バスの利用率は期待されたほど高くない。しかし、ジャンボタクシー(乗合タクシー)を用いたCコースは、休日を中心に定員オーバーにより乗車できない便が発生し、問題となっている。
- なお、NPO法人により運営されているコミュニティバスに国からの補助金が、支出されているのは日本では土浦のこの事例のみである。これには地域活性化にもあまり十分な費用をかけられない土浦市の現状がある。
道路
高速道路としては常磐道が市内を通過しており、都心及び県北部への重要な動脈となっている。
一般道は国道6号が南北に、国道125号と354号が東西に市内を貫く形となっている。国道6号は、市北部では土浦バイパスが高規格道路として建設されているが、南部では学園東大通り(茨城県道55号土浦つくば線)との交点を中心に渋滞が常態化している。これに対応して牛久土浦バイパスの建設が進められているが、2006年現在つくば市内の一部が開通しているのみである。またこれをアシストする形で、茨城県道25号土浦稲敷線や茨城県道48号土浦竜ヶ崎線の整備が進められている。
市内を通過する3国道は中村陸橋下交差点で結集している。土浦市内の国道125号と354号は走行しているとどこで入れ替わるか分かりにくく、注意が必要である。市内中心部の国道354号はかつての水戸街道を踏襲したルートで狭い裏道を通過するが、これも若松・木田余両地区付近でバイパスが建設中(国道125号パイパス若松町交差点~木田余バイパス入口交差点間、木田余地区で一部供用中)である。
つくば市との間を結ぶメインルートは土浦学園線(茨城県道24号土浦境線)であり、土浦駅東口からは高架の土浦ニューウェイが延びてこれをつないでいる。
高速道路
一般国道
その他の道路
- 土浦高架道(別称土浦ニューウェイ)
港湾
観光
名所・旧跡
- 霞ヶ浦
- 土浦城址(亀城公園。茨城県指定史跡)
- 旧土浦中学校本館(土浦第一高等学校) - 国の重要文化財
- 真鍋小学校の桜 - 茨城県指定天然記念物
- 等覚寺(銅鐘)
- 宍塚地区 - 都市近郊型里山としての自然が残る貴重な場所。
行事
- 4月上旬 桜まつり
- 亀城公園を中心に、桜川・新川沿いの桜が提灯でライトアップされる。
- 4月中旬 かすみがうらマラソン
- 霞ヶ浦湖畔で開催される大会。湖を見ながら走るコースはランナーにも人気。
- 5月下旬 土浦さつきまつり
- 亀城プラザで開催。腕自慢が丹誠込めて育てた盆栽が来場者を魅了する。
- 7月中旬 観光帆曳船
- 7月中旬~10月中旬の金、土、日、祝日の午後1時から午後2時半頃まで運航。
- 7月下旬 土浦祇園祭り
- 山車、獅子、御輿が練り歩く。祭囃子が町に響き渡る。
- 8月上旬 土浦キララまつり
- 土浦市の目抜き通りを中心に行われる。七夕おどり、山車の巡行、霞ヶ浦湖上花火大会など様々なイベントが繰り広げられる。
- 8月 鹿島礼大祭 - 真鍋地区
- 10月上旬 土浦全国花火競技大会
- 第一土曜日に開催。土浦の秋を彩る。大正14年から続く全国屈指の競技大会。全国の煙火師達が文字通り、日本一の技術を競う。
- 11月上旬 土浦菊まつり
- 亀城公園で開催される。丹誠込めて育てた菊の観賞に遠方からの多くの来場者が訪れる。
- 11月 土浦藩関流古式炮術公開演武大会
- 火縄銃の公開演武大会。元和3(1617)年に開祖、初代は元米沢藩上杉家臣關八左衛門之信。特に大筒(最大射程3.9km)は一見の価値あり。
教育
大学
高等学校
公立 |
私立 |
中学校
公立
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私立 |
小学校
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養護学校
- 茨城県立土浦養護学校(対象は知的障害を持つ児童)
専修学校・職業訓練施設
- 茨城県立土浦産業技術専門学院(職業訓練所)
- 竹岸食肉専門学校(学校法人竹岸学園)
- つくば福祉専門学校(学校法人来栖学園)
- 土浦情報経理専門学校(学校法人沼田学園)
- 筑波研究学園専門学校(学校法人筑波研究学園)
- アール情報ビジネス専門学校(学校法人筑波学園)
- アール医療福祉専門学校(学校法人筑波学園)
出身有名人
その他
- 水の郷百選:水と緑と歴史のまち 土浦
- レンコンが特産品であることと、海軍に縁があり飛行船「ツェッペリン伯号」が飛来した際にカレーを振舞ったことから、レンコンを入れたカレーで町おこしをしている。
- 1950年代~1960年代にかけて天谷丑之助・天谷虎之助が土浦市長をめぐって激しい選挙戦を繰り広げ、丑之助が三期(1947年 - 1951年,1959年 - 1967年)・虎之助が二期(1951年 - 1959年)務めた。(丑虎合戦)
外部リンク
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- 茨城県の自治体
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