Grand Theft Auto III
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ジャンル | アクション |
対応機種 | プレイステーション2、PC、Xbox |
開発元 | PS2、Windows DMA Design Xbox Rockstar Vienna |
発売元 | Rockstar Games カプコン(日本国内) |
人数 | 1人 |
メディア | PS2 DVD-ROM1枚組 PC CD-ROM |
発売日 | PS2![]() ![]() ![]() ![]() Windows ![]() ![]() ![]() ![]() |
価格 | 7,140円 |
対象年齢 | CERO:18歳以上対象 (発売当初。現在はZ指定(18歳以上のみ対象)) BBFC: 18 ELSPA: 18+(PC版のみ) ESRB: Mature (M) OFLC (Australia):Original: RC Cut version: MA15+ OFLC (New Zealand): R18 PEGI: 18+ USK: 16+ |
売上本数 | 全世界で800万本、日本国内で30万本 |
Grand Theft Auto III(グランド・セフト・オート III)は米国Rockstar Gamesから発売されたゲーム『Grand Theft Auto』シリーズ第3作で、Grand Theft Auto III シリーズの第1作目にあたる。2001年10月22日に北米版プレイステーション2で発売され、後にPCやXboxに移植され世界中で数百万本規模の大ヒットを遂げる(公式には800万本と称される)。日本でも2003年秋にカプコンよりCEROレーティング18歳以上対象ソフトとしてプレイステーション2版が発売され、海外ゲームとしては異例の30万本ヒットを記録。ドリームキャストソフト『シェンムー』にも似た、架空の街「リバティーシティ」を構築し、自由にシミュレーションすることが人気を得た。同時に、暴力描写、特にチートを使用し、体がバラバラになる描写が話題となり、青少年による暴力や無差別殺人事件を誘発したとして批判され、神奈川県で有害図書に認定される。2004年12月16日にカプコンから廉価版がプレイステーション2用として再販された。
CEROの旧レーティング制度における審査では「18歳以上対象」となっていて、厳密に購入制限されることはなかった。 しかし現在の新レーティング制度では、「Z(18歳以上のみ対象)」であり購入規制の対象となる。そのため、現在においては原則として18歳未満は購入することができない。
目次 |
[編集] ゲームシステム
舞台は2001年の米国の架空の大都市「リバティーシティ」で、ゲームの進行具合によって三つの島を自由に移動することができるようになる。それぞれ「ポートランド」《工業地域》、「ストーントンアイランド」《商業地域》、「ショアサイドベイル」《住居地域》という名前が付けられている。プレイヤーは「リバティーシティ」で無数に使用されている自動車の中から自由に一台を選び使うことができる。一部のパトカー等のように、稀にロックされている他は、ほとんど全ての自動車を使用できる。あらかじめ組織等から用意された車を使うミッションもあるものの、タイトルのように、基本的にこれらの自動車は窃盗しなければならない。実在する車を元にしたフィクションの車を出し、実在する車は1台もないようにしている。シリーズ初の3Dシステムの採用であり、自由度は前作より大幅に高まった。
この自動車を用い、各島に存在している依頼者から仕事(大半が犯罪)を請け負ってこなしていくことがゲームの流れであり、基本はミッションゲームということができる。ただ、エクストラミッションと題して「タクシー」や「ポリスカー」、「救急車」などを利用する本編とは関係のないミッションも存在する。本編のミッションはほとんど犯罪・暴力に関係するものである。これは主人公が強盗に失敗し、護送中に脱走した犯罪者であることから、「リバティーシティ」で生活するには警察の目をかいくぐり、街を裏で仕切る犯罪組織や個人と手を組むという物語から発するためである。
また、車に乗ることでラジオを聞くことができ、合計100曲以上のライセンス曲を個性的なパーソナリティー達のトークとともに楽しめるようになっている。
武器には野球バットや拳銃、短機関銃の他、スナイパーライフルやロケットランチャー、手榴弾、火炎瓶などがある。敵ももちろん(一部の重火器を除いて)同じ武器を使ってくるため、使用する武器で敵の強さが決まると言っても過言ではない。特にM16で武装した陸軍兵士は異常に強く、防弾チョッキを装備していたとしてもほとんどの場合一瞬でやられてしまう。ただし主人公の体力は多くの敵よりも高いため、大抵の場合は簡単に当たり負けすることはない。
架空の大都市とはいえ、俗に「人種のサラダボウル」と呼ばれたこともある米国であるから、様々な人種が存在する。主人公は、それらの縄張りを持つ特定の人種の組織と結託するが、異なる人種においてどちら側につくということはない。ようは誰にでもつき、誰からも離れて行くことでゲームのクリアまで突き進んでいく。登場するマフィアの国籍は、イタリアン・マフィアを始め、コロンビア人マフィア、中国人マフィア(蛇頭ではない。「トライアド」という呼び名からおそらく三合会がモデルであると考えられる)、ヒスパニック、ジャマイカ、日本人などである。彼らの職業は映画などのメディアで表現されるようなステレオタイプに基づいている。ちなみに日本人はヤクザ(Yakuza)として登場し、彼らの車、「Yakuza Stinger」(カラーリングは白と赤。日の丸をイメージしていると思われる)に乗って現れる。
[編集] リバティーシティーにおける手配レベル
ゲーム中には指名手配レベルというものがあって犯罪を起こしている所を警官に見つかると指名手配度が上がり、追って来る警官を殺すなどの犯罪を犯し続けることでさらに警察の手配が厳しくなってゆく。指名手配度は最大“6”まで上がり、SWATやFBI、果ては軍隊まで動員される。犯罪行為を前提にするとはいえ、無闇に罪を犯すとペナルティがあるというわけである。“1”の段階なら警察から一定時間姿を隠すと“0”に戻るが、“2”以上になると警察を振りきっても下がらなくなる。手配は主に各地にある塗装屋で車両の色を塗り替えることで、一瞬にして“0”の状態に戻すことができる。
手配レベル1
★☆☆☆☆☆
近くにいる警官が1名、素手で殴りかかってきたりパトカーでこちらを追いかけて来たりする。また車の上に乗ると素手から拳銃に持ち替えて攻撃してくる。人気の無い場所なおかつ警官に追いかけられていなければ自然に解除される。
手配レベル2
★★☆☆☆☆
警官がピストルに切り替えてこちらに撃ってくる。パトカーも少々本気で追いかけてくる。賄賂というアイテムを拾うか塗装屋で車の色を塗り替えなければ手配解除は出来ない。
手配レベル3
★★★☆☆☆
警官がバリケードを張ったりパトカーで本気で体当たりしてくる。ヘリも登場して機銃を撃ってくるがヘリの入って来れない狭い場所に入るとそれ以上追いかけて来ないで一旦引き返す。
手配レベル4
★★★★☆☆
SWATが出動してウージーで攻撃してくる。 パトカーも異常な速度で主人公を追い詰める。
ここからは先は一定条件を果たした場合に上がる。
手配レベル5
★★★★★☆
警察だけでは主人公を逮捕する事が出来ない為、FBIが出動する事になる。 彼らの乗る車はパトカーの速度をはるかに超え、次々に体当たりしてくる。 また車の中にFBI捜査官が4人も乗っており、AK-47を装備している、ヘリも2機登場して主人公を追い詰める。
手配レベル6
★★★★★★
軍隊が出動する。機動力は軍用トラックや戦車が、軍用トラックは立ちふさがる車を一瞬で吹き飛ばし、戦車は立ちふさがる車を強制で爆破させる。また軍人はM-16を装備しており、強く、対策を立てておかなければ逃げ切る事は不可能。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 登場人物
斜体 は英語名、()内は声優名を表す。
[編集] 主な登場人物
- 主人公:クロード・スピード "Claude Speed"
- コロンビアン・カルテルの元幹部。冒頭でカタリーナとその部下とともに銀行強盗を行うが、カタリーナに裏切られ撃たれてしまい、動けなくなったところを警察に逮捕された。護送中に同乗していた東洋の老人を救出するためのコロンビアン・カルテルによる護送車襲撃の混乱に乗じ逃走。自分を裏切ったカタリーナに復讐する為にさまざまな組織の仕事に就く。
- 本作では名称が付けられておらず、声優もいないが、ドナルド・ラブのミッション中に「動くな!」としゃべっている。因みに『Grand Theft Auto: San Andreas』で本名が「クロード・スピード」であることが分かる。サンアンドレアスに一時期滞在していた為、主人公CJとも面識がある。
- マリア Maria Latore (Debi Mazar)
- サルバトーレの愛人で、毎日遊んでいる。ドラッグなどが好きだが卑劣なサルバトーレが嫌いになり主人公に好意を持つようになるが、それが原因でサルバトーレに命を狙われる事に。アスカとは友人で、ポートランドから逃亡する際に頼ることになる。後にミゲールの監禁されている建設現場に顔を出すが、主人公不在のスキにカタリーナによって誘拐されるも、主人公によって救出される。なお、スタッフロール中では彼女の声をさえぎって突然銃声が聞こえてくるが、これは主人公がマリアを射殺したのか、発砲して黙るように脅したのかはプレイヤーの解釈に委ねられている。『Grand Theft Auto: San Andreas』、『Liberty City Stories』にも登場。
- カタリーナ Catalina (Cynthia Farrell)
- コロンビアン・カルテルの幹部で主人公のかつての恋人。冒頭で主人公と銀行強盗を行った際、彼を裏切って逃走。女性だが卑劣で残酷な性格。物語後半では自分に報復する可能性がある主人公に対し処刑部隊などを送り込み、彼を始末しようとするが失敗。最終決戦にて追い詰められヘリコプターで逃走しようとするが、主人公のロケットランチャーの攻撃により撃墜され、ダムの藻屑と消える。『Grand Theft Auto: San Andreas』にも登場。
- サルバトーレ・レオーネ Salvatore Leone (Frank Vincent)
- ポートランド・セントマークス一帯を支配するマフィア「レオーネファミリー」の首領。冷酷な性格で邪魔者は全て始末する。幹部達から与えられる数々の仕事をこなす主人公を気に入り、当初はファミリーに入れようとしていたが、マリアに「(主人公と)付き合っている」と伝えられたことから嫉妬し、罠にかけて始末しようとするも失敗、逆に主人公によって暗殺される。妻とは死別していて、ジョーイの父でもある。『Grand Theft Auto: San Andreas』、『Liberty City Stories』にも登場。
- ルイージ・ゴテレッリ Luigi Goterelli (Joe Pantoliano)
- レッドライト地区でナイトクラブ「セックスクラブセブン」を経営しているレオーネファミリーの幹部。縄張りが重なるためかディアブロと抗争している。物語中最初に主人公のボスとなる相手。ミスティという女がいる。
- トニー・シプリアーニ Antonio "Toni" Cipriani (Michael Madsen)
- レオーネファミリーの幹部で取り立て係であり、『Grand Theft Auto: Liberty City Stories』の主人公でもある。気が短いがマザコン。トライアドと縄張り関係で抗争している。母親はセントマークスにてレストランを経営している。
- ジョーイ・レオーネ Joey Leone (Michael Rappaport)
- レオーネファミリーのアンダーボスでサルバトーレの息子。普段はトレントンの自動車修理工場で働いている。フォレッリファミリーと昔からのいがみ合いで抗争している。趣味は銀行強盗や現金輸送車強奪。かつては『Grand Theft Auto: San Andreas』の主人公CJの雇い主でもあった。
- エイトボール 8-ball (Guru)
- 爆弾のエキスパートであり、レオーネファミリーの一員。護送車襲撃の際、主人公と一緒に護送車から逃走、自由の身となる。リバティーシティの各地に爆弾屋のガレージを持っており、その中に駐車することで、車両に街ごとに違う起爆方式の爆弾を仕掛けることができる。
- アスカ・カサイ Asuka Kasai (Liana Pai)
- ヤクザの組長でストーントンアイランドの海岸近くのマンションに住んでいる。マリアの旧友で、ポートランドから逃げてきたマリアをかくまう際に主人公と知り合う。主人公を立派な外国人と認め、様々な仕事を任せる。兄ケンジの暗殺犯人をミゲールだと思い込み、カルテルに復讐を誓う。利害が一致した主人公のためにミゲールを拷問し、カルテルに関する情報を得るが、主人公の復讐を恐れるカタリーナにより殺害される。兄より上の立場である。
- ケンジ・カサイ Kenji Kasai (Les Mau)
- ヤクザの若頭。トーリントンにてカジノを経営している。礼儀を重んじる男で、主人公に仕事の依頼をする時も礼に始まり、礼で終わる。ヤーディーズ、カルテルと抗争している。会合中、ドナルドの依頼を受けてカルテルの車に乗った主人公により暗殺された。その際にアスカ(正確にはケンジの取り巻きの生き残り)は主人公の偽装にまんまと騙され、カルテルに復讐を誓うことになる。
- ミゲール Miguel (Al Espinosa)
- 常にカタリーナと行動しているコロンビアン・カルテルの幹部。組員の指導者的存在だが、実際はカタリーナのただの太鼓持ちのような扱いである(その座にも主人公の後釜として着いたに過ぎない)。主人公にケンジ殺しの罪を着せられてしまう。主人公がカルテルに奪われたブツを奪還するために建設現場を襲撃した際、主人公に不意をつかれ銃を突きつけられ、進退きわまったカタリーナに裏切られてしまう。さらにその直後到着したアスカに拷問され、何もかもぶちまけてしまう。後にカタリーナによってアスカ共々殺害される。
- ドナルド・ラブ Donald Love (Kyle MacLachlan)
- 数々のラジオ局を運営するラブ・メディアの社長。趣味は偽札造り。エイブリーの元付き人。高層ビルが立ち並ぶストーントンアイランドの中でも群を抜いて高い超高層ビルに事務所を構えており、屋上にある東洋風の庭園で主人公に仕事の依頼の話をする。レイの命により汚職の証拠を抹消され、窮地から救われたため主人公に感謝している。知人に東洋の老人がいるが詳細は不明。主人公に最後の仕事をさせた直後、謎の失踪を遂げた。『Grand Theft Auto: Vice City』、『Liberty City Stories』にも登場。
[編集] その他の登場人物
- レイ・マショウスキー Ray Machowski (Robert Loggia)
- 警察本部の汚職警官。ヤクザのスパイでアスカに雇われている。性格の卑劣さのせいか相棒に裏切られている。CIAに目をつけられている為、公園の公衆便所で主人公に保身の為の仕事を依頼する。その後CIAに追われ、マイアミに逃げる。
- エル・ブッロ El Burro (Chris Phillips)
- ヘップバーン・ハイツを仕切るヒスパニック系ギャング「ディアブロ」のボス。主人公の前に姿を現すことはなく、電話で仕事の依頼をする。自身が制作・監督のポルノ映画に出演しており(『Grand Theft Auto: Vice City』において、リカルド・ディアスが彼のビデオを所持していた)、その仕事を邪魔する者たちの始末を主人公に依頼する。『Grand Theft Auto』にもボスとして登場している(名前のみ)。
- キング・コートニー King Courtney (Walter Mudu)
- ニューポート付近を縄張りとするジャマイカ系ギャング「ヤーディーズ」のボス。エル・ブッロと同じく姿は見せず、電話で主人公にコンタクトを取ってくる。ミッションは何故か車に関係するものばかりである。なお、最後のミッション「Kingdom Come」では、彼の指令どおりに指定された車に乗ると、実はカタリーナの罠だったことが分かる。このため電話は本人ではない、あるいはカタリーナに雇われ主人公を始末しようとしたと思われる(彼自身が何らかの形でカルテルとつながっている可能性もある)が、真相は定かではない。
- D-アイス D-Ice (Walter Mudu)
- ウィチタ・ガーデンのローカルギャング「レッドジャックス」のリーダー。やはり電話のみで主人公に仕事の依頼をする。同じくフーズでスパンクに手を出している「ナインズ」に対しライバル意識を抱いている。
- ミスティ Misty (Kim Gurney)
- ルイージ・ゴテレッリが経営する「セックスクラブセブン」で働く娼婦。またジョーイ・レオーネの情婦でもある。ヘプバーンハイツのアパートに住んでいる。
- ミッキー・ハムフィスツ Micky Hamfists
- レオーネファミリーの幹部で、ルイージと共にセックスクラブセブンを経営している。
- マー・シプリアーニ Ma Cipriani (Sondra James)
- トニーの母親。セントマークスにてレストランを営んでいる。息子のトニーに対して非常に厳しく、ことあるごとに彼に対して罵声を浴びせる。物語中に姿を見せることはないが、主人公や客がいる前でも構わず怒鳴り込んでくる。『Grand Theft Auto: Liberty City Stories』にも登場。
- マイク・フォレッリ Mike "Lips" Forelli
- フォレッリファミリーの一員(地位は不明)。ジョーイから借りた金を返さないため、見せしめとして主人公に車に爆弾を仕掛けられ爆死する。
- リー・チョン "Chunky" Lee Chong
- チャイナタウンの「Punk Noodles」で働くコック。カルテルとスパンクの売買を行っている。ジョーイの命を受けた主人公により殺害される。
- カーリー・ボブ Curly Bob (Hunter Platin)
- ルイージのセックスクラブセブンでバーテンダーとして働いている。カタリーナからスパンクを譲り受けてはカルテルにレオーネファミリーの内情を漏らしており、そのことをかぎ付けたサルバトーレの命を受けた主人公により粛清される。
- マーティー・チョンクス Marty Chonks (Chris Phillips)
- トレントンにてドッグフード工場「Bitch'N'Dog Food Factory」を経営している。経営が苦しく金に困っており、工場の外にある公衆電話を通じて、主人公に様々な人物を連れてくるよう依頼しては、その死体の始末を任せてくる。自ら手に掛けた妻の愛人のカールにショットガンで撃たれ死亡。
- カール Carl
- マーティーの妻の愛人。貸した金を返さないマーティーに業を煮やし、言い訳をしようとする彼を殺害する。
- レオン・マッカーフリー Leon McAffrey
- レイの元同僚で、同様に悪徳警官。レイの悪事を警察に密告しようとするが、裁判で証言する前に主人公により部屋に火をつけられる。一命は取り留めたものの、救急車で搬送中に再び主人公に襲われ死亡。『Grand Theft Auto: Liberty City Stories』にも登場。
- 東洋の紳士 Oriental Gentleman
- ドナルドの知人というほかは名前・素性が一切不明のアジア系の老人。冒頭で護送中にカルテルにより拉致され、アスパトリアにあるカルテルのアジトに監禁されていたが、主人公によって救出される。何故逮捕されたのか、また何故カルテルに拉致されたのかは謎。ドナルドに太極拳らしきものを指導していたり、カルテルや警察とやり合いながら装甲バンを運転するなど、かなりの多芸のようである。
- フィル・キャシディ Phil "the One Armed Bandit" Cassidy (Hunter Platin)
- ニカラグアにおいてのレイのかつての戦友。左腕を失くしていながらアサルトライフルを撃つという離れ業を持ち、「"Phil the One Armed Bandit"(片腕の傭兵フィル)」の異名を取る。ロックフォードの外れで軍用銃器を取り扱う店「Army Surplus」を営んでいる。かなりの軍マニアで、敷地内は店というよりほとんど軍施設に近い。戦争中に腕を失くしたと主張するが……。今作ではミッション一つだけに登場するただのサブキャラだが、後に『Grand Theft Auto: Vice City』、『Vice City Stories』、『Liberty City Stories』にもやはり闇武器商として登場する重要な存在である。
[編集] ラジオ局・サウンドトラック
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[編集] 外部リンク
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メインタイトル | GTA - GTA2 - GTA3 - GTAVC - GTASA - GTA4 |
外伝的作品 | GTAAdv - GTALCS - GTAVCS |
舞台 | リバティーシティ - バイスシティ - サンアンドレアス |
サウンドトラック | GTA3st - GTAVCst - GTASAst - GTALCSst - GTAVCSst |