Tama (ベーシスト)
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Tama(たま、1974年4月27日 - )は、日本の男性アーティスト。本名は白玉 雅己(しらたま まさみ)。 デビュー時のアーティスト名はシラタマ。インディーズ時代は玉。
1999年にポルノグラフィティのベーシストとしてデビュー。 『サボテン』、『幸せについて本気出して考えてみた』、『渦』、『ラック』など数々の曲を作曲。 2004年6月に「自身の追及」のため脱退を表明、7月発売のベストアルバムを最後にポルノグラフィティを脱退した。以降はソロで活動する。
主にベース、トランペット、ギター の3つの楽器を演奏する。所属事務所はアミューズ、所属レコード会社はSME Records。
ポルノグラフィティの新藤晴一とは小学校・中学校時代の同級生である。
目次 |
[編集] 略歴
- 1974年 広島県因島市(現・尾道市)に生まれる。
- 1991年 岡野昭仁、新藤晴一らとバンド結成。文化祭にてライヴを行う。
- 1994年 大阪にてバンド活動開始。専門学校に通い本格的に音楽を学ぶ。
- 1997年 SME及びアミューズと契約。デビューに向けて東京に活動拠点を移す。
- 1999年 9月8日 ポルノグラフィティとして『アポロ』にてメジャーデビュー。
- 2000年
- 2001年
- エフティ資生堂「ティセラ・トコナッツ・ココナッツ」のCMに出演。
- アーティスト名をシラタマからTamaへ変更。
- 2002年
- NHK紅白歌合戦に再び出場。
- 2003年
- 2004年
- 2005年
- 12月21日 ソロデビューアルバム『Great Pleasure』を発売。
- 12月24日 初のソロライブ『Tama/Great Pleasure Night』を新宿コマ劇場にて行う。
- 2006年
- 11月1日 1stシングル『Metal Cool』発売。
- 12月5日 2ndライブ『Tama/Metal Cool Night』をSHIBUYA-BOXXにて開催。
- 12月15日 オフィシャルページにて2ndライブのダイジェスト映像を配信。(~1月31日)
- 12月20日 『The songs for DEATH NOTE the movie~the Last name TRIBUTE~』に参加。
- 2007年
[編集] プロフィール
- 本名:白玉 雅己(しらたま まさみ)
- 生年月日:1974年4月27日
- 愛称:Tama、Tamaちゃん、カサ男
- 星座:牡牛座
- 血液型:O型
- 身長:173cm
- 体重:64kg
- 出身地:広島県因島市(現・尾道市)
- 学歴:弓削商船高等専門学校中退(4年次修了、高卒資格有)
- 趣味:音楽
- 家族構成:妻・子
- 好きなミュージシャン:Billy Joel、BLANKEY JET CITY
- 好きな小説:星の王子さま(サン・テグジュペリ)
- 使用楽器
- Fender Customshop Custom Jazz Bass built by Mark Kendrick(ソロ後のメイン)
- Fender Jazz Bass '63(1963年オリジナルモデル)
- Fender Custom Jazz Bass Tama ver.(ポルノグラフィティ在籍末期時のメイン)
- Fender Jazz Bass '74
- Fender Custom Jazz Bass
- Fender Custom Classic Jazz Bass V
- Line6 VARIAX ACOUSTIC 700
- エフェクター
- Roger Mayer VooDoo-Bass
- Providence PCE-1(晴一使用のものと同モデル)
- BOSS Digital Delay DD-6
- BOSS Noise Suppressor NS-2
- EBS OctaBass
- EBS MultiDrive
- MORLEY PEDALS Dual Bass Wah MODEL PBA
- アンプ (ソロアルバムレコーディング時)
- Ampeg B-15 (Vintage)
- Ampeg B-15
[編集] Tamaに関するエピソード
- 彫りの深い顔とカサカサな唇が特徴
- インディーズ時代、くまのプーさんのTシャツを着てライブをしたことがある。
- 運動すると逆にストレスが溜まるらしい。
- 好きな言葉は「くそくらえ!」だが、言われて嬉しい褒め言葉は「紳士的だね」。
- 子供の頃マフィアに憧れていた。
- 高校時代は不良に一目おかれる存在だったらしい。
- 高校には船で通っていたが、出航した船を呼び戻したことがある。
- 母親が美容師で、実家は美容院。
- 自称「悪キャラ」だが、実際は「いじられキャラ」。
- 愛称が「カサ男」なのは、唇がカサカサだからという意味らしい。(サポートメンバー談)
- そのためポルノ時代のライブでも何度かメンバーの2人からいじられていた。
- 2004年9月結婚、そして2004年12月に子供(男児)誕生。生まれた瞬間は泣いて喜んだ。
- 2005年11月に因島で行われたポルノグラフィティの凱旋ライブに自身のコメントを送った。
- 最近ハマっていることは『何も考えずに一人旅』。
- ポルノグラフィティ脱退後はメディアへの露出が極端に減った(ラジオや一部の音楽雑誌のみ)為、2人組からのポルノファンになった人たちの中には「音楽界からいなくなった」と思っていた人もいたようである。
- 片手鍋1つだけを持って家出したことがある。
[編集] 音楽に関するエピソード
- 音楽がやりたい一心で家出。小さな鞄とフライパン一つで大阪で一人暮らしをしていた晴一の家に転がり込んだ。
- 大阪時代、晴一が働いていたバーで、マスター公認で開店前にピアノを弾かせてもらっていた。
- ベース演奏時はスラップ奏法を駆使する。
- インディーズ時代、なにかの大会で“ベスト・ベーシスト賞”を受賞したことがある。
- アーティスト名は『玉→TAMA→シラタマ→Tama』となっており、一貫性がある。
- トランペットを習っており、ポルノグラフィティのファンクラブ限定ライブなどでもその腕を披露している。
- ポルノ時代はほぼ作曲のみであったが、ポップな曲からへヴィな曲、バラードと非常に幅が広く、その楽曲は現在でも人気が高い。
- ポルノグラフィティ脱退の理由は『自身の追及のため。また、自分のペースで好きな音楽を作りたくなり、自分の力でファンの人たちに今までもらってきたもののお返しをしたくなったからで、けっして仲が悪くなったわけではない。メンバーの2人には迷惑をかけて申し訳ないと思っている。』と発言している。
- Tama脱退後にリリースされた『シスター』はTamaのことを歌っているのではないかと言われることがあるが、作詞者の新藤晴一は否定している。
- 昭仁と(知り合いの)結婚式会場で音楽について話し合う、晴一が自身のラジオでTamaのソロ楽曲を取り上げて放送するなど、現在でもメンバーの2人とは仲が良い(尚、そのときの晴一の曲の紹介のしかたが「てぃ~え~えむえ~、Tamaちゃんのソロデビューシングルです」だった)。
- ソロ初のライブではトランペットをメインに演奏、ギターも弾いた。ポルノ時代の曲『サボテン~X'mas ver.~』も披露した。
- 自身のラジオで、自らの音楽のルーツはU2やエクストリーム、BLANKEY JET CITYだと語っている。
[編集] ディスコグラフィ
[編集] アルバム
- 『Great Pleasure』 (2005年12月21日) ※初回盤のみPVと特典映像を収録したDVD付
- Tama本人はベース、トランペット、ギター、コーラスを担当した。
- 新型ミクスチャーインストアルバムというジャンルになっている。
- アレンジャーに井上ヨシマサや福富幸宏を迎えた。
- SOUL'd OUTのDiggy-MO'とBro.Hiによるグループ・Emcees Premium Extra(エムシーズ・プレミアム・エクストラ/通称E.P.E)と、wyolicaのヴォーカル・azumiが参加。
- 『Natural Born』 (2007年6月20日発売予定)
[編集] シングル
[編集] 参加作品
- rie 『-blue-』 (2004年11月10日) - 10曲目『SHANDRA』 ※レコーディングは2002年
[編集] ポルノグラフィティ時代
[編集] シングル
- 『アポロ』 (1999年9月8日)
- 『ヒトリノ夜』 (2000年1月26日)
- 『ミュージック・アワー』 (2000年7月12日)
- 『サウダージ』 (2000年9月13日)
- 『サボテン』 (2000年12月6日)
- 『アゲハ蝶』 (2001年6月27日)
- 『ヴォイス』 (2001年10月17日)
- 『幸せについて本気出して考えてみた』 (2002年3月6日)
- 『Mugen』 (2002年5月15日)
- 『渦』 (2003年2月5日)
- 『音のない森』 (2003年8月6日) ※初回盤のみDVD付
- 『メリッサ』 (2003年9月26日)
- 『愛が呼ぶほうへ』 (2003年11月6日)
- 『ラック』 (2003年12月3日) ※完全限定生産盤・DVD付
[編集] アルバム
[編集] DVD
- 『Tour 08452 ~Welcome to my heart~』 (2000年9月6日) ※VHSも発売
- 『Porno Graffitti Visual Works OPENING LAP』 (2001年3月14日) ※VHSも発売
- 『"BITTER SWEET MUSIC BIZ" LIVE IN BUDOKAN 2002』 (2003年3月26日)
- 『"74ers" LIVE IN OSAKA-JO HALL 2003』 (2004年3月24日)
[編集] レギュラー番組
[編集] ライブでのサポートメンバー
- YOKAN(1stライブでサックスを演奏)
- 大渡亮(Do As Infinityのギタリスト、現在はミサイルイノベーションで活躍中)
- nang-chang(ポルノグラフィティ時代からのサポートメンバーで旧知の仲)
- 菊地英二(元THE YELLOW MONKEYのドラムスで通称ANNIE)
- 須藤豪(現MISIAのサポートメンバー)
など
[編集] 全作曲活動
- 『ジレンマ』(ポルノグラフィティのライブでアンコールのラスト1曲となっている)
- 『Jazz up』(インディーズの頃から演っている曲の1つ)
- 『ライオン』(Jazz up同様インディーズのころからの人気曲の1つ)
- 『デッサン#1』
- 『ラビュー・ラビュー』(ラジオ限定で弾き語りヴァージョンが披露された)
- 『PRIME』
- 『冷たい手~3年8ヶ月~』(Search the best wayのフルアレンジヴァージョン)
- 『Search the best way』(ポルノ時代唯一の作詞/作曲を同時担当した作品)
- 『サボテン』(シラタマ作曲による初のシングルA面)
- 『ダイアリー 00/08/26』(「大事になときにいつか演ろう」ということで作られた曲)
- 『サボテン sonority』(サボテンのアレンジヴァージョン)
- 『グァバジュース』
- 『オレ、天使』(ミュージックステーションで披露されたこともある)
- 『オレ、Cupid』(Cupidツアーのみで演奏)
- 『夜明けまえには』
- 『別れ話をしよう』
- 『幸せについて本気出して考えてみた』(Tama名義による初のシングルA面)
- 『幸せについて本気出して考えてみた(アルバムバージョン)』
- 『敵はどこだ?』
- 『ハート』(ライブでやると泣く人が出るとまで言われるバラード)
- 『ニセ彼女』
- 『ビタースイート』(5th LIVE CIRCUIT "BITTER SWEET MUSIC BIZ "の元になった曲)
- 『夜はお静かに』
- 『Go Steady Go!』(FIFAワールドカップNHK公式イメージソング)
- 『渦』 (テレビ朝日系ドラマ『スカイハイ』主題歌)
- 『CLUB UNDERWORLD』
- 『素晴らしき人生かな?』(本人曰く『渦』の子分らしい)
- 『月飼い』
- 『ラック』 (オリコン初登場1位)
- 『Anotherday for ""74ers""』
[編集] 外部リンク
- Tama official site
- AMUSE ARTIST FILE (Amuse公式サイト)
- Sony Music Online Japan (SME公式サイト)
- ポルノグラフィティ (SME公式サイト)