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DEATH NOTE

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

Disambiguationこの項目では漫画作品のデスノートについて説明しています。映画作品についてはデスノート (映画)を、アニメ作品についてはDEATH NOTE (アニメ)をご覧ください。


DEATH NOTE
ジャンル サスペンス少年漫画
漫画
原作・原案など 大場つぐみ
作画 小畑健
出版社 集英社
掲載誌 週刊少年ジャンプ
発表期間 2003年12月 - 2006年5月
巻数 全13巻(うちガイドブック1巻)
テンプレート使用方法 ノート
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DEATH NOTE』(デスノート)は、原作・大場つぐみ、作画・小畑健サイコサスペンス漫画である。2003年12月から2006年5月まで、「週刊少年ジャンプ」(2004年1号 - 2006年24号)に連載された。

また、これを原作とする実写映画小説アニメゲーム作品、および作中に登場する架空のノートを指す場合もある。


注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。


目次

[編集] 概要

2003年8月に、「週刊少年ジャンプ」へ掲載された読み切り漫画が元になっている。 名前を書かれた人間は死んでしまうという死神のノート「デスノート」を偶然手に入れ、それを使って犯罪者を次々と粛清していく主人公・夜神月(やがみ ライト)と、大量殺人犯として月を追う名探偵・L (エル)との闘いを描いた物語である。

単行本は初版100万部(漫画単行本最速記録)の売り上げを記録している。2004年の売り上げは、発売から1年目で年間ベスト10に入った。また、12巻までの累計発行部数は2530万部を突破した。

[編集] 特徴

この作品の特徴は、「週刊少年ジャンプ」に掲載されている作品の多くが最大のテーマとして扱っている「ジャンプ三原則」の「友情努力勝利」という三大義を、非常に歪んだ形で表現していると評価されることである。[要出典]

友情を犠牲にしてでも、努力していかに相手を出し抜き勝利するか」という物語性から、「週刊少年ジャンプ」にふさわしくないとの意見が一部から寄せられていたという。[要出典]努力があるかどうかも賛否はある(一応、作者両氏は努力もあるとコメントしている)。

[編集] 作風

作品の中には、裏の裏の裏を読むといった「知能戦」や「心理戦」が中心にある。これに類する他作品としては、『ジョジョの奇妙な冒険』、『遊戯王』などが挙げられる。手法としてはミステリーなどで使われる一種の倒叙の形式になっており、夜神月とそれを追うL、メロ、ニアが互いを追いつめる要素がこの作品の見所の一つといえる。また、テンポが重視され、ドラマやメッセージ性は意図的に極力削ぎ落とされている。

[編集] 注目点

ストーリーにおいて特筆すべきは、主人公が犯罪者であり、悪役の視点で物語が進行している点である。ただし、最終回では彼が必ずしも悪かどうかは断定せず、正義とは何か、という謎を読者に問いかける形で終っている。 さらに重要なのは、大量殺人者であるキラが、「神にも救世主にもなりうる」ということである。月は私利私欲のためにデスノートを使うことはなく、犯罪者を裁くために使用しており、それゆえキラの存在を単純に「悪」と言い切るのは難しい。死刑制度犯罪被害者の今後のあり方、刑罰厳罰化など、今日の社会が持つ闇の部分にスポットを当てた作品とも言える。月や魅上は世間一般の感覚からすれば、善人の部類に入ると考えられる人間だが、デスノートの力を手にすることによって、いとも簡単に大量殺人に手を染め、それを正当化してしまう人間の心の闇もまた描かれている。絶対的正義の否定や法律の存在意義を暗に考えさせる部分もみられ、映画版においては法律を独善の対極にある存在として描かれている。このことから、異色作と評価されることが多い(ただし、作品終了後のインタビューでは作者である大場つぐみ・小畑健両人は善悪論をテーマとは考えておらず、各読者が個人で考えるべき事という要旨の発言をしており、両氏とも個人的な考えでは月を悪だと言い切っている)。

また、探偵側・犯罪者側のどちらも、一般人の常識に捉われておらず、ただ自己の信念のために戦っている。際立ったカリスマ同士のバトルであることも、本作の大きな特徴といえる。

[編集] 問題点

中国遼寧省瀋陽市で、死のルールなど本作品の設定を再現して作られた『DEATH NOTE 死亡筆記』というノートが文房具店などで販売されたことがある。 このノートが話題となり、主にこれを購入した漫画読者などが、ストレス解消などの理由で、漫画の設定をまねて「気に入らない人の名前」を書き込み、そのことが中国国内で社会問題になった。

これが「興味本位で『デスノート』という設定をまね、死を『スリルのある遊び』として扱った」などと紹介されたことで、中国をはじめ海外の人々から、販売されたノートよりも本作品そのものが批判を浴びる事態となった。この事件はインターネットのウェブサイトなどを介して伝えられ、日本の『DEATH NOTE』読者の間でも話題になったが、さほど問題視されるには至らなかった。

その理由に、問題のノートが中国製の海賊版商品であったことがある。近年、海賊版の商品について広く問題となっていることで、日本では、作品の問題性よりも前者の方が重視される結果となった。また、国内で流れた情報が少なかったために、「『デスノート』が実際に商品として発売された」という、あまり具体性のない個所ばかりが注目されたためと思われる。

なお、日本でもUFOキャッチャーの景品などとしてレプリカのメモ帳・ノートなどが入手できるが、これは情報が少なすぎることや、先述の事件ほど堂々と販売されているものではないため、現在のところ特に問題は発生していない。

[編集] ストーリー


注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。


[編集] 第一部

page.1~page.59(単行本1巻~7巻)、アニメ版:1話~26話

「このノートに名前を書かれた人間は死ぬ」

高校生・夜神月(やがみ ライト)は、死神リュークが落としたデスノートを手に入れる。犯罪者ゼロの理想の新世界を作るため、月は、世界中の犯罪者の名を次々とノートに書き込み抹消していく。やがてその存在に気付いた大衆は、殺し屋=Killer の意味から「キラ (KIRA) 」と呼び始め、キラを「」と崇拝する者まで現れた。自らの行為を正義と信じる月は、新世界の神として世界をコントロールしていく。

一方、キラの存在を察したICPO(インターポール)は、手がけた事件は必ず解決に導くとされる「L(エル)」と呼ばれる謎の探偵にキラ事件の調査を依頼。Lは、全世界の警察を掌握できる唯一の存在であり、その本名はおろか、居場所も顔も一切謎に包まれている。

キラを「悪」と考えるLは、綿密な方法で「キラが日本の関東にいること」を証明し、日本に捜査本部を設けキラに挑む。こうして二人は、お互いの正体を暴く為に、それぞれの正義を掲げて対立することになる。

[編集] 第二部

page.60~page.108、単行本7巻~12巻

第一部の終了から5年後の2009年、2代目Lとなっていた月はキラとして、警察の裏のトップとして世界の本格的な改革に乗り出す。キラとLの見せ掛けの勝負を演出する裏で、月は世界中のキラ信者を確実に増やしていく。

Lの死の直後、養護施設ワイミーズハウスで「Lの後継者」として育てられたニアメロにLの死が告げられていた。その後、ニアを中心にアメリカでSPK(Secret Provision for KIRA)(キラ対策本部)が設立される。

そして、謎のマフィアによって夜神粧裕(月の妹)が誘拐され、警察庁の保持するデスノートとの交換が要求される。この事件の対処にSPKも加わるが、月指揮の下、ノートは奪われてしまう。SPKの中心人物・Nは2代目Lである月の無能振りを批判し、アメリカでの2代目Lの実権は自分が握っていることを明らかにする。月はその後の調べによって、誘拐犯もNもLの後継者であるメロとニアであることを知り敵愾心を募らせる。メロはニアに勝つため、ニアはキラを捕まえるため、月は2人を殺すため、3者のプライドを賭けた戦いが始まる。

[編集] 登場人物

[編集] デスノートのルール

[編集] 基本ルール

  • デスノートに名前を書かれた人間は死ぬ。
  • 書かれる人物の顔が頭に入っていないと効果は無い。
  • ゆえに、同姓同名の人間に一変に効果は得られない。通称名などでは不可。
  • 名前の後に人間界単位で40秒以内に死因を書くと、そのとおりになる。
  • 死因を書かなければ、すべてが心臓麻痺となる
  • 死因を書くとさらに6分40秒、詳しい死の状況を記載する時間が与えられる。
  • 二冊以上のデスノートに同じ人間の名前が書かれた場合、一番先に書かれたものが優先される。
  • デスノートから切り取ったページや切れ端などでもデスノートの効果は有効である。
  • デスノートに触れれば誰でもそのデスノートに憑いている死神を見ること、話すことが出来る。
  • 所有権を持たない者でもデスノート、もしくはその切れ端に名前を書けば所有者と同等の効果を得ることが出来る。
  • いかなる方法を用いてもデスノートに名前を書かれた人物の死を取り消すことは出来ない。
  • 絵で顔を知っているだけの人間は、デスノートで殺すことは出来ない。ある程度鮮明な写真や映像なら殺せる。
  • 原則的に人の寿命を延ばすことはできないが、稀に間接的にではあるが寿命が延びるケースがある。
  • デスノートはどれだけ使ってもページが尽きることはない。
  • デスノートに書く物質は、文字として残れば、何でも可能である。

[編集] 死因を書いた場合

  • 記された死因での死亡となる。
  • 死因を書いてから人間界単位で6分40秒以内に死に至るまでの詳細を書くと、その人間の死まで物理的に可能な範囲で操ることができる。可能な範囲でない書き方をした場合書いた事柄を無効としすべて心臓麻痺で死ぬ。
  • 死因を書いてから人間界単位で6分40秒以内ならば、死の詳細の行動を変更することが出来る。ただし、対象が死んでから書き換えた場合は無効となる。
  • 先に書いておいた死因や死に至るまでの詳細の前に名前を書き足しても有効(約19日以内)。
  • 第三者を直接死亡させるような死因や死に至るまでの詳細は効力がなく、第三者の死亡がない形での心臓麻痺による死亡になる。
  • 死の直前の行動の中で対象者が死の直前に第三者を攻撃することは可能であり、攻撃を受ける者の死の状況をデスノートで示せば致命傷になりえる(ただし、直接的な表現では心臓麻痺になる場合がある)。
  • 対象者だけが死亡するような詳細で、第三者の動作が関連して死ぬ場合は有効。
  • 殺しの対象者が知りえない情報を使う、または行い得ないことをさせることは不可能。ただし自殺は有効であり、誰もがする可能性があるとされ、考えもしないことには入らない。
  • 日時を指定した上で操って殺せるのは23日以内。23日以上かかるような病気で死亡させる場合は例外。ただし日にちの指定を行えば無効になる。明らかに無理が生じるようであれば心臓麻痺となる。

[編集] 所有権の解説

  • デスノートは人間界の地に着いた時点で人間界のものとなる。
  • デスノートを所有している限りそのデスノートの元々の所有者であった死神が人間に憑く。
  • 所有権を持たない状態でデスノートの記憶を取り戻すにはデスノートに触れているしかない。その後離せば再び記憶を失う。
  • 一度所有権を放棄しても再び所有権を得ることは可能である。

[編集] 所有権が複数ある場合

  • 所有権を放棄しても1つでもデスノートが残っていれば記憶は消えない。
  • 所有権を放棄したデスノートに憑く死神の姿は認知できなくなる。

[編集] 死神のルール

[編集] 基本的なルール

  • 死神は、デスノートを最低1冊は必ず所有していなければならない。
  • 死神は、人間をデスノートで殺すと、その人の寿命と現在の年齢の差分を自分の寿命として得ることが出来る。
  • 死神は所有者及びデスノートに触れられた者で見える人間の名前を、他の人間に教えてはならない。
  • 死んだ死神を認知できていた人間でないと死んだ死神のデスノートを見たり触れたりすることは出来ない。
  • デスノートの元持ち主である死神は、そのデスノートでの死の手伝いや妨げになるような行為は基本的にはしないが、それぞれの性格による。
  • 死神界では死神大王がデスノートの管理を行っている。
  • 基本的にデスノートは死神一匹につき、1冊のみ。
  • デスノートの所有者が、所有権を持たない人間にノートを貸した場合でも、死神はあくまで所有権のある人間につかなければならない。
  • 死神が特定の人間に好意を持ち、その人間の寿命を延ばすためにデスノートを使用した場合、死神は死ぬ。
  • 死神が死んだ場合、その死神はその場で砂のように崩れ落ち、肉体は消える。しかしデスノートは残る。その際、所有権は次に触れた死神に移るが、基本的には死神大王に返上すべき。
  • 死神が人間界で何かしらの違反行為なるものを犯した場合、死神界でその違反行為の悪度によって罰が下される。罰は、「特級」から「8級」までで、「3級」以上は死罪になりうる。
  • 死神はむやみに人間界に居てはならない。人間界に居て良い場合は、デスノートを渡す人間を人間界単位で82時間以内で物色する場合、自分に所有権があったノートを人間に譲渡したとき、など多々理由がある。
  • デスノートを持っている限り、自分が死ぬまで元持ち主である死神が憑いてまわる。
  • デスノートの使い方や、それを持つ人間に発生する掟を死神が全て説明する義務はない。
  • 人間に憑いた死神が死ぬことは考えにくいが、死んだ場合、その死神が人間界に持ち込んだデスノートの効力に変化は生じない。
  • 死神にも性別があるが、基本的に交尾はしない。また、人間との性行為は禁じられている。

[編集] 死神の目

  • 死神は人間の顔を見るとその人間の名前と寿命を見ることができる。
  • デスノートの所有権を持つ人間は、自分についている死神に自分の余命の半分と引き換えに、死神の目を手に入れることができる。これを死神の目の取引という。
  • 死神の目を持つ人間は、自分自身を含めてデスノート所有者の顔を見ても名前だけしか読むことができない(死神からは名前と寿命の両方が読める)。
  • デスノートの所有権を放棄すると死神の目を失い、寿命も元には戻らない。
  • 既に死んでいる人間の写真等を見た場合、名前も寿命も見えない。
  • 一度デスノートの所有権を失った場合、再び所有権を得ても再度取引しない限り死神の目を得ることは出来ない。
  • 再度取引する際には再び残りの寿命の半分を支払わなくてはならない。
  • 目の取引は一瞬で完了する。
  • 目の取引を行った場合、本来の視力に係わらず3.6以上の視力になる。
  • 稀に取引もしないで生まれながらに死神の目を持つ人間もいるが、その場合も上と同じ能力である。ただし取引自体することが無いので寿命の増減は無い。
  • 死神の眼球を持った人間の判別は、人間界のどんな医学や科学をもってしてもできないし、死神でもその人間と直接眼球の取引をした死神にしかわからない。
  • 人間界にデスノートがあることで、ある人間の人生が変わり、デスノートに書かれなくとも本来の寿命より前に死んでしまうことはある。それがどんな死に方であろうと、その場合、やはり死神の目には縮んだ寿命ではなく本来の寿命が見えることになる。
  • 死神の目で見える人間の名前は「その人間を殺すために必要な名前」であり、全ての人間に存在する。

[編集] 読み切り版

概要
2003年本誌36号掲載。『DEATH NOTE HOW TO READ 13』収録。
登場人物はDEATH NOTEの登場人物を参照。
ストーリー
中学生の鏡太郎は、下校途中に拾ったノートを日記帳代わりに使用する。その日いじめられた出来事を書くと、自分をいじめていたクラスメイト達が死亡してしまう。そのノートは、死神リュークの落としたデスノートだったのだ。
「過去の事件」との類似に気付いた刑事は、クラスメイトへの聞き込みを開始する。焦った鏡太郎は、「デスイレイサー」という消しゴムを使い、クラスメイトを生き返らせる。しかし、自分はノートを使っていないにも関わらず、再びクラスメイト達と刑事達が死んでしまう。
自分の周りに、もう一人ノートを使っている人間がいる事に気付いた鏡太郎は、その犯人の元へ急ぐのだった。
ノートのルール
ルールは「死因を書かなければ40秒で心臓麻痺」など、基本的に連載版と同様だが、以下の点が大きく異なる。
  • ノートを拾った者しか使えない。
  • ノートに名前を書いて対象が死んだ後でも、デスイレイサー-DEATH ERASERという消しゴムで名前を消せば生き返る。ただし、遺体が蘇生できる状態でなければ効果は無い。
  • ノートは38行60ページのノートで、使えばページは尽きてしまうが、死神に頼めば、新しいノートをもらえる。
  • また、ルール内には殺しの促進、助言等本編ではルールに含まれないような内容もある。

[編集] 単行本

[編集] 一覧

ジャンプ・コミックス 全12巻

  1. 退屈 (2004年4月発行)ISBN 4088736214
  2. 合流 (2004年7月発行)ISBN 4088736311
  3. 激走 (2004年9月発行)ISBN 4088736524
  4. 恋心 (2004年11月発行)ISBN 4088736710
  5. 白紙 (2005年2月発行)ISBN 4088737741
  6. 交換 (2005年4月発行)ISBN 4088737954
  7. 零  (2005年7月発行)ISBN 4088738306
  8. 的  (2005年9月発行)ISBN 4088738527
  9. 接触 (2005年12月発行)ISBN 408873887X
  10. 削除 (2006年2月発行)ISBN 4088740181
  11. 同心 (2006年5月発行)ISBN 4088740416
  12. 完  (2006年7月発行)ISBN 4088741315

公式ガイドブック

[編集] ジャンプ掲載時との修正点

特に、大きな修正点を述べる。

8巻のニアの顔
ジャンプ連載時には、登場したばかりのニアはギョロ目で周りが影で黒くなっており、薄ら笑みを浮かべていたが、単行本掲載時には、鋭い目つきで無表情の全く別の顔に修正されている。
9巻のリュークの台詞
ある人物が死亡した際、リュークは、ジャンプ掲載時には「天国に行った」と言っているが、単行本掲載時には「逝った」と、変更されている。この変更は、物語の最後に重要な意味を成してくる。
12巻の最後の一文
蝋燭を背景に書かれている英文は、単行本収録時により適切なものに変更された。


[編集] 単行本に収録されている各話のサブタイトル一覧

[編集] 余談

原作者の正体
原作者である大場つぐみは、本作品以外に活動実績がなく、詳細なプロフィールも不明であるため、「他の有名作家の別名である」という噂がインターネットを中心に囁かれている。詳細は、 大場つぐみの正体を参照。
パロディ
などのパロディ化されている。また、お笑い芸人やギャグマンガなどでのネタとして使われることも多い。(例として世界一受けたい授業2007年3月31日放送分にて茂木健一郎藤あや子のサイン入りのデスノートらしきものなど)笑点でも取り上げられたこともある。
Lのパソコン
作品中、Lが使用していたパソコンはすべてアップルコンピューター製のMacintosh(Mac)である。ノートマシーンはPower Book、デスクトップマシーンはPower Macであった。連載中、新機種が発表された場合は、その都度最新のマシーンに描きかえられている。逆に高校生時代の夜神月の使用マシンはNEC製品と見られるものが置かれていた。
不吉
本作の連載は108話で終わり、13日の金曜日13巻(公式ガイドブック)が発売された。このことは、公式ガイドブックにて意図的であったことが明かされた(数字の意味は煩悩十三恐怖症を参照)。
実写映画版の月のペン
作品中、ぺんてるの「TUFF」がシャープペンシルでプラチナの「ポケット」がボールペンとして使用された。また主に作中で利用されたのはボールペンであり、モバイルストアなどで販売されている。一般の文具店でも販売されている。
実写映画版の月の時計
作品中に登場する時計は後編公開に合わせ限定発売された(本編と多少の変更あり)。
モデルガン?
作品中、火口卿介が使用した回転式拳銃にはなぜかMADE BY KOKUSAIと刻印されている。コクサイとは日本のモデルガンメーカーである。

[編集] メディア展開

実写映画化、ライトノベル作家の西尾維新による小説化(2006年8月1日発売)、テレビアニメ化(2006年10月3日開始)、ゲーム化(2007年2月発売)、トレーディングカード化といったさまざまなメディアミックス展開が予定されている。 もともと集英社側が「実写映画・アニメ・テレビドラマ」の3つのメディアミックス展開を買ってくれるテレビ局を探したところ、日本テレビが買い取ったと言う。そのためテレビドラマ化もされるらしいが、実際のところは不明である。

実写映画
2部構成で製作され、同上の前編は2006年6月17日に公開、後編『デスノート the Last name』は同年11月3日公開。
Lを主人公としたスピンオフ映画の製作が決定。クランクインは2007年。公開は2008年
トリビュートアルバム
2006年6月21日発売。
小畑健による描きおろしオリジナル・イラスト・ジャケット仕様。
2006年12月20日に、『デスノート the Last name』公開を記念したトリビュートアルバム 『The Songs for DEATH NOTE the movie -the Last name TRIBUTE- 』が発売。
小説
『DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件』
著:西尾維新 2006年8月1日刊行。
表題の『ロサンゼルスBB連続殺人事件』はコミックス2巻、page15「電話」で名前だけ登場している。
アニメ
2006年10月3日から日本テレビの一部系列局で放送。
アニメーション制作は、マッドハウス
ゲーム
DEATH NOTE -デスノート- キラゲーム
  • 機種:ニンテンドーDS
  • メーカー:コナミデジタルエンタテイメント
  • ジャンル:コミュニケーション推理ゲーム
  • 2007年2月15日発売
  • Lまたはキラの視点でプレイし、Lならキラを、キラならLを推理して脱落させるのが目的。

[編集] 関連書籍

[編集] 解読本

[編集] 謎本


[編集] 外部リンク


DEATH NOTE カテゴリ
作者: 小畑健(作画) - 大場つぐみ(原作)
登場人物: 一覧 - 夜神月 - L - 弥海砂 - 死神一覧
メディア展開: アニメ - 小説 - 映画
映画音楽: -映画音楽 - 映画音楽2
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