千里中央駅
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北大阪急行ホーム 8000形が停車中
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千里中央駅(せんりちゅうおうえき)は、大阪府豊中市にある北大阪急行電鉄南北線・大阪高速鉄道大阪モノレール線の駅である。
千里ニュータウンの中心駅。「せんちゅう」と呼ばれている。
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[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
[編集] 北大阪急行電鉄
島式ホーム1面2線を持つ地下駅。改札はホームから上がったところにあり、そこに飲食店などが端を取り囲むように配置されている。
- のりば
- ■江坂・大阪市営地下鉄御堂筋線(大阪市内・なかもず)方面
- ■江坂・大阪市営地下鉄御堂筋線(大阪市内・なかもず)方面
[編集] 大阪高速鉄道大阪モノレール線
島式ホーム1面2線を持つ高架駅。
駅の西側には引き上げ線がある。2005年秋のダイヤ改正以降、この駅を始終着とする列車は設定されていなったが、2007年春のダイヤ改正にともない彩都線直通列車のみ、当駅の引き上げ線で折り返している。また、大阪空港駅発の最終電車は、当駅までである。
- のりば
[編集] 駅周辺
千里ニュータウンの中心地として計画的に作られた町。千里ニュータウンと豊中市の両方にとって最大のショッピングセンターでもある。
- せんちゅうパル
- 千里セルシー(ダイエーなど)
- 千里阪急
- 千里大丸プラザ(2002年3月 大丸ピーコックより全面改装)
- よみうり文化センター
- 千里阪急ホテル
- 豊中市役所 新千里出張所
- 千里図書館
- 千里ライフサイエンスセンター
- 千里中央駅前郵便局
- 千里朝日阪急ビル
- 大阪府立東豊中高等学校
- 深谷公園
なお、現在千里中央駅北側の再整備プロジェクトが進められており、高層マンションの建設やヤマダ電機の進出が予定されている。
[編集] バス
バスのりばは0~12番まであり、阪急バス最大のバスターミナルである。阪急バス・阪急観光バス(九州方面)が運行する高速バスのうち、夜行便のほとんどが乗り入れる。一般路線バスは、阪急箕面駅、豊中駅ゆきを中心に、豊中市、箕面市、吹田市、茨木市、豊能町、池田市の各方面へ向かう便が頻発している。
- 0番のりば(夜行高速バスのりば)
- 1番のりば
- 2番のりば
- 33系統(豊中市内線)豊中行(桜井谷経由)
- 33系統(豊中市内線)桃山台駅前行(桜井谷・豊中・阪急曽根・旭ヶ丘経由)
- 34系統(豊中市内線)桃山台駅前行(桜井谷・豊中・阪急曽根経由)
- 37系統(豊中市内線)北緑丘団地行
- 37系統(豊中市内線)豊中行(北緑丘団地・桜井谷経由)
- 37系統(豊中市内線)桃山台駅前行(北緑丘団地・桜井谷・豊中・阪急曽根・旭ヶ丘経由)
- 38系統(豊中市内線)桃山台駅前行(北緑丘団地・桜井谷・豊中・東豊中団地前経由)
- 3番のりば
- 35系統(豊中市内線)上野東三丁目行(西緑丘経由)
- 35系統(豊中市内線)豊中行(西緑丘・上野東三丁目経由)
- 39系統(豊中市内線)豊中行(上野口・柴原口経由)
- 4番のりば
- 61系統(千里ニュータウン線)桃山台駅前行(南町三丁目経由)
- 61系統(千里ニュータウン線)津雲台センター前行(南町三丁目・桃山台駅前・南千里)経由
- 61系統(千里ニュータウン線)千里営業所前行(南町三丁目・桃山台駅前・南千里・津雲台センター前・阪急山田経由)
- 65系統(千里ニュータウン線)津雲台七丁目行(南町三丁目・桃山台駅前・南千里・津雲台センター前経由)
- 67系統(千里ニュータウン線)津雲台七丁目行(東町センター前経由)
- 68系統(千里ニュータウン線)佐竹台・高野台方面行(循環)(東町センター前・津雲台センター前・南千里経由)
- 69系統(千里ニュータウン線)佐竹台・高野台方面行(循環)(南町三丁目・桃山台駅前・南千里経由
- 5番のりば(いずれも北千里では降車不可)
- 30系統(粟生団地線)間谷住宅行(循環器病センター前・今宮・小野原・尼谷経由)
- 53系統(粟生団地線)急行 大阪外大前行(途中、新家・小野原のみの停車)
- 54系統(粟生団地線)北摂霊園行(循環器病センター前・今宮・小野原・豊川住宅前・粟生団地・勝尾寺経由)
- 54系統(粟生団地線)希望ヶ丘四丁目行(循環器病センター前・今宮・小野原・豊川住宅前・粟生団地・勝尾寺・北摂霊園・高山・余野経由)
- 55系統(粟生団地線)粟生団地行(循環器病センター前・今宮・小野原・豊川住宅前経由)
- 55系統(粟生団地線)大阪外大前行(循環器病センター前・今宮・小野原・豊川住宅前・粟生団地経由)
- 56系統(粟生団地線)間谷住宅行(循環器病センター前・今宮・小野原・豊川住宅前・粟生団地経由)
- 59系統(粟生団地線)粟生団地行(循環器病センター前・今宮・小野原・尼谷経由)
- 59系統(粟生団地線)間谷住宅行(循環器病センター前・今宮・小野原・尼谷・粟生団地経由)
- 64系統(粟生団地線)粟生団地行(循環器病センター・今宮・外院の里経由)
- 66系統(粟生団地線)小野原行(循環器病センター・今宮・外院の里経由)
- 6番のりば(78系統・79系統は北千里では降車不可)
- 78系統(粟生団地線)千里国際学園行(循環器病センター・今宮・阪急小野原住宅中央経由)
- 79系統(粟生団地線)関電学園前行(循環器病センター前・今宮・小野原経由)
- 深夜バス(小野原東線)小野原東行(東町三丁目・北千里・阪大口経由)
- 164系統(阪大病院線)阪大本部前行(阪大東口・阪大医学部病院前経由)
- 171系統(阪大病院線)阪大歯学部病院前方面行(循環)(阪大東口・阪大医学部病院前・阪大本部前経由)
- 101系統(茨木美穂ヶ丘線)茨木美穂ヶ丘行(阪大東口経由)
- 101系統(茨木美穂ヶ丘線)下井行(阪大東口・茨木美穂ヶ丘経由)
- 103系統(茨木美穂ヶ丘線)茨木美穂ヶ丘行(阪急山田・阪大東口・阪大医学部病院前・阪大本部前経由)
- 105系統(茨木美穂ヶ丘線)茨木美穂ヶ丘行(阪大東口・阪大医学部病院前・阪大本部前経由)
- 105系統(茨木美穂ヶ丘線)下井行(阪大東口・阪大医学部病院前・阪大本部前・茨木美穂ヶ丘経由)
- 112系統(千里茨木線)阪急茨木行(エキスポランド・日本庭園前・JR茨木経由)
- 7番のりば
- 81系統(箕面中央線) 呉羽の里・新稲方面行(循環)((箕面)市立病院前・箕面市役所前・桜ヶ丘経由)
- 82系統(箕面中央線) 呉羽の里行((箕面)市立病院前・箕面市役所前・桜ヶ丘経由)
- 82系統(箕面中央線) 井口堂行((箕面)市立病院前・箕面市役所前・桜ヶ丘・呉羽の里経由)
- 83系統(箕面中央線) 呉羽の里・桜ヶ丘方面行(循環)((箕面)市立病院前・箕面市役所前・新稲経由)
- 85系統(如意谷線)ルミナス箕面の森・如意谷住宅前方面行(循環)(白島・萱野北小学校前経由)
- 85系統(如意谷線)急行 ルミナス箕面の森・如意谷住宅前方面行(循環)((白島まで無停車)白島・萱野北小学校前経由)
- 25系統(北大阪ネオポリス線)急行 希望ヶ丘二丁目行((白島まで無停車)白島・青松園前・泉原経由)
- 25系統(北大阪ネオポリス線)急行 余野行((白島まで無停車)白島・青松園前・泉原・希望ヶ丘二丁目経由)
- 27系統(北大阪ネオポリス線)急行 余野行((白島まで無停車)白島・青松園前・勝尾寺・高山経由)
- 28系統(北大阪ネオポリス線)急行 希望ヶ丘二丁目行((白島まで無停車)白島・青松園前・粟生団地・泉原経由)
- 28系統(北大阪ネオポリス線)急行 余野行((白島まで無停車)白島・青松園前・粟生団地・泉原・希望ヶ丘二丁目経由)
- 万博記念競技場でガンバ大阪の試合開催時に運行される日本庭園前行き直通臨時バスは、こののりばから発車する
- 8番のりば
- 71系統(千里ニュータウン線)北千里行(北町二丁目・青山台四丁目経由)
- 72系統(千里ニュータウン線)阪大歯学部病院前方面行(循環)(北町二丁目・青山台四丁目・北千里経由)
- 9番のりば
- 76系統(千里ニュータウン線)藤白台・古江台方面行(循環)(東町三丁目・北千里経由)
- 77系統(千里ニュータウン線)古江台・藤白台方面行(循環)(東町三丁目・北千里経由)
- 10番のりば
- 6系統(吹田市内線)JR吹田行(阪急山田・新小川・亥子谷・吹高口・吹田市役所前(阪急吹田)経由)
- 17系統(吹田市内線)下山田行(阪急山田・新小川・山田宮ノ前経由)
- 18系統(吹田市内線)下山田行(阪急山田・新小川・山田宮ノ前・山田樫切山経由)
- 18系統(吹田市内線)JR岸辺行き(阪急山田・新小川・山田宮ノ前・山田樫切山・下山田・市場経由)
- 57系統(メゾン千里丘線)JR茨木行(阪急山田・新小川・山田宮ノ前・山田樫切山・メゾン千里丘・三保ヶ池経由)
- 他に園田競馬場利用者のための無料ファンバス(JR西日本茨木駅発着)が10番乗り場より運行されている。但し現在は期間限定で、ゴールデンウィーク、お盆、年末年始と毎年11月の兵庫県競馬組合設立周年記念シリーズの期間中に運転している。詳しくは兵庫県競馬組合HPを参照。
- 11番のりば
- 19系統(白島線)箕面行((箕面)市立病院前・白島・如意谷経由)
- 20系統(白島線)箕面行(白島・如意谷経由)
- 20系統(白島線)新稲行(白島・如意谷・箕面経由)
- 60系統(粟生団地線)粟生団地行((箕面)市立病院前・白島・青松園前経由)
- 62系統(粟生団地線)ノンストップ特急 大阪外大前行
- 63系統(粟生団地線)粟生団地行(白島・青松園前経由)
- 63系統(粟生団地線)急行 粟生団地行((白島まで無停車)白島・青松園前経由)
- かやの中央(箕面マーケットパーク・ヴィソラ)行シャトルバス
- 12番のりば
- 175系統(小野原東線)小野原東行(東町三丁目・北千里・阪大口経由)
- 175系統(小野原東線)富士火災行(東町三丁目・北千里・阪大口・小野原東経由)
- SSOK本館行シャトルバス
また、大阪駅(梅田)からの深夜急行バスもここで降車扱いし、国際興業大阪運行(オオサカナイトライナー。2006年11月現在運行休止中)の千里中央止め、JR茨木駅・JR摂津富田駅・JR高槻駅方面行と阪急バス運行(スターライナー)の小野原東・粟生団地方面行が停車する。なお、スターライナーの茨木・富田・高槻方面行は千里中央には立ち寄らない。
[編集] 利用状況
- 北大阪急行電鉄
- 2004年の1日平均の利用客は約87,855人(北大阪急行電鉄の駅では最多の利用客)
- 大阪高速鉄道
- 2004年の1日平均の利用客は約27,821人(大阪高速鉄道の駅では最多の利用客)
[編集] 歴史
日本万国博覧会のアクセス路線として万国博中央口駅まで開業した北大阪急行電鉄の駅として開業したが、当時は仮設駅として千里阪急ホテル前付近の大阪中央環状線内側にあった。万博終了後、会場線分岐点~万国博中央口間が廃止され現在の駅が開業したが、現在の駅は万博開幕前に既に完成していた。仮設駅の跡には中国自動車道が通っている。なお、桃山台駅方面から地下トンネルに入ってすぐに右側に分岐していく、かつての会場線のトンネルが今でも車窓から見ることができる。
- 1970年(昭和45年)2月24日 北大阪急行電鉄の千里中央駅が仮設駅で開業
- 1970年(昭和45年)9月14日 会場線が廃止され、現在の駅が正式開業
- 1990年(平成2年)6月1日 大阪高速鉄道の千里中央駅が大阪モノレール線千里中央~南茨木開通と同時に開業。当初は終着駅だった。
- 1994年(平成6年)9月30日 大阪モノレール線が当駅から柴原まで路線延伸。途中駅となる。
[編集] その他
- 北大阪急行電鉄の千里中央駅は第2回近畿の駅百選選定駅
- 北大阪急行電鉄の千里中央駅では、接近メロディとして「フニクリ・フニクラ」および「埴生の宿」の一節が流れる。また、発車案内放送の直前には、下記のように季節ごとに異なる4種類の曲の一節が流れる(発車ベルが別途設定されているので、これらは発車メロディではない)。
[編集] 隣の駅
- 北大阪急行電鉄
- 南北線
- 千里中央駅 M08 - 桃山台駅 M09