時刻表
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時刻表(じこくひょう)とは、鉄道・路線バス・航空路線・定期航路など、公共交通機関の運転時刻をまとめた表、およびその表を多数掲載した冊子などのこと。
目次 |
[編集] 概要
一般に各駅(バス停、空港、港)各路線における列車(バス便、航空便、船便)などの出発時刻を1つの表にまとめたものと、全て(又は一部)の列車(バス便、航空会社、船便)について全て(又は一部)の駅(バス停、空港、港)の出発時刻を2次元の表に書いたものとが知られている。
駅などに設置されているのは主に前者である。
後者は、複数の路線をまとめて月刊誌として販売されている物が主流で、JR線の列車の運転時刻を中心に、各種の交通機関の運転時刻を掲載している。単に「時刻表」と言った場合は、月刊誌型の時刻表を指していることが多い。また、JR以外の鉄道会社が自社のダイヤの改正などで発行する場合もある。その場合、必ずしも月刊ではなく不定期刊行物の雑誌扱いとなる。
なお、貨物列車のみを扱った「JR貨物時刻表」(鉄道貨物協会発行)もある。これは主に荷主向けであり、同様のものとしてかつて発行された時刻表の内、創刊号や重要なダイヤ改正があった年月など、いくつか意義あるものをまとめた「復刻版時刻表」も、JTBなどいくつかの会社から販売されている。
ちなみに、高速道路及び一般国道の標準的な所要時間が冊子体の時刻表の形式に倣って書かれている「道路時刻表」もあり年1回発行されている。
また、駅などで折りたたみ式や一枚ものの時刻表として無料で配布されているものもある。これには、その駅に発着する列車の時刻を記載した時刻表や、折りたたみの時刻表でJR東海が発行している東海道・山陽新幹線時刻表、冊子でJR西日本が発行している山陽・東海道新幹線時刻表などがある。また、JR各支社では、駅、旅行センターでの無料配布の冊子時刻表や、駅売店(キヨスク)で売られている冊子時刻表がある。
海外の冊子体時刻表で著名なものとしてトーマス・クック社発行のものが挙げられる。これの日本版はダイヤモンド社が『地球の歩き方』シリーズの一部として「ヨーロッパ版」が季刊扱いで年4回、「全世界版」を年1回発行している。なお、航空便については、世界の全ての航空便を網羅したイギリスのABC社のものと、アメリカのOAG(Official Airline Guide)社のものが著名である。
現在、鉄道・航空・船舶・バス会社のほとんどは、自社のホームページや携帯サイトで時刻表や運賃表を公開しており、冊子タイプの時刻表は減少傾向にある。しかし近鉄・京阪・京成・名鉄・西鉄などの時刻表は旅行ガイド・航空や他社線接続の資料としての価値もあり、各鉄道会社の売店などで根強く売られている。
尚、鉄道会社、バス会社の多くは駅構内、バス停などの時刻表を著作物扱いしている事が多い。この為、許可を得ない状態でのホームページ、雑誌などの掲載は著作権争いの元となることもある。
[編集] 日本の主な鉄道時刻表
価格は2006年3月現在のもの。
[編集] 全国版
全国版時刻表はJTBパブリッシング(旧JTB)と交通新聞社の2社から発行されている。この他に、かつては交通案内社などからも発行されていたが、現在は廃刊となっている。
発売日は通常前月20日だが、2月・6月・9月・11月の各号は各季節の臨時列車を収録するため前月25日となることが多い(日曜日に重なる場合などに1日ずれることもある)。
また、ダイヤ改正の場合は変則的な発売体制が取られることがある。1988年(昭和63年)から1993年(平成5年)までは、JR各社のダイヤ改正が3月中旬に一斉に行われていたので、3月号の発売を2月10日頃に早め、改正後の時刻を収録していた。その後は発売日を変更せずに、ダイヤ改正の2ヶ月前~1ヶ月前に発売される号で特急など指定席のある列車の時刻(指定券1ヶ月前発売対応のため)を、改正直前号で全列車の時刻を掲載することが原則となった。最近は、時刻表の発売が改正数日前となることもあり、旅行の予定が立てにくくなっていることが指摘されている。JR各社では冊子の時刻表の発売をダイヤの公式発表と捉えているため、時刻表発売前に他の媒体(電話・ウェブサイト等)で調べようとしても、情報が得られないことが多い。
[編集] JTBパブリッシング発行
- 「JTB時刻表」 値段 1050円(税込)JTBが、前身の日本旅行文化協会の時代であった1925年(大正14年)4月より毎月(戦時中の一部除く)刊行している大型の時刻表で、日本で現在刊行されている時刻表の中では最古のものである。サイズは何度か変わったが、1967年(昭和42年)10月号以降、現在のB5判となっている。JR(JRが第二種鉄道事業者となっている区間を含む)、第三セクター鉄道のうち旧国鉄線、旧JR線、旧国鉄建設線の転換会社(第三セクターの私鉄転換路線や旧国鉄建設線以外の都市部新線等は除く)、私鉄のうち伊豆急行・東海交通事業の全線全駅、東京・大阪都市圏以外の全列車、そして他社路線の概ねが掲載されている。業界で最も早く1976年から誌面編集の電子化が実施されており(全ページの電子編集切替は1988年)、印刷品質にも定評がある。2004年5月現在の発行部数は公称80万部。また「ダイヤ改正号」は200万部売れるという。旧国鉄時代(1987年3月号まで)は「国鉄監修 交通公社の時刻表」の名称で刊行され、こちらが公認時刻表だった。
- 「JTB携帯時刻表」 値段 500円(税込)小型(新書版)時刻表。月刊。JR全線のほぼ全列車が記載されているが、小駅は省略されている(ただし、路線図には全駅を掲載する)。
- 「大きな時刻表」 値段 1300円(税込)「JTB時刻表」の内容を、そのままA4判のサイズに拡大したもので、そのため本文時刻の文字は名前の通り大きくなっている。不定期刊行。
- 「スピード時刻表」 値段 380円(税込)文庫サイズの月刊時刻表で、JRは新幹線・特急・急行列車と関東・中部・関西圏の主要路線が、その他には私鉄の有料列車が掲載されている。
- 「JTB私鉄時刻表」 値段 各1300円(税込)「JTB時刻表」と同じB5判で、日本のJRを除く私鉄全線(地下鉄を含み、ケーブルカー・ガイドウェイバス・トロリーバスを除く)を掲載した不定期刊時刻表。「携帯時刻表」・「スピード時刻表」の別冊扱い。東日本版と西日本版があり、路面電車(路面電車は始発や終発付近のみで残りは運行間隔を記載)など一部の路線を除く私鉄の全路線全列車の時刻が掲載されている。掲載情報量が膨大で刊行スパンも長いことから、次号発行までの間の補足情報(大手私鉄のダイヤ改正・運賃改定など)が「JTB時刻表」の誌面に掲載されることが多い。
[編集] 交通新聞社発行
- 「JR時刻表」 値段 1050円(税込)JRと交通新聞社による共同編集の月刊時刻表で、現在JRの公式時刻表となっている。その前身となるのは同社の前身となる弘済出版社が1963年(昭和38年)に刊行し始めた「全国観光時刻表」で、その後「大時刻表」などと名を改めながら、1988年(昭和63年)5月に現在の名前となった。サイズも何度か変更され、公式時刻表となった1987年(昭和62年)4月以降はB5となっている。1989年(平成元年)以降は在来線のページが2色刷となり、特急・急行列車が赤字での掲載となった。JR・第三セクター鉄道(一部除く)・伊豆急行の東京・大阪近郊区内を除く全列車を掲載。A4サイズだった「大時刻表」の掲載情報をほぼそのまま引き継いだことから、地方私鉄・路線バスに関する情報が「JTB時刻表」に比べてやや多いのも特徴である。2005年9月現在の発行部数は公称70万部。
- 「文字の大きな時刻表」 値段 880円(税込)後述する「コンパス時刻表」の内容を、そのまま「JR時刻表」と同じB5サイズで載せたもので、表題の通り文字が大きくなっている。月刊。
- 「全国版コンパス時刻表」 値段 600円(税込)A5サイズの携帯用の月刊小型時刻表で、JRの全線全駅が掲載されている(小型時刻表としては唯一である)。なお交通新聞社発行の全国版時刻表の中では、一番古い歴史を持つ。
- 「小型全国時刻表」 値段 500円(税込)新書版の携帯用月刊小型時刻表で、JRは全列車掲載ではあるが(東日本を除く)小駅は省略されている。
- 「携帯全国時刻表」 値段 500円(税込)新書版の携帯用月刊小型時刻表。同出版社の西日本支社が発行するもので、JRの関東以北は新幹線・特急のみの掲載、関東圏は主要列車のみ掲載、九州では小駅省略で全列車掲載であるが、その他の地域に関しては大阪環状線を除く全線全駅全列車が掲載されている。他社線の欄も関西圏を中心としていて、「全国」と名乗ってはいるが「関西地域」時刻表としての色合いが強い。
- 「ポケット版 文字でか時刻表」 値段380円 (税込) A6変型判の小型時刻表で、JRの新幹線、特急などの指定席連結列車を掲載している。また、時刻等の文字が大きく印刷されている。現在のところ、季刊。
[編集] 主なJR掲載の地方版時刻表
[編集] JTB発行
- 「JTB北海道時刻表」 値段 500円(税込)JTBが発行する北海道地域の月刊時刻表で、1944年(昭和19年)創刊と歴史は古い。B5判の変形で、横長。道内の鉄道・バス・航路・空路の時刻を掲載。
[編集] 交通新聞社発行
- 「道内時刻表」 値段 500円(税込)交通新聞社北海道支社が発行する月刊時刻表。北海道の鉄道・バス・航路・空路の時刻を掲載していて、内バスの時刻に関しては、全国版時刻表より詳細なものとなっている。国鉄時代、大時刻表では省略されていた仮乗降場が掲載されていることで知られていた。
- 「MY LINE 東京時刻表」 値段 900円(税込)首都圏を中心とした月刊時刻表で、全国版時刻表では省略されているJR近郊区間・私鉄・地下鉄の時刻に関しても、全駅全列車が掲載されている。A5判。
- 「夏休み時刻表ポケモン・スタンプラリー特別号」 値段 500円(税込)「MY LINE 東京時刻表」の増刊号としてJR東日本ポケモン・スタンプラリー2006への参加者に便利な子供向け時刻表。首都圏のスタンプ設置エリア内のJR全線・全駅、東京モノレールの時刻を掲載し、スタンプ設置駅の構内図も掲載。
- 「ポケットJR時刻表(長野)」 値段 110円(税込)JR東日本長野支社が発売する文庫版サイズの時刻表で、私鉄やJR東海の飯田線、中央西線を含む長野県内の全ての鉄道路線と、東海道・山陽・上越新幹線などが掲載される。年4回の季刊。みどりの窓口で購入できる(キオスクや書店では購入できない)。
- 「中部編時刻表」 値段 350円(税込)東海支社が発行する文庫版サイズの年4回の季刊時刻表で、東海・北陸地域のJR在来線・第三セクター鉄道・東海道・山陽・上越新幹線の時刻を掲載。
- 「京阪神版時刻表」 値段 300円(税込)西日本支社が発行するポケットサイズで年2回の季刊時刻表。アーバンネットワーク地域のJR在来線・第三セクター鉄道・東海道・山陽新幹線の時刻を掲載。
- 「姫路・神戸版時刻表」 値段 190円(税込)西日本支社が発行するポケットサイズで年2回の季刊時刻表。姫路・神戸地域のJR在来線・第三セクター鉄道・東海道・山陽新幹線の時刻を掲載。
- 「ポケット時刻表(中国版)」 値段 300円(税込)中国支店が発行する文庫版サイズの年4回の季刊時刻表。中国地方全部と北九州地方一部のJR在来線・第三セクター鉄道・東海道・山陽・九州新幹線・高速バスの時刻を掲載。
- 「九州版 小型時刻表」 値段 500円(税込)九州支社の発行する新書版サイズの月刊時刻表。九州地方の全部と中国地方一部(山口県・広島県に岡山の大部分、山陰の一部)のJR・第三セクター鉄道、それに東海道・山陽・九州新幹線と前述地域の会社線・バス・航路・空路の時刻を掲載。
[編集] 九州旅行案内社発行
- 「綜合時間表」 値段 500円(税込)九州旅行案内社の発行するA6版サイズの月刊時刻表。九州地方のJR全線、東海道山陽新幹線・会社線・バス・航路・空路の時刻を掲載。なお、西鉄天神大牟田線については全列車掲載。携帯サイズながら時刻情報の内容は充実。九州内のキヨスク、書店で販売。一部でも郵送注文可。連絡先…TEL&FAX092-565-8775
[編集] 四国旅客鉄道発行
- 「時刻表(四国)」 値段 200円(税込)又は無料。JR四国が発行するポケットサイズの時刻表。JR四国内、東海道・山陽新幹線のダイヤ改正時に新刊が発行されます。JR四国管内全線、第三セクター、東海道・山陽新幹線、四国内の高速バス、営業案内などを掲載。JR時刻表より発行するのが早いため、改正後の時刻を知ることができます。JR四国のキヨスクでの販売又は駅での無料配布。
[編集] 交通タイムズ社発行
- 「熊本県内綜合 月刊時刻表」 値段620円(税込)。縦15センチ、横20センチの横型。通算500号を超える時刻表で、熊本県内の鉄軌道、バス、航路、航空が詳細に掲載されている。
[編集] 私鉄の時刻表
有料で販売しているものと、無料で配布しているものがある。
- 近年は全体的に
- ・販売価格の低下(無料配布にする事例もある)
- ・バス時刻表や連絡他社線時刻表、営業案内、沿線案内などの廃止もしくは縮小によるページ数縮小。
- という傾向が見られる。
- 「東武時刻表」(東武鉄道)価格350円、A5変形判(最新:2007年4月改正時:第20号)
東武本線のみ収録。ダイヤ改正の2週間ほど前に発行、1979年創刊~1994年の間は東武本線と東上線が一緒に掲載されていたが、1995年発売のもの以降は東武本線のみの収録となっている。サイズも東上線も掲載されていた頃はB5判、それ以降はA6変形版(15cm×10cm)を経て2004年より現行のサイズとなった。
- 掲載順(平日・土休日とも):伊勢崎・日光[館林・新栃木以南]→伊勢崎[館林以北]・佐野・桐生→日光線[新栃木以北]・宇都宮・鬼怒川・野岩→野田(小泉→亀戸→大師)→半蔵門・田園都市直通列車→日比谷直通列車
日光線系統区間快速以上、りょうもうは巻頭カラーページ
- 「東武野田線時刻表」(東武鉄道) 価格100円、B6判(最新:2007年3月改正時)
東武野田線とスペーシア(しもつけ、きりふり含む)およびりょうもうの時刻を収録。野田線のみの時刻表を有料の冊子として発行したのは今回が初。今までは野田線改正時のみの場合でも東武線時刻表を発行していた(1995、1999年、2004年)。ただし、流山おおたかの森駅開業時(このときも本線の改正は無かった)は東武時刻表の「別冊」として無料配布された。
- 「東武東上線時刻表」(東武鉄道) 価格200円、16cm×10cm(最新:2005年3月改正時)
東武東上線のみ収録。東武時刻表が東武本線のみ収録となる前から存在している。土曜ダイヤがあった時期(1991年、1993年)を除き平日用と土休日用(1989年版は休日用)が背中合わせに製本されているのが特徴。ちなみに1991年版は駅売店で有料販売していたものと同様のものを東武百貨店池袋本店で無料配布していた。
- 掲載順(平日・土休日とも):東上本→越生
- 「京成時刻表」(京成電鉄) 価格350円、24cm×12cm(最新:2006年12月改正時:Vol.24)
京成線全線の時刻表(+泉岳寺以北の都営浅草線全駅など)を1つの表で表示できるようにするためにこのような特殊なサイズとなっている。昔から全線分の時刻表を1つの表で表示することを重視しているからか、列車番号、種別、行先とも1行分のスペースしかなく、駅名は基本的に2文字の略称となっている。種別も省略形となっていてスカイライナーが「ラ」を台形(上辺が長い)で囲んだ形、特急が「特」を六角形で囲んだ形、急行が「急」を○で囲んだ形になっているのは、かつての種別板の模様や初代スカイライナーAE形のヘッドマークがこのような形であった名残である。 北総鉄道、新京成電鉄、芝山鉄道の時刻も掲載されている。最近、編成両数を記載する会社も何社か出てきたが、ここは初期から編成両数が記載されている(新京成の列車番号および両数が掲載されるようになったのは京成と直通開始したVol.24から)。なお、現時点での最新はVol.24であるが、他社の時刻表には無い「改訂版」があったり、「Vol.XX-2」が発行されるなどしているため、実際には計29回発行されている。 他に他社に無い特徴として巻末に「時刻表発行記録」があり、これによって1981年創刊からの京成の主なダイヤ改正内容がわかるようにもなっている。
- 掲載順(平日・土休日とも):本・押上・亀戸・千葉・都営浅草→北総→新京成
- 「京急電車時刻表」(京浜急行電鉄)価格350円、A5判(最新:2006年12月改正時)
1999年まで協和企画編集、2000年以降は交通新聞社編集。 協和企画版の発行の頃は協和企画版標準の「追い抜き型」時刻表であったが、交通新聞社編集となってからは追い抜き型ではないごく普通の時刻表になっている。また、本家JR時刻表に倣い「特急以上は赤文字」となっている。 なお、2007年3月現在、1999年版は協和企画が発行した最後の冊子型有料時刻表となっている(協和企画は首都圏主要各社のポケット時刻表も作成しており、こちらは2007年現在においても作成されている)。
- 掲載順(平日・土休日とも):本・空港・逗子・久里浜→大師
- 「東急電車時刻表」(東京急行電鉄)無料配布、B5判(最新:2007年4月改正時)
2005年6月改正時以降無料配布。2006年9月改正時からJTBパブリッシングが編集。 東急の場合は各路線ごとに独立性の高いダイヤを組んでいるため、JTBパブリッシングが編集する前は完全に各線別のページ構成だった。ちなみに発売時期によって平日・土休日ごとに全路線が順に掲載される場合と、各路線別に平日・土休日(平日・土曜・休日)を纏めて掲載する場合とがあった。なお、こどもの国線はJTB編集になる前は「発車時刻表のみ掲載」であったが、JTB編集になってからは通常の時刻表スタイルとなっている。
- 掲載順(平日・土休日とも):東横(多摩川→池上→こどもの国)→田園都市(大井町)→目黒(世田谷)
- 「西武時刻表」(西武鉄道)価格500円、A5変形判(最新:2007年3月改正時:第20号)
第20号より交通新聞社が編集協力となったため、8号のサイズ縮小化以来殆ど変化の無かった時刻表ページの体裁が大幅に変わり、特急が赤網掛けから赤文字に変わり、1ページあたりの列車数が19本から16本に減り、ページ数が増えた(8号で現行のA5変形にする際にB5判だった7号の体裁をほぼそのままA5変形に縮小したため、1行当たりの幅が狭くなっていた。)。また、西武ライオンズを保有していることから、グッドウィルドームでの野球開催時臨時ダイヤも掲載されている。20号から野球ダイヤページがカラー化され、選手紹介(中島、片岡、西口、和田、帆足、小野寺、赤田、中村、涌井)も掲載されるようになった反面、すでにパ・リーグ日程が発表済みとなる時期に発売される3月改正時の時刻表では珍しく試合日程表が掲載されなかった。またかつては試合終了時間に合わせて臨時列車を運行していたため「行き」のみ掲載であったが、近年は試合終了時間にかかわらず同一のダイヤで運行されるようになり、「帰り」のダイヤも掲載されるようになった。ちなみに、第19号は西武鉄道ホームページ上に西武線時刻表部分の全ページがPDF化されたものをダウンロードすることができた。
- 掲載順(平日・土休日とも):池袋・豊島・西武秩父・狭山→有楽町→新宿・西武園→拝島・多摩湖→国分寺→多摩川→山口 特急ダイヤ、野球ダイヤは巻頭カラーページ、競輪ダイヤは平日と休日の間にある。
- 「小田急時刻表」(小田急電鉄) 価格650円、B5判(最新:2006年3月改正時)
交通新聞社発行。トラベルMOOK扱いであり、私鉄の時刻表で唯一ISBNが付与されている(2006年版はISBM4-330-86706-0)。そのため、一般の書籍流通ルートで流通でき、一般書店で注文したり、主なネット書店等でも購入することが可能である。トラベルMOOK扱いになる前は箱根登山、千代田線、御殿場線といった直通線区はおろか横浜線や相模線あたりまで全列車掲載、全駅分のポケット時刻表や小田急線全駅に発着する全バス系統(小田急バス以外の会社まで掲載)の時刻表まで掲載されていた。今は全列車掲載している他社線は箱根登山、千代田線・常磐線各駅停車および江ノ島電鉄のみ。
- 掲載順(平日・土休日とも):小田原・江ノ島→多摩→箱根登山 千代田・常磐各駅停車・江ノ電は土休日ダイヤの後。ロマンスカーはカラーページ
- 「京王線・井の頭線時刻表」(京王電鉄)価格300円、B5判(最新:2006年9月改正時:第7号)
大規模改定時にのみ発行。とはいえ、1986年発売の第2号の次は橋本特急ができた1992年まで発売されておらず、1988年の相模原線南大沢開業や1990年の相模原線全通、1991年の本八幡本駅開業に伴う相互直通運転区間本八幡延伸時でさえ冊子型時刻表は発売されていない。1990年代までは毎号異なるサイズや体裁で発行されていたが、2000年以降はほぼ現在のスタイルとなった。なお、第7号の時刻表部分については都営新宿線のページも含めて現在京王グループホームページよりPDF化されたものをダウンロードすることができるようになっている。
- 掲載順:京王・相模原・競馬場・動物園・高尾(平日→休日)→井の頭線(平日・土曜・休日とも)→都営新宿線
- 「相鉄電車時刻表」(相模鉄道)無料配布、B6変形判(最新:2006年5月改正時)
無料配布開始は2006年5月改正時以降。1990年代までは横浜市営地下鉄の全線時刻表も掲載されていた(ちなみに、横浜市交通局も市営地下鉄分のみ掲載していた冊子型時刻表を出していた。)。相鉄自体の改正頻度低下に伴い、発行される回数は近年減少傾向にある。無料配布となった現在も優等列車待避が発生する場合は掲載順も入れ替わる「追い抜き式」となっていて、通過駅間は1本のつながった線が引かれるなど、現在もかつての協和企画版時刻表の雰囲気が残っている。比較的早期から急行や快速の時刻の色を変える2色カラー、3色カラー編集を行っており(2003年改正版除く)、一時期、小田急同様に全駅分のポケット時刻表が掲載されていたこともある。
- 「名鉄時刻表」(名古屋鉄道)価格800円、B5判(最新:2006年4月改正時 Vol.21)
原則全線改正時に発売される。小規模な時刻修正レベルな改正の場合は別冊が無料配布されるが、別冊だけで100~200ページくらいあることもある。時刻表ページの文字サイズが近鉄などより大きく、バス時刻表が充実していることもあって、現状では私鉄時刻表の中で一番高く、一番分厚い時刻表となっている。
なお、最近簡素な仕様になる傾向にある私鉄時刻表においては珍しく時刻表本文の基本的な体裁は創刊時より今に至るまで殆ど変化が無い。(沿線案内が省略されたりする号があったり、掲載順などは若干変わったりはしている)。
- 掲載順:名古屋本→豊川→西尾・蒲郡→三河山→三河海→豊田・鶴舞→常滑・空港・河和・知多新→築港→瀬戸→津島→尾西→犬山・各務原→広見→小牧・上飯田→竹鼻・羽島
- 「近鉄時刻表」(近畿日本鉄道) 価格700円、B5判(最新:2007年3月改正時、年1回(3月)発行)
近鉄は毎年3月にダイヤ改正を行う。大阪線・名古屋線・南大阪線については普通列車と優等列車のカバーする範囲がほぼ別れているため、「全線掲載の時刻表」と「近郊区間準急/普通時刻表」の2つの表に分けて掲載している。ただし、現在の体裁に近い形となったのは1986年10月の東大阪線(現けいはんな線)開業時からで、その当時はまだ全駅掲載ではなかった。その後全駅掲載化や近郊区間の時刻表に準急が掲載されるようになるなどの改変を経ている。なお東大阪線開業以前は本線系は本数が僅少となる区間や初電終電付近を除き原則準急以上しか掲載されておらず、普通列車の時刻は「主要駅発車時刻表」を別途参照する形式になっていた。 特急の本数が多いため、他社にあるような特急のみが掲載されている時刻表は名阪特急や新幹線接続を除いて存在しない。
- 掲載順:名阪特急→新幹線接続→[大阪(信貴→伊賀)→大阪準普]→[名古屋・山田・鳥羽・志摩(三岐→鈴鹿)→名古屋準普→養老・北勢→湯の山→内部・八王子]→京都・橿原・天理→奈良→けいはんな→生駒→田原本→南大阪・長野・御所・吉野(南大阪準普→道明寺) ※[]の間で下り→上りの順に掲載
- 「南海時刻表」(南海電気鉄道) 価格350円、A5判(最新:2005年11月発行、高野線2005年10月改正、南海線2005年11月改正)
南海線と高野線は数ヶ月ほどの差で別々に改正を行うため、「後で改正された方」の改正時に発売される。
- 「京阪時刻表」(京阪電気鉄道) 価格400円、B5判(最新:2007年1月京阪線改正時)
2007年版は小規模な改正であったこともあり、初めて京阪バス時刻表が掲載されず、価格も下がっている。ちなみに2006年版は700円である。 2006年版まではあった車両編成表も2007年版からは削除されている。京阪系列の京福電気鉄道、叡山電鉄の時刻も掲載されているが、京福電鉄についてはえちぜん鉄道に営業譲渡する前は福井地区の時刻も掲載されていた。 掲載順:京阪・鴨東→男山ケーブル→交野→宇治→京津・京都市東西→石山坂本
- 「西鉄電車時刻表」(西日本鉄道)価格200円、B6判(最新:2005年11月天神大牟田線改正時)
1990年の改正時よりA6判で発売、その後A5判に拡大され、沿線案内やグラビアページも充実したが、1997年9月のダイヤ改正時から現在のB6判に定着、その後2001年1月の改正より沿線案内等の企画ページが削られ、現在の簡素な仕様となった。 天神大牟田線の改正時のみ発売される為、発行後に宮地岳線(現・貝塚線)のダイヤ改正が行われた場合には別冊の冊子を挟み込んで販売する。そのため、2006年5月の宮地岳線としての最後の改正が掲載された冊子型時刻表は存在せず、2006年5月以降に購入した場合は宮地岳線のみ掲載された別冊の冊子が付属していた。 なお、西鉄では1950年代から80年代末頃まで福岡、北九州、筑豊、筑後の4分冊となったバス主体の「西鉄時刻表」を毎月発売していた。中でも福岡編は破格の1000ページ近くあり、1987年頃でも140円と格安であった。 なお、時刻表としては珍しく、駅売店や書店では一切発売されず、駅事務室ならびに窓口での発売となっている。
- 「市バス・地下鉄時刻表」(名古屋市交通局) 価格500円、B5判横(最新:2006年4月発行)
地下鉄全駅、主要バス停留所の発車時刻表を1冊にした本。バス時刻表が300ページ強あるのに対して、地下鉄時刻表は70ページほど。 etc.
- ○○変形判:縦サイズは○○と同じ、横サイズは12cm。
上記以外の地方私鉄においては主に下記の方法にて時刻表を販売、もしくは配布している。
- 有料で冊子型時刻表を販売
- 千葉都市モノレール 価格200円 20cm×10cm(最新:2007年3月改正時予定)
諸般の都合で販売が遅れている模様。
など
- 無料で冊子型時刻表を配布
- 新京成電鉄 A6判(最新:2006年12月改正時、Vol.4)
2003年改正時より無料配布化(ただし、新京成電鉄時刻表として有料時刻表を発売したのは1994,1996年の2回のみで、さらにそれ以前は蛇腹折りタイプの全線時刻表を無料配布していた。)
- 北総鉄道 A5変形版(最新:2006年12月改正時、Vol.5)
Vol.5より若干横幅が広がった。ただし、Vol。5は誤植が多かったため、いったん訂正表を挟み込んだ状態で配布した後、現在は訂正済のものを配布している。訂正済版は表紙の青部分が明るい色調のものとなっている。なお、相鉄とともに、今となっては珍しい追い抜き型時刻表である。(自社線内では設備のある矢切でさえ追い抜かないが、朝の京成八広駅での追い抜きを反映)。
全線時刻表についてはB4サイズ1枚のものと、冊子型のものとがあり、2007年3月改正分の冊子については現時点では作成されていない模様。
など
- サポーター組織の案内冊子として時刻表冊子を作成
- 静岡鉄道 (最新 2007年3月)
静鉄レールクラブの加盟店ガイド(時刻表付き)という名目のものであるため、書名も「静鉄レールクラブ INFORMATION」となっている。
- 折りたたみ式時刻表を配布
- 1枚紙に印刷されたもの(片面の場合と両面の場合がある)を配布
- 駅員や社員等がワープロソフトにて作成したものを配布
etc.
- なお西鉄ではダイヤグラムを時刻表として無料配布している(天神大牟田線、太宰府線)。
- またかつては、阪急電鉄・阪神電気鉄道・東京都交通局・営団地下鉄なども時刻表を作成販売していた。
- ただし、2006年現在阪急電鉄では改正時に阪急ニュースLineaのダイヤ改正臨時号を発行する(神戸線版、宝塚線・能勢電鉄版、京都線版がある)形で全列車時刻表を無料配布している(最新:神戸線、宝塚線2006年10月、京都線2007年3月)。サイズはタブロイド判。3路線とも表紙込み12ページであるため、京都線版だけは文字が小さい。なお、神戸高速線内は「阪急の直通列車だけ」、地下鉄堺筋線内の時刻は非掲載である。
[編集] その他
- 「トーマスクック ヨーロッパ鉄道時刻表」 値段 2095円(税込)イギリスThomas Cook Publishing社(ドイツのトーマス・クック社の子会社)が発行する"EUROPEAN RAIL TIMETABLE Independent Traveller's Edition"を、日本人向けに編集した、ヨーロッパの鉄道時刻表である。ダイヤモンド・ビッグ社の発行。本文は原書と同じ英語表記だが、日本人向けの解説記事やコラムを付け加えている。年4回発行。
[編集] 日本における変遷
前者の形式の時刻表は、1872年(明治5年)、新橋・横浜間に日本初の鉄道が開業した時から存在しており、その当時は時刻を表すのに「時」ではなく「字」を使用していた。
また月刊時刻表の日本で最初の物は、1894年(明治27年)10月5日に庚寅新誌社(こういんしんししゃ・干支の庚寅に創業した事にちなむ)が刊行した「汽車汽船旅行案内」である。この時刻表は福澤諭吉がイギリスの時刻表を元にし編纂させ、手塚猛昌が発行したものである。その後、この10月5日は「時刻表記念日」となっている。
なお、「汽車汽船旅行案内」などといった時刻表は右開きで漢数字による縦書き表示であったが、1925年(大正14年)4月に創刊された「汽車時間表」(現在の「JTB時刻表」)は、欧米に倣って現在とほぼ同じ左開き・アラビア数字・記号使用表記を採用した。その他の時刻表は在来の表記法をその後も使用し続けたが、太平洋戦争後はすべてこの表記法となった。
1987年(昭和62年)3月号までは、JTB(現、JTBパブリッシング)が発行した「時刻表」が旧国鉄監修として発行されていたが、1987年(昭和62年)5月号より、弘済出版社(現、交通新聞社)が発行するものをJR各社の編集する「JR時刻表」として発行されている。なお、1987年(昭和62年)4月号については旧国鉄が編集し弘済出版社に発行をゆだねた形となっている(「JNR編集時刻表」)。
[編集] 沿革
- 1872年(明治5年)10月14日(新暦。旧暦では9月12日)新橋駅~横浜駅(現、桜木町駅)間に日本初の鉄道が正式開業(同年の6月12日(旧暦5月7日)に品川駅~横浜駅間は仮開業していた)。この時、簡易ながら紙一枚の時刻表が発行された。
- 1889年(明治22年) この年7月に、東海道本線(東京~神戸)が全通するが、この頃日本初の冊子型の時刻表が発行された。
- 1894年(明治27年)10月5日 日本初の定期・月刊時刻表、「汽車汽船旅行案内」が庚寅新誌社から刊行される。
- この後、他の会社(駸々堂・1897年など)からも続々と時刻表が販売されるようになり、激しい競争が起こることとなった。
- 1901年(明治34年)6月 鉄道記録として高評価の「鉄道時報」を発行していた帝国鉄道協会(現、日本交通協会)系列の交益社から「最新時間表旅行あんない」が創刊され、時刻表市場に参入。鉄道局が編集し、事実上「公認」の時刻表となった。(1908年に「鉄道船舶旅行案内」へ改題)
- 1903年(明治36年)6月 庚寅新誌社の時刻表、「汽車汽船旅行案内」に掲載されていた「旅行案内」を別冊にして独立。「汽車汽船旅行案内」か「旅行案内」のどちらかを購入した者に、もう片方をおまけとしてつけた。
- 1907年(明治40年)6月 当時日本最大の出版社であった博文館が「鉄道汽船旅行案内」を発行、時刻表市場に参入。
- 時刻表競争はこの頃ピークに達した。
- 1915年(大正4年)1月 競争の激しさを憂慮した当時の国有鉄道を運営していた鉄道院が斡旋に入り、庚寅新誌社・交益社・博文館の三社が合同して旅行案内社を創立、「汽車汽船旅行案内」・「鉄道船舶旅行案内」・「鉄道汽船旅行案内」の三誌は合同し鉄道院公認の時刻表である「公認汽車汽船旅行案内」となった。この時刻表は太平洋戦争中まで刊行された。表紙には、合併前の三社を象徴する3本の松の絵が描かれ、「三本松の時刻表」と呼ばれた。
- 1925年(大正14年)4月 日本旅行文化協会(現在の財団法人日本交通公社・株式会社ジェイティービー(JTB)の前身)から「汽車時間表」が創刊され、「公認汽車汽船旅行案内」にかわる国有鉄道公認の時刻表となり、「公認汽車汽船旅行案内」は「汽車汽船旅行案内」に改題された。これが現在の「(JTB)時刻表」である。また「汽車汽船旅行案内」の方では、この頃ポケット版も販売された。
- 1939年(昭和14年)4月 「汽車時間表」は「時間表」に改題。
- 1942年(昭和17年)11月 「時間表」は「時刻表」に改題。なおこの時までは、南満州鉄道を除いて日本の鉄道時刻は「午前・午後」を使って識別する「12時間制」がとられていたが、軍事上都合がいい事から現在の「24時間制」(19時45分のような表記法)に改められている。
- 1943年~1944年(昭和18年~19年) 「汽車汽船旅行案内」など、「時刻表」以外の時刻表はすべて廃刊となる。
- この頃は用紙難であり、時刻表は部数も減り不定期刊行となるなど、受難の時代が続いた。紙一枚の「地方版」のようなものも多数刊行された。
- 1946年~1948年(昭和22~23年) 交通案内社・財団法人鉄道弘済会などが時刻表の販売を開始。(主にポケット版)
- 1963年(昭和38年)5月 鉄道弘済会によって設立された弘済出版社から、現在の「JR時刻表」のもととなった「全国観光時刻表」が創刊される。なお、鉄道弘済会が発行していたポケット版「時刻表」の発行も引き継いだ。
- 1964年(昭和39年)10月 「全国観光時刻表」、「大時刻表」に改題。
- 1967年(昭和42年)10月 日本交通公社の「時刻表」が創刊500号を迎え、この時現在の「(JTB)時刻表」の大きさとなった。
- 1968年(昭和43年)3月 「大時刻表」、「ダイヤエース時刻表」に改題。
- 1975年(昭和50年)3月 「ダイヤエース時刻表」、再び「大時刻表」に改題。
- 1987年(昭和62年)4月 「北海道ダイヤ」(北海道ジェイ・アールエージェンシー発行)創刊。
- 1987年(昭和62年)4月 日本交通公社の「時刻表」にかわり、弘済出版社発行の「大時刻表」がこの年4月発足したJR各社公認の時刻表となる。この月の号はJRに業務を譲った国鉄が編集したので、国鉄の英字略称を冠した「JNR編集時刻表」となった。また、サイズもこの時現在の「JR時刻表」のサイズに改められている(A4→B5・詳しくは紙を参照)。
- 1987年(昭和62年)5月 「JNR編集時刻表」は、「JR編集時刻表」となる。
- 1988年(昭和63年)5月 「JR編集時刻表」は「JR時刻表」に改題。
- 1988年(昭和63年)8月 「JR時刻表」の本文が黒と赤の二色刷りとなる(主に特急・急行などの優等列車の記載について赤を用いる)。
- 2004年(平成16年)1月 長い歴史を持った、交通案内社の時刻表である「日本時刻表」・「ポケット全国時刻表」が廃刊。全国版時刻表の発行会社はJTB(後、JTBパブリッシング)と交通新聞社のみとなる。
- 2004年(平成16年)4月 「北海道ダイヤ」廃刊。
- 2005年(平成17年)12月 「JTB私鉄時刻表」創刊。
[編集] 時刻表に関するエピソード
- 日本交通公社・JTB
- 「国鉄監修 交通公社の時刻表」(現・JTB時刻表)の1985年3月号は、東北・上越新幹線の上野駅延伸に伴うダイヤ改正特集が組まれ、表紙も東北・上越新幹線を走る200系が掲載された。しかし、掲載された200系の写真のライト部分が明らかにおかしなものであった。その後、日本交通公社(現・JTB)は、表紙の写真について、下り「やまびこ」の写真を上り列車であるかのように合成した写真であると発表をした。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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- 注:「えきから時刻表」のデータは誤植等が散見される。