東武日光線
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日光線(にっこうせん)は、埼玉県南埼玉郡宮代町の東武動物公園駅と栃木県日光市の東武日光駅を結ぶ東武鉄道の鉄道路線である。
数多くの路線が存在する東武鉄道の路線の中で、唯一駅構内も含めて全区間複線となっている路線である。
目次 |
[編集] 路線データ
[編集] 概要
伊勢崎線の東武動物公園駅から分岐して東武日光駅に至る路線で、新栃木駅からは宇都宮線が、下今市駅からは鬼怒川線が分岐し、それぞれの路線に直通する列車も多い。特に鬼怒川線に直通する特急が多く、観光路線としての役割が強い。
また、東日本旅客鉄道(JR東日本)の宇都宮線(東北本線)と栗橋駅で、両毛線と栃木駅で接続し、日光線とは鹿沼市内から東武日光駅まで並行する。
関東平野の北側、足尾山地の麓を走り、新鹿沼駅付近を境に南側は平坦線、北側は25‰の勾配が連続する山岳路線で、明神駅~下今市駅間には東武の地上線で唯一のトンネルがある(全長40m)。線形は良く、特急は120km/h運転を実施している。東武日光駅の標高は構内で538m、駅前のバス乗り場で543mに達する。
[編集] 沿革
1929年の開業時より電化・複線で開業し、伊勢崎線浅草駅からの直通運転が実施された。大正時代の最初の計画では佐野線葛生駅付近より日光への延伸を意図したが、山越えのルートとなるため、杉戸駅(現在の東武動物公園駅)より分岐して北上するルートとした経緯がある。なお、葛生案を断念した後、一時期は大桑(伊勢崎線花崎駅付近)より分岐して北上し、藤岡駅に至るというルート案も立てられた。しかし、これでは人口の少ない地帯を走る状況となるため、かつて日光街道の宿場町であり、人口の多い幸手と栗橋を通過するルートが選ばれたという説もある。
戦前は大阪電気軌道→近畿日本鉄道の大阪線・山田線と並び、100kmを超える電車における長距離運行を行った路線としても知られていた。
しかし、戦時中は観光地へ向かう不要不急線とみなされて一部区間を単線化し、小泉線と熊谷線に設備の一部を転用したとされる。
また、戦前から昭和30年代にかけては、先に開業していた国鉄日光線と東京(上野・浅草・新宿)~日光間における輸送を競い合い、東武側では特急に5700系や1720系「DRC」を、国鉄側では準急~急行にキハ55系や157系など当時の水準では破格とも言えるほどの豪華車両を投入していた。しかし、国鉄側が1982年に日光線の定期優等列車を廃止した後、日光方面への輸送が伸び悩みを見せるようになったため、2006年からはJR東日本との直通運転も開始している。これらの競争および直通運転の詳細はスペーシアを参照されたい。
かつては東武日光駅で日光軌道線に接続しており、いろは坂の下にある終点では坂上の明智平に至るケーブルカー(日光鋼索鉄道線)に接続していたが、前者は1968年2月25日、後者は1970年4月1日に廃止されている。
[編集] 年表
- 1929年(昭和4年)4月1日 - 杉戸~新鹿沼間開業。
- 1929年(昭和4年)7月1日 - 東武和泉駅を静和駅に改称(その後、東武和泉駅は1935年9月20日に伊勢崎線の駅として開業)。
- 1929年(昭和4年)7月7日 - 新鹿沼~下今市間開業。
- 1929年(昭和4年)10月1日 - 下今市~東武日光間開業。
- 1929年(昭和4年)11月1日 - 明神駅開業。
- 1931年(昭和6年)11月1日 - 新大平下駅開業。
- 1931年(昭和6年)12月10日 - 北鹿沼駅開業。
- 1935年(昭和10年)7月21日 - 新古河駅開業。これまでの新古河駅を新古河荷扱所に改称。
- 1943年(昭和18年)1月19日~1945年(昭和20年)6月21日 - 不要不急線扱いを受け、合戦場以北を単線化。
- 1945年(昭和20年)8月8日 - 上今市~東武日光間に東武野口駅が開業。同月中に廃止。
- 1955年(昭和30年)9月15日 - 下今市~東武日光間が複線に復旧。
- 1956年(昭和31年)3月24日 - 明神~下今市間が複線に復旧。
- 1958年(昭和33年) - 5310系と3210系を用い、観光用「準快速」列車として使用を開始する。なお「準快速」列車の名称は後に6000系の運用開始による「快速」統一まで運行される。
- 1963年(昭和38年)6月22日 - 下小代~明神間が複線に復旧。
- 1963年(昭和38年)9月21日 - 板荷~下小代間が複線に復旧。
- 1964年(昭和39年)3月1日 - 5310系の置き換え用の快速専用車両として6000系の運用を開始。
- 1964年(昭和39年)5月1日 - 北鹿沼~板荷間が複線に復旧。
- 1964年(昭和39年)5月31日 - 座席指定席を快速列車の一部車両に導入。
- 1965年(昭和40年)9月18日 - 新鹿沼~北鹿沼間が複線に復旧。
- 1969年(昭和44年)5月1日 - 栗橋~新古河間の新古河荷扱所を廃止し新古河信号所とする。
- 1973年(昭和48年)7月20日 - 合戦場~新鹿沼間が複線に復旧。
- 1976年(昭和51年) - 快速列車の座席指定席を廃止。
- 1981年(昭和56年)3月16日 - 杉戸駅を東武動物公園駅に改称。
- 1981年(昭和56年)9月15日 - 栗橋~新古河間の新古河信号所廃止。
- 1985年(昭和60年)11月15日 - 快速列車に6000系の車体更新車両である6050系の運用を開始。
- 1986年(昭和61年)8月26日 - 杉戸高野台駅、南栗橋駅開業。
- 1986年(昭和61年)10月9日 - 野岩鉄道会津鬼怒川線開業に伴い、快速列車の運転区間を同線会津高原駅(現・会津高原尾瀬口駅)まで延長。
- 1990年(平成2年)10月12日 - 会津鉄道会津線会津高原駅~会津田島駅間電化に伴い運転区間を会津田島駅まで拡大。
- 1997年(平成9年)3月25日 - 板倉東洋大前駅開業。
- 2000年(平成12年)5月11日 - 栃木駅高架化。
- 2003年(平成15年)3月19日 - 営団地下鉄(現・東京メトロ)半蔵門線経由で東急田園都市線中央林間~南栗橋間直通通勤準急・区間準急(現:急行・準急)運行開始。
- 2006年(平成18年)3月18日 - 栗橋駅構内にJR宇都宮線(東北本線)との連絡線を設置、特急列車の直通運転を開始。
- 2006年(平成18年)12月16日 - 5050系のさよなら運転を新栃木~東武日光間で実施。
[編集] 運行概況
ここでは2006年3月18日ダイヤ改正以降の概況を説明する。
観光路線という性格から、有料の特急列車と料金不要の速達列車である快速・区間快速が運行されている。ともに伊勢崎線浅草方面から東武日光・鬼怒川線方面に直通する。
また、東京メトロ半蔵門線・東急田園都市線直通の準急・急行が南栗橋まで乗り入れる。
快速が急行より上位の種別となる路線は、他に神戸電鉄有馬線や京成押上線がある。
[編集] 列車種別
[編集] 特急
以下の列車が運行されている。詳細は列車記事を参照のこと。
なお、下今市駅~東武日光駅間には鬼怒川線へ直通する特急との「連絡列車」も設定されている。
- 東武線内発着
- 「スペーシアけごん」
- 「スペーシアきぬ」
- 「しもつけ」
- 「きりふり」(ただし、定期列車については本線運行区間では各駅停車となっており、乗車時の特例が設けられている。)
- 「ゆのさと」(臨時列車)
- JR線直通列車
- 「日光」
- 「きぬがわ」・「スペーシアきぬがわ」
[編集] 快速・区間快速
日光線特急を補完する列車として位置付けられ、伊勢崎線浅草駅~東武日光駅および鬼怒川線・野岩鉄道線・会津鉄道線経由で会津田島駅間で運行される。過去には臨時列車や団体専用列車・修学旅行専用列車格のものとして「たびじ」や「林間学校」の愛称を与えられるものもあった。
2006年3月のダイヤ改正より快速は朝に上り2本と下り4本が運転されるのみとなり、それ以外は「区間快速」へ種別を変更することになった。なお、上り2本は通勤列車格となることから東武日光駅から新大平下駅までの各駅に停車する。また、観光シーズンの休日には南栗橋発着の臨時列車も運転される。始発駅基準では下りは17時以降、上りは19時以降に出発する列車はない。
定期列車は全列車で6050系が使用されるが、臨時列車などでは8000系、10000系、30000系など通勤形車両(ロングシート車両)が使用されたことがあった。
また、6050系使用の列車は下今市・鬼怒川公園・新藤原で増・解結が行われる。時間帯によって多少異なるが、主な編成パターンは下記の通りになる。
- ←東武日光・会津田島
- 1・2東武日光-3・4会津高原尾瀬口・会津田島-5・6新藤原・鬼怒川公園
- 1・2東武日光-3・4新藤原-5・6新藤原
[編集] 区間快速
快速運転後、昼間から夜間にかけては区間快速が運転される。伊勢崎線内は快速運転、日光線内は各駅に停車する。長距離利用者を特急へ誘導し、南栗橋~新栃木間の各駅で浅草方面への直通列車を確保し、新栃木~東武日光間の普通列車を取り込んで合理化を図ったものである。しかし、杉戸高野台~静和間の普通列車のみ停車する駅では本数増となった反面、快速と比較して所要時間が大幅に延びており、遠距離利用者には不評である。所要時間は浅草~会津田島間の所要時間は4時間台(快速は約3時間半)、浅草~東武日光間は約2時間40分(快速では2時間程度)である。また、南栗橋駅~栃木・新栃木駅間では普通列車が40分間隔となる間に入るが、前後の列車との間隔は不均一(8~31分間隔)になっている。
[編集] かつての準快速
この列車の前身としては、1958年~1965年に運行された準快速・快速が挙げられる。但し、前者は長距離運行を前提としたものの近郊形電車格となる3210系が使用され、後者には急行用とされた5310系・5450系・5800系が使用されたとされる。そのため、停車駅・運用法などで変化させていたが、ともに車両の陳腐化などにより、6000系の快速列車へ移行した。
なお、準快速列車の停車駅は以下の通りであった。2007年時点での上り快速列車の停車駅にほぼ準ずる。
2006年12月1日に、「思い出の列車シリーズ」として3210系(カードの記載ではモハ3210型)の準快速列車を題材にした1,000円SFとーぶカード(パスネット対応カード)が発売された。
[編集] 区間急行・区間準急
区間急行は伊勢崎線浅草駅・北千住駅から南栗橋駅・新栃木駅まで運転される(早朝下りと夜間上り各1本のみ東武日光駅まで運転)。区間準急は浅草駅・北千住駅から南栗橋駅まで運転される。両種別とも日光線内は各駅に停車する。
区間急行については下りは東武動物公園駅基準でおおよそ5~10・17~24時台に運転される。新栃木駅発着の区間急行については東武日光駅・東武宇都宮駅方面の普通列車との接続が図られる列車も存在する。区間準急は朝夕合わせて5本程度と設定自体が少ない。
なお、東武日光発着の区間急行は下りは快速運行前に、上り列車は区間快速運行終了後に運行されるため、快速列車の項で紹介される場合もある。
[編集] 急行・準急
東京メトロ半蔵門線方面(大多数が東急田園都市線中央林間駅まで運転)から南栗橋駅・伊勢崎線久喜駅まで運行される。両種別とも日光線内は各駅停車であるが、伊勢崎線内の停車駅に違いがある。
東武動物公園駅基準で、急行はおおよそ9~21時台、準急は急行が運転されないそれ以外の時間帯に運転される。
なお、東京メトロ半蔵門線・東急田園都市線乗り入れの関係で10両編成で運行される。そのため、10両編成に対応していない南栗橋駅以北へは乗り入れない。
板倉東洋大前駅の所在する群馬県板倉町と東洋大学は、日光線内において普通列車化された区間快速の代替として、半蔵門線直通の急行を4駅南の南栗橋から5駅北の新栃木まで延長する要望を東武鉄道に対して出している。しかし、同社は難色を示している。南栗橋~新栃木間は現状6両編成までの列車しか乗り入れできない。もし実現しようとするものなら、栗橋駅~新栃木駅を10両編成対応化という非常に大掛かりな工事をしなければならない。因みに、同社は6両編成と4両編成に分割可能な30000系を東京メトロ半蔵門線に乗り入れているが、現在は10両固定編成の50050系に順次置き換えている。
[編集] 普通
運転系統は下記の3つに大別される。
- 東武動物公園~南栗橋
- 南栗橋~新栃木
- 栃木・新栃木~東武日光
東武動物公園駅~南栗橋駅間は区間快速・急行・区間急行・準急・区間準急が各駅に停車するため、純粋に普通という種別で運行される列車は1日5本程度しかない。珍しいものでは、朝ラッシュ時に1本のみ南栗橋発中目黒行の普通列車が設定されている。
南栗橋駅~新栃木駅間の普通列車は、下りは早朝および朝ラッシュ後~夕方、上りは朝ラッシュ後~夜間に運転される(それ以外の時間帯は区間急行が運転される)。大部分の列車が南栗橋駅で半蔵門線直通急行に接続をとっている。昼間時は区間快速とあわせて1時間当たり3~4本の運転本数となったが、約30分ヘッドの普通列車の合間に区間快速が入り込み、不等(8~31分)間隔で利便性はそれほど高くない。
新栃木駅~東武日光駅間は、区間快速の運転時間帯(昼間時)を除き毎時1本運転されている。
[編集] 使用車両
- 特急は列車記事を参照のこと。ここでは快速・準急以下についてを記す。
[編集] 自社車両
伊勢崎線直通列車
- 6050系 - 快速・区間快速・送り込み輸送
- 8000系
- 10000系・10030系・10080系
- 20000系・20050系・20070系 - 地下鉄対応車両、東京メトロ日比谷線直通、主に平日の朝の上りと深夜下り、土曜・休日の下りのみ。
- 30000系 - 地下鉄対応車両、東京メトロ半蔵門線・東急田園都市線直通、急行・準急
- 50050系 - 同上
線内普通列車
- 6050系
- 8000系
- 10000系
- 30000系(本線用)
- なお、南栗橋駅以北は6両編成しか乗り入れられない。
[編集] かつて使用されていた車両
[編集] 乗り入れ車両
すべて10両編成のため、南栗橋駅までの運行となっている。
[編集] 女性専用車
- 平日始発から押上駅に9:20までに到着する上り東京メトロ半蔵門線直通急行・準急の進行方向最後尾車両(実施区間は始発駅~東京メトロ半蔵門線渋谷駅間)(東京メトロ半蔵門線内は9:30を過ぎた時点で女性専用車両はの扱いは取りやめとなる)
- 平日朝7:30~9:00に北千住駅に到着する上り区間急行の進行方向最後尾車両(実施区間は南栗橋~北千住間)
[編集] 駅一覧
- 普通列車は運転系統による表記。また、特急列車については当該項目を参照のこと。
- ●:停車、|・↓・↑:通過
駅名\種別 | 乗降人員 2005年度 |
普通 | 急行 ・ 準急 ・ 区間準急 |
区間急行 | 区間快速 | 快速 | 接続路線 | 所在地 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
東武伊勢崎線浅草方面直通運転 急行・準急は東京地下鉄半蔵門線経由東急田園都市線直通運転 |
||||||||||||
東武動物公園駅 | 32,998 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | 東武鉄道:伊勢崎線 | 埼玉県 | 南埼玉郡宮代町 | ||
杉戸高野台駅 | 12,021 | ● | ● | ● | ● | | | ↑ | 北葛飾郡杉戸町 | ||||
幸手駅 | 15,247 | ● | ● | ● | ● | | | | | 幸手市 | ||||
南栗橋駅 | 6,559 | ● | ● | ● | ● | ● | | | | | 北葛飾郡栗橋町 | |||
栗橋駅 | 10,092 | ● | ● | ● | | | | | 東日本旅客鉄道:東北本線(宇都宮線) | |||||
新古河駅 | 2,818 | ● | ● | ● | | | | | 北埼玉郡北川辺町 | |||||
柳生駅 | 1,939 | ● | ● | ● | ↓ | | | ||||||
板倉東洋大前駅 | 4,288 | ● | ● | ● | ● | ● | 群馬県邑楽郡板倉町 | |||||
藤岡駅 | 2,080 | ● | ● | ● | | | ↑ | 栃木県 | 下都賀郡藤岡町 | ||||
静和駅 | 2,237 | ● | ● | ● | ↓ | | | 下都賀郡岩舟町 | |||||
新大平下駅 | 2,545 | ● | ● | ● | ● | ● | 下都賀郡大平町 | |||||
栃木駅 | 11,217 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | 東日本旅客鉄道:両毛線 | 栃木市 | |||
新栃木駅 | 4,121 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | 東武鉄道:宇都宮線 | ||||
合戦場駅 | 227 | ● | ● | ● | | | ● | 下都賀郡都賀町 | |||||
家中駅 | 422 | ● | ● | ● | | | ● | ||||||
東武金崎駅 | 671 | ● | ● | ● | | | ● | 上都賀郡西方町 | |||||
楡木駅 | 323 | ● | ● | ● | | | ● | 鹿沼市 | |||||
樅山駅 | 315 | ● | ● | ● | ↓ | ● | ||||||
新鹿沼駅 | 4,147 | ● | ● | ● | ● | ● | ||||||
北鹿沼駅 | 107 | ● | ● | ● | | | ● | ||||||
板荷駅 | 126 | ● | ● | ● | | | ● | ||||||
下小代駅 | 175 | ● | ● | ● | | | ● | 日光市 | |||||
明神駅 | 214 | ● | ● | ● | ↓ | ● | ||||||
下今市駅 | 2,794 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | 東武鉄道:鬼怒川線(一部直通) | ||||
上今市駅 | 120 | ● | ● | ● | ● | ↓ | ● | |||||
東武日光駅 | 2,958 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | 東日本旅客鉄道:日光線(日光駅) |
[編集] かつて存在した駅
- 新古河荷扱所(栗橋~新古河間 1929年4月1日、旅客駅として開業。1935年7月21日、新「新古河」駅開業により荷扱所化、1969年5月1日信号所化、1981年9月15日廃止)
- 東武野口駅(上今市~東武日光間 1945年8月8日開業、同月廃止)
[編集] 過去の接続路線
- 東武日光駅:東武日光軌道線