ふたりはプリキュア
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『ふたりはプリキュア』は東映アニメーション制作のアニメシリーズ及びシリーズの第1作となった同名のアニメ作品。『ふたりはプリキュア』及び『ふたりはプリキュア Max Heart』はこの項で扱い、『ふたりはプリキュア Splash Star』と『Yes! プリキュア5』は別項で解説する。
ふたりはプリキュア | |
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ジャンル | 女児向けアニメ |
テレビアニメ : ふたりはプリキュア | |
原作 | 東堂いづみ |
監督 | 西尾大介 |
シリーズ構成 | 川崎良 |
キャラクターデザイン | 稲上晃 |
アニメーション制作 | 東映アニメーション |
製作 | ABC ADK 東映アニメーション |
放送局 | ABC系列 |
放送期間 | 2004年2月1日 - 2005年1月30日 |
話数 | 全49話 |
コピーライト表記 | ©ABC・東映アニメーション |
テレビアニメ : ふたりはプリキュア Max Heart | |
原作 | 東堂いづみ |
監督 | 西尾大介 |
シリーズ構成 | 川崎良 |
キャラクターデザイン | 稲上晃 |
アニメーション制作 | 東映アニメーション |
製作 | ABC ADK 東映アニメーション |
放送局 | ABC系列 |
放送期間 | 2005年2月6日 - 2006年1月29日 |
話数 | 全47話 |
コピーライト表記 | ©ABC・東映アニメーション |
映画: 映画ふたりはプリキュア Max Heart | |
監督 | 志水淳児 |
制作 | 東映アニメーション |
封切日 | 2005年4月16日 |
上映時間 | 70分 |
コピーライト 表記 |
©2005 映画ふたりはプリキュアM製作委員会 |
映画: 映画ふたりはプリキュア Max Heart2 雪空のともだち | |
監督 | 志水淳児 |
制作 | 東映アニメーション |
封切日 | 2005年12月10日 |
上映時間 | 71分 |
コピーライト 表記 |
©2005 映画ふたりはプリキュアM2製作委員会 |
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目次 |
[編集] 概要
従来の女児向けアニメの方法論にこだわらない斬新な設定・構成が話題を呼び、本来のターゲット層である女児にとどまらずその両親達、熱狂的なアニメファンからも人気を集め大ヒット作となった。
おもに幼稚園から小学校中学年までの女児を対象とした作品であるが、戦闘の描写には、いわゆる魔法のステッキから出る光線などは使われず、男児向けのヒーロー物に見られるような徒手格闘技による肉弾戦を展開する手法を採った。格闘シーンの完成度は相当に高い。玩具として商品展開されるアイテム群が劇中では直接的な武器としては使用されないほか、『美少女戦士セーラームーン』における「タキシード仮面」のような男性の助っ人が存在しない[1]など従来の同種作品と異なった試みがなされた。なかでも、従来の同ジャンル作品と大きく異なり、添え物程度に過ぎなかった戦闘シーンを「主」とし、本来この手の作品のメインテーマである恋愛を「従」の扱いにする(特にこの作品においては恋愛パートは日常パートより小さい扱いとなっている)やり方は、それまで数々のお約束で構成や展開がマンネリ気味だったこの分野にとって、新機軸とも言える画期的手法であった。そして主役二人の少女のイメージカラーを女児に人気の「桃」や「黄」にせず、「黒・白」にしたことも斬新な試みである。
シリーズディレクターには『ドラゴンボールZ』や『エアマスター』などでダイナミックな格闘描写で定評を得た西尾大介を起用した。
初期は物語の展開が速く、26話で早々に大ボスを倒してしまったため、ファンの間では「半年で終わる予定で作っていた」とよく言われるが、これは誤解である。前作『明日のナージャ』同様に人気が低迷した場合、第3クール(27話~)から違和感なく路線変更出来るよう、全体の半分で一度区切りがつくように作られており、一年放送なのは初めから決定事項であった(企画書の段階で大体の一年の流れが記されていた他、西尾監督もムックでこの事を語っている)。
商業面では、「50億円売れれば大成功」と言われる女児向け玩具市場において、100億円以上のバンダイの玩具によるキャラクター収入を打ち出し(2年目は120億円以上を記録)、玩具業界の常識を覆した。一年目の主力アイテムであるカードコミューンとプリティコミューンは、2004年の玩具売上1位2位を独占し、二年目のハートフルコミューンも2005年玩具売上1位を達成した。視聴率においても、一年目平均7.3%・二年目平均7.9%と、前作『明日のナージャ』(平均6.8%)からも上昇し、なかでもターゲット層視聴率(4~6歳)では60%以上という高い数字を記録し、「女の子で知らない者はいない」と言われる大人気を博した。
[編集] テレビシリーズ
- 放送局は朝日放送(ABC)制作・テレビ朝日系で、放送時間は日曜日8:30 - 9:00。
- 『ふたりはプリキュア』は2004年東京国際アニメフェアの東京アニメアワードでテレビ部門優秀作品賞を受賞した。
[編集] 劇場版
[編集] 海外での放送
- ドイツ
- m4eがドイツ語圏での放映権や出版権などを取得し、2005年9月5日からRTL IIで放送子ども向けアニメ情報番組枠Pokitoで放送された。
- イタリア
- 2005年10月17日から公共放送RAIの第二チャンネルRAI2で放送子供向け情報番組RANDOMの中で放送された。
- 韓国
- 2005年12月5日から、2006年11月27日までSBSで放送されていた
- 台湾
- 2005年12月24日から東森幼幼台(YOYO TV)で放送。
- タイ
- 2006年2月11日からModernine TVで放送。
- 香港
- 2006年7月16日から電視廣播有限公司の無綫電視翡翠台(TVB Jade)で放送。
- 米国
- 4Kids内のアニメ放送時間枠4Kids-TVで2006年秋から放送予定。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 登場人物
- 表記は「キャラクター名:声の出演」。
[編集] ふたりはプリキュア
[編集] プリキュアと仲間達
- 美墨なぎさ / キュアブラック:本名陽子
- 10月10日生まれ、血液型O型。
- 主人公の一人で、キュアブラックに変身する少女。性格は明るく無鉄砲。ベローネ学院女子中等部2年桜組の生徒で、ラクロス部に所属する。ラクロス部では2年生ながらエースを務める。勉強嫌いで大の虫嫌いだがスポーツ万能で(ただし本人曰く『トンカチ(カナヅチ)』でウィンタースポーツはまるでダメらしい)女子生徒の憧れの的である。女子からはファンレターも貰えるほどの人気を誇る反面、男性には縁がないく、いつも弟にからかわれている。好物はチョコレート。男子中等部の3年生(Max Heartで高等部進学)、藤村省吾に想いを寄せており、話の進行につれてよい雰囲気になるが、まだ恋人といえる関係までは進展していない。マンション住まいで、家族は両親と弟。メップルをパートナーに変身する。パンチ、キック中心の技のほかに、キュアホワイトとの合体必殺技「プリキュアマーブルスクリュー」(黒い雷と白い雷の螺旋状の攻撃)「プリキュアレインボーセラピー」(人間や動物に憑いたザケンナーを、虹色の光で取り去る)「プリキュアレインボーストーム」(プリキュアレインボーブレスによる、光のパワーで攻撃。マーブルスクリューより威力大)がある。『Max Heart』では3年に進級し、ラクロス部のキャプテンを務める。キュアブラックの衣装は、無印時代はへそ出しルックだったが、Max Heartではへそ出しではなくなった。
- 雪城ほのか/ キュアホワイト:ゆかな
- 4月4日生まれ、血液型B型。
- この作品のもう一人の主人公で、キュアホワイトに変身する少女。お嬢様育ちのおっとりとした性格のおばあちゃん子。やや天然ボケだが、間違った事は放っておけないタイプである。成績は常にトップ、「うんちく女王」の異名をとる。ベローネ学院女子中等部2年桜組の生徒で、科学部に所属する。科学部では独創的な実験に意欲的に取り組む。両親は海外で仕事をしており、大きな日本家屋で祖母と飼い犬と暮らしている。ミップルをパートナーに変身する。キュアホワイトへの変身時には、敵を投げたり、いなす系統の技を多用。その他に、キュアブラックとの合体必殺技「プリキュアマーブルスクリュー」「プリキュアレインボーセラピー」「プリキュアレインボーストーム」がある。『Max Heart』では3年に進級し、科学部部長を務める。変身するとキュアホワイトになるため、名前の表記を雪白ほのかと間違えられることがある。
- メップル:関智一
- 命の石「プリズムストーン」を守る使命をおびた「選ばれし勇者」で、光の園から虹の園のなぎさのもとに来た。クリーム色のくまとねずみを足して2で割ったような姿。ミップルとは相思相愛の関係にある。虹の園では数分しか本来の姿でいられることができないため、普段はカードコミューンとして携帯電話のような形をしている。性格はわがままで、輪をかけてわがままなポルンと衝突することはしばしば。なぎさとは仲が悪い。なぎさがカードをスラッシュすることにより世話をすることができる。尾にプリズムストーンの赤い宝石「ルビー」を入れていた。『Max Heart』では「ハートフルコミューン」として復活した。語尾に「~メポ」が付く。
- ミップル:矢島晶子
- メップル同様、光の園から虹の園にほのかのもとにやってきた「希望の姫君」である。ピンク色の垂れ耳の犬のような姿。メップルより1日早く虹の園へやってきたが虹の園の時間の上では100年に相当する為に、その間眠りについていたがメップルを察知し目覚めた。性格はメップルと対照的にしっかり者である。母性的な一面が有り、ポルンが駄々をこねても甘やかす事が有る。ただし、怒らせると滅茶苦茶恐い。尾にはプリズムストーンの青い宝石「サファイア」を入れていた。『Max Heart』では、メップルと同様に「ハートフルコミューン」として復活した。語尾が「~ミポ」である。
- ポルン:池澤春菜
- 7つのプリズムストーンが集まったときに光の園からやってきた「未来へ導く光の王子」。白い垂れ耳の犬のような姿に、小さい冠をかぶっている。普段は「プリティコミューン」として携帯電話のメールボードのような形をしている。わがままな性格はメップルよりひどく、言い出したら聞かない聞かん坊である。メップルと同じくなぎさの部屋で暮らしている。よく一人で外に出歩き、迷子になることが多い。予知能力の持ち主でもあり、彼にしか感じることのできない未来を断片的に読み取るが、幼いことや表現力の不足から大抵の場合は予知としては役に立たない(実際にその状況になった時に、そうだと分かる事が多い)。石の番人・ウィズダムがポルンにプリズムストーンを託したことで、プリキュアにパワーアップアイテム「レインボーブレス」を授ける能力を得た。『Max Heart』では「タッチコミューン」に姿を変え、シャイニールミナスとともに活躍する。プリキュアをプリキュラと呼んで、なぎさに突っ込まれている。かなり変わった味覚の持ち主で、栗を生で食べたり、なぎさの作った、チョコとジャムと飴の入ったおにぎりを美味しいと言っていた。語尾は「~ポポ」。
[編集] 主人公の家族達
- 美墨岳:子安武人
- なぎさの父親。学生時代は科学部に所属しており、現在は研究職についている。オヤジギャグを好み、その影響は娘のなぎさに及んだ。なぎさと亮太を大切に思っており、父親らしい面も見せる。
- 美墨理恵:荘真由美
- なぎさの母親。ハッキリとした性格で厳しい面もあるが、なぎさと亮太にも優しい所も見せている。ほのかとケンカしたなぎさにアドバイスを与えた。
- 美墨亮太:高橋直純
- なぎさの弟。生意気な性格で、姉のなぎさとは姉弟喧嘩が絶えずコブラツイストなどを掛けられるが、仲は悪くない。ほのかに憧れている。なぎさ同様スポーツが得意で、バドミントンがすき。
- 雪城さなえ:野沢雅子
- ほのかの祖母。ほのかからは「お婆ちゃま」と呼ばれている。海外での仕事で家を空けている息子夫婦に代わる保護者としてほのかを温かく見守っている。ほのかがなぎさとケンカした時には仲直りのアドバイスを与えた。少女時代(ほのかそっくり)にホワイトのカードコミューンを手にしたことがある。ポイズニーの手に落ちたほのかを救ったときには、再びカードコミューンを手にしてミップルと再会。ただのおばあさんとは思えない不思議な力を発揮してザケンナーを一喝したり、いかにもなぎさとほのかの行動を読み取っているような発言をしたりと意外にも謎の多い人物である。
- 雪城太郎:宮下タケル
- ほのかの父親。妻とともに海外でアートディーラーを営む。仕事には非常に厳しいが、一年に一度、ほのかの誕生日には大量のプレゼントを手に帰国し、親子三人で水入らずの時間を過ごすほどの溺愛ぶりを発揮する。
- 雪城文:伊藤美紀
- ほのかの母親。夫と同じく仕事には厳しいが、娘のこととなると我を忘れる。
- 忠太郎:置鮎龍太郎
- 雪城家の飼い犬で、オスのゴールデン・レトリバー。賢く、人懐っこい性格。飼い主とはぐれて迷子になった子犬を見つけてきて、その飼い主捜しに貢献したことがある。
[編集] なぎさ、ほのかを取りまく人々
- 藤田アカネ:藤田美歌子
- ベローネ学院女子中等部OG。なぎさのラクロス部の大先輩で、頼れる姐御肌。ラクロス部の合宿では鬼コーチぶりを発揮する。大企業でOLとして働いていたが、いつか自分の店を持つ決心をしてたこ焼きの屋台を始める。『Max Heart』では屋台を「TAKO CAFE」にリニューアルした。
[編集] ベローネ学院女子中等部
- 高清水莉奈:徳光由禾
- なぎさの親友で、ラクロス部に所属。かなり男子を意識していて、ファッションには気を付けている。なぎさ、志穂とは大の仲良しである。3人の中では元より、桜組でも一番の長身。志穂とは逆でどちらかと言うとおとなしめ。ラクロス部ではなぎさと同じように頭のてっぺんで髪を結んでいる。なぎさと行動を共にする際は、志穂とも一緒のことが多い。
- 久保田志穂:仙台エリ
- なぎさの親友で、ラクロス部に所属。噂話に興味があり、情報通。『でも でも でも』など、言葉を3回繰り返して言う口グセがある。ラクロス部ではムードメーカーに徹している。将来、映画監督になることを目指す。なぎさ、莉奈と比べてアクションが大きい。3人の中で一番喧しい。
- 中川弓子:生天目仁美
- なぎさの1年上の先輩で、ラクロス部キャプテンを務める。チームのまとめ役で、なぎさのことを信頼している。性格は冷静沈着。
- ユリコ:鎌田梢
- ほのかと同じ科学部に所属するほのかの親友。ほのかからの信頼は厚く、彼女が名前で呼ぶ数少ない人物の一人(ほのかは礼儀正しい為、ある程度親しい人間も『さん』付けの苗字で呼ぶ)。『Max Heart』では科学部副部長となり、頼れる先輩、有能な部員として後輩の面倒を見たり部長のほのかをサポートしたりするなど、ますます大きな存在となった。なお、登場人物の殆どに苗字がある中で、何故かユリコの苗字は明らかになっていない。
- 小田島友華:飯塚雅弓
- なぎさ、ほのかの1年上の先輩。成績優秀、スポーツ万能で女子生徒の憧れの的だが、そんなマドンナ像を演じることに疲れを感じている。なぎさの奔放さに惹かれ良きライバルとして意識する。いつしかなぎさには自然体で接するようになり、周囲を驚かせた。弓子と同級生でもある。
- 柏田真由:渡辺明乃
- なぎさ、ほのかのクラスメイト。美術部に所属し、画家マリオ・ピッカリーニのファン。なぎさに憧れ、ある日髪型を彼女を意識したものに変えた。
- 谷口聖子:吉田小南美
- なぎさ、ほのかのクラスメイト。性格は引っ込み思案。キリヤに想いを寄せ告白するが、渡したラブレターを目の前で破られてしまう。合唱コンクールではピアノを担当した。
- 越野夏子:小清水亜美
- なぎさ、ほのかのクラスメイト。科学研究発表会の会場でプリキュアを目撃したことがきっかけで、子どもたちを相手に公園でキュアブラックのコスプレをするようになった。学園祭の舞台「ロミオとジュリエット」では、衣装を担当した。 なお、キュアブラックのセリフを『さっさとお家に帰りなさい』と間違えている(正解は『とっととお家に帰りなさい』)。修学旅行でも自前の着物を持参する等、森京子と共に裁縫の腕前はかなりのモノである。
- 森京子:名塚佳織
- なぎさ、ほのかのクラスメイト。夏子とともにプリキュアの戦闘を目撃し、キュアホワイトのコスプレに興じた。学園祭の舞台では夏子とともに衣装を担当した。コスプレが災いしてポイズニーに怖い思いをさせられたせいか、プリキュアごっこを辞めると宣言したものの、結局は再びプリキュアごっこをしていた(これにはなぎさとほのかも頭を抱えた)。だが、後日なぎさ達にコスプレしていたことを指摘されて恥ずかしがったことから、間もなく偽プリキュアは卒業したものと思われる。
- 森岡唯:城雅子
- なぎさ、ほのかのクラスメイトでなぎさの親友だが、彼女と同じく藤村省吾に憧れる恋のライバルでもあった。そんなことは露知らず、なぎさに恋の相談をする。後に藤村に告白するもふられてしまったが、告白する勇気をもらったとなぎさに感謝を伝えた。
- 矢部千秋:中川亜紀子
- なぎさ、ほのかのクラスメイト。合唱コンクールで指揮を執った。生真面目な性格で他人に厳しいが、自分にも厳しい性格。
- 竹野内よし美:永野愛
- なぎさ、ほのからがいる2年桜組の担任。担当は国語。学校行事やクラブ活動にいそしむ生徒らをいつも優しく見守る。竹野内達彦と結婚した。旧姓は竹ノ内。『Max Heart』では、引き続き3年桜組の担任を受け持つ。
- 校長:塩屋浩三
- ベローネ学院女子中等部の校長。校長の職にありながら学校行事やクラブ活動にも熱心に顔を見せ、生徒一人一人を気遣うことを忘れない。教頭を行動派とするなら校長は頭脳派であり、冷静かつ慌てない。
- 米槻教頭:西村朋紘
- ベローネ学院女子中等部の教頭。いつも校長のそばに付き従い、ゴマすりに余念がない。生徒指導に熱心なあまり生徒からは敬遠されているが、誰よりもベローネ学院を愛し陰で地道な教務をこなす苦労人でもある。ザケンナーに乗り移られて本音をぶちまけたことがある。名前はショウリョウバッタの別名、コメツキバッタから。とある頃から漫画にハマリだし、生活指導の名の下に漫画を生徒から没収して宿直の日にそれを楽しむという困った一面も持つ(OGの藤田アカネは知っていたが、在校生徒で知っているのはなぎさとほのかだけの模様)。
- 宮下:金光宣明
- 数学の教師。2年桜組の授業で答の存在しない誤った問題をなぎさに出し、ほのかに指摘されるという失態をしでかしたことがある。
[編集] ベローネ学院男子中等部
- 藤村省吾:岸尾大輔
- サッカー部に所属する3年生。容姿がいいため、女子からはモテる。なぎさが憧れる存在で、ほのかとは幼なじみの関係にある。ニックネームは「藤P」。 MaxHeartでは学院高等部に進学し、中学時代と同様にサッカー部に所属。1年生ながらレギュラーメンバーに抜擢された。なぎさの声援を聞いてからファインプレイを見せるなど、彼もなぎさのことが気になっているらしい。
- 木俣:加藤木賢志
- 藤村と同じサッカー部に所属する親友。陽気な性格でチームのムードメーカー。藤村と並んで最強コンビともいわれている。ちなみに親戚の家は農家。 MaxHeartでは藤村と同様に学院高等部のサッカー部に所属し、レギュラーメンバーに抜擢された。
- 支倉一樹:飯田利信
- 藤村、木俣とは1年年下の生徒。バスケットボール部に所属しており、長身を誇る。性格は自由きまま。なぎさに一目惚れして一緒に栗拾いに行き、戦いに巻き込まれた。薄れる意識の中でキュアブラック(なぎさ)こそ理想の人だと確信し、あっさりなぎさを振った。
[編集] 光の園
- クイーン:松谷彼哉
- 光の園の長ともいえる存在。巨大な姿をしており、いつも暖かい目で見守る。MaxHeartではジャアクキングの攻撃によって「心」・「命」・「12のハーティエル」に分裂してしまう。
- 長老:中博史
- クイーンの側用人。光の園の歴史に詳しく、クイーンと共に光の園を見守っている。ボケ気味でなぎさ、ほのか、ひかりの名前をしばしば間違えるが、プリキュアが窮地に陥るとアドバイスを与える。ポルンと同じく、プリキュアをよくプリキュラと呼ぶ。ポルンが長老と暮らしていたあたり、ポルンのプリキュラはこの人の受売りの様だ。
- ウィズダム:松野太紀
- プリズムストーンを守るプリズムホーピッシュに宿る「石の番人」。ベルゼイにさらわれて、ペットのインコの鳥かごに閉じ込められたが、3人がいなくなった隙に脱出した。気障な性格で、ミップルが惚れてしまった。
- お世話カードの住人
- 食事の世話をするオムプ(桜井敏治)、病気を治療するパルプ(浅野るり)、寝かしつけるネルプ(壱智村小真)、教育係のシカルプ(小野健一)などがいる。
[編集] ドツクゾーン
- ジャアクキング:小野健一
- ドツクゾーンを支配する悪の帝王。真っ黒な巨人の姿をしている。いつもは城にいる。全ての世界を飲み込もうと企み、光の園を半壊させた。「全てを生み出す力」を求めてプリズムストーンを狙うが、クイーンの力を受けたプリキュアによってその野望もろとも打ち砕かれる。消滅の寸前に虹の園に送り込んだ分身、3つの「種(ジュナ・レギーネ・ベルゼイ)」によって復活するが、ポルンの強い意志によって力を得たプリキュアを前に、再び滅び去った。ギャグにされなさそうなキャラだが、一回だけゲキドラーゴの想像の中でギャグキャラになった。
- ザケンナー :上別府仁資→滝知史
- 黒い、得体の知れない闇の生物。物や動物に乗り移り、姿を変える。プリキュアの必殺技を受けると、星型の「ゴメンナー」に分裂し、どこかに去っていく。
- ピーサード:高橋広樹
- 5人で構成されているダークファイブの1人で、プリキュアが一番、最初に戦った相手。ボディスーツに肩当てつきのマント、歌舞伎役者を彷彿とさせる容姿で、ファンにはカブキと称されることもある。プリズムストーンは緑色のエメラルドを所持。尖兵の性か、プリキュアの実力を知らない為の度重なる失敗により、次第に不利な立場に追い込まれていく。他のメンバーからは、いつもけなされていた。なお、ポイズニーと違い変装しかできず、服が変わるだけである(顔は白塗りで、隈取を隠すくらい)。ダークファイブ中、一番、出た回数が少ない。ジャアクキングや他の仲間の態度から最後と察し、自らプリキュアに勝負を挑んだがプリキュアマーブルスクリューの前に敗退した。
- ゲキドラーゴ:石井康嗣
- ダークファイブの1人で、怪力を得意技とする。レスラーのような格好をしている。他のメンバーと比べ、考えるより行動が先に立つ。プリズムストーンは水色のアクアマリンを所持。『ウガ』が口癖。しかし、力が強い分頭が弱い。なお、なぎさに泣かれて重度の風邪を引いていたメップルを返したり(正確にはメップルを生きて連れ帰ることが目的の為、死なれてはジャアクキングに怒られると思って)、ほのかに言われて宝石の山からプリズムストーンを探し出したり、水族館で魚たちと一緒に水槽で泳ぐなど、ポイズニーに次いでお茶目な魔人。その力は両手で電動シャッターを開閉でき、でこピンで人間を気絶させることができる。水族館に居たマンタ、ウツボ、サメと合体し最終形態となってプリキュアと対決。亮太がいることで一時、善戦したが間もなくその亮太に手を出したことに怒ったなぎさの猛攻を受けた後、プリキュアマーブルスクリューで倒される。
- ポイズニー:雨蘭咲木子
- ダークファイブの紅一点で、キリヤの姉。黒のボディスーツに短めのマント姿。普段は色っぽい猫なで声だが、キレるとだみ声に。プリズムストーンはオレンジ色のトパーズを所持。得意技は変身。ピーサードは変装の為、面影を残していたのに対しこちらは変身の為、完全に別人となる(よって見破ることが困難。老若男女を問わず、何にでも変身できるようだ)。指を弾くことによって様々な超常現象を起こす。実はダークファイブの中で一番、お茶目な魔人であり、駅のホームで人間サイズの犬に化けたり(弟のキリヤに冷や汗をかかせるほどだった。ついでに服が目立つと指摘もされている)、箪笥の中に隠れたりしている(なぎさに何度もその箪笥を開けられたので、隠れるのに苦労した。出てきた時は、箱型にかたまっていた)。武器は自由に動かせるその髪と手から放つ衝撃波。最後はほのかに化けてメップル奪取を試みたが、二人の秘密を知らず失敗。そのまま、計画を打倒プリキュアへ変更。先の二人が使えなかった瞬間移動を駆使して善戦。プリキュアマーブルスクリューを見切って避けたばかりか髪の毛を使って一度はマーブルスクリューの発射を防いだ。だが、二人を髪で捕らえたこと仇となり髪伝いにマーブルスクリューを打ち込まれ、姿を消したが間に合わず敗れた。
- キリヤ:木内レイコ
- ダークファイブの最年少。それゆえ、他のメンバーから小ばかにされるシーンがあった。ポイズニーの弟。オレンジ色のTシャツに、黒い短パン姿。プリズムストーンは黄色のシトリンを所持。姉と同じ、衝撃波が撃てる。プリキュアに近づくため、人間で、容姿端麗、成績優秀(漫画版では、編入試験の際、全科目満点だったらしい)、スポーツ万能と、3拍子のそろった転校生「入澤キリヤ」の姿でベローネ学院男子部に潜り込む。美少年ゆえの容姿で篭絡するつもりで2人に近づき、なぎさには好印象を与えたが(なぎさは藤村が好きな為、友人としての好印象)、ほのかが意外に素っ気無かった為に逆に気になり始めてしまう。ほのか達と接するうちに次第に人間らしい心が芽生え、自分のアイデンティティーに疑問を持ち始める。ポイズニーの作戦を過去2度妨害した(ポイズニーにバレることは無かったものの、指摘はされていた)。だが、ポイズニーの敗北と共にプリキュアとの決戦を決意。魔人の名に恥じない強力な力で善戦するが、2人に説得されキュアホワイトにプリズムストーンを託し、自ら覚悟して闇に帰っていった。後に、ドツクゾーンでの最終決戦に臨むプリキュアの前に姿を現した(人間界と闇の世界との間にひずみが生じていたかららしい)。最後は涙を流して光とともに消え去った。人間版には眉毛があるが、魔人版はなく、目が切れ長になっている。5人の中では一番、人間に近い服装。
- イルクーボ:二又一成
- ダークファイブのリーダー。スキンヘッドに、白いローブをまとっている。攻撃はポイズニーと同じ衝撃波。最大の特徴はプリキュマーブルスクリューを分解できること。プリズムストーンは紫色のアメジストを所持。とてつもない力でプリキュアを翻弄する。そして全てのプリズムストーンを奪ったとき、最強の力を手に入れるが、ストーンのあまりにも強い力に耐え切れず弱ったところにプリキュアマーブルスクリューを受け敗北。後に復活し光の園を襲撃してプリキュアをジャアクキングの下へ連れて行った。ドツクゾーンでの闘いではプリキュアに善戦したが強力な彼の攻撃によってプリズムストーンが破壊されることを恐れた、ジャアクキングによって倒される。攻撃手段は、衝撃波がメイン。他にも人間の精気を吸収できる。
以上、序盤の敵キャラクターである。キリヤ以外が全員ザケンナーを召喚している。
- ジュナ:松本保典
- 闇の戦士の1人。ジャアクキングが虹の園(地球)に撒いた種の1つで、台風のパワーを吸収して覚醒。攻撃も風が主体。普段は人間で、エリートサラリーマン「角澤竜一郎(かくざわ りゅういちろう)」の姿をしている。小山翔子の大声に対し、オーバーリアクションを取ることが中盤のギャグとなっている。
- レギーネ:深見梨加
- 闇の戦士の紅一点で、やはり種の1つ。こちらは火山のパワーを吸収。こちらは熱主体。普段は人間「小山翔子(こやま しょうこ)」の姿をしている。この姿の時は、とても小心者で、声が小さいことを他の2人から指摘されることもしばしば。但し、大きい声で喋れない訳ではなく、ジュナ、ベルゼイに何度か聞かれると大声で返事をする(これが第2期中盤の定番ネタになっている)。レギーネに変身すると、ピンク色の長い髪がオールバックになっている…と思いきや、突然くるくるにカールする(この突然の出来事は、プリキュアをびっくりさせてしまったほど)。
- ベルゼイ・ガートルード:西村知道
- 闇の戦士の1人で、闇戦士のリーダー。雷のパワーを吸収し、攻撃は電気を帯びる。普段は人間「結城玄武(ゆうき げんぶ)」の姿をしている。ジャアクキングの為にプリズムストーンを奪っても、自分達は滅びてしまうことを察知し、ジャアクキングに反旗を翻す。頭がよく、その知能は全くの推論から呪文を導き出すほどである。ジュナ、レギーネと合体してプリキュア、ジャアクキングとの三つ巴となった。だが、プリキュアには敗れ去り、最期はジャアクキングにプリズムストーン共々、吸収されてしまった(ジュナ、レギーネも)。角澤竜一郎と共に小山翔子の大声に対するリアクション担当。格闘時などにワキワキとした動作をするのが特徴。
- 執事ザケンナーA:小松里歌
- 闇の戦士が住む洋館で働くザケンナーで、働き者だが少々、短気。『Max Heart』では、洋館での雑用に加えて少年の世話をもこなす。
- 執事ザケンナーB:滝知史
- 闇の戦士が住む洋館で働くザケンナー。しばしば執事ザケンナーAの邪魔をしては怒られる。『Max Heart』でも引き続きAとともに洋館で働く。
[編集] ふたりはプリキュア Max Heart
[編集] プリキュアと仲間達
- 九条ひかり / シャイニールミナス:田中理恵
- 9月9日生まれ、血液型AB型
- なぎさとほのかの前に現れた不思議な少女。実はクイーンの「命」である。
- 仮の姿のひかりは、藤田アカネのいとこで、ベローネ学院中等部1年桃組に入学。藤田アカネのアパートで同居しながら、オープンカフェ形式の移動屋台TAKO CAFEの手伝いをしている。ポルンをパートナーにシャイニールミナスに変身する。3人の必殺技は「エキストリーム・ルミナリオ」。
- ルルン:谷井あすか
- 光の園からやってきた「未来を紡ぐ光の王女」。虹の園では「ミラクルコミューン」の姿をしている。シャイニールミナスにパワーアップアイテム「ハーティエルブローチェ」を授ける役目を与えられた。いつもポルンに妹のようにくっついて離れず、ポルンを困らせることもある。おっとりしていて、ちょっと泣き虫。語尾は「~ルル」。
[編集] 光の園
- ハーティエル
- 「探究」のシークン:永野愛
- 「情熱」のパション:菊池こころ
- 「調和」のハーモニン:仙台エリ
- 「純真」のピュアン:小松里歌
- 「知性」のインテリジェン:小林麻由子
- 「真実」のウィシュン:埴岡由紀子
- 「希望」のホープン:沼田祐介
- 「勇敢」のブレイブン:安達まり
- 「繁栄」のプロスン:天田真人
- 「幸福」のハピネン:石毛佐和
- 「愛」のラブラン:壱智村小真
- 「永遠」のエターナルン:水沢史絵
- 光のクイーンの「意志」が12に分かれてあらわれた存在
[編集] ベローネ学院
- 多幡奈緒 :菊池こころ
- ひかりのクラスメイトで、親友。なぎさに憧れている。
- 加賀山美羽 :水沢史絵
- ひかりのクラスメイトで、親友。ほのかに憧れている。
- 野々宮 :寺田はるひ
- 科学部に所属する1年生。実験中の不注意を部長のほのかに叱責され意気消沈し退部まで考え出すが、ユリコの心遣いでほのかと打ち解けることができる。
- マキ:寺田はるひ
- メグミ:西野陽子
- 永井さおり:小野涼子
[編集] ドツクゾーン
- 洋館の少年:寺田はるひ
- 四天王が「あのお方」と呼ぶ少年。ジャアクキングの生命として生まれ、ジャアクキングの復活に大きな意味を持つ。無邪気にはしゃぎ、執事ザケンナーを困らせる。ジャアクキングとの戦いの後にひかりの弟「ひかる」としてアカネの前に現れ、ひかり達と一緒に暮らすようになる。
- サーキュラス:上別府仁資
- ジャアクキング復活を企む四天王の1人。騎士のような容貌で、正々堂々の戦いを好む。他の四天王が登場すると、ギャグシーンも演じるようになった。
- ウラガノス:高木渉
- 四天王の1人で肉体派で、体当たりの戦いが得意。思い込みが激しく、周囲の話を聞かず猪突猛進に行動する。四天王の中では一番ノリがよく、お茶目な存在である。最終決戦ではハゲであったことが明らかになった。
- ビブリス:小林愛
- 四天王の紅一点で、残虐で狡猾な戦略家。自信家であり、詭弁を弄してプリキュアをいたぶることも。
- バルデス:小野健一
- 四天王の中で最強の能力を誇る。第22話では、プリキュアに敗北したが、第31話で復活して現れた。実は彼こそがジャアクキングであった。
[編集] アイテム
- プリズムストーン
- 青、赤、緑、水色、オレンジ、黄色、紫の色をした石。全てを生み出すという力を秘めている。メップル、ミップル及びダークファイブが所持していた。ウィズダムは、これらを「石」と「力」に分けることができる。
- カードコミューン
- 初代で登場。メップルとミップルは普段この姿である。しつけは『プリキュアカード』を使う。
[編集] エピソード
各エピソードについては、#外部リンクの東映アニメーション公式Webから「各話あらすじ」を参照。
[編集] 主題歌
[編集] 『ふたりはプリキュア』
- オープニング『DANZEN! ふたりはプリキュア』
- 作詞:青木久美子 作曲:小杉保夫 編曲:佐藤直紀 歌:五條真由美
- エンディング『ゲッチュウ! らぶらぶぅ?!』
- 作詞:青木久美子 作曲・編曲:佐藤直紀 歌:五條真由美
[編集] 『ふたりはプリキュア Max Heart』
- オープニング『DANZEN! ふたりはプリキュア (Ver. Max Heart) 』
- 作詞:青木久美子 作曲:小杉保夫 編曲:佐藤直紀 歌:五條真由美
- 前期(第1~36話)エンディング『ムリムリ?! ありあり!! INじゃぁな~い?!』
- 作詞:青木久美子 作曲・編曲:佐藤直紀 歌:五條真由美、ヤング・フレッシュ
- エンディング(第37~47話)『ワンダー☆ウインター☆ヤッター!!』
- 作詞:青木久美子 作曲:間瀬公司 編曲:佐藤直紀 歌:五條真由美
[編集] スタッフ
- プロデューサー:西澤萠黄→土肥繁葉樹→大野逸雄、亀田雅之(ABC) 高橋知子→鶴崎りか(ADK) 鷲尾天(東映アニメーション)
- 原作:東堂いづみ
- 連載:講談社『なかよし』
- 漫画:上北ふたご
- シリーズ構成:川崎良
- 音楽:佐藤直紀
- 製作担当:坂井和男
- 美術デザイン:行信三
- 色彩設計:沢田豊二
- キャラクターデザイン:稲上晃
- シリーズディレクター:西尾大介
- 脚本:川崎良、清水東、羽原大介、成田良美、影山由美
- 演出:伊藤尚往、山吉康夫、岩井隆央、矢部秋則、川田武範、小村敏明、岡佳広、五十嵐卓哉、吉沢孝男、上田芳裕、座古明史、山田徹、立仙裕俊、西尾大介、山内重保、大塚隆史、門由利子
- 作画監督:爲我井克美、高橋任治、川村敏江、生田目康裕、河野宏之、桑原幹根、青山充、飯島秀一、東美帆、はっとりますみ
- 美術:行信三、塩崎広光、下川忠海、いでともこ、杉浦正一郎、吉田智子、井芹達朗、倉橋隆、飯島由樹子、田中里緑
[編集] 劇場版
TVシリーズの高い人気を受けて、劇場版も制作された。
[編集] 『映画ふたりはプリキュア Max Heart』
2005年4月16日に全国東映系で上映され、初回の興行成績は4位。興行収入8.5億円、観客動員数76.5万人を記録した。公開と同時期に、コミック版も刊行された。
[編集] あらすじ
「希望の園」とその力の源であるダイヤモンドラインを魔女から守るべく、希望の園の7人の戦士たちとともにプリキュア、そしてルミナスが魔女に立ち向かう。
[編集] 登場人物
- 希望の園の女王:工藤静香
- 希望の園を収めている長
- ラウンド:野沢雅子
- 7人の妖精のリーダー
- スクエア:松岡洋子
- 7人の妖精の中でプリキュアとルミナスを快く思っていない一匹狼
- マーキーズ:川田妙子
- 7人の妖精の中で小柄
- オーバル:野田順子
- 7人の妖精の中でポッチャリ
- トリリアント:菊池こころ
- 7人の妖精の中で学者っぽい
- ペア:中山さら
- 7人の妖精の中で余り目立たない存在
- ハート:赤江珠緒(ABCアナウンサー)
- ペアと同じ
- 希望の園の王子:岸尾大輔
- 藤村似で臆病な性格で余り頼りない王子
- 執事:園部啓一
- 羊似で女王の側近
- 魔女:勝生真沙子
- 女王からダイヤモンドラインを強奪し、ジャアクキング復活を目論む魔女
[編集] 主題歌
- オープニング『DANZEN! ふたりはプリキュア (Ver. Max Heart) 』
- エンディング『心のチカラ』
- 作詞:前田たかひろ 作曲・編曲:h-wonder 歌:工藤静香
[編集] スタッフ
- 監督:志水淳児
- 脚本:羽原大介
- キャラクターデザイン:稲上晃、爲我井克美
- 作画監督:爲我井克美、青山充
[編集] 『映画ふたりはプリキュア Max Heart 2 雪空のともだち』
シリーズ二作目の劇場アニメーションとして、2005年12月10日に公開された。
[編集] あらすじ
皆で雪山へスキーにやってきたなぎさ・ほのか・ひかりが、闇の戦士フリーズン&フローズンから友達である伝説の鳥「鳳凰」のひなたを守るため立ち上がる。
[編集] 登場人物
- ひなた:千々松幸子
- 鳳凰が死ぬ直前に産んだ卵から孵った雛。それなしでは雲の園やその他の世界を保つことはできない存在。
- 老師:青野武
- 雲の園の長老。
- ムタ:野沢雅子
- 長老のダジャレに手を焼くムササビ。
- フリーズン:草尾毅
- 闇の戦士。フローズンと共に世界を氷の闇に変えようとすべく、邪魔な存在であるひなたをさらい、プリキュアとルミナス打破を誓う。
- フローズン:檜山修之
- 闇の戦士。ひなたをさらい、フリーズンと共に曰く最強のコンビとしてプリキュアとルミナスを倒そうとする。
- 特別出演:
- 矢口真里:矢口真里
- 清水佐紀:清水佐紀(Berryz工房)
- いずれも本人役。
[編集] 主題歌
[編集] スタッフ
- 監督:志水淳児
- 脚本:成田良美
- キャラクターデザイン:稲上晃、爲我井克美
- 作画監督:爲我井克美
[編集] 漫画版
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ふたりはプリキュアおよびふたりはプリキュアマックスハートは、原作・東堂いづみ、まんが・上北ふたごによって漫画作品が描かれている。漫画版における『マックスハート』の表記はカタカナ。
[編集] 連載版
『ふたりはプリキュア』は「なかよし」(講談社)にて2004年4月号から2005年2月号まで連載。『ふたりはプリキュアマックスハート』は2005年3月号から2006年2月号まで連載。いずれも8~16ページのショートコミック扱いだった。 アニメで中核となっている変身・戦闘の要素をまったく含まず、オリジナルエピソードでなぎさとほのか(『マックスハート』ではひかりを含めた3人)の中学生としての日常を描く、タイアップとしては異色の作品。
[編集] 単行本
『ふたりはプリキュア』の単行本はアニメ完結に合わせて講談社から発売された。全1巻。変身・戦闘を含めてアニメのストーリーを追う描きおろしを半分以上、連載版の日常エピソードを4話のみ収録という変則的な形のものである。
- ふたりはプリキュア
- ISBN 4-06-334971-3 : なかよし2004年5月号・7月号・10月号・12月号掲載分、および描きおろし
『ふたりはプリキュアマックスハート』は、連載版は単行本化されていない。映画2作に合わせて描きおろしコミカライズが各1巻発売された。
- 映画ふたりはプリキュアマックスハート
- ISBN 4-06-334994-2
- 映画ふたりはプリキュアマックスハート2 ~雪空のともだち~
- ISBN 4-06-372099-3
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
- ^ 但し一年目の後半から二年目終了時まではポルンというマスコットキャラクター(二年目からは新たにルルンというマスコットキャラクターが参加。具体的な役割はほぼ同じ)が、それに近い役割を果たす事となる。
[編集] 外部リンク
- ふたりはプリキュア(朝日放送)
- ふたりはプリキュア(東映アニメーション)
- ふたりはプリキュア Max Heart(東映アニメーション)
- 映画ふたりはプリキュア Max Heart
- 映画ふたりはプリキュア Max Heart 2 雪空のともだち
- ふたりはプリキュア ありえな~い! 夢の園は大迷宮(GBA用ソフト)
- ふたりはプリキュア Max Heart マジ?マジ?!ファイト de INじゃない(GBA用ソフト)
朝日放送 日曜朝8時30分枠のアニメ | ||
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