スイート号
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スイート号(すいーとごう)は東京都と宮城県仙台市を結ぶ東北急行バスが運行する高速バスである。
スイート号の愛称が付いたのは2004年と最近だが、路線自体の歴史は、1962年開業と40年以上の歴史がある。開業当時は全区間一般道経由で運行され、乗務員は途中乗り継ぎで乗務していた。現在では全便ワンマン運行で、東京、仙台の両営業所の乗務員が担当している。
本来は夜行バスなのだが、北千住~仙台ではクローズドドア制を採っていない。そのため、早朝に停車する福島以降の停留所からも乗車できる。これは、国鉄(当時)の始発列車より早いバスを運行することによる、「早朝バス」を兼ねていたためである。
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[編集] 運行経路
- 東京~仙台間直行便
浜松町バスターミナル - 東京駅八重洲通り - (宝町入口/呉服橋出口) - (首都高速道路) - (東北自動車道) - (仙台宮城IC) - 仙台駅前 - 仙台営業所
- 東京~仙台間一般便
東北急行バス東京営業所 - 新木場駅前 - 浜松町バスターミナル - 東京駅八重洲通り - 上野駅前 - 浅草駅前 - 北千住駅 - 草加 - 新越谷駅前 - 岩槻駅前 - (岩槻IC) - (東北自動車道) - (福島西IC) - 福島駅東口 - 白石駅前 - 大河原駅前 - 岩沼 - 長町 - 仙台駅前 - 仙台営業所
[編集] 沿革
- 1962年8月1日 - 運行開始(仙台側の終点は仙南交通仙台バスセンター)。
- 1962年11月20日 - 白石・大河原停留所を新設。
- 1989年 - 直行の昼行便を新設
- 2004年3月5日 - 「スイート号」という名称がつく。
- 2004年12月10日 - 6往復に増発、全便独立3列シート車両になる(増発便は除く)。
- 2005年10月14日 - 北千住駅経由便開設・下り福島経由便の時刻繰り下げ。
- 2006年2月1日 - 北千住駅経由便の時刻繰り上げを実施。
- 2006年3月1日 - 直行便が仙台宮城IC経由となり、時間短縮される。それまでは仙台南IC・国道286号・愛宕大橋を経由していた。
- 2006年9月1日 - 減便改正
- 2006年12月15日 - ニュースター号運行開始に伴う経路変更及び減便改正
[編集] のりば
[編集] 運行本数
- 2006.12.15改正時点
- 直行便
- 東京駅→仙台営業所…2便
- 浜松町バスターミナル→仙台営業所…1便(昼行便のみ)
- 仙台営業所→浜松町バスターミナル…2便
- 仙台営業所→東京駅…1便(昼行便のみ)
- 一般便
- 東京営業所~仙台営業所…夜行便1往復
- 直行便
[編集] 乗車券発売箇所
- 東北急行バス東京営業所
- 東北急行バス仙台営業所
- 東武トラベル各支店
- 宮交観光サービス各旅行センター
- はとバス各案内所
- 山交観光各営業所・案内所
- JR東日本びゅうプラザ
- 主な旅行代理店
- WEB予約:発車オ~ライネット
成田空港連絡バス | ONライナー号(東武バスW)、しらこばと号(東武バスC)、坂戸駅~川越駅~成田空港線(川越観光・東武バスW)、フォレスト号(国際十王)、アザレア号(関越交通) |
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羽田空港連絡バス | 新越谷駅~羽田空港線(東武バスC)、朝霞台駅~志木駅~羽田空港線(東武バスC)、柏駅~羽田空港線(東武バスE)、北千住駅~羽田空港線(東武バスC)、籠原駅~熊谷駅~森林公園駅~坂戸駅~羽田空港線(国際十王)、黒磯駅~宇都宮駅~羽田空港線(東野交通) |
昼行高速バス | あだたら号(東武バスC)、いわき号(東武バスC)、スイート号(東北急行)、ニュースター号(東北急行)、レインボー号・スーパーレインボー号(東北急行)、政宗号(東北急行)、四万温泉号(関越交通)、伊香保温泉号(関越交通)、アップル号(関越交通)、那須リゾートエクスプレス号(東野交通) |
夜行高速バス | レインボー号・スーパーレインボー号(東北急行)、TOKYOサンライズ号(東北急行)、フライングライナー号/フライングスニーカー大阪号/フライングスニーカー京都・茨木号(東北急行)、ウィングライナー(国際十王)、尾瀬号(関越交通) |
(東武グループ以外の共同運行会社については省略する) | |
(略称説明)東武バスC~東武バスセントラル、東武バスW~東武バスウエスト、東武バスE~東武バスイースト、川越観光~川越観光自動車、国際十王~国際十王交通、東北急行~東北急行バス |
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