朝霞台駅
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朝霞台駅(あさかだいえき)は、埼玉県朝霞市東弁財1丁目4番17号にある、東武鉄道東上本線の駅である。
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[編集] 駅構造
プラットホームは掘割の中にあり、島式ホーム2面4線。複々線区間にあり、外側を優等列車が、内側を各駅停車が走る。駅舎は地平よりやや高い位置にある。そのため、駅に入るには北口、南口ともに10段程度階段を上る必要がある。この階段にも2004年3月頃エスカレーターが設置された。駅舎の北、プラットホームにかかる位置に武蔵野線が高架で越えている。
北朝霞駅との乗り換えは北口。
[編集] 駅施設
- 定期券発売所
- ホームエスカレーター
[編集] のりば
1 | ■東上線 | 志木・川越・東松山・小川町方面(急行・準急) |
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2 | ■東上線 | 志木・川越・東松山・小川町方面(普通) |
3 | ■東上線 | 和光市・成増・上板橋・池袋・○有楽町線 新木場・ ○有楽町新線 新線池袋方面(普通) |
4 | ■東上線 | 和光市・成増・池袋方面(急行・準急) |
[編集] 利用状況
- 1日平均乗降人員 130,025人(2005年度)
- 東上線内では池袋駅に次いで第2位の数字である。しかし、平日朝上り11本のみの「通勤急行」と土休日朝夕下り3本上り2本のみの「特急」は通過する。「通勤急行」(平日朝上りのみ11本)の当駅通過については、全列車が一つ手前の志木駅で普通列車池袋行きに接続し、この普通列車を含め、平日朝の当駅発着便は1~4分毎(概ね2~3分毎)となっていることから、利用者の利便性は十分に確保されており、一方で池袋まで利用する乗客にとって寿司詰めになるドア付近で停車駅の毎に乗降を繰り返す不便性にも善処した措置と言える。「特急」の当駅通過に関しては、特急は和光市駅以外は川越駅以北の主要駅にしか停まらない長距離利用者向け速達列車であり、設定本数も希少(土日のみ上下計5本)であることから、利用者の利便性を著しく損なうものでは無い。
[編集] 路線バス
南口側のバス停名は朝霞台駅、北口側のバス停名は北朝霞駅である。北朝霞駅発着のバスについての詳細は、北朝霞駅#路線バスを参照の事。
[編集] 朝霞台駅発着
[編集] 北朝霞駅発着
- 朝霞市内循環バスわくわく号(運行は東武バスウエスト・国際興業バス・西武バス共管)
- 膝折・溝沼線
- 根岸台線
- 宮戸線
- 内間木線
- わくわくどーむ行
[編集] 駅周辺
- 北朝霞駅 - JR武蔵野線とは乗換駅であり、北口側の駅前広場を共有している。駅舎は別であるが隣接しており、連絡通路は屋根で覆われている。
- 開業後、しばらくは周辺に建物も少なく、乗換のためだけの駅といった風情であったが、近年はある程度の商業集積を持つようになっている。
- 東洋大学朝霞キャンパス
- 東京都水道局朝霞浄水場
- 埼玉県朝霞県土整備事務所
- 朝霞市博物館
- ロッテリア(北口)
- 松屋(北口)
- りそな銀行朝霞台支店(南口)(旧大和銀行の支店であり、現在埼玉県内唯一の埼玉の付かないりそな銀行の支店である。なお埼玉りそな銀行のATMも北口にある。)
- マクドナルド(北口)
- ミスタードーナツ(北口)
- 吉野家(南口)
- オリンピック朝霞台店(北口)
[編集] 歴史
- 1974年(昭和49年)8月6日 - 武蔵野線北朝霞駅(1973年4月1日開業)との乗り換えを図るために開設。
- 1998年(平成10年)3月26日 - 乗り換え客の利便向上のため、急行の停車駅になる。
- 朝の上り通勤急行は、急行の停車が始まった後も通過のまま。急行との逆転現象がおきているが、朝ラッシュ時の複々線区間のダイヤ組成上、当面現状維持の可能性が高い。