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新木場駅(しんきばえき)は、東京都江東区新木場一丁目にある東京地下鉄(東京メトロ)・東日本旅客鉄道(JR東日本)・東京臨海高速鉄道の駅。東京地下鉄の駅番号はY-24である。
[編集] 利用可能な鉄道路線
- 東京地下鉄(東京メトロ)
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- 東京臨海高速鉄道
[編集] 駅構造
JR東日本ホームが4階、コンコース3階、東京地下鉄有楽町線ホームとりんかい線ホームが2階にある。いずれも島式1面2線のホームを有する。1階部分にあたる高架下には飲食店が軒を連ねている。3社とも1つのコンコースを共用(管理は東京地下鉄が担当)しており、改札も各々が隣接しているので、乗換の便はかなり良いといえる。ただ、他社の切符売り場と改札とが隣り合っているので、他社の改札へ誤入場する利用客も多いようである。りんかい線は混雑時に備え、改札横に券売機の他に臨時出札窓口を数カ所設けているが、年に数回使われる程度である。
[編集] 東京地下鉄
[編集] 東日本旅客鉄道
[編集] 東京臨海高速鉄道
[編集] 利用状況
- JR東日本
- 1日平均乗車人員 55,653人(2005年度,京葉線内では東京駅、西船橋駅を除けば舞浜駅に次ぎ第2位)
- 東京地下鉄
- 東京臨海高速鉄道りんかい線
- 1日平均乗降人員42,315人(2004年度,りんかい線内8駅中第3位)
- 平日は朝夕に通勤、通学客で混雑し、休日は東京ディズニーリゾートや葛西臨海公園、お台場などへ向かう行楽客で賑わう。また、幕張メッセや東京ビッグサイトでのイベント開催時にも混雑することがあり、乗降客数に変動がある。
- 京葉線の通勤快速を停車させるようにという要望があったため、今まで通過していた通勤快速を、2004年(平成16年)10月16日のダイヤ改正により停車させることになった。
- 駅周辺には駅名の通り、貯木場や木材関連企業が多数あり、これらに就業する利用客も多い。そのため、駅構内に設置されている木材からの香りが漂う。
- 階段がホームに2箇所あるが、朝のラッシュ時には不足気味で、改札を抜けるまで時間がかかることが多い。
- 京葉線ホームでは、長らく発車時にベルを使用していたが、放送装置の更新により2007年3月24日からテイチク製の発車メロディーが使用されるようになった。
[編集] 駅周辺
[編集] バス
- 東京都交通局
- 東北急行バス
- 東京空港交通
[編集] 歴史
[編集] その他
- りんかい線の線路は貨物輸送に使われることもあり、新木場~葛西臨海公園間の連絡線から京葉線とりんかい線を行き来する貨物列車がある。
- 開業前、営団有楽町線の計画(当時終点は新富町)では仮称・湾岸駅とされていた。また当時は有楽町線と京葉線の相互乗り入れの構想があり、営団発行の案内誌「メトロニュース」の新線計画にも、有楽町線の黄色い点線が蘇我駅まで伸びていた時期がある。現在当駅にて有楽町線と京葉線が横並びになっているのは、直通構想が残ったまま建設が行われた為だと言われている。
[編集] 隣の駅
- 東京地下鉄
- ○有楽町線
-
- 辰巳駅(Y-23) - 新木場駅(Y-24)
- 東日本旅客鉄道
- ■京葉線
- 通勤快速
- 八丁堀駅 - 新木場駅 - 蘇我駅
- 京葉快速・武蔵野快速
- 八丁堀駅 - 新木場駅 - 舞浜駅
- 各駅停車
- 潮見駅 - 新木場駅 - 葛西臨海公園駅
- 東京臨海高速鉄道
- ■りんかい線
- 通勤快速・快速・各駅停車
- 新木場駅 - 東雲駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク