フェンリル (フロントミッション)
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フェンリル(FENRIL)とはゲーム『フロントミッション』に登場する架空の兵器。また、それに付随する無人兵器開発・実戦テスト計画をここでは解説する。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] 概要
正式名称は環誘導侵攻制御装置であり、『FENRIL』はコードネーム。その名の通り、煩雑な目的をもって設計された兵器で大別して二つの機能を持っている。
第一の機能は正式名称の通り、無人の無線誘導兵器を目的に沿って、自立行動させることであり、プログラムを組み替えることによって、多種多様な任務に着かせる事も可能。ここまでは従来のそれと同様であるがフェンリルには理論上誘導できる無人兵器の数に制限がなく、WAPの運用も可能とするという特徴を持つ。
第二の機能はフェンリルを人工衛星に搭載することによって、無線誘導の大敵である電波妨害への対策とする。周囲300㎞に配置された敵対国を含む全ての人工衛星をハッキングし、システムを乗っ取る。また、攻撃衛星をフェンリル自体の防衛にも使用する。
また、フェンリル自体の運用も完全に無人化されており、自体で作戦を立案し、実行する。この際に必要とされる人員はプログラム設計に関わる数名の技術者と無人兵器の補給に関わる部隊のみで構わない。
血と引き金を引く感触が消えた近未来を表すかのようであり、
[編集] アロルデシュ・クーデター
クーデターは第二次ハフマン紛争同様にフェンリルの実地試験を目的として起こされた自作自演の事件であった。
[編集] インターゲーン
インターゲーンとはECドイツに実在した軍需企業であった。が、当の企業は2089年に機密を外国に売り渡した件について軍事裁判にかけられ倒産している。
開発本部の名称であるインターゲーンは撹乱を狙い付けられた別物であり、少なくとも2098年以前に設立されている。
[編集] 無線誘導兵器
フェンリルによる遠隔操作に対応したWAP。
- ミュートス・シリーズ
- シャカール・シリーズ
- ザドク・シリーズ
- ビスミラー
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本編 | 1ST - 2nd - 3rd - 4th - 5th - HISTORY |
派生 | ガンハザード - FMA - FMO - 2089 - 2089-II |
コミック | THE DRIVE - DOG LIFE & DOG STYLE |
WAP(OCU) | ゼニス - ゾラ - ザイゴート - ギザ - 90式 - 月弓 - 春陽 - 法春 - レイブン - ブルータルウルフ |
WAP(USN) | フロスト - ガスト - レクソン |
WAP(その他) | シケイダ - グリレゼクス - デスマッツ - テラーン - ヴィーザフ - 冷河 - 克黒 |
大型機動兵器 | TCK - ゴールトン - レトリーバー - シーキング - クリントン - ジウーク |
WAP企業 | JM - サカタ/イグチ - 霧島 - DA - トロー - ドミトーリ公社 |
歴史(21世紀) | アフリカ紛争 - ハフマン島 - ラーカス事件 - サカタインダストリィ事件 - E.C.ドイツ軍基地襲撃事件 |
歴史(22世紀) | アロルデシュ・クーデター - 日防軍クーデター - 沖縄海洋都市 |
用語解説 | 登場人物 - WAP - 大型機動兵器 - BD-B - フェンリル - IN - M.I.D.A.S. - ハフマン条約 |
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