加賀温泉駅
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加賀温泉駅(かがおんせんえき)は、石川県加賀市作見町にある西日本旅客鉄道(JR西日本)北陸本線の駅である。駅南側のみ出入口があり、加賀温泉郷各地へのバス路線が発着している。
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[編集] 駅構造
[編集] 駅周辺
[編集] 利用状況
- 1日平均の乗車人員 2,314人(2004年)
[編集] 歴史/将来
元は「作見」名前の小駅に過ぎなかったが、隣接する動橋駅と大聖寺駅が特急停車をめぐって激しい争奪戦を繰り広げたため、これを沈静化する目的で両者の中間にあるこの駅に特急列車を集約して停車することとなり、駅名を改称して周辺の温泉地の玄関口となった(当時は現在のように特急を短い区間で停めることは避けられていた)。したがって、「温泉」を名乗ってはいるが駅の近くには温泉はない。また、「加賀温泉」という温泉も存在しない。
- 1944年10月11日 作見駅として開業。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1963年1月1日 貨物の取扱を廃止。
- 1970年10月1日 特急停車駅に昇格し、駅名を加賀温泉に改称。
- 1987年4月1日 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 北陸新幹線の整備計画では金沢・小松・加賀温泉・芦原温泉・福井の順に駅が出来ることとなっている。
[編集] 駅弁
現在の販売業者である高野商店は元は福井県の今庄駅の駅弁業者であった。北陸トンネルの開通で大聖寺に移転したのち、作見の加賀温泉への改称と特急停車により駅弁の需要が生じたため、当時の国鉄の勧めで当駅に移転した。
- かにぼろワッパ
- かにすし
- 甘えび寿し
- 加賀彩々
[編集] 停車列車
- 普通