寺井駅
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寺井駅(てらいえき)は、石川県能美市大成町チ303にある西日本旅客鉄道(JR西日本)北陸本線の駅。また日本貨物鉄道(JR貨物)の貨物駅でもあるが、2000年頃から貨物列車の発着は無い。
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[編集] 駅構造
カーブの途中に、島式ホーム1面2線と側線1本を有する地上駅。乗降が終わったかどうかの確認を車掌が行うため、ホームの端にテレビカメラが設置されている。コンクリート平屋建ての駅舎を備える。
駅構内にキヨスクが設置されている。業務委託駅でみどりの窓口設置駅。
[編集] 駅周辺
駅名は「寺井駅」であるが、能美市寺井地区(旧・能美郡寺井町)ではなく同市根上地区(旧・能美郡根上町)に位置している。
- ホームラン通り - 当地出身の野球選手、松井秀喜に因む。
- 根上大浜郵便局
- 根上ショッピングプラザ
- 能美市根上庁舎
- 能美市立浜小学校
- 能美市立根上中学校
- ふれあいプール
- 能美市立病院
[編集] 路線バス
かつて能美線代替バスが鶴来駅から根上(一部美川駅)まで運行していたが、北陸鉄道の分社化などに伴い、旧根上~旧寺井の部分がカットされ、旧辰口町内の倉重や旧寺井町の寺井史跡公園前で折り返しとなった。しかし寺井・辰口・根上の3町合併により再び寺井駅まで延伸された。2006年にはこの他旧寺井町のコミュニティバスが旧辰口町内まで延伸されるようになった。
[編集] 利用状況
- 1日平均の乗車人員 802人(2004年)
[編集] 歴史
- 1912年(大正元年)12月20日 - 開業。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1980年(昭和55年)9月14日 - 北陸鉄道能美線が廃線となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR西日本・JR貨物の駅となる。
2000年頃まで、電気化学工業根上サービスステーションへの専用線があり、青海駅からセメント輸送貨物列車が運行されていた。