山口貴士
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山口 貴士(やまぐち たかし、1976年1月11日 - )は、日本の弁護士。
東京弁護士会に所属し、リンク総合法律事務所に在籍している。弁護士登録番号は28784。日本脱カルト協会理事。近未來通信被害対策弁護団事務局次長。コミックマーケットのスタッフでもあり、NGO-AMIの理事でもある。
カルトや霊感商法など宗教被害の問題に関わり、悪徳商法やペーパー商法問題にも活動の場を広げている。
サンボマスターの山口隆は別人である。
目次 |
[編集] 略歴
帰国子女で、日本語と英語のバイリンガル。慶應義塾志木高等学校、慶應義塾大学法学部卒業。1999年10月、司法試験に合格。2000年3月、慶應義塾大学大学院法学研究科前期博士課程修了(法学修士)。2001年10月に第54期司法修習を修了し弁護士登録した後、虎ノ門総合法律事務所に所属。2003年10月1日に紀藤正樹が所長のリンク総合法律事務所へ移籍。
[編集] 近未來通信問題
テレビに出演した際に、被害者を責めることは詐欺師を利することにしかならないと発言するなど、被害者を救済する為に活動している。
[編集] わいせつ性の問題や児童ポルノ法への主張
絵のわいせつ性について争われている松文館裁判では主任弁護人である。
児童ポルノ法や青少年有害社会環境対策基本法案が同人界に及ぼす危機をコミックマーケットのカタログ等で訴えかけている。児童ポルノ法や東京都の青少年健全育成条例が強化され、絵に対しても規制が進む事、警察による恣意的な別件逮捕の危険性、市民のプライバシー侵害を理由に児童ポルノの単純所持処罰化に反対し続けており、コミックマーケットでの反対署名の文責担当者・活動の呼びかけ人にもなっている[1]。
児童ポルノの定義が曖昧かつ広すぎるにもかかわらず、法改正により提供行為の規制が導入されたことで国立国会図書館での閲覧が制限されたことを問題視している[2]。
[編集] 盗作騒動への見解
盗作の疑いがある作品を大仰に取り上げて騒ぎ立てる風潮に対しては批判的である。自身のブログにおいても、三原順の作品を盗作したと報道された飛鳥部勝則を擁護して、一方的に絶版した出版元の原書房を批判している[3]。
だが、飛鳥部の盗作を検証しているウェブサイトに対し、名誉毀損ないし業務妨害にあたり無意識に言葉狩り同然の行為を行っていると批判したことは、検証行為自体を否定したと捉えられかねない内容であったため、多くの反発を浴びることとなり、二度にわたり釈明する事態となる[4][5]。なお、『別冊宝島1257「パクリ・盗作」スキャンダル読本』(2006年1月 宝島社 ISBN 4796650725)でも同様の意見を述べている。その後も松本零士と槇原敬之との間の盗作騒動を話題にしている[6]。
[編集] 著書
[編集] 関連項目
- 悪徳商法?マニアックス
- 飛鳥部勝則 - #『誰のための綾織』絶版事件
- イオンド大学
- グロービートジャパン
- グロービートジャパン・平和神軍観察会事件
- 聖神中央教会
- TOSHI
- 中杉弘
- 日本平和神軍
- 門西栄一
- 米澤嘉博
[編集] 外部リンク
- 弁護士山口貴士 大いに語る - 個人のブログ。
- 近未来通信被害対策弁護団=近未來通信被害対策弁護団
- リンク総合法律事務所-LINK LAW OFFICE OFFICIAL WEB SITE - 事務所のウェブサイト。
- リンク総合法律事務所-LINK LAW OFFICE - : 2-2 弁護士山口貴士 - 事務所のブログ。
- 日本脱カルト協会|JSCPR
- 霊感商法の実態 - 全国霊感商法対策弁護士連絡会のウェブサイト。
- 健全育成条例改定反対署名有志WEB
- 座談会・東京都「青少年の性行動」委員会の実際と背景
- 少女ヌードの「運命」~児童ポルノ禁止法から6年~
- 松文館何したの?パート2 - 松文館事件に際して2ちゃんねるで立てたスレッド。
- 松文館何したの?パート2 - 実際にはパート3。
- 平和神軍観察会
- HOHとToshi問題を考える会
- 悪徳商法?マニアックス