月は東に日は西に ~Operation Sanctuary~
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
月は東に日は西に ~Operation Sanctuary~ | |
---|---|
対応機種 | Windows98/Me/2000/XP ドリームキャスト プレイステーション2 |
発売元 | オーガスト(PC) アルケミスト(DC、PS2) |
発売日 | 2003年9月26日(PC) 2004年6月24日(DC) 2004年10月7日(PS2) |
ジャンル | 東奔西走スクールライフADV |
レイティング | 18禁(PC) CERO15(DC、PS2) |
コンテンツアイコン | セクシャル(PS2) |
キャラクター名設定 | 不可 |
エンディング数 | 7(PC) 10(家庭用) |
セーブファイル数 | 80(PC) ?(DC) 50(PS2) |
エンジン | NScripter |
画面サイズ | 800×600 24bit(PC) |
BGMフォーマット | LOOP CUBE |
キャラクターボイス | 主人公以外 |
CGモード | あり |
音楽モード | あり |
回想モード | あり(PC) なし(家庭用) |
メッセージスキップ | 全文/既読(PC/PS2) |
オートモード | あり(PC/PS2) |
『月は東に日は西に ~Operation Sanctuary~(つきはひがしにひはにしに オペレーション・サンクチュアリ)』は、パソコンソフトブランドオーガストが2003年9月26日に発売した、18禁恋愛アドベンチャーゲームである。タイトルの平仮名のみを拾って「はにはに」と略される。
キャッチフレーズは「東奔西走スクールライフ」。(なお、オーガストの作品の内この肩書きがタイトルロゴにも表記されたのは2005年8月現在この1作だけである)
2004年11月から2006年4月まで、ゲーム内の世界観を再現したインターネットラジオ、「はにはにラジオ」が配信された。現在再放送中である。
目次 |
[編集] 特徴
主人公達の賑やかな学園生活を中心に、ヒロイン達との愛を育むことがこのゲームの目的。同ブランドの業界における地位を確立した作品である。
発売時のキャッチコピーは「Hシーンは着衣が基本 学園モノならではのシチュ満載です」。攻略可能な各ヒロインに1通り、着衣(半脱ぎ)のままエッチをする(一部ではこういったシーンを挿入した作品を着衣系と称することも)。
難易度は控えめ。長くまったりとしたシナリオは前作同様眠りゲーと揶揄されるが、ありふれた日常生活の描写に、ところどころ細かくこだわって作られている様子がうかがえる。原画は前々作、前作と同じくべっかんこう。システムは必要なものはほぼすべて備えており、プレイアビリティを損ねる要素はほとんどない。また、主人公以外フルボイスというのは同ブランド初の試み。他ブランド作品ではほぼ標準実装の各ヒロイン別のBGMや、立ち絵の表情分けなど、前作ではかなわなかったものをしっかりと実装している。
アルケミストによりドリームキャスト・プレイステーション2へ移植されたほか、小説やドラマCD、アニメ、フィギュア、アンソロジーコミックスに至る迄、多数のメディアミックス作品が登場した。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] あらすじ
幼馴染みの藤枝保奈美、従妹の渋垣茉理と共に蓮美台学園に通う主人公、久住直樹。彼は両親を事故で喪い、叔父夫妻の渋垣家で世話になっている。
有り触れた日々が続いて居たが、ある日突然、学園の屋上で昼寝をしていた主人公の上に女の子が落ちてきた。その子は翌日から主人公のクラスメートになるのだが……。
[編集] 主な登場人物
名前(ふりがな) キャストは並んでいる場合、順にPC/家庭用/アニメ/ドラマCD
- 久住直樹(くずみ なおき) (声優:-/-/緑川光/氷河流)
- 主人公。蓮美台学園に通う2年生で、5年前に事故で両親が行方不明になってからは、叔父夫妻の渋垣家で世話になっている。彼自身事故の影響で、それ以前の記憶を失っている。
- 基本的に無気力でいい加減な性格で成績もいいとは言えない。登校する時も保奈美が起こしに来るまで寝続けたりしている。愛用する自転車には「世界タービン号」(ちなみに、この自転車のモデルは原画家のべっかんこうの自転車)と名付けている。一応天文部に所属しているが、やっていることがほとんど雑談であり熱心ではない。
- 天ヶ崎美琴(あまがさき みこと) (声優:草柳順子)
- 誕生日 : 5月15日。血液型 : B型。星座 : おうし座。身長 : 160cm。3サイズ : 81/58/81。テーマ曲「GET OUTGOING!」
- 蓮美台学園に通う直樹達のクラスメート。空から落ちてきた張本人であるが、本人はタルキスタン(美琴が咄嗟にでっち上げた架空の国)からの帰国子女の転校生ということになっている。教室で直樹と隣同士に座っている。赤いロングヘア、ポニーテール、天真爛漫な性格がチャームポイント。杏仁豆腐が大好物。保奈美とは気が合うようで特に仲がいい。直樹の半ば強引な勧誘により天文部に所属。
- アニメ版は二通りの結末があり、DVDに収録された一方の結末では彼女が直樹と結ばれる。”みことん”という愛称は原画・キャラクターデザイン担当のべっかんこうが使っていたものがマニュアルに掲載され、作中でも直樹がそう呼んだことがあり、それによるところが大きい(これは保奈美にも言えることである)。本作のメインヒロイン・・・のわりには人気は控えめで保奈美にその座が奪われそうになっているが、これは(次回作に当たる、夜明け前より瑠璃色なを除く)オーガストのヒロインの宿命でもある。
- 藤枝保奈美(ふじえだ ほなみ) (声優:観村咲子/神田理江/同左/観村咲子)
- 誕生日 : 9月11日。血液型 : O型。星座:おとめ座。身長 : 159cm。3サイズ : 85/59/86。テーマ曲「STRAIGHT AT ME」
- 直樹の幼馴染。直樹の事を「なおくん」と愛称で呼び、毎朝起こしに来る間柄。料理が得意で、料理部に所属し部のエース。容姿端麗、成績優秀とまさに完璧超人だが、それを鼻にかけることなく、男子からは絶大な人気がある。直樹とは物心がついた頃からの幼なじみでり、5年前の事故当時一緒に居合わせている。
- 発売後の人気投票では1位に輝いた。アニメ版は二通りの結末があり、TV放送された一方の結末では彼女が直樹と結ばれる。”ほなみん”という愛称で呼ばれることもあり、夏服を着用すると、“白ほなみん”となる。“ほなみん”という愛称は美琴同様べっかんこうがつけたのが始まりだが、本人も「“ほなみん”って呼んでいいよ」と言っており、“みことん”以上に定着することになる。“白ほなみん”は作中で直樹がそう呼んだことが始まり。蓮美台学園の女子の夏服が真っ白であることによる。先述の保奈美の一言は、こう呼ばれた当日の下校途中に出てくる。余談だが、アンソロジーコミックで見かける“黒ほなみん”は、彼女が腹黒いと思う人がそう呼んでいるだけである。
- 橘ちひろ(たちばな -) (声優:北都南/ひと美/同左/北都南)
- 誕生日 : 2月26日。血液型 : A型。星座:うお座。身長 : 149cm。3サイズ : 73/54/74。テーマ曲「シルキーウェーブ」
- 茉理の付属からの親友。唯一の園芸部員で1年生。控えめな性格で自己主張が弱いが、芯は強い。現在は学生寮で生活している。動植物の世話が好きで、とくにこのゲームの鍵のひとつの青いチューリップフォステリアナには思い入れがあるらしく大切に育てている。カフェテリアのココアが好物なのだが猫舌。ごく稀にではあるが、”ちーちゃん”と呼ばれていることがある。物語開始当初は自転車に乗れず、作品中、茉理の母、英里の使わなくなった自転車を貰って特訓した。
- 渋垣茉理(しぶがき まつり) (声優:金田まひる/梶田夕貴/同左/金田まひる)
- 誕生日 : 7月17日。血液型 : B型。星座 : かに座。身長 : 155cm。3サイズ : 77/56/79。テーマ曲「陽だまりロケット」
- 直樹の従妹。直樹の通う蓮美台学園に入学し、憧れだったカフェテリアでアルバイトに明け暮れる。性格は強気だが、乙女チックな一面もある。直樹よりも年下だがタメ口で話す仲であり、くだらないことで口論になることが多い(ただし本気で口論にはなってはいない)。また、かなり友達想いであり、ちひろが落ち込んでいる時心配していたこともある。少女漫画を多数所有しているが(直樹と保奈美を除いては)周りには秘密にしている。直樹は気づいていなかったが、彼女も意外にもてており、彼女目当てでカフェテリアに来ている客も少なくは無い。柚香から”まつりん”という愛称で呼ばれおり、彼女も柚香のことを”ゆかりん”と呼んでいる。
- 事故で主人公が両親を失った当時、彼と同居することに大反対だったが、結局受け入れる。
- 仁科恭子(にしな きょうこ) (声優:岩田由貴/岩居由希子/同左/岩田由貴)
- 誕生日 : 11月15日。血液型 : A型。星座:さそり座。身長 : 167cm。3サイズ : 89/60/88。テーマ曲「MATURE MIND」
- 蓮美台学園の養護教諭で園芸部顧問。ただし部にはほとんど顔を出さないが、ちひろが入部したことによりよく顔を出すようになる。結とは仲がよく、仕事以外のプライベートでもよく一緒にいる。仕事場である保健室では、茶菓子(特に煎餅。たまに辛子煎餅)を充実させたり、どこかから貰ってきた「いらっしゃいませ」のマットや「準備中」「社長室」等の看板を置くなどして自分の家のように楽しんでいるが、本人は「親しみやすい保健室を目指している」と主張している。
- 面倒見が良く、ルックス・スタイルも良いため男子生徒に人気があるが、大人の余裕であしらっている。コーヒーに凝っており、よく直樹に雑用を頼み、そのお礼として振る舞う。作品中では、直樹にコーヒーの淹れかたをレクチャーするなど、その凝り様の深さがうかがえる。
- 野乃原結(ののはら ゆい) (声優:木村あやか/猪口有佳/同左/木村あやか)
- 誕生日 : 1月4日。血液型 : AB型。星座:やぎ座。身長 : 138cm。3サイズ : 64/51/68。テーマ曲「プチプチフロート」
- 新任教師。直樹達のクラスの担任および古典担当、ならびに直樹が所属する天文部の顧問。背が低いことを本人も気にしていて、初出勤日には弘司に付属生と間違えられる程。居丈高なところがなく応援したくなるような存在で、担任として赴任した当日にクラスのみんなの「かまわれキャラ」になった。だが、教師だけのことはあり、専門外の資料でも簡単に読破できるほどである。
- 大好物はプリン「別名プリン中毒患者(仁科恭子談)」。プリンの形をしていれば何でも食べられる。CDの中ではプリンの精にまでなっている。カフェテリアの自家製プリンは1日4個までと決めている。「機械は愛称をつけてあげたほうがきちんと動く」という理由で、車(黄色の丸い車)には「まるぴん」と名前を付けている。
- 秋山文緒(あきやま ふみお) (声優:大波こなみ/幡宮かのこ/同左/?)
- 誕生日 : 3月21日。血液型 : A型。星座 : おひつじ座。身長 : 154cm。3サイズ : 76/56/76。
- 通称「委員長」。その通称に相応しくまじめで仕切り屋。アニメ版では直樹が提案するまで結先生に委員長であると思い込ませていたほど。弓道部所属。蓮美台学園の学生寮である蓮華寮の寮長でもある。制服を着ているときはコンタクトだが、私服のときはメガネを着用している。祖父の影響から歴史小説や時代劇、考古学などを好んでいる。なお、委員長に推薦したのは直樹だが、初対面だったのか名前を知らなかった。だが、その後はよく話すことが多くなる。
- 人気投票で思わぬ好成績を挙げ、コンシューマ版ではヒロインに昇格し、シナリオが用意された(『オーガストファンBOX』のミニシナリオ集にも、彼女のシナリオがあるが、コンシューマ版のシナリオとは異なる)。なお、制服のデザインを決めるために書いたキャラが好評であり、直樹達のクラス委員長が登場することもあって本編に登場させた、というのが彼女の誕生のきっかけ。
- 渋垣源三(しぶがき げんぞう) (声優:上別府仁資/同左/同左/?)
- 茉理の父親で英理の夫。中東方面と取引のあるにがりを専らとする商社に勤務。その関係で長く家を留守にすることもある。家では、昼行灯状態となっている。
- 渋垣英理(しぶがき えり) (声優:北都南/ひと美/同左/?)
- 誕生日 : 12月2日。血液型 : B型。星座 : いて座。
- 茉理の母。夫の源三と同じ商社に勤める。朝早く夜遅い毎日の中で、茉理と直樹の世話も欠かさない、典型的な良妻賢母タイプの女性。料理も上手。
- 天ヶ崎祐介(あまがさき ゆうすけ) (声優:氷河流/緑川光/同左/?)
- 美琴が最初に直樹に会った際に見間違えた人物。美琴の弟であり行方不明になっている。直樹と姿形、特徴までそっくりだというが……。
- 広瀬弘司(ひろせ こうじ) (声優:高橋広樹)
- 主人公の悪友で天文部部長。冷静な常識人だが人付き合いが良く、誰とでも話を合わせられる。天文部の仕事を真面目に行っているが、直樹が真面目にやらないため中々思うようにいかないでいる。現在は学生寮に生活しており、親の転勤が多いためかゴールデンウィークでも実家に戻らない。妹が1人いて、名前は「柚香」。親の転勤が多く友達ができない柚香を気にしている。
- 深野純一(ふかの じゅんいち) (声優:片岡大二郎/松本保典)
- 蓮見台学園の数学担当教諭にして生活指導。決まり事に非常にうるさく、授業も厳しいことから、学生からは「フカセン」の愛称で恐れられている。蓮華寮の管理人でとても美しいと評判の妻を持ち、かなりの愛妻家でもある。
- おまけでは本編では見れない彼の日常が見れる。
- 宇佐美玲(うさみ れい) (声優:小鳥田麗子/本間ゆかり/同左/?)
- 蓮見台学園理事長。普段は時計塔の理事長室にいるため、入学式や卒業式などの行事でしか見ることが無い。恭子や結と仲が良く、堅苦しい事ことが嫌いなため直樹に対しても名前で呼ぶように言ってくる。コーヒーよりも紅茶派。
- 広瀬柚香(ひろせ ゆか) (声優:-/飯塚雅弓/同左/?)
- 誕生日 : 12月26日。血液型 : O型。星座 : やぎ座。身長 : 158cm。3サイズ : 78/57/79。
- コンシューマ版で追加されたヒロイン。弘司の妹。親が転勤が多く、次に引っ越す場所が学校も無いような場所だったため、兄のいる学園に転校してくる。親の転勤が多かったため、友達も満足に作れず兄である弘司に付きっ切りになっている。そのことで一度ブラコンだと言われたこともある(本人は否定している)。学園に転校してきてから渋垣茉理と橘ちひろと友達になる。兄が在籍していると言う理由から天文部に入部したが、困った人がいたら見過ごせない性格で園芸部や演劇部にもヘルプで顔を出している。直樹のことは弘司からよく話に出てきており興味を持っていた。
- 原作とアニメ版には登場しないが、『オーガストファンBOX』内のコンテンツ「オーガスティック・クロニクル」では紹介されている。
[編集] スタッフ
- 製作統括:るね
- キャラクターデザイン・原画:べっかんこう
- シナリオ:榊原拓、内田ヒロユキ、安西秀明
- CG統括:里見藤久
- CG協力:ういんどみる、ケロQ、ねこねこソフト、FC-G株式会社、他
- 背景統括:阿舎利ん_16
- BGM製作:LOOPCUBE
[編集] テレビアニメ
2004年6月30日から9月22日にかけて、『アニメ魂』枠前半にてテレビアニメが放映された。(9月22日放送分は特別編)
なお、同アニメのDVDの1・2巻とDVD-BOX1が2004年10月22日に発売、3・4巻とDVD-BOX2も2004年12月22日に発売されている(全4巻)。
キャラクターデザインが原作からかけ離れた為、原作のファンからはやや不評であった。シナリオは多少のアレンジはあるものの、原作に忠実に作られている。テレビ放送分は保奈美との関係が進む「保奈美編」が全12話+特別編1話で放送されたが、セルDVD版では9~12話部分が美琴との関係で進むアナザーストーリー「美琴編」も収録されており、セルDVD版は全16話+特別編1話存在する。(アニメ魂枠後半で放送された『Wind -a breath of heart-』も同様の販売手法が取られている)
[編集] スタッフ
- 監督:陣野翔成
- シリーズ構成・総監修:東郷光宏
- キャラクターデザイン・総作画監督:中野典克
- アニメーション製作:RADIX
- プロデューサー:畑中利雄(IMAGICAエンタテインメント)・中村誠(フロンティアワークス)・高山智子(ジェネオンエンタテインメント)・水上高志(双日)・武智恒雄(クロックワークス)・山崎明日香(AT-X)・野村宙(RADIX)
- オープニング曲:「amulet」
- (歌:飯塚雅弓、作詞・作曲・編曲:a.k.a.dRESS)
[編集] 各話タイトル
- 空から舞い降りた少女
- 楽しい学園生活の予感
- ドキドキ身体検査
- 走れ、まるぴん!
- ハッピーバースデー
- 恋のバイシクル
- ブラザー&シスター
- それぞれの夜
- 夏祭り
- もう一人の自分
- 時空を越えて
- 月は東に日は西に
- 東奔西走スクールライフ(特別編)
- アナザーストーリー(DVDのみ収録)
- 9'. ロンリネス
- 10'. 夢と現実
- 11'. 記憶
- 12'. Operation Sanctuary
[編集] 書籍
ウィキポータル |
日本の漫画作品 |
日本の漫画家 |
漫画原作者 |
漫画雑誌 |
カテゴリ |
漫画作品 |
漫画 - 漫画家 |
プロジェクト |
漫画作品 - 漫画家 |
[編集] コミック
『電撃G's magazine』(メディアワークス)で連載された武田みかによる公式コミック。全1巻
このコミックは天ヶ崎美琴を中心に描かれているが、本編のネタばれを含まず、攻略のヒントになるようなことも描かれていない。そのため今後このゲームで遊ぶ予定があるユーザーも問題なく購読できる。
[編集] ノベル(小説)
ハーヴェスト出版より発売(原作:オーガスト/著者:岡田留奈/原画:べっかんこう)※18禁
- 上巻:2004年4月発売、ISBN 4-434-04234-3
- 下巻:2004年5月発売、ISBN 4-434-04359-5
- 番外編:2004年6月発売、ISBN 4-434-04419-2
[編集] 豆知識
- PS2版のみ、いわゆる「ソニーチェック」の所以か冒頭の天ヶ崎美琴が降ってくるシーンにおける脚の開き方が異なるが、実はオープニングムービーではPS2版でもPC版及びDC版と同じ脚の開き方をしている。また、PS2版のムービー鑑賞に入っているオリジナル版のムービーにおいても、美琴の脚の開き方において同修正が入っている。
- 家庭用における追加イベントの中に渋垣茉理とカラオケに行くシーンがあるが、このシーンで茉理が歌っているのは本作のOP曲『divergent flow』であるが、その背景は実は『Princess Holiday ~転がるりんご亭千夜一夜~』のシンフォニア王国全景である。また、おまけシナリオ『時空転移プリン』でも同作のCGが使われている。
上記2点の内、美琴が降ってくるシーンのCGと茉理のカラオケシーンに関しては『月は東に日は西に ~Operation Sanctuary~ コンプリートガイド PS2&DCパーフェクトビジュアルズ』(ISBN 4-8402-2904-X)にもCGが掲載されている。
- 結&恭子共通シナリオにある海辺を散歩するシーンで出てくる犬の名前が、前々作で処女作である『バイナリィ・ポット』で主人公が飼っていた犬と名前が同じ。ただし犬を連れている男の名前等が一切出てこないので同一のものとはいえない。
タイトルは与謝蕪村の俳句「菜の花や月は東に日は西に」が元になったと思われるが詳細は不明。アニメ版では、保奈美ルートで、夕暮れ時(月が東に、太陽が西にある時分)がクライマックスの舞台となっている。
[編集] 関連リンク
アニメ魂 | ||
---|---|---|
前番組 | 月は東に日は西に ~Operation Sanctuary~・ Wind -a breath of heart- |
次番組 |
神魂合体ゴーダンナー!! Second Edition |
To Heart ~Remember my Memories~ |
カテゴリ: アダルトゲームソフト | ドリームキャスト用ソフト | プレイステーション2用ソフト | 恋愛アドベンチャーゲーム | アニメ作品 つ | アニメ魂 | ハーレムアニメ | 2004年のテレビアニメ