木更津駅
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木更津駅(きさらづえき)は、千葉県木更津市富士見一丁目にある東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。
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[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
島式ホーム2面4線を有する地上駅。他に多数の側線が敷かれ千葉運転区木更津支区が置かれる。久留里線のキハ30系列の他、内房線の113系の姿が見える。のりばは1~3番線が内房線に、4番線が久留里線に割り当てられている。4番線には架線が無いため、内房線電車の進入は不可能である。
- のりば
1 | ■ 内房線 | 蘇我・千葉・ ■総武線・■京葉線経由東京方面 |
2 | ■ 内房線 | 折返し東京方面(特急待避・始発列車) (一部館山方面) |
3 | ■ 内房線 | 館山・安房鴨川方面 |
4 | ■ 久留里線 | 久留里・上総亀山方面 |
橋上駅舎を持ち、東西に出口がある。橋上駅舎の内部にはコンコースや改札、みどりの窓口などが置かれている他、コンビニもある。出口の内西口には橋上駅舎とは別にコンクリート3階建ての駅舎が置かれるが、この駅舎には駅長事務室等が3階に入る他は駅舎の機能はほとんどなく、店舗が二軒と橋上駅舎への階段があるのみである。
橋上駅舎からホームへのエレベーターは2005年(平成17年)12月に3・4番線ホーム、続けて1・2番線ホームに完成している。自動券売機・自動改札設置駅。直営駅。駅レンタカー業務も行っている。
なお、駅の自動放送は、電子連動化にあわせて東京圏輸送管理システムのものが使われている。また、発車メロディとしては、かつて全ホームでVerde Rayoが使用されていたが、2004年(平成16年)10月16日からは、全ホームで証城寺の狸囃子が流されている。また、駅弁が販売される。
[編集] 利用状況
1日平均乗車人員 29,678人(2006年度)
[編集] 駅周辺
木更津の市街地が広がる。
- アクア木更津(旧・木更津そごう)(西口)
- ラズモール(東口)
- 木更津コミュニティ放送
[編集] バス路線
[編集] 歴史
- 1912年(明治45年)8月21日 - 国鉄木更津線の駅として開業。
- 1912年(大正元年)12月28日 - 千葉県営鉄道久留里線が開業。
- 1919年(大正8年)5月24日 - 木更津線が北条線に改称となる。
- 1923年(大正12年)9月1日 - 久留里線が国有化され国鉄久留里線となる。
- 1929年(昭和4年)4月15日 - 北条線が房総線に編入となる。
- 1933年(昭和8年)4月1日 - 蘇我駅から当駅を経て安房鴨川駅までが房総西線として分離される。
- 1972年(昭和47年)7月15日 - 房総西線が内房線に改称となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄の分割民営化により東日本旅客鉄道の駅となる。
- 2004年(平成16年)10月16日 - 発車メロディーが「証城寺の狸囃子」になった。木更津市の職員が編曲している。
[編集] その他
[編集] 隣の駅
- ■久留里線
- 木更津駅 - 祇園駅