日東交通 (千葉県)

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**日東交通株式会社**
**Nitto Kotsu Co.,Ltd.**
種類	株式会社
略称	日東バス
本社所在地	292-0832 千葉県木更津市新田1丁目4番4号
設立	1927年3月8日
業種	陸運業
事業内容	乗合バス事業,貸切バス事業,特定バス事業,旅行業他
代表者	代表取締役社長池田亮惇
資本金	4,800万円（2006年3月31日現在）
従業員数	371名（うち嘱託等113名）
主要子会社	日東観光,鴨川日東バス,館山日東バス,天羽日東バス他
外部リンク	http://www.nitto-kotsu.co.jp/

日東交通（にっとうこうつう）は、千葉県木更津市及び君津市周辺で主に事業を展開するバス会社。

かつては、房総半島南部一円にエリアを持っていたが、1994年 10月に鴨川日東バス、館山日東バス、天羽日東バスを分社化し、現在の事業エリアとなった。その際、館山市にあった本社を木更津市へ移転している。ただし、貸切部門は分社化せず、各分社の内部に観光営業所として存在している。一般路線・貸切バスのほか、新日本製鐵君津製鐵所・東京電力富津火力発電所関連の特定輸送も手がけている。

君津駅南口にて

[編集] 沿革

1913年（大正2年）4月旧君津郡湊町（現在の富津市）の旅館・万歳館が自動車部を設立。千葉県初のバス路線となる、木更津港～湊間が開業する。
1913年（大正2年）9月万歳館が湊～安房北条（現在の館山）間を開業。
1918年（大正7年）1月万歳館が安房北条～鴨川間・鴨川～小湊間を開業。
1918年（大正7年）夏頃旧保田町（現在の鋸南町）の改進社が保田～鴨川間を開業。
1921年（大正10年）改進社の解散により、保田～鴨川間が廃止。
1922年（大正11年）安房自動車が白浜～千倉間を開業。
1924年（大正13年）木更津～安房北条間・安房北条～鴨川間が廃止。
1925年（大正14年）安房自動車が安房北条～府中～平群天神宮間・那古船形～那古～丸石堂間を開業。房州自動車が岩井～平群間を開業。
1925年（大正14年）10月安房自動車が南三原～川谷間を開業。
1927年（昭和2年）本橋伊助が安房北条～南三原間・南三原～北三原間を開業。
1927年（昭和2年）3月安房自動車と房州自動車が合併し、安房合同自動車となる。
1943年（昭和18年）10月君津合同自動車を吸収合併し、（新）安房合同自動車となる。
1944年（昭和19年）4月7日安房合同自動車と外房内湾自動車が合併し、日東交通が誕生。初代社長には中村庸一郎が就任。
1997年（平成9年）12月19日木更津駅～川崎駅・横浜駅・羽田空港間の高速路線を開業（高速バス事業開始）。
1998年（平成10年）3月14日安房鴨川駅～東京駅・浜松町間の高速路線を開業。
1999年（平成11年）2月1日安房鴨川駅～千葉駅間の高速路線を開業。

[編集] 営業所

木更津運輸営業所・観光営業所
- 貝渕車庫　千葉県木更津市貝渕
- 平岡車庫　千葉県袖ケ浦市野里　
君津運輸営業所
- 千葉県君津市君津（新日本製鐵君津製鐵所内）
富津運輸営業所
- 千葉県富津市川名
鴨川運輸営業所・観光営業所
- 千葉県鴨川市横渚
館山運輸営業所・観光営業所
- 千葉県館山市北条

[編集] 現行路線

[編集] 高速バス（鴨川日東バス及び館山日東バスの高速路線含む）

羽田空港⇔袖ヶ浦バスターミナル・木更津駅東口（東京湾アクアライン経由）

※京浜急行バス・東京空港交通・小湊鉄道と共同運行。
羽田空港⇔君津バスターミナル・君津駅南口・君津製鐵所（東京湾アクアライン経由）

※京浜急行バスと共同運行。
浜松町バスターミナル・東京駅八重洲口前⇔安房鴨川駅西口・亀田病院（東京湾アクアライン経由）　【アクシー号】

※京成バス・鴨川日東バスと共同運行。
潮見駅または浜松町バスターミナル・東京駅八重洲口前⇔君津バスターミナル・君津駅南口・青堀駅（東京湾アクアライン経由）

※京成バスと共同運行。
東京駅（乗車は八重洲南口　降車は日本橋口）⇔館山駅東口・安房白浜（東京湾アクアライン経由）　【房総なのはな号】

※JRバス関東と共同運行。
潮見駅・東京駅八重洲口前⇔木更津駅西口・君津製鐵所（東京湾アクアライン経由）

※京成バスと共同運行。
ホテルパシフィックメリディアン東京（一部便のみ停車）・品川駅前（高輪口）（降車のみ）・品川駅東口⇔袖ヶ浦バスターミナル・木更津駅東口（東京湾アクアライン経由）

※京浜急行バス・小湊鉄道と共同運行。
千葉駅⇔久留里駅・安房鴨川駅西口・鴨川シーワールド・亀田病院（館山自動車道経由）　【カピーナ号】

※千葉中央バス・鴨川日東バスと共同運行。
千葉みなと駅または千葉中央駅・千葉駅・蘇我駅⇔館山駅東口・白浜野島崎（館山自動車道・富津館山道路経由）　【南総里見号】

※京成バス・館山日東バスと共同運行。
川崎駅・浮島バスターミナル⇔袖ヶ浦バスターミナル・木更津駅東口（東京湾アクアライン経由）

※東京ベイサービス・川崎鶴見臨港バス・京浜急行バス・小湊鉄道と共同運行。
横浜駅東口⇔袖ヶ浦バスターミナル・木更津駅東口（東京湾アクアライン経由）

※京浜急行バス・小湊鉄道と共同運行。

[編集] 急行バス

清見製鐵線

清見台団地～貝渕～畑沢～君津製鐵所

木更津～マザー牧場線

木更津駅東口～マザー牧場

※季節運行。

[編集] 路線バス

姉ヶ崎線

姉ヶ崎駅（～桜台団地）～平岡小学校～馬来田・茅野
- 2002年（平成14年）6月16日　桜台団地への乗り入れを開始する（一部便のみ）。

桜台団地線

姉ヶ崎駅～桜台団地

のぞみ野・長浦線

長浦駅～のぞみ野ターミナル～のぞみ野南
- 2000年（平成12年）5月1日　運行を開始する。

※小湊鉄道と共同運行。

のぞみ野・平岡線

袖ヶ浦駅～のぞみ野ターミナル～平川行政センター
- 2000年（平成12年）10月16日　急行便を廃止する。同時に旧・のぞみ野線（袖ヶ浦駅～のぞみ野ターミナル）と旧・平岡線（袖ヶ浦駅～平川行政センター）を統合、線名をのぞみ野・平岡線に改める。

シーアイタウン線

木更津駅東口（～君津中央病院）～シーアイタウン
- 2003年（平成15年）7月15日　君津中央病院（玄関前）への乗り入れを開始する（平日の一部便のみ）。

八幡台ニュータウン線

木更津駅東口（～君津中央病院）～八幡台ニュータウン
- 2003年（平成15年）7月15日　君津中央病院（玄関前）への乗り入れを開始する（平日の一部便のみ）。

真舟団地循環線

木更津駅東口～真舟団地～木更津駅東口

馬来田線

木更津駅東口～清見台～馬来田・茅野
木更津駅東口～日の出町入口～笹子
- 1998年（平成10年）11月16日　笹子方面の運行経路を変更する。

かずさアカデミアパーク線

木更津駅東口～ほたる野～かずさアーク～かずさ小糸南
- 2004年（平成16年）5月6日　運行を開始する。

高倉線

木更津駅東口～かずさアーク（～鎌足1丁目北）～高倉・草敷
- 1997年（平成9年）3月10日　かずさアークへの乗り入れを開始する。
- 2004年（平成16年）5月6日　鎌足1丁目北への乗り入れを開始する（平日の一部便のみ）。

太田循環線

木更津駅東口（～アピタ木更津店）～東太田～木更津駅東口
- 2002年（平成14年）1月30日　アピタ木更津店への乗り入れを開始する（一部便のみ）。

清見台団地線

木更津駅東口～太田～祗園小前～清見台団地
木更津駅東口～畳ヶ池～清見台団地
木更津駅西口～国道朝日町～清見台団地

※小湊鉄道と共同運行。

富津線

木更津駅西口～青堀駅（～イオン富津SC）～富津公園
- 2003年（平成15年）2月16日　イオン富津SCへの乗り入れを開始する（一部便のみ）。

※夏期期間中は富津ジャンボプールまで延長運転。

三島線

木更津駅西口～君津中央病院～君津バスターミナル～小糸中島～粟倉
- 2003年（平成15年）7月15日　君津中央病院（玄関前）への乗り入れを開始する。
- 2005年（平成17年）10月1日　君津バスターミナルへの乗り入れを開始する。同時に粟倉～尾崎間を廃止する（その後、同区間は君津市コミュニティバスが代替運行）。

畑沢線

木更津駅西口～君津中央病院～畑沢社宅～君津駅南口
- 2003年（平成15年）7月15日　君津中央病院（玄関前）への乗り入れを開始する。

潮見線

木更津駅西口～木更津港～木更津市役所～ソニー木更津

君津市内循環線

君津駅北口⇒畑沢社宅⇒君津製鐵所⇒君津駅北口⇒君津市役所・水道山下⇒八重原社宅（A廻り）
八重原社宅⇒君津市役所・水道山下⇒君津駅北口⇒君津製鐵所⇒畑沢社宅⇒君津駅北口（B廻り）
- 2001年（平成13年）4月1日　運行経路（一部区間）を変更する。

周西線

君津製鐵所～君津駅南口～君津バスターミナル～小糸中島～粟倉
- 2005年（平成17年）10月1日　君津バスターミナルへの乗り入れを開始する。同時に粟倉～尾崎間を廃止する（その後、同区間は君津市コミュニティバスが代替運行）。

イオン富津SC線

富津営業所～青堀駅～君津駅北口～君津台～青堀駅～イオン富津SC
- 1995年（平成7年）12月2日　運行を開始する。
- 2002年（平成14年）7月20日　君津台への乗り入れを開始する。

※富津営業所～君津駅北口間は出入庫を兼ねている。

[編集] 代替バス（コミュニティ路線含む）

中郷・富岡線

木更津駅東口（～溝下）～中郷～富岡～草敷回転場
- 2001年（平成13年）10月1日　旧中郷線（木更津駅東口～中郷～のぞみ野ターミナル）・旧富岡循環線（木更津駅東口～富岡公民館～木更津駅東口）の廃止に伴う代替として、木更津市からの委託を受けて運行を開始する。

君津市コミュニティバス

《ブルードリーム号》・《グリーンドリーム号》周南公民館～貞元社宅～君津駅南口～君津バスターミナル～周南公民館
- 2005年（平成17年）10月1日　旧周南線（木更津駅西口～周南公民館）・旧君津市内線（君津駅南口～君津バスターミナル～小糸中島）・旧貞元線（君津製鐵所～貞元社宅～作木）の廃止に伴う代替として、君津市からの委託を受けて運行を開始する。

袖ケ浦市循環バス【ガウラ号】

《赤コース》平川行政センター～上泉～出光社宅～上泉～谷中～大鳥居～平川行政センター
《青コース》平川行政センター～大鳥居～平川行政センター～川原井～平岡公民館～平川行政センター～大鳥居～平川行政センター
《黄コース》平川行政センター～富岡分館～中川橋～平川行政センター～富岡分館
- 2003年（平成15年）10月6日　袖ヶ浦市からの委託を受けて運行を開始する。
- 2005年（平成17年）9月5日　青ルートの運行経路の見直しを実施する。

※曜日（月曜～土曜）により運行コースが異なる。

[編集] 定期観光バス

ポピー＆ストロベリー号

館山駅⇒館山ファミリーパーク⇒南房パラダイス⇒野島埼灯台⇒千倉の花畑⇒館山いちご狩りセンター⇒館山駅

※JRバス関東と共同運行。

※季節運行。

[編集] 車両

国内4メーカーを揃えている。路線バスの場合、現在でも在籍車両のほとんどが前後扉車（後は引戸）を占めている。その後、交通バリアフリー法施行に関係して、1997年（平成9年）以降に導入された車両は前中扉車（中は折戸ないし引戸）が主流となっている。
以下の通り、形式や仕様によりバリエーションが豊富。特に富士重工業ボディを架装した三菱ふそう車は県内は元より全国でも希少な存在の為、今もなおバスファンの注目を集めている。