松島駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
松島駅(まつしまえき)は、宮城県宮城郡松島町松島にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線の駅である。
目次 |
[編集] 駅構造
- 2面3線のホームを持つ地上駅である。臨時改札口がある。ホームはカーブしている。
- 終日社員配置駅。みどりの窓口、自動券売機、自動改札機設置。松島海岸駅管理。
- 当駅で仙台方へ折り返す列車も多数設定されている。
- のりば
- 1番線 ■東北本線 仙台方面
- 2番線 ■東北本線 仙台方面/一ノ関方面
- 3番線 ■東北本線 一ノ関方面
[編集] 利用状況
2005年度の乗車人員は1日平均1,527人である。1921年には284人であった。
[編集] 駅周辺
東北本線の松島駅は海からやや離れた場所にあり、日本三景の松島、五大堂、マリンピア松島水族館などがある観光地区へは、仙石線の松島海岸駅の方が近い。仙石線との乗り換え(乗車券の乗り継ぎ扱い・通し運賃は適用されない)には、高城町駅が近い。1kmほど。
- 松島オルゴール博物館
- 松島町役場
- 松島郵便局
- 日本三景交通本社
- 国道45号
- 県道27号奥松島松島公園線
- 県道145号高城町停車場線
- 県道213号松島停車場線
[編集] 歴史
- 東北本線の岩切駅~品井沼駅間は、元々1890年に山沿いのルート(利府駅経由)で開業し、同線上に(初代)松島駅が置かれていた。
- 1944年に現行ルートが勾配緩和の路線として建設。
- 1956年(昭和31年)7月9日 - 新松島駅として開業。
- 1962年7月に山岳ルートの路線が岩切駅~利府駅を残して全廃。山岳ルート上に置かれていた(初代)松島駅も消滅。
- 1962年(昭和37年)7月1日 - 松島駅に改称。
- 1987年(昭和62年)4月1日 国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
- 2002年(平成14年)- 自動改札導入。
- 2003年(平成15年)10月26日 - ICカード「Suica」サービスが開始。
(初代)松島駅の駅舎は今も松島町健康館の建物として残存している。また、(初代)松島駅前からは、1922年~1938年に松島電車という路面電車が松島海岸まで運行していた。(初代)松島駅の代替駅として新線上には愛宕駅が開設された。