郡山貨物ターミナル駅
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郡山貨物ターミナル駅(こおりやまかもつたーみなるえき)は、福島県郡山市安積町荒井字猫田1番地2にある日本貨物鉄道(JR貨物)の貨物駅。東北本線に属する。
福島県中通り地方の鉄道貨物輸送の拠点となっている。
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[編集] 取扱貨物
- コンテナ貨物
- 臨時車扱貨物
- 産業廃棄物・特別管理産業廃棄物の取扱許可を得ている。
- オフレールステーションである、東福島オフレールステーションや会津若松オフレールステーションへの中継駅となっている。
[編集] 駅構造
- 3面のコンテナホーム、1本の着発線荷役方式(E&S方式)を採用した着発荷役線、4本の荷役線、数本の着発線、留置線を有する。
- 営業窓口であるJR貨物郡山営業支店を併設する。
- 乗務員基地の郡山総合鉄道部やそのコンテナ車検修庫を併設する。
- セメントターミナル郡山営業所への構内側線があり、2003年3月10日まで大越駅よりセメント貨物列車が運行されていたが、現在は使用されていない。
[編集] 歴史
郡山操車場として開設され、東北本線の貨物輸送の要だった。1970年代初頭には、ヤード内入換作業がコンピューター化された。1977年に駅に格上げされた。
- 1965年(昭和40年)10月1日 - 郡山操車場として開設。
- 1977年(昭和52年)3月1日 - 駅に格上げ、郡山貨物ターミナル駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR貨物の駅となる。
- 1994年(平成6年)12月1日 - 東北地方で初めて着発線荷役方式を導入。
[編集] その他
宇都宮貨物ターミナル駅と並び、駅名の長さではJRトップである。