岩沼駅
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岩沼駅(いわぬまえき)は宮城県岩沼市館下1丁目にある東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。また日本貨物鉄道(JR貨物)の貨物駅でもある。
常磐線の線路の終点は当駅であるが、常磐線からの全列車が東北本線仙台駅へ乗り入れている。特急「スーパーひたち号」(朝夕の2往復)と、快速「仙台シティラビット」が停車する。
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[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
- 単式ホーム1面1線、島式ホーム2面4線、待避線1線の計3面6線を持つ地上駅である。駅舎は線路東側。ホームと駅舎は跨線橋で繋がっている。ホーム上にも待合室がある。
- 社員配置駅(管理駅)。管理下にあるのは常磐線の逢隈~坂元間の各駅。みどりの窓口、自動改札機、自動券売機、自動精算機設置。いずれもSuica対応。
- 2階改札口(西口)の営業時間は6:30~21:30(夜間は閉鎖)。この改札口の業務は東北総合サービスに業務委託されている。西口にもバスプール・タクシー乗り場がある。
- 1番線と2番線の間に貨物用の待避線がある。
- のりば
- ■常磐線(上り) 原ノ町・いわき・水戸方面(一部・東北本線 白石方面)
- ■常磐線(下り) 仙台方面
- ■東北本線(上り) 白石・福島方面
- ■東北本線(下り) 仙台・小牛田方面
- ■東北本線(当駅始発) 仙台方面
[編集] 利用状況
- 2005年度の1日平均乗車人員は7,198人である。
[編集] 貨物駅
JR貨物の貨物駅は、旅客駅東口南にある。
- 取扱貨物
- 駅構造
1面のコンテナホーム、2本の荷役線、その他留置線等を有する。規模は小さい。
- 専用線
日本製紙岩沼工場への専用線があり、コンテナや化学薬品などを扱っている。また、下り本線から分岐する昭和電工東北営業所の専用線に荷役設備があり、扇町駅から発送される液体アンモニアを扱っている。
[編集] 駅周辺
[編集] 歴史
- 1887年(明治20年)12月15日 - 日本鉄道(現在の東北本線)の駅として開業。
- 1897年(明治30年)11月10日 - 日本鉄道磐城線(現・常磐線)が開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本・JR貨物の駅となる。
- 2002年(平成14年) - 自動改札導入。
- 2003年(平成15年)10月26日 - ICカード「Suica」サービスが開始。
- 2003年(平成15年) - 西口完成。