新白河駅
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新白河駅(しんしらかわえき)は、福島県西白河郡西郷村字道南東にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。
日本貨物鉄道(JR貨物)の貨物駅でもあるが、1994年より貨物列車の設定は無い。
駅自体は西郷村に存在するが福島県白河市や近隣の各町村の玄関駅となっている。西郷村と白河市の境界線近くに位置し、ホームの一部は白河市と跨っている。
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[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
- 新幹線は相対式2面2線の高架ホームと通過線2線、在来線は2面3線の地上ホームである。
- のりば
1 | ■新幹線 | 大宮・東京方面 |
4 | ■新幹線 | 仙台・盛岡方面 |
5 | ■東北本線 | 黒磯方面 |
6 | ■東北本線 | (待避線) |
7 | ■東北本線 | 郡山方面 |
- 2・3番線が欠番なのは通過線で乗り場(ホーム)が無いため。
- 終日社員配置駅。みどりの窓口、びゅう旅行コーナー、近距離自動券売機、指定席券売機、新幹線自動改札機、NEWDAYS(東日本キヨスク営業)設置。
[編集] 利用状況
乗車人員(いずれも1日平均)
- 2003年度:2,801人
- 2004年度:2,808人
- 2005年度:2,799人
[編集] 駅周辺
駅周辺は西郷村と白河市の範囲である。なお、この駅は西郷村に存在し全国の新幹線の停車する駅としても唯一村に存在している。
- WINS新白河
- 三菱製紙白河工場
- 国道4号
- 白河インターチェンジ - 東北自動車道
- 那須高原海城中学校・高等学校 - 高原口からタクシーで約10分
- JR東日本総合研修センター - 乗務員の養成、社員研修施設(一般には非公開)
福島県南部に位置する新幹線停車駅として新白河駅は白河市、西郷村、近辺の棚倉町への玄関としても働いている(棚倉町へはJRバス関東白棚線バスが走る。 棚倉町については水郡線の磐城棚倉駅が存在する)。 新白河駅は隣の白河駅と並んで白河ラーメンが知られている。駅構内に1店と駅周辺にラーメン食堂が多数存在する。
[編集] 歴史
- 1959年(昭和34年)4月7日 - 磐城西郷駅として開業。
- 1982年(昭和57年)6月23日 - 東北新幹線の大宮~盛岡間開業にあわせ、新白河と改称、新幹線駅を併設。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本・JR貨物の駅となる。
- 1994年(平成6年)12月3日 - 貨物列車の設定が無くなる。
- 2006年(平成18年)3月1日 - 指定席券売機導入。