花巻駅
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花巻駅(はなまきえき)は、岩手県花巻市にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。
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[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
- 相対式1面、島式1面の2面3線のホームを持つ地上駅である。留置線を有する。
- 終日駅員配置駅。
- 駅舎にはみどりの窓口、びゅうプラザ、自動券売機、立ち食いそば屋(NRE)、NEWDAYS MINI(東日本キヨスク運営)がある。
- みどりの窓口営業時間:6時00分~21時00分
- びゅうプラザ営業時間:10時00分~17時30分(休日休業)
- NEWDAYS MINI花巻1号店営業時間:6時30分~21時00分
[編集] のりば
1 | ■釜石線 | 遠野・釜石方面 |
■東北線 | 盛岡方面(釜石線直通) | |
2 | ■東北線 | 盛岡方面 |
3 | ■東北線 | 北上・一ノ関方面 |
[編集] 利用状況
2005年度の利用者数は、1日平均3,513人である。
[編集] バス
[編集] 駅周辺
- イギリス海岸
- 総合花巻病院
- 花巻地区合同庁舎
- 花巻市役所
- 富士大学
[編集] 歴史
- 1890年(明治23年)11月1日 - 日本鉄道(現在の東北本線)の駅として開業。
- 1913年(大正2年)10月25日 - 岩手軽便鉄道(現在の釜石線)の駅が、東北本線の駅から少し離れたところに開業。
- 1929年(昭和4年)3月1日 - 岩手軽便鉄道より「丸六」が構内営業許可(国鉄・JRに引き継がれる)。
- 1943年(昭和18年)9月20日 - 釜石線の駅を東北本線の駅に統合。
- 1965年(昭和40年)10月1日 - 「みどりの窓口」設置。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄の分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる。
- 2002年(平成14年) - 東北の駅百選に選定される。
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- 1972年(昭和47年)までは隣接して花巻電鉄の電鉄花巻駅が存在しており、跨線橋は電鉄花巻駅のホームまで通じていた。
[編集] 駅弁
- まるろく(丸六食堂)
- 注文の多い料理店
- ロマン銀河鉄道SL弁当
- 五目めし
- 特製お弁当花巻
- 特製お弁当
- 特製賢治弁当
- 鹿踊りべんとう
- 花の巻寿し
- 大人の休日鮭弁当
[編集] その他
- 「荘重な城下町として、宮沢賢治、高村光太郎ゆかりの地の駅」として、東北の駅百選に選定された。
- 宮沢賢治の童話「シグナルとシグナレス」は、同駅に乗り入れる東北本線と釜石線(当時は岩手軽便鉄道)それぞれの信号機を擬人化して男女に見立てた恋物語である。
- 釜石線の各駅には宮沢賢治に因み、エスペラントによる愛称がつけられており、花巻駅の愛称はĈielarko(虹)である。ホームの中ほどには「ちょうどここが東京駅から500営業キロです」と紹介するコーナーが設置されている。ただし、実際の500Kmのキロポストは停車場中心より盛岡寄りにある。
[編集] 隣の駅
- 釜石線
- 花巻駅 - 似内駅
[編集] 関連項目
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釜石線(銀河ドリームライン釜石線)