林田バス

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高速バス　鹿児島200か・437

夜行高速バス仕様車両

一般路線バス車両

一般路線バス車両（貸切バスからの格下車）

林田バス（はやしだ-）は、鹿児島県中西部・霧島を営業エリアとするバス事業者。鹿児島県薩摩、大隅、種子島、屋久島などの交通・観光事業者各社とともに「いわさきグループ」を構成している。

また、1998年 3月31日までは林田産業交通株式会社だった。

2006年 9月1日から空港リムジンバスと鹿児島～福岡間の高速バスが、解散した南九州バスネットワークから移管した。

2006年に大幅な路線再編が発表され、10月または11月頃に林田バスだけでも51路線、いわさきグループ全体では195路線から撤退することが発表された。

[編集] 歴史

1918年（大正7年）創業者の林田熊一が宮之城（現在のさつま町宮之城）?川内（現在の薩摩川内市中心部）間に乗り合いバスの運行を開始。
1920年（大正9年）林田自動車商会を設立。
19xx年 xx月xx日林田産業交通に社名を変更。
197x年 xx月xx日鹿児島交通と共同出資で鹿児島空港リムジンを設立。
1987年鹿児島県内で初のスーパーハイデッカーバス（日産ディーゼル・スペースウィング）を導入。
1996年（平成8年）xx月xx日林田産業交通が経営破綻。
1998年（平成10年）4月1日現社名に変更。岩崎グループ傘下で再建を図る。
2006年（平成18年）9月1日鹿児島空港リムジンバスを解散した南九州バスネットワークより移管された。

[編集] バス事業

[編集] 高速バス

[編集] 桜島号

鹿児島（いづろ）～福岡（西鉄天神バスセンター・博多駅交通センター）
共同運行会社：南国交通・西日本鉄道（西鉄高速バスに管理委託）・ジェイアール九州バス

（※南九州バスネットワークは平成18年8月31日に解散したが、運用分は当社が継いでいる。）

[編集] 南九州バスネットワーク（2006年8月31日会社解散）から移管した路線

[編集] 鹿児島空港リムジンバス

もともと鹿児島交通と前身の林田産業交通が共同で出資して設立された、地方空港では異例の空港アクセス専門のバス事業者である。

（南九州バスネットワークから移管した運用分は2006年9月1日から当社が継いでいる。）
南国交通と共同運行される。

鹿児島空港～薩摩吉田IC～吉野～金生町～天文館～鹿児島中央駅～鴨池港
鹿児島空港～鹿児島北IC～伊敷～金生町～天文館～鹿児島中央駅～鴨池港
鹿児島空港～鹿児島IC～鹿児島中央駅～天文館
鹿児島空港～皇徳寺ニュータウン～谷山電停前

[編集] 予約・出札業務のみ行う路線

鹿児島～大分線（2006年8月1日より大分バスが単独運行）
- 運行会社：大分バス（愛称は「トロピカル号」）
鹿児島～大阪線（2006年9月1日より近鉄バスが単独運行）
- 鹿児島（いづろ・鹿児島中央駅・天文館）・鹿児島空港南～大阪（梅田・なんば・あべの橋）
- 運行会社：近鉄バス（愛称は「トロピカル号」）
鹿児島・熊本～神戸・尼崎線（2006年9月1日より九州産交バスが単独運行）
- 鹿児島（いづろ・鹿児島中央駅・天文館）・鹿児島空港南・人吉IC・八代IC・熊本（熊本交通センター・熊本県庁前・松の本・武蔵ヶ丘・植木IC）～神戸三ノ宮・阪神甲子園駅・阪神尼崎駅
- 運行会社：九州産交バス（愛称は「トワイライト神戸号」）
- 神戸側の予約・発券業務は阪神電気鉄道が担当。

[編集] 一般路線バス

鹿児島県中西部および霧島を営業エリアとする。いわさきICカード、ラピカが使用できる。

[編集] 運行している市町村

[編集] 営業所

鹿児島営業所
- 鹿児島市浜町120番地8
川内営業所
- 薩摩川内市御陵下町3081番地
国分営業所
- 霧島市国分重久1066番地
串木野営業所
- いちき串木野市上名5084番地3
霧島営業所
- 霧島市牧園町高千穂3958番地

[編集] 主な路線

[編集] 鹿児島市内線

北埠頭・鹿児島駅前～花野団地（千年団地経由）
鹿児島駅前～花野団地（鹿児島中央駅・千年団地経由）
鹿児島駅前～花野団地（花野口経由）
鹿児島駅前～花野三文字・大久保（花野団地経由）
鹿児島駅前～丸岡（河頭経由）
鹿児島駅前～丸岡（花野団地経由）
鹿児島駅前～伊敷ニュータウン　　
鴨池港～花野団地（交通局前・千年団地経由）　ほか

[編集] 鹿児島市内～国道10号線（姶良・霧島方面）

伊敷ニュータウン～重久・国分営業所（鹿児島中央駅・自衛隊前・国分・きよみず経由）
伊敷ニュータウン～重久・国分営業所（鹿児島中央駅・隼人駅・日当山・医師会センター経由）
伊敷ニュータウン～姶良ニュータウン（天文館・重富・池島東経由）
伊敷ニュータウン～姶良ニュータウン（鹿児島中央駅・天文館・重富・池島東経由）
伊敷ニュータウン～県自動車試験場（天文館・重富・東原経由）
県自動車試験場～伊敷ニュータウン（東原・重富・ザビエル・鹿児島中央駅経由）　　ほか

[編集] 鹿児島市内～国道3号線（郡山・串木野・川内方面）

鹿児島～串木野・上川内（野田・島平経由）
鹿児島～串木野・上川内（伊集院駅・島平経由）
鹿児島～串木野・上川内（郡山麓・伊集院駅経由）
鹿児島～郡山（小山田経由）
鹿児島駅前～スパランドららら（鹿児島中央駅・小山田・郡山経由）
鹿児島～岳・仕明（郡山・常盤経由）
鹿児島～岳・仕明（郡山・里岳経由）　　ほか

　　　　　　※鹿児島発着は鹿児島駅前のほか、錦江町発着もある

[編集] 姶良・霧島（隼人・国分）地区

重久～隼人国分循環線～重久（医師会センター・日当山・隼人駅・見次・国分駅経由）
重久～加治木本町（医師会センター・姫城温泉・隼人駅・野久美田経由）
重久～加治木本町（国分・見次十文字・浜之市経由）
上小鹿野・医師会センター～西校前（日当山・隼人駅・見次十文字・浜之市経由）
国分駅～隼人駅（国分・ソニー国分経由）
鹿児島空港～京セラ国分（姫城温泉・国分経由）
鹿児島空港～京セラ国分（日当山・京セラ隼人・国分経由特急）
鹿児島空港～京セラ国分社宅（日当山・隼人駅・国分経由）
鹿児島空港～京セラ国分社宅（日当山・ホテル京セラ・国分経由特急）
姶良駅～姶良ニュータウン（県営住宅経由）　　　ほか

　　　　　　※重久…発着は国分営業所　

[編集] 霧島（牧園・霧島）地区

国分駅・霧島神宮駅～霧島いわさきホテル（霧島神宮前・丸尾経由）
重久・国分市役所～霧島いわさきホテル（日当山・妙見・牧園麓経由）
鹿児島空港～霧島いわさきホテル（嘉例川・牧園麓・丸尾経由）
霧島温泉駅～霧島いわさきホテル（三体堂入口・牧園アリーナ・丸尾経由）
霧島温泉駅～霧島いわさきホテル（三体堂入口・三体小・内之野・丸尾経由）
霧島いわさきホテル～霧島温泉駅（母ヶ野・横瀬・犬飼経由）
霧島温泉駅～霧島神宮駅（犬飼・持松経由）
霧島温泉駅～霧島神宮駅（犬飼・荒瀬・持松経由）
隼人駅～横瀬（日当山・妙見・犬飼経由）
霧島神宮駅～えびの高原（霧島神宮前・高千穂河原経由）

[編集] 薩摩川内（川内・樋脇・入来）地区

上川内～羽島車庫（隈之城駅・乗越・草良・荒川経由）
上川内～宮之城（東郷経由）
上川内～入来（市比野経由）
上川内～入来（元村・樋脇・楠本・白浜経由）
上川内～樋脇（久住・獺越経由）　　
上川内～純心女子大学　ほか

※上川内…発着は川内営業所

※すべての系統が川内駅を通る

[編集] いちき串木野（串木野・湯之元・市来）・日置地区

串木野駅～野下（生福・木場経由）
串木野駅～串木野新港
串木野駅～段（妙円寺団地・伊集院駅経由）
串木野駅～羽島車庫・土川車庫（荒川・羽島白浜温泉経由）
湯之元～日置運動公園（田の湯・江口浜荘経由）
伊集院駅～妙円寺団地
伊集院駅～段　　　ほか

[編集] さつま町（旧宮之城町・薩摩町）地区

宮之城～入来（古野経由）
宮之城～入来（荒瀬経由）
宮之城～入来（山崎経由）

ほか

[編集] 高速道・空港関連路線

『桜島号』いづろ高速バスセンター～博多駅交通センター（天文館・中央駅・鹿児島空港南・天神バスセンター経由）
『くしきの号』鹿児島空港～串木野駅・串木野新港（伊集院駅・湯之元・市来経由）
『川内線』鹿児島空港～京セラ川内（蒲生・入来・市比野・川内駅経由）ほか
『人吉～鹿児島空港線』鹿児島空港～吉松・人吉
『せんだい号』鹿児島（天文館・中央駅）～川内（川内駅・鹿児島純心女子大学）

[編集] コミュニティバス

日置市コミュニティバス - 伊集院線と東市来線の運行委託。
霧島市コミュニティバス - 国分線と隼人線と霧島線の運行委託。
加治木町コミュニティーバス
薩摩川内市コミュニティバス - 市街地循環線の東回り（愛称「くるくるバス」）と樋脇線（愛称「樋脇ゆうゆうバス」）と東郷線（愛称「東郷ゆったりバス」）の運行委託。
いちき串木野いきいきバス

[編集] 使用車両

林田産業交通

三菱ふそう・日野・日産ディーゼルの3社を採用。1992年から9メートル大型路線車を導入。1996年に導入されたいすゞLTはアイドリングストップ&スタート・システムを試験採用。車両仕様は一般路線車は一時期は逆T字窓や昇降式サッシ窓も採用されたが基本的には観光車と同じメトロ窓。中型車は1980年代から本格的に採用。西日本車体工業製も少なくない。カラーリングはクリーム色・若草色のツートンカラーにワンマンであることを示す赤、冷房車であることを示す水色のラインが入る（広島電鉄バスと同じ）。都市間路線用はアレンジが異なる。

林田バス

いわさきグループの一員であることを明確に主張する、白地に緑の椰子の木と赤のロゴが採用される。車両仕様も鹿児島交通に準じ、独自性は失われた。2000年には鹿児島県内で初の中型ワンステップバス（いすゞ・エルガミオ）も導入されたが、経営難のため新型車の導入は中断し、東京都営バスなど首都圏のバス事業者からNOx・PM規制で比較的新しい車両（排ガス規制U-など）を移籍させて体質改善を図っている。