河北省
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河北省 | |
略称: 冀 (ピン音: Jì) | |
省都 | 石家荘 |
最大都市 | |
省委書記 | 白克明 |
省長 | 郭庚茂 |
面積 | 187,700 km² (12位) |
人口 (2004年) - 人口密度 |
68,090,000 (6位) 363/km² (11位) |
域内総生産 (2005年) - 一人あたり |
10,116.6億元 (6位) 15,101元 (11位) |
人間開発指数 (2005年) | 0.766 (中) (12位) |
主な民族 | 漢民族 - 96% 満州族 - 3% 回族 - 0.8% モンゴル族 - 0.3% |
地級行政区 | 11 |
県級行政区 | 172 |
郷級行政区 | 2207 |
ISO 3166-2:CN | 13 |
公式サイト http://www.hebei.gov.cn/ |
河北省(かほくしょう、ピン音: Héběi)は、中華人民共和国の行政区画の一つ。省都は、石家荘。河北の省名は、黄河の北にあることに由来する。河北省の旧称「冀州」から、略称は「冀」。
目次 |
[編集] 地理
黄河の北に位置し、黄海に面する。省の内部に北京市・天津市が存在し、北部は遼寧省・内蒙古自治区と接し、西部は山西省、南部は山東省・河南省と接している。
[編集] 人口
2003年末の省人口は6,770万人で、漢族が96%を占め、少数民族は288万人であった。 少数民族の中では満族が184万人と最も多く、大部分は承徳市各県と青竜満族自治県、遵化県、易県などに住む。以下は回族56万人、モンゴル族の14万人、朝鮮族9千人などとなる。冀魯官話などの方言がある。
[編集] 歴史
清代には首都北京に直属したため直隷といったが、1928年に中華民国の南京遷都にともない河北省に改称された。中華人民共和国成立後、熱河省の承徳付近とチャハル省の張家口付近を併合して拡大した。省都は保定であったが、1958年から1967年まで天津に置かれ、1971年に石家荘に移された。1976年7月28日、唐山大地震が起こり、大きな被害が出た。
[編集] 行政区画
河北省は11の地級市(地区クラスの市)で構成される。
- 石家荘市
- 長安区、橋西区、橋東区、新花区、裕花区、 井陘鉱区
- 辛集市、藁城市、晋州市、新楽市、鹿泉市
- 趙県、平山県、井陘県、奕城県、正定県、行唐県、霊寿県、高邑県、賛皇県、深沢県、無窮県、元氏県
- 唐山市
- 路北区、路南区、古冶区、開平区、新区
- 遵化市、遷安市
- 豊南、遷西県、灤南県、玉田県、豊潤県、唐海県、楽亭県、灤県
- 邯鄲市
- 邯山区、叢台区、復興区、峰峰鉱区
- 武安市
- 邱県、大名県、魏県、曲周県、鳴沢県、肥郷県、広平県、成安県、臨漳県、磁県、渉県、 永年県、館陶県、邯鄲県
- 邢台市
- 橋東区、橋西区
- 南宮市、沙河市
- 臨城県、内丘県、柏郷県、隆尭県、任県、南和県、寧晋県、巨鹿県、新河県、広宗県、平郷県、威県、清河県、臨西県、邢台県
- 張家口市
- 橋東区、橋西区、宣化区、下花園区
- 張北県、康保県、沽源県、尚義県、蔚県、陽原県、懐安県、万全県、 懐来県、 赤城県、崇礼県、宣化県、涿鹿県
- 承徳市
- 双橋区、双灤区、鷹手営子鉱区
- 寛城満族自治県、興隆県、平泉県、灤平県、豊寧満族自治県、隆化県、囲場満族モンゴル族自治県、承徳県
- 廊坊市
- 安次区
- 霸州市、三河市
- 大厂回族自治県、香河県 永清県、固安県、文安県、大城県
- 滄州市
- 新華区、 運河区
- 泊頭市、任丘市、黄驊市、河間市
- 献県、呉橋県、滄県、東光県、粛寧県、南皮県、塩山県、青県、 孟村回族自治県、海興県
- 保定市
- 新市区 北市区 南市区
- 定州市 涿州市 安国市 高碑店市
- 易県、徐水県、淶源県、順平県、唐県、望都県、淶水県
- 高陽県、安新県、雄県、容城県、 蠡県、曲陽県、阜平県、博野県、満城県
- 衡水市
- 桃城区
- 冀州市、深州市、棗強県、武邑県、武強県、饒陽県、安平県、故城県、景県、阜城県
[編集] 経済
[編集] 文化
[編集] 主要観光地
[編集] 教育機関
- 河北大学
- 華北電力大学
- 河北工業大学
- 河北農業大学
- 河北理工大学
- 河北師範大学
- 燕山大学