練習艦隊

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海上自衛隊
幕僚機関
海上幕僚監部
主要部隊
自衛艦隊
横須賀地方隊
舞鶴地方隊
大湊地方隊
佐世保地方隊
呉地方隊
教育航空集団
練習艦隊
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海自の隊一覧
主要機関
海自幹部学校
海自幹候学校
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海自補給本部
その他
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練習艦隊（れんしゅうかんたい）とは、海軍（それに準じる組織を含む）の要員の訓練に特化した艦隊である。

多くの場合、下士官及び水兵の訓練は、術科学校を除いては教育隊や海兵団で行われるので、初任士官又は士官候補生の教育末期に行われる。

乗船実習自体は、単艦でも行いうるが、戦術運動訓練、ハイライン訓練及び曳航被曳航訓練等の重要な訓練は2隻以上なければ実施できないため、小規模な艦隊を編成することが多い。

[編集] 士官候補生の乗艦実習

英国海軍では艦長に縁故のある十代半ばの年少者を艦長従卒として乗組ませて教育を施してきた。1845年 10月10日に米海軍は米海軍兵学校を開校したが、それでも当初は艦上での実地教育が主であった。英国海軍は19世紀から士官候補生を特定の練習艦に集めて教育を施したが、1903年に全ての海軍士官候補生をダートマス英海軍兵学校に集めて教育を施すことになった。

海軍兵学校在学中に乗艦実習を重ねて卒業後直ちに通常軍艦に配属する米英海軍方式と異なり、日仏海軍などは海軍兵学校（海上自衛隊幹部候補生学校含む）卒業前後に練習艦隊で実習しながら練習遠洋航海を実施する方式を採っている。練習遠洋航海では、外国を訪問することで、国際親善を深めると共に、初級海軍士官の国際的視野を深めることに資するという長所もある。外国港入港に際しては礼砲など須要の国際儀礼も行われている。

1890年（明治23年）に遭難したエルトゥールル号も、オスマン皇帝アブドュルハミト2世からから明治天皇に対する答礼使節であるとともに、1889年（明治22年）にオスマン帝国の海軍兵学校を卒業した初任少尉の大半を配置しており、練習遠洋航海としての面も有していた（単艦なので艦隊ではないが）。

なお、海上保安庁は小規模なため船隊編成を採らず、個船たる練習船を使用している。

[編集] 日本の練習艦隊

[編集] 日本海軍

日本海軍では、海軍兵学校第33期卒業生のために、日露戦争終結してすぐの明治38年 12月19日に、島村速雄海軍少将（海兵第7期卒）が司令官に任じられて初めて練習艦隊が編成された。同艦隊は、厳島、橋立・巡洋艦松島によって構成され、明治39年2月15日に横須賀を出港し8月2日に帰港した。

時代により変遷があるが、海軍兵学校卒業後に、少尉候補生として練習艦隊に配属されて、実習を経た後に海軍少尉に任じられた。但し、戦時等には遠洋航海が実施されないこともあった。

明治40年 11月20日に兵学校を卒業した海兵35期生は遠洋航海最中の明治41年 4月30日未明に巡洋艦松島が爆沈して候補生33名が殉職する事故が起きた。

1940年（昭和15年）8月出発の練習艦隊（海兵68期・海機49期・海経28期出身者が乗組）には竣工したばかりの練習巡洋艦香取及び鹿島が用いられた。

[編集] 海上自衛隊

[編集] 概要

練習艦かしま（TV-3508）

当初は練習隊群と称していたが、昭和36年6月12日法律第126号による自衛隊法改正により、練習艦隊と改める。練習艦隊は、自衛艦隊、地方隊、教育航空集団と並び、自衛隊法に明文のある防衛大臣直轄部隊である。

海上自衛隊の練習艦隊はTraining Squadron（直訳すると練習戦隊）と英訳される。日本語の呼称上は自衛艦隊等と同じ「艦隊」であるがFleetよりも一段小規模のものとして英訳される。なお、自衛艦の種類として練習艦（TV）を設けている。

海上自衛隊の練習艦隊は、遠洋練習航海を実施しており、平成に入り、湾岸諸国への寄港なども行われるようになる。海上自衛隊幹部候補生は、幹部候補生学校を卒業して3等海尉に任じられてから、そのまま卒業証書入りの筒を左手に同校内を行進して、表桟橋から沖合いに停泊中の練習艦隊に乗組むのが慣習である。外国訪問時には礼砲等も実施する。

[編集] 沿革

1957年（昭和32年）に、初めての遠洋練習航海を実施した。
1963年（昭和38年）に、初めて欧州を訪問した。
1996年（平成8年）9月に、初めて大韓民国を訪問した。
2004年度（平成16年度）遠洋練習航海では、第54期一般幹部候補生課程を修了した約170名の新任3等海尉を含む、約740名が派遣された。派遣艦は、練習艦「かしま」（艦長は林宏之1等海佐。）、護衛艦「はまぎり」（艦長は豊住太2等海佐。）「うみぎり」（艦長は三浦昌伸2等海佐。）である。南北アメリカ方面へ向かい、アルゼンチン、ブラジル、コロンビア、メキシコ合衆国、パナマ共和国、トリニダード・トバゴ、アメリカ合衆国、ウルグアイの8箇国を訪問した。
2005年度（平成17年度）遠洋練習航海は、第55期一般幹部候補生課程修了者約180名（内タイ王国、シンガポール共和国留学生各1名。）を含む約750名。155日間で約5万5千kmを航行し、13箇国14寄港地を親善訪問した。練習艦隊としては、初となるロシア連邦を訪問し、カンボジアのシアヌールビルに初寄港した。また、サンクトペテルブルクで日露通好条約150周年記念行事に、ポーツマスではトラファルガー海戦200周年記念観艦式に参加した。　訪問国は、アメリカ合衆国、メキシコ、パナマ、イギリス、ノルウェー、ロシア連邦、ドイツ連邦共和国、フランス共和国、マルタ、トルコ、エジプト・アラブ共和国、インド、カンボジア王国である。
2006年度（平成18年度）遠洋練習航海（一般幹部候補生）の概要は次の通りである。期間は2006年（平成18年）4月19日乃至同年9月5日の140日間。総航程は約5万キロメートル。派遣艦艇は練習艦「かしま」（定員360名）、同「やまぎり」（定員220名）及び護衛艦「あまぎり」（定員220名）。派遣人員は第56期一般幹部候補生課程終了者約190名（内タイ王国留学生1名）を含む約750名。訪問国は、カナダ、ドミニカ共和国、ホンジュラス共和国、メキシコ合衆国、パナマ共和国、アメリカ合衆国である。また、カナダ海軍、アメリカ合衆国海軍、メキシコ合衆国海軍及びホンジュラス共和国海軍と親善訓練等を行った。

[編集] 遠洋練習航海

遠洋練習航海
回次	年度	派遣方面	指揮官	派遣艦	一般幹候期
第1回	1957年	ハワイ	鈴木英		7期
第2回	1958年		中山定義		8期
第3回	1959年		赤堀次郎		9期
第4回	1960年		石黒進		10期
第5回	1961年		三上作夫		11期
第6回	1962年		永井昇		12期
第7回	1963年	欧州	瀧川孝司		13期
第8回	1964年		久原一利		14期
第9回	1965年		伍賀守雄		15期
第10回	1966年		水谷秀澄		16期
第11回	1967年		星野清三郎		17期
第12回	1968年		大川秀四郎		18期
第13回	1969年		本村哲郎		19期
第14回	1970年		谷川清澄	練習艦かとり・護衛艦きくづき	20期
第15回	1971年		今井梅一	練習艦かとり・護衛艦やまぐも	21期
第16回	1972年		石榑信敏		22期
第17回	1973年		石野自彊	練習艦かとり	23期
第18回	1974年		齋藤國二朗	練習艦かとり・護衛艦あおくも	24期
第19回	1975年		常廣栄一	練習艦かとり・護衛艦やまぐも	25期
第20回	1976年		左近允尚敏	練習艦かとり・護衛艦ながつき	26期
第21回	1977年		佐藤文夫		27期
第22回	1978年		小室祥悦	練習艦かとり・護衛艦あおくも	28期
第23回	1979年		植田一雄	練習艦かとり・護衛艦もちづき	29期
第24回	1980年		深井汪介		30期
第25回	1981年		菅田昭男		31期
第26回	1982年		田邊元起	練習艦かとり・護衛艦あさぐも	32期
第27回	1983年		岡田憲		33期
第28回	1984年		小川正美	練習艦かとり・護衛艦なつぐも	34期
第29回	1985年		伊東隆行	練習艦かとり・護衛艦まきぐも	35期
第30回	1986年		小西岑生	練習艦かとり・護衛艦ながつき	36期
第31回	1987年		水本幾男		37期
第32回	1988年		岩澤徹		38期
第33回	1989年		山本誠		39期
第34回	1990年		加藤武彦		40期
第35回	1991年	欧州	塚原武夫	練習艦かとり・護衛艦はつゆき・護衛艦やまゆき	41期
第36回	1992年		林博太郎	練習艦かとり・護衛艦しらゆき・護衛艦しまゆき	42期
第37回	1993年		五味睦佳	練習艦かとり・護衛艦はまゆき・護衛艦いそゆき	43期
第38回	1994年		山崎眞		44期
第39回	1995年		長谷川語	練習艦かしま・護衛艦せとゆき	45期
第40回	1996年	アメリカ	山田道雄	練習艦かしま・護衛艦さわゆき	46期
第41回	1997年		勝山拓	練習艦かしま・護衛艦まつゆき	47期
第42回	1998年		古庄幸一	練習艦かしま・護衛艦さわぎり	48期
第43回	1999年		関泰雄		49期
第44回	2000年		吉川榮治	練習艦かしま・護衛艦ゆうぎり	50期
第45回	2001年	中東	保井信治	練習艦かしま・護衛艦やまぎり	51期
第46回	2002年	北米	泉徹	練習艦かしま・護衛艦まつゆき・練習艦しまゆき	52期
第47回	2003年	オセアニア	杉本正彦	練習艦かしま・護衛艦はまゆき	53期
第48回	2004年	南北アメリカ	東郷行紀	練習艦かしま・護衛艦はまぎり・護衛艦うみぎり	54期
第49回	2005年	欧州	柴田雅裕	練習艦かしま・護衛艦むらさめ・護衛艦ゆうぎり	55期
第50回	2006年	北米	佐々木孝宣	練習艦かしま・護衛艦やまぎり・護衛艦あさぎり	56期
第51回	2007年		松下泰士	練習艦かしま・護衛艦さわぎり・護衛艦しまゆき	57期

[編集] 部隊編成

練習艦隊司令部
- 直轄艦艇　練習艦「かしま」
- 第1練習隊
  - 練習艦「しまゆき」
  - 練習艦「やまぎり」
  - 練習艦「あさぎり」

[編集] 司令官

歴代の練習艦隊司令官（海将補）
代数	氏名	在任期間	出身校・期	前職	後職	備考
練習隊群司令
初代	鈴木英	1957.5.10 - 1957.10.31	海兵55期・海大38期	第1警戒隊群司令	海上幕僚監部附 →1958.1.16術科学校長
第2代	中山定義	1957.11.1 - 1958.5.31	海兵54期・海大36期	第2護衛隊群司令 →1957.8.1海上幕僚監部附	海上幕僚監部附 →1958.8.15同総務部長
第3代	吉田英三	1958.6.1 - 1958.12.19	海兵50期・海大32期	横須賀地方総監	退職
第4代	赤堀次郎	1958.12.20 - 1959.12.9	海兵55期・海大37期	練習隊群司令部付	第2術科学校長
第5代	石黒進	1959.12.10 - 1961.1.31	海兵57期・海大39期	第2術科学校長	海上幕僚監部防衛部長
第6代	三上作夫	1961.2.1 - 1961.6.11	海兵56期・海大37期	海上幕僚監部防衛部長	練習艦隊司令官
練習艦隊司令官
初代	三上作夫	1961.6.12 - 1961.8.31	海兵56期・海大37期	練習隊群司令	護衛艦隊司令官	1961.7.1海将
第2代	永井昇	1961.9.1 - 1962.9.30	海兵59期	八戸航空隊司令	第1術科学校長
第3代	瀧川孝司	1962.10.1 - 1963.12.15	海兵59期	幹部候補生学校長	自衛艦隊司令部付 →1964.7.31退職
第4代	久原一利	1963.12.16 - 1964.10.31	海兵60期	統合幕僚会議事務局第2幕僚室長	海上幕僚監部付 →1964.12.16海上訓練指導隊群司令
第5代	伍賀守雄	1964.11.1 - 1965.11.15	海兵61期	統合幕僚会議事務局第3幕僚室長	自衛艦隊司令部付 →1965.12.16幹部候補生学校長
第6代	水谷秀澄	1965.11.16 - 1966.11.15	海兵62期	第3護衛隊群司令	自衛艦隊司令部付 →1967.1.10海上訓練指導隊群司令
第7代	星野清三郎	1966.11.16 - 1967.11.14	海兵63期	統合幕僚会議事務局第3幕僚室長	統合幕僚会議事務局長兼統合幕僚学校長
第8代	大川秀四郎	1967.11.15 - 1968.11.15	海兵64期	第1護衛隊群司令	呉地方総監部付 →1968.12.31幹部候補生学校長
第9代	本村哲郎	1968.11.16 - 1969.11.30	海兵65期	横須賀地方副総監	呉地方総監部付 →1970.1.1幹部候補生学校長
第10代	谷川清澄	1969.12.1 - 1970.12.15	海兵66期	統合幕僚会議事務局第2幕僚室長	海上幕僚監部付 →1971.1.1佐世保地方総監	1970.7.1海将
第11代	今井梅一	1970.12.16 - 1971.12.15	海兵67期	海上幕僚監部調査部長	海上幕僚監部付 →1972.3.16幹部候補生学校長
第12代	石榑信敏	1971.12.16 - 1972.12.15	海兵68期	統合幕僚会議事務局第2幕僚室長	海上幕僚監部付 →1973.7.1幹部候補生学校長
第13代	石野自彊	1972.12.16 - 1973.11.30	海兵69期	海上幕僚監部監察官	大湊地方総監	1973.7.1海将
第14代	齋藤國二朗	1973.12.1 - 1974.12.4	海兵70期	海上幕僚監部防衛部長	海上幕僚監部付 →1975.3.17護衛艦隊司令官	1974.7.1海将
第15代	常廣栄一	1974.12.5 - 1975.12.15	海兵71期	第2護衛隊群司令	自衛艦隊司令部付 →1976.4.1海上訓練指導隊群司令
第16代	左近允尚敏	1975.12.16 - 1976.11.30	海兵72期	第4護衛隊群司令	防衛大学校訓練部長
第17代	佐藤文夫	1976.12.1 - 1977.12.4	海兵73期	海上幕僚監部総務部長	海上幕僚監部付 →1978.3.16舞鶴地方総監	1977.7.1海将
第18代	小室祥悦	1977.12.5 - 1978.12.10	海兵74期	第3護衛隊群司令	海上幕僚監部付 →1979.2.1第1術科学校長
第19代	植田一雄	1978.12.11 - 1979.12.4	海兵74期	第3護衛隊群司令	海上幕僚監部付 →1980.2.15同監察官
第20代	深井汪介	1979.12.5 - 1980.12.4	海兵75期	護衛艦隊司令部幕僚長	海上幕僚監部監察官
第21代	菅田昭男	1980.12.5 - 1981.12.1	海兵76期	第3護衛隊群司令	第1術科学校長
第22代	田邊元起	1981.12.2 - 1982.12.5	海兵76期	第3護衛隊群司令	横須賀地方総監部付 →1983.2.16退職
第23代	岡田憲	1982.12.6 - 1983.12.19		横須賀地方総監部幕僚長	幹部候補生学校長
第24代	小川正美	1983.12.20 - 1984.12.16		第3護衛隊群司令	自衛艦隊司令部勤務
第25代	伊東隆行	1984.12.17 - 1985.12.19		第3護衛隊群司令	防衛大学校訓練部長
第26代	小西岑生	1985.12.20 - 1986.12.4	防大1期	海上幕僚監部調査部長	護衛艦隊司令官
第27代	水本幾男	1986.12.5 - 1987.12.1		第1護衛隊群司令	海上幕僚監部付 →1988.3.16第1術科学校長
第28代	岩澤徹	1987.12.2 - 1988.12.14		第2護衛隊群司令	海上幕僚監部付 →1989.3.20防衛大学校訓練部長
第29代	山本誠	1988.12.15 - 1989.12.14	防大4期	海上幕僚監部調査部長	海上幕僚監部付 →1990.3.16幹部学校長
第30代	加藤武彦	1989.12.15 - 1990.12.14		第4護衛隊群司令	横須賀地方総監部幕僚長
第31代	塚原武夫	1990.12.15 - 1992.1.12	防大6期	第4護衛隊群司令	海上幕僚監部付 →1992.3.16防衛大学校訓練部長
第32代	林博太郎	1992.1.13 - 1992.12.14		第1護衛隊群司令	海上幕僚監部付 →1993.3.24自衛艦隊司令部幕僚長
第33代	五味睦佳	1992.12.15 - 1993.12.14	防大8期	第3護衛隊群司令	開発指導隊群司令
第34代	山崎眞	1993.12.15 - 1994.12.14	防大9期	海上幕僚監部監察官	海上幕僚監部装備部長
第35代	長谷川語	1994.12.15 - 1995.12.14	防大10期	第1護衛隊群司令	海上幕僚監部付 →1996.3.25海上幕僚監部監察官
第36代	山田道雄	1995.12.15 - 1996.12.15	防大11期	第2護衛隊群司令	海上幕僚監部付 →1997.3.26開発指導隊群司令
第37代	勝山拓	1996.12.16 -	防大12期	第3護衛隊群司令	幹部候補生学校長
	古庄幸一	1997.12.8 -	防大13期	第3護衛隊群司令
	関泰雄	- 1999.12.9			海上幕僚監部監察官
	吉川榮治	1999.12.10 - 2001.1.10	防大15期	第3護衛隊群司令	統合幕僚会議事務局第5幕僚室長
	保井信治	2001.1.11 - 2001.12.2	防大16期	第1護衛隊群司令	海上幕僚監部付 →2002.3.22幹部候補生学校長
	泉徹	2001.12.3 - 2002.12.1	防大17期	海上幕僚監部調査部長	防衛大学校訓練部長
	杉本正彦	2002.12.2 - 2004.3.4	防大18期	第3護衛隊群司令	海上幕僚監部付 →2004.3.29同監理部長
	東郷行紀	2004.3.5 - 2005.1.11	防大18期	第4護衛隊群司令	海上幕僚監部調査部長
	柴田雅裕	2005.1.12 - 2005.12.4	名古屋工大	第2護衛隊群司令	海上幕僚監部付 →2006.3.27幹部候補生学校長
	佐々木孝宣	2005.12.5 - 2006.12.5	防大21期	第4護衛隊群司令	海上幕僚監部付 →2007.3.28阪神基地隊司令
	松下泰士	2006.12.6 -	防大22期	第2護衛隊群司令