ミスター味っ子
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『ミスター味っ子』(みすたーあじっこ)は『週刊少年マガジン』誌上で連載された寺沢大介著の料理・グルメ漫画。後にテレビ東京系でテレビアニメ化された。
目次 |
[編集] 概要
[編集] あらすじ
中学生ながら、亡き父が残した日乃出食堂を母と一緒に支える少年料理人の味吉陽一のもとに、ある日のこと日本料理界の重鎮、味皇こと村田源二郎が訪れ、そこで陽一の作ったカツ丼の味や創意工夫に驚くことになる。その後味皇に招かれた陽一は、そこでのスパゲティ勝負がきっかけとなり、料理人達との美味しい味を求めた勝負に挑戦していくことになる。
[編集] リアクション
この作品を語る上で欠かせないものに、料理を食べた後などの派手なリアクションが挙げられる。原作漫画版においての一例として、サンドウィッチ対決で陽一は「ペガサス流星拳!」と言いながらサンドウィッチを型でガコーンガコーンとくりぬいた事がある。さらにアニメ版(特に味皇)のリアクションは凄まじく、料理を食べた後に「うーまーいーぞー」の声と共に口から光線を出したり、津波の中を泳いだり、宇宙へ飛んでいったり、巨大化して大阪城を破壊したり、車椅子で病院の階段を駆け上ったりなどの派手なリアクションは今でも一部で話題にされる。
[編集] 他作品への影響
こうしたリアクションの技法は、後に同じテレビ東京、サンライズで制作された料理アニメ『焼きたて!!ジャぱん』でも生かされている。こうしたことから、世間や2ちゃんねるなどで、味っ子と焼きたて!!ジャぱんはよく比較される。焼きたて!!ジャぱんのファンが味っ子を知ったり、逆に味っ子のファンが焼きたて!!ジャぱんを見たりすることが多い。また漫画版『ちびまる子ちゃん』では、主人公のももこがチョコレートを食べた感想を長々と語った時に「おまえはミスター味っ子か」とナレーションが入ったこともある。同じく週刊少年マガジンで連載されていた漫画『中華一番』では只でさえ凄まじい調理方法や審査員のリアクションがアニメ化の際、より過剰になったのもこの作品の影響かと思われる。さらに海外の映画作品にも影響を与えている。『少林サッカー』で一躍有名になった周星馳の主演・監督作品『食神』では、料理を食べた人間が天女の姿に変身し恍惚としたり、絶叫しながら旨さについて解説しつつ巨大な肉の上で寝転がり歓喜するといったイメージシーンが実写で盛り込まれている。味っ子の名前こそ出てきていないが、周星馳は日本の漫画に造詣が深い事で有名であり、その影響は明らかである。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] マンガ版
1986年の秋から1989年末まで、週刊少年マガジンで連載された。全167話で全19巻。第12回講談社漫画賞少年部門受賞作品。2005年現在、『イブニング』誌で、陽一の息子である、味吉陽太を主人公とした続編の『ミスター味っ子II』が連載中である。作中では陽一らは成長した姿で描かれている(ただし、ミスター味っ子が終了した後、作者の画風が変わったため、前作に比べ登場人物がより写実的に描かれている)。また、アニメ版DVDが発売されたのを記念に、BOXケースに作者が少年時代の陽一・陽一の母・丸井のイラストを執筆したが、連載当時の絵とはかなり違っている。
[編集] マンガ版の主な登場人物
マンガ版とアニメ版の違いは、同じ料理対決でも登場する人物が違ったり、アニメオリジナルキャラが数多く存在したり、それに伴い勝敗が微妙に違ったりなどの変化がある。また登場人物の性格(特に味皇)が異常なほどのリアクションをしないなどが相違点として挙げられる。
[編集] 日之出食堂
東京の下町である関陽地区(稲荷町、岡本町、桜ヶ丘町など)にある二十年以上続く定食屋。「下町の包宰」と呼ばれた故・味吉隆男の跡を継ぎ14歳の中学生である、味吉陽一が二代目としてお店を切り盛りし、陽一の母親であり、隆男の妻でもある法子が配膳を担当するなど、一家でお店を経営する。
- 味吉陽一(あじよし よういち)
- 本編の主人公。通称「ミスター味っ子」。年齢14歳。関陽学院中学の2年生。第28回と第29回味皇料理会グランプリコンテスト(通称味皇GP)の優勝者。下町の包宰と呼ばれた父・味吉隆男の跡を継ぎ日之出食堂の調理を切り盛りする天才少年料理人。ある日たまたま訪れた味皇との出会いにより、日本料理界を背負って立つほどの存在に成長していく。熱くなりやすい性格だが、料理に関しては、大人に臆することなく立ち向かう。自らが駆る自転車に「ガンダム号」と名付けたり、ゲームボーイのゲームに熱中するなど、中学生らしい一面も見せることがある。小鼻をピクピクさせると、何かを企んでいるというクセがある。十三代・武生玄斎が作る出刃「神の包丁」の所有者でもある。
- 味吉法子(あじよし のりこ)
- 陽一の母親にして、日之出食堂を料理以外の部分で支える。一流の料亭の一人娘として、料亭の手伝いをしていたが、当時料亭の料理人であった味吉隆男と、駆け落ち同然に家出をする。意外におっちょこちょいな性格で、お店の売り上げを失くしたり、お祭りの出店の出店計画を忘れたりなどするが、明るい性格やその美貌で街の人気者である。料理においては、陽一のことを絶対的に信頼をしているが、陽一が突然抜け出したり、学校の時など切り盛りできていることから、自身の料理の腕もそこそこの腕前であると推測できる。
- 味吉隆男(あじよし たかお)
- 昭和57年4月30日没。一流の料亭に料理人として働いていたが、その料亭の一人娘である法子と恋に落ち、駆け落ち同然で料亭を辞め、日之出食堂を開店させる。料理の腕前は、和洋中全てに精通しており、「下町の包宰」と呼ばれていた。また、人間としての魅力に長けており、多くの料理人に影響を与えており、日本全国はもとより香港にも弟子がいる。
[編集] 味皇料理会
日本の料理界においてトップに位置する組織。味皇を筆頭に各料理部門に主任を一人ずつ置いて、世界中の食べ物に精通している。また味皇料理会グランプリコンテストなどを主催する組織である。
- 村田源二郎(むらた げんじろう)
- 通称「味皇」。味皇料理会の創始者にて、日本料理界のトップに、30年以上も君臨する。味に対しては一切の妥協を許さないが、その一方で料理人に対しては愛情を見せ、同じ料理に奉仕する者として敬う。「味皇ビル」という自社ビルも持っており、そこに数々の料理部門を創設している。陽一の良きアドバイザーとして、陽一と共に全国を旅することもある。またアニメ版及び、続編では味皇の兄弟も登場するが、マンガ版では兄弟の登場はない。
- 垂目森太郎(たれめ しんたろう)
- 味皇の秘書。連載当初は、味皇のことを「先生」と呼んでいたが、後に「味皇様」と呼称を変えている。序盤こそ料理勝負の司会や、陽一にケンカを売る役などの活躍があったが、丸井の登場以降は出番が極端に減る。なお続編では「太郎」となっているが、ここではアニメ版の「森太郎」とする。モデルは作者の実弟。
- 丸井善男(まるい よしお)
- 味皇料理会イタリア料理部主任。イタリア帰りのシェフで、味皇料理会で料理セミナーの講師を務めていた。自身が語るように、味皇の直弟子にあたり、得意な料理はパスタ。その中でも「ミートソーススパゲッティ」を得意としている。アニメ版では陽一の助手を務めたり、色々協力することが多く「丸井のおっちゃん」と呼ば親しまれ、終盤で法子と再婚する。
- 下仲基之(しもなか もとゆき)
- 味皇料理会フランス料理部主任。味皇料理会きっての若手料理人で、欧米の料理コンクールを総なめにしたほどの腕前。料理修行中はフランスやドイツに滞在していた経験を持つ。第28回味皇GPにおいて、「味皇料理会代表」として二回戦で敗れた後に、短期間失踪をする。フランス料理界の重鎮である、ムスタキ氏に師事し、その腕前も評価されている。十三代・武生玄斎が作る出刃「人の包丁」の所有者でもある。またモデルは作者の中学時代からの友人とされている。
- 小西和也(こにし かずや)
- 味皇料理会肉料理部主任。料理に関しては天才的なカンの持ち主で、かつては味皇料理会でも、1,2を争う腕前と評されていたが、わがままな性格で他人との協調性を欠き、一度は味皇料理会を脱退する。後に肉料理部主任として復帰するまで、「肉料理の天才」として料理界を渡り歩いていた。なお、第28回味皇GPにおいて、「九州代表」として出場している。モデルは下仲同様に作者の中学時代からの友人とされている。「当たり前!」が口癖。
- 関場武雄(せきば たけお)
- 味皇料理会ドイツ料理部主任。マンガ版においては、陽一以外の人物と公開料理対決をした唯一の人物。結果的には大惨敗であったが、その後陽一と一緒に再戦を果たし、見事に雪辱を果たす。
- 芝裕之(しば ひろゆき)
- 味皇料理会日本料理部主任。主任の中でも最年長者で、味皇を抜くと上座の方へ座ることなどや、また、「味試し」では、課題を考えたり、判定の中心にいるなど、それなりの権威を持っているようである。
- 米本精道(よねもと せいどう)
- 味皇料理会中華料理部主任。味皇料理会で唯一と言っていいほど、陽一との接点が皆無に近い主任であり、マンガ版では陽一とほとんど接触がない。
[編集] 天才少年料理人たち
陽一と同じく、14~18歳くらいまでの凄腕の料理人たち。特に陽一と同年代であるために、何度も料理対決をするなど、ある時は敵として、ある時は味方と良きライバルとして共に成長していく存在である。
- 堺一馬(さかい かずま)
- 自称「味の貴公子」。陽一永遠のライバルの一人で、第28回味皇GPにおいては、史上初となる陽一と「両者同時優勝」を成し遂げる。性格は多少自意識過剰なところがあるものの、料理の腕に関しては陽一に決して引けを取らない。その中でも「カレーライス」は得意料理の一つであり、過去に2度陽一とカレー対決をしている。永田建設の社長の付ききりの料理人としてだけでなく、六本木、渋谷、麻布に店を構える。「大阪代表」として第28回と第29回味皇GPにも出場を果たしている。八重歯(本人はキバだと言う)がチャームポイント。
- 中江兵太(なかえ ひょうた)
- 通称「素材の魔術師」。博多三人衆の一人で「なかえ」の主人。九州の福岡県博多で自前のお店を持ち、畑で丹精込めた野菜を栽培し、自ら漁にも行くなど、素材に関しては他の追随を許さない。お店のメニューや用意できる人数など、その日の成果により異なるなど、素材に対し妥協もしない。少年料理人で唯一、陽一に黒星をつけさせた。第29回味皇GPでは審査員が「両者同時優勝」を提案したのに対し、自ら負けを認めて優勝を辞退した。
- 岩川清也(いわかわ せいや)
- 博多三人衆の一人。そば屋「芝闘庵」を経営し素材からこだわりを見せて、祖父の代に東京の芝から現在の博多へとお店を移した。十八番は「鴨南蛮」である。
- 河合潤二郎(かわい じゅんじろう)
- 博多三人衆の一人。喫茶店「Mon Chateau」(フランス語で「私の城」の意)でチーフシェフを勤めるケーキ職人。
- 劉虎蜂(りゅう こほう)
- 古くから皇帝の料理番として劉家の跡取りとして、香港一の名店「小亀楼」の筆頭料理人をも務める。登場するたびに、劉家での地位が向上し、第29回味皇GP出場時には、味仙人の筆頭弟子にまで登りつめていた。性格的には、名門の出身者らしくプライドが異常に高いが、陽一に初めて作って見せた料理が、中国では珍しいとされる「焼き餃子」を披露し、対決にも選んでいる。
[編集] 味将軍グループ
味皇料理会と勢力を二分するグループ。だがやり方は味皇料理会と正反対で、「日本全国の料理店を支配下に置くこと」を念頭に、乗っ取りなど手段は選ばずに攻撃してくる。アニメ版には数多く出演するが、マンガ版では阿部一郎が「まだまだ奥の手が控えてる」と言うものの、その後一人しか登場していない。
- 阿部二郎(あべ じろう)
- ファミリーレストランチェーン店の「ジェネシス」の雇われシェフ。ハンバーグが得意で、味将軍グループでは中核に位置していたが、陽一に敗れたために皿洗いにまで降格した。
- 阿部一郎(あべ いちろう)
- 三友商事の社員食堂である、フライ専門店「レストラン アベ」のオーナーシェフ。二郎の実兄で「味将軍の懐刀」と称される。意外に(卑怯だが)研究熱心で陽一の研究姿を盗撮したり、一番人気の社員食堂にも現れている。
- 杉本(すぎもと)
- 味将軍グループ最強の機動部隊を率いる。大型トレーラーで移動型のたこ焼き屋「さんちゃん」のオーナーである。タコの本場・明石からやってきた出っ歯が特徴の関西人。本名が杉本高文である明石家さんまをモチーフにしたキャラのようである。
[編集] 下町商店街
陽一たちが住む関陽地区の町内会にある個人商店の人たち。
- 中華なかだ(ちゅうかなかだ)
- 陽一の関陽学院中学の同級生である仲田幸二の父親が店長。料理の腕前はイマイチで、陽一が居なければお店を潰されていたかもしれなかったが、陽一が助っ人として手伝い「第5回ラーメン祭」で僅差ながら優勝を果たした。
- 甲来軒(こうらいけん)
- 自他共に認める日本一のラーメン屋で、「第5回ラーメン祭」では優勝候補の筆頭とされていた。その後、日之出食堂を訪れるが、陽一はその頃、香港へ料理修行中であったために、陽一の料理を食べられなかった。また第13巻における結婚披露宴対決では、陽一の助っ人として参加している。
- トロイメライの若旦那(とろいめらいのわかだんな)
- 味将軍グループに立ち退きを要求され拒否したが、お店の前にファミレスチェーンの「ジェネシス」を建てられ首を吊ろうとしていた。大食いで仕事中にも仕事そっちのけで食べ続けていた。
- 岡田屋(おかだや)
- お好み焼き一筋50年の伝統を誇る老舗のお好み焼き屋。毎年の「行基公園桜祭」では2店舗分の出店を無理やりしている。お好み焼きの中でも広島風と呼ばれるタイプの品である。その他にも陽一とは「焼きそば」対決もしている。また第13巻における結婚披露宴対決では、甲来軒同様に、陽一の助っ人として参加している。
- 磯源寿司(いそげんずし)
- 父・三木助と、息子・巧が二人で切り盛りする寿司屋。陽一が助っ人として手伝った「第7回寿司握りコンテスト」で優勝を果たす。
- 寿司虎(すしとら)
- 「寿司握りコンテスト」で開催以来ずっと優勝を果たしてきた。だが、その実力とは裏腹に、マグロのトロや海苔を買い占めたりなど、味将軍グループ並の汚い手段も用いる。
- 料亭むらた(りょうていむらた)
- 陽一たちと同じ関陽地区にありながら、唯一山の手方面にある高級料亭。三代続く名代の料亭の主人であり、関西で日本料理の修行を積んだ村田信吉(むらた しんきち)の腕は日本一と言っても過言でないほどである。一人娘である由香美の結婚には賛成していたが、娘婿となる康介が跡継ぎになることは反対していた。
- 朝日屋(あさひや)
- 祖父の代から続く鹿児島の丼兄弟、太郎と次郎が出したうどん屋。仕込みから味付け、配達まで全て兄である太郎がやっているため、次郎の実力は未知数である。
- おでん安二郎(おでんやすじろう)
- 日本一のおでん屋伝政で半年間だけ修行をしていたが、腕は秀逸で伝政の跡継ぎにと親方が指名したほどである。また、陽一が毎日通うほどの美味しさであったが、伝政の味には敵わないとわかり、陽一と一緒に研究を始めた。
- DHULIA(でりー)
- 怠惰な息子である一雄(かずお)は中古のポルシェを乗り回し、お店の売り上げは近所にできたカレー専門店に遅れをとっていたが、陽一に「工夫をする」ということを学び、見違えるように研究熱心になった。
- 一龍(いちりゅう)
- 一つの町に一軒分のみという伝説のタレ作り名人である金白寿(きん はくじゅ)のタレを採用し、日之出食堂を含む周辺の食品店を開店休業状態に追い込んだ。
- いさみ屋(いさみや)
- 近所に大きなコンビニである「ニコニコマート」が出来て、さらには、いい加減な卸売業者にダメ鶏肉を仕入れさせられるなど踏んだり蹴ったりの毎日で、売り上げは落ち込むばかりで、いさみ屋の息子よしおが、「ニコニコマート」に石を投げつけようとしていた。
[編集] 関陽学院中学
陽一が所属する2年3組の面々を中心に、様々な困難に立ち向かう。野球部は、地区でも屈指の強さを誇り、エースの仲田抜きでも地区大会優勝を果たした。ちなみに余談だが、元プロ野球選手の名前が多いようである。
- 仲田幸二(なかだ こうじ)
- 父親が経営する中華料理屋「なかだ」の息子で、陽一と同じ2年3組に所属する。野球部ではエースで4番打者であるが、「なかだ」の経営が圧迫されたことにより、店の手伝いもすることになった。また、夏の大会期間中は右手骨折のために出場ができなかった。名前のモデルは元阪神タイガースの仲田幸司。また作品中に弟も登場するが、こちらは名前が明らかになっていない。
- 江川たけし(えがわ たけし)
- 母親はTVにも出演するほど有名な料理研究家。だが本人は好き嫌いが激しく食が細い上に、体質的にガリガリで転んだだけで骨折をし、救急車で運ばれる騒ぎとなった。
- 竹橋(たけばし)
- 通称「タケ」。寿司屋竹の息子で、自称「情報屋タケちゃん」。陽一と同じ2年3組に所属する。後半からの登場だが、特に鶏肉に関する情報をいち早く仕入れる。
- みつ子(みつこ)
- フランス料理店「プランタン」の一人娘。
- 小林兆治(こばやし ちょうじ)
- 関陽学院中学の次期エースで、2年生と表記されているが、実際には陽一たちよりも1学年下にあたる後輩。大の野菜嫌いで、10年以上も口にしたことがなかったために、スタミナが著しく欠如していたが、陽一の料理で野菜を食べることができた。
- 可奈子(かなこ)
- 野球部のマネージャーで、小林同様に陽一たちよりも1学年下の後輩にあたる。亡き母親の思い出の料理の再現を陽一に依頼する。
[編集] その他のキャラ
- 劉白鳳(りゅう はくほう)
- 通称「味仙人」。皇帝の料理番である劉家の総帥。かつては陽一の父・味吉隆男とも対決したことがある。その美的センスは、年老いてなお輝いている。
- ジョルジュ・ムスタキ(じょるじゅ むすたき)
- 通称「フランス料理界の至宝」。フランス料理人組合の評議長で、料理界のノーベル賞とも言える「セザール賞」(作品では料理の賞とされているが、実際には映画の賞である)の常連。
- スコルピオン(すこるぴおん)
- 味皇料理会が主催する料理サミットでドイツ館の代表として、味皇料理会ドイツ料理部主任の関場と対戦し大勝をあげる。
- 須原椎造(すばら しいぞう)
- 日本全国はもとより時には海外へも出没するグルメなおじさん。そのグルメっぷりは有名で、味皇GPで審査員をやった時は、観客からも歓声が上がるほどである。口癖の「ブラボー」は、「とても美味しい(素晴らしい)」の意味で使われている。須原自身が「ブラボー、ブラバー、ブラベスト」と言っているが、実際にはこの様な比較級は存在しない。
- なお、登場時には名前が無かったのだが、蛭田達也作「コータローまかりとおる!」のモブとして描かれた際に同氏により命名され、それが正式採用された。
- コオロギ(こおろぎ)
- 一馬の弟子の中でも、最も登場回数が多いキャラ。その他に、ゲンゴロー、ウマオイ、バッタ、タガメなども存在し、コオロギのことを「先輩」と呼ぶことからも、一番弟子であることは間違いないであろう。アニメ版では途中で実は女性であるという事実が発覚する。以降、少女的な仕草の表現が増えていく。
[編集] 主な大会
- 公開勝負
- 基本的に1対1の対戦方式で行われる。審査員は一般人であることが多いが、陽一がその世界へ足を踏み入れるキッカケとなった丸井との対戦では、味皇料理会の主任達が審査員として味の判定を行った。
- 第5回ラーメン祭
- 岡本町主催で行われる毎年この地区の中華料理屋、及びラーメン店などが参加する。制限時間は具材の仕込みなどの時間を除いた調理時間30分。
- 輸入牛肉ステーキコンテスト
- 連載当時はまだあまり認知されていなかった輸入牛肉を使ったステーキコンテスト。ちなみに、司会者は「コンテスト」と言っているが、看板などには「コンクール」と書かれている。制限時間は1時間。
- 第7回いなり町杯寿司握りコンテスト
- 過去これまで寿司虎が連続優勝を果たしてきた大会。大会前に寿司虎の暴挙として、順位を各店舗の「のれん」に記載し、最下位の店は営業停止という罰ゲームまで存在していた。ちなみに、司会者は「第20回」と宣言し、陽一は「隣町のラーメン祭に対抗してココ何年かやってる」と述べているが、開催回数を見ると謎である。制限時間は1時間。
- アイスクリームコンテスト
- 一馬が淋しくなって陽一を拉致し、無理やり勝負をさせるために、車の中から最初に見た食べ物で勝負というルールで、一番最初に食べ物の大会。大浜海水浴場のサマーフェスティバル内で行われていた。
- 全国駅弁コンクール
- 全国から集められた駅弁のコンクールだが、青森県S市とH市から参加した弁当屋で、成績が上位だった方の市に、新幹線の駅が開通するという約束事が議会を通ったために、単なる争いだけではなく、市をあげてのものになってしまった。
- 料理の御意見番
- 当代一の毒舌グルメ家の倉田道明によるTV番組。審査員の倉田を「うまい」と言わせることができれば勝利だが、毎回「マズイ」と言って料理をひっくり返すなどの暴挙を繰り返す。毎回、課題料理が決められている。
- 味皇GP
- 正式名は「味皇料理会料理人グランプリコンテスト」。年に1回、全国から選りすぐられた腕自慢の若手料理人が、公開料理勝負でその年最高の若手料理人を決める大会。味の判定は、味皇料理会が選んだ一般の人が審査をし、負けた者は次への勝負に参加できないサドンデスマッチを採用。制限時間は2時間。
- 味試し
- 味皇料理会最大の試練であり、「色試し」、「眼試し」、「味試し」の三番勝負とされる。三番の内、二番を制した者が勝者となる。かつて味皇に挑む挑戦者は、百をも越えるがただの一度も敗れたことはなかった。
[編集] アイテム
- 神の包丁・人の包丁
- 第13代武生玄斎が作る出刃包丁。毎年、たった二振りに限られているが、代々味皇料理会が受ける習いである。だが、陽一たちの年代のみ、「初代が夢枕に立った」として、一振りしか作らなかったため、料理勝負で勝った方に「神の包丁」を、負けた方には「人の包丁」が与えられた。由来は初代武生玄斎が、神仙に製法を習ったとされている。
- 料理帳
- 一冊のノートに書き示された「陽一へ父より」という料理に関する料理書。陽一が父の遺品を整理中に偶然発見した。中には、料理のレシピとともに具材に関する知識も入っているが、陽一自身に見つけて欲しい項目は、破り捨てられていることがある。
[編集] マンガ版の料理対決リスト
○勝利、●敗北、△引き分け、★対決以外の料理披露
- 特製超特厚カツ丼
- ★陽一vs味皇・村田源二郎、垂目
- ミートソース対決
- ○陽一vs丸井善男●
- ラーメン対決
- ○陽一、中華なかだvs甲来軒、玉川飯店、熊五郎ラーメン●
- チキンカレー対決
- ○陽一vs一馬●
- ステーキ対決
- ○日之出食堂vsレストランウエマツ、ラ・シャイ、肉の杉屋●
- イワシグラタン対決
- ○陽一vs料理研究家・江川洋子●
- ハンバーグ対決
- ○陽一、トロイメライvsジェネシス●
- お好み焼き対決
- ○日之出食堂vs岡田屋●
- 駅弁対決
- ○陽一、菊池屋vsおいかわ●
- かき揚げ天丼
- ○陽一、高太郎vs天星●
- シーフードカレー対決(第28回味皇GP第1回戦)
- ○陽一、一馬、下仲基之vs小西和也●
- 冷し中華対決(第28回味皇GP第2回戦)
- ○陽一、一馬vs下仲●
- ピザ対決(第28回味皇GP決勝戦)
- △陽一vs一馬△(両者同時優勝)
- 前菜対決(オムレツコース三番勝負)
- ●陽一vsムスタキ○
- メイン対決(オムレツコース三番勝負)
- ○陽一vsムスタキ●
- デザート対決(オムレツコース三番勝負)
- △陽一vsムスタキ△
- 総合判定(オムレツコース三番勝負)
- ○陽一vsムスタキ●
- フライ定食対決
- ○フライの店味っ子vsレストラン・アベ●
- 寿司対決
- ○陽一、磯源寿司vs寿司虎、すし政、林寿司etc.●
- 鍋料理対決
- ●陽一vs中江兵太○
- 温かいそば対決
- ○陽一vs岩川清也●
- 卵を使わないケーキ対決
- ○陽一vs河合潤二郎●
- 三種類のうな丼対決
- ○陽一vs鰻浜の店主、二代目の家内、二代目の子供●
- たこ焼き対決
- ○日之出食堂vsたこ焼き屋さんちゃん●
- 中華料理
- ●陽一vs李小亀○
- 中華スープ
- ○陽一vs李小亀●
- 蒸し餃子・焼き餃子対決
- △陽一vs劉虎峰△
- 中華メン対決
- ○陽一vs虎峰●
- 杏仁豆腐対決
- △陽一vs味仙人・劉白鳳△
- アイスクリーム対決(アイスクリームコンテスト)
- ○陽一、一馬vs銀座パーラー、クイーンズパーラー●(両者同時優勝)
- 魚料理対決
- ○陽一vs下仲●
- 駅弁対決(全国駅弁コンクール)
- ○陽一、菊池屋vs青木屋、木山屋、日高屋●
- オードブル対決(フルコース対決)
- ●陽一vs出張料理人・久島建男○
- スープ対決(フルコース対決)
- ●陽一vs久島○
- サラダ対決(フルコース対決)
- ○陽一vs久島●
- メインディッシュ対決(フルコース対決)
- ○陽一vs久島●
- デザート対決
- ●陽一vs久島○(但し5点満点の勝負で5点-6点だった)
- 結婚披露宴料理対決
- △下町料理屋軍団vs料亭むらた△
- 出前うどん対決
- △日之出食堂vs朝日屋△
- 山の幸・海の幸ごはん
- ★陽一・稲荷町町内会vs高平謙・岡本町町内会
- ハンバーガー対決(第29回味皇GP第1回戦)
- △陽一、一馬、兵太、虎峰△(脱落者なし)
- カニ料理対決(第29回味皇GP第2回戦)
- ○陽一、兵太、虎峰vs一馬●
- お雑煮対決(第29回味皇GP第3回戦)
- ○陽一、兵太vs虎峰●
- ビーフステーキ対決(第29回味皇GP決勝戦)
- ○陽一vs兵太●
- 浜なべ
- ★陽一vs真弓、芳信
- 焼き鳥屋台対決
- ○2年3組vs2年1組●
- 和洋納豆料理
- ★陽一vs加藤由香美
- 焼きそば屋台対決
- ○日之出食堂vs岡田屋●
- おでん
- ★陽一、安二郎vsおでん伝政
- サンドウィッチ対決
- ○陽一、下仲vsシャピロ●
- 遠足おにぎり対決
- ○日之出食堂vs大河内屋●
- 公開番組ハンバーグ対決
- △陽一vs一馬△
- スタミナ野菜料理
- ★陽一vs小林兆治
- 母の思い出の料理
- ★陽一、可奈子vs可奈子の父
- 流しそうめん対決
- ○陽一、久保vs流しそうめん涼●
- 食事療法
- ★陽一vs寿明
- ハイキングラリー
- ★陽一、仲田幸二、竹橋
- 新作カレーライス
- ★陽一、DHULIA
- 精進料理対決
- ○3年生vs和尚●
- ソーセージ対決
- ○陽一、関場武雄vsスコルピオン●
- 緊急災害避難食
- ★3年生vs大俵
- 焼肉対決
- ○日之出食堂vs一龍●
- 赤いトンカツ丼
- ★陽一vsジミー桑畑
- チーズ料理
- ★陽一vs高洲・関陽学院中学教師
- デパ地下お弁当対決
- ○陽一・あったか弁当vs青木・いろは屋、高平・近江弁当●
- フライドチキン対決
- ○陽一・いさみ屋vsニコニコマート●
- 色試し・秋の味覚対決(味試し三番勝負)
- ●陽一vs味皇○
- 眼試し・握り寿司対決(味試し三番勝負)
- △陽一vs味皇△
- 味試し・米料理対決(味試し三番勝負)
- ○陽一vs味皇●
[編集] テレビアニメ
1987年10月8日-1989年9月28日まで、テレビ東京系でテレビアニメ化された。全99話。 原作とは内容が若干異なり、キャラクター(特に味皇)の、漫画には存在しなかった、荒唐無稽かつ派手で豪快な演出が好評を博し、幅広い層の支持を得た。こうした多大な反響により、当初の予定では25話前後で終了するはずが、人気のため延長に延長を重ね99話とワイド版1話の長寿番組となった。
これは善くも悪くも「原作クラッシャー」の異名を持つ事で知られる今川泰宏監督の得意とする手法によるところが大きいが、その原作からの超越ぶりが最もいい意味で効果的に作用したものといえる。
アニメの主題歌については、作品の内容自体は忘れてもOP(オープニング)曲・ED(エンディング)曲を覚えている人が多いという程の名曲とも言われている。
[編集] スタッフ
- 企画:サンライズ
- 原作:寺沢大介(講談社刊「隔週刊イブニング」連載)
- シリーズ構成 - 鳥海尽三・鳳工房
- チーフライター - 城山昇
- キャラクターデザイン - 加瀬政広、毛利和昭
- 料理デザイン - 河村佳江
- 音楽 - 藤田大土
- 作画監督チーフ - 加瀬政広
- 音響監督 - 山崎宏
- 美術監督 - 朝倉千登勢・新井寅雄
- 色彩設計 - 歌川律子
- タイトルアニメ - 毛利和昭・加瀬政広・和泉絹子
- 編集 - 掛須秀一・西田悟・牧岡栄吾
- ネガ編集 - 辺見俊夫
- タイトル - マキ・プロ
- 音響効果:中野勝博(SOUNDBOX)
- 調整 - 加瀬井康次・阿部敏昭
- 録音 - 東京テレビセンター
- 現像 - 東京現像所
- 文芸設定 - 坂田義和→藤本さとし
- 設定製作 - 佐藤純子・佐藤育郎・古里尚丈
- 製作事務 - 宮内春美
- 演助 - 佐藤育郎
- 製作デスク - 古沢文邦
- 演出チーフ - 中村憲由、山口祐司
- プロデューサー:江津兵太⇒池田朋之⇒平山大吾(テレビ東京)・長谷川徹(現ぎゃろっぷ)⇒内田健二(SUNRISE)
- 監督:今川泰宏
- 製作:テレビ東京・SUNRISE
- 著作権:(C)1987 SUNRISE INC.・テレビ東京
[編集] キャラクター・キャスト
- 日乃出食堂
- 村田食堂店主 -村田源一郎 - 小林清志
- 味皇料理会
- 味将軍グループ
- ナレーター
- ブラボーおじさん(須原椎造) - 石森達幸
[編集] 主題歌・挿入歌
- オープニング「ルネッサンス情熱」(作詞:松本一起 作曲・歌:国安わたる 編曲:矢野立美)
- エンディング「心のPhotograph」(作詞:松本一起 作曲・歌:国安わたる 編曲:矢野立美)
- 「味皇料理会会歌」(歌:味皇と味皇料理会(藤本譲ほか))
- 「お鍋を見ててね」(歌:味吉法子(横尾まり))
- 「必食料理人」(歌:小西和也(鈴置洋孝))
- 「食生活」(歌:西村智博)
[編集] 勝負リスト
- 天才料理人・味吉陽一登場
- △味吉 陽一-△味皇料理会総帥・村田源二郎、秘書・垂目森太郎龍田直樹、
- スパゲティで勝負だ、丸井シェフとの決戦
- ○陽一-●味皇料理会イタリア料理部主任・丸井 善男飯塚昭三
- カレーの天才・堺一馬、必殺パイナップル・カレー
- 秘伝の味・ラーメン勝負、熱闘・ラーメン祭り
- 柔らかステーキの秘密、決着ステーキ・コンテスト
- ○陽一-●小西 和也鈴置洋孝
- いわしグラタンは母の味
- 味将軍からの挑戦状、究極の串焼きハンバーグ
- 日本一お好み焼き勝負、お好み焼き勝負・審査員も敵だ
- 味っ子苦戦・駅弁対決、魔法のあつあつ幕ノ内弁当
- 特大カキアゲで天丼勝負
- 大奮戦?手作りチョコで勝負
- △
- オムレツ勝負・お料理 マシーンを打ち破れ
- ○陽一-●味皇料理会ハイテク部門主任・俵 三四郎広瀬正志
- 日本の味・お茶漬け勝負
- 開催料理人グランプリ・ フライで勝負
- 1回戦○陽一、一馬、味皇料理会フランス料理部主任・下仲 基之堀内賢雄-●小西
- 料理人グランプリ決勝・ 四天王カレー戦、激突!超豪華 シーフードカレー
- 準決勝○陽一、一馬-●下仲
- 一馬と決戦 ピザパイ勝負、陽一・一馬の燃える情熱! ピザパイ大決戦
- 決 勝△陽一-△一馬
- 見参!浪速のどんぶり兄弟・ 大阪で勝負だ、二人三脚で勝負だ! 陽一・一馬のカレーどんぶり、激闘!大阪城・ カレー丼春の陣
- ○陽一&一馬-●村崎太郎&次郎松井菜桜子
- 強敵! ミスター鍋っ子登場、味試し! 味っ子対ミスター鍋っ子
- ○陽一-●ミスタ-鍋っ子・中江 兵太佐々木望
- 回転寿司勝負! のれんの味を守り抜け、回転寿司勝負! 味将軍をうちやぶれ
- ○陽一&小西、初音寿司の親方田口昂-●味将軍グル-プ回転寿司専門・ロビン島田&デュ-ク西条
- 弁当ウォーズ! 日之出食堂が危ない!、弁当ウォーズ! 下町の味は父の味
- ○日の出食堂・陽一&法子-●味将軍グル-プ・阿部&及川
- 外国からの挑戦状! ウィーン少年料理団、世界最高のお子様ランチ
- 冷し中華勝負! 陽一・名古屋で大ピンチ、冷し中華勝負! 京のみやこで大逆転、包丁一本!茶碗蒸し勝負
- うな丼勝負! 黄金のうなぎを求めて
- △
- タコ焼き合戦・ 味将軍と対決だ!
- ○陽一-●味将軍グル-プたこ焼き専門・杉本江原正士
- 問答無用! 餃子で勝負
- 荒磯勝負・ 海の料理人からの挑戦状、荒磯勝負・陽一式 石焼き魚の秘密
- 青の札○陽一-●荒磯漁師・味船 敏八玄田哲章
- 山の幸勝負! 強敵 鍋っ子と料理サバイバル、山の幸勝負! 特製かまど蒸しで大勝利
- 緑の札○陽一-●兵太&山菜料理研究家・関 平助神山卓三、
- 宿命の大決戦! 陽一・一馬のサンマ勝負
- 黄の札○陽一-●一馬
- 味仙人への挑戦! 勝利への切り札はこれだ
- △陽一-△味仙人宮内幸平
- 味探し! 丸井対ミスター味っ子、さらば丸井!料理の道は果てしなき挑戦
- ◎陽一&丸井-●味将軍グル-プ七包丁・ロボコックサリ-土師孝也
- 幻の中華スープに挑戦! 香港からの訪問者、幻の中華スープに挑戦! 冬虫夏草の秘密
- △陽一-△李小亀上田敏也
- 蒸し餃子に挑戦! 味っ子香港へ行く、蒸し餃子決戦! 味っ子対虎峰、ラーメン勝負!驚くべき 中国四千年の歴史、決戦ラーメン勝負! 白いスープ対黒いスープ
- 杏仁どうふ勝負! 味将軍七包丁人登場、杏仁どうふ勝負! 料林寺三十六房への道
- 香港よさらば・ 味皇ビルを守り抜け!、餃子勝負・大逆転! 味将軍の野望
- 年越しそば出前合戦! いなり商店街の攻防、年越しそば出前合戦! 謎の快傑味頭巾見参
- 金沢にぎり寿司コンテスト! ジェネスシ大虎の挑戦、金沢にぎり寿司コンテスト! 寿司ネタの工夫で大勝利
- 雪祭りフランクフルト勝負! 北の悪魔現わる、雪祭りフランクフルト勝負! 関場との対決
- アレックス急行グルメ事件! ロボコックの再挑戦、アレックス急行グルメ事件! デザートでゴールをめざせ
- ○陽一&俵&料理メカ・アレックス-●味将軍グル-プ七包丁⑤ロボコックサリ-土師孝也
- 島巡り磯鍋競争! 七包丁人大石老師登場、島巡り磯鍋競争! 瀬戸内少年料理団の挑戦
- 執念のハンバーガー勝負! 懲りない阿部と及川、対決ハンバーガー勝負! 最強の七包丁・阿部一郎登場、苦戦ハンバーガー勝負! 足長おじさんからの手紙、
- ○陽一&吉村梅津秀行-●味将軍グル-プ・阿部&及川
- 日本一のスキヤキ勝負! 思い出の味を探せ、スキヤキ決戦!最強の 七包丁対ミスター味っ子
- ○(味皇)陽一&一馬&小西-●味将軍グル-プ七包丁⑦(味将軍)ドクターシェフ・阿部 一郎大滝進矢&ユウタ&カモン
- 高野山・豆腐勝負! 味皇訪ねて三千里、謎の味皇グランプリ 豆腐料理に挑戦!、高野山で大決戦! 豆腐ステーキ対ゴマ豆腐
- ちまき・柏もち勝負! 2年花組料理隊の挑戦、ちまき・柏もち決戦! 5月5日の味くらべ
- 嵐を呼ぶカレー勝負! カモンと毛利の大逆襲、陽一・一馬危機一発! ドイツ風カレーで大逆転
- ○陽一&一馬&関場、亮子横尾まり-●味皇同盟・カモン&毛利
- 冷めないうどんに挑戦! 味の又三郎登場、学園出前競争! 特製うどんで大勝利
- ○陽一-●味の又三郎・ユウタ
- 元祖コロッケ合戦! 垂目の恋物語、元祖コロッケ合戦! 豪華客船で味勝負
- ヤキトリで勝負! 老舗の味に挑戦だ、ヤキトリ太鼓合戦! タレの工夫で大勝利
- 日之出食堂の午後 消えたのれんを捜しだせ!
- △
- アイスクリームで対決! みつ子とコオロギの挑戦、アイスクリームで対決! 真夏の夜の味勝負
- オニギリ勝負!日本一の無責任料理男登場、オニギリ決戦! 無責任料理対おふくろの味
- 決死の料理三番勝負! 阿部一郎の再挑戦、味っ子最後の戦い! 史上最大のサンドイッチ勝負
- ○陽一&一馬&ロボコック&二郎&及川-●一郎&毛利&ウェッキ-&カモン&大虎
- 響け料理人の詩・ 味皇の記憶を取り戻せ!、明かされた一馬の秘密! 悲しみの味遍路
- △
- 遥かなる味への道・ ひとりぼっちの味探し、ごちそうさま! ミスター味っ子
- △
[編集] ネット局
- 同時ネット:テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち
- 時差ネット:北海道文化放送(フジ系)、青森テレビ(TBS系)、秋田テレビ(フジ系)、山形テレビ(当時フジ系、現:テレ朝系)、福島放送(テレ朝系)、テレビ新潟放送網(日テレ系)、長野放送(フジ系)、富山テレビ放送(フジ系)、石川テレビ放送(フジ系)、岐阜放送(独立U局)、三重テレビ放送(独立U局)、日本海テレビジョン放送(当時日テレ系・テレ朝系クロスネット、現:日テレ系)、テレビ新広島(フジ系)、山口放送(当時日テレ系・テレ朝系クロスネット、現:日テレ系)、南海放送(日テレ系)、高知放送(日テレ系)、福岡放送(日テレ系)、テレビ熊本(当時フジ系・テレ朝系クロスネット、現:フジ系)、宮崎放送(TBS系)、琉球放送(TBS系)
[編集] その他
- 1990年代には独立U局等で放送された(例外として後述の岐阜と三重では、本放送中の時期に放送された)。
[編集] 特別編
- 味将軍七包丁人だよ!全員集合