上溝駅
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上溝駅(かみみぞえき)は神奈川県相模原市上溝にある東日本旅客鉄道(JR東日本)相模線の駅である。
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[編集] 駅構造
- 単式ホーム1面1線を有する高架駅で、駅舎は高架下にある。
- 直営駅で、みどりの窓口・自動券売機・自動改札機・自動精算機設置。
- エレベーター・エスカレータ・多機能トイレ・点字運賃表設置。
- 飲料販売機・公衆電話・公衆トイレあり。
- トイレの手前では常時音声で案内放送が流れている。
- マクドナルドあり。
- 2001年4月8日に高架駅化が完成した。これにより高架下両側に跨ってバスターミナルを含む駅前広場が整備された。
- 高架駅化以前は築堤上に1面1線の単式ホームと平屋の駅本屋を持ち、階段でガード下の県道と連絡する構造であった。なお高架化に際してわずかに(新駅の幅だけ)東に移動している。
- 階段・エスカレータは、茅ヶ崎寄り第2号車付近、エレベータ・喫煙所は茅ヶ崎寄り第1号車付近にある。
- トイレとエレベーターは改札を入場して左側にある。
- マクドナルドは改札口の手前にある。
- 相模線内の各駅の中で唯一発車メロディが異なる。下記参照。
[編集] 発車メロディ
相模線内の駅の中では唯一発車メロディが異なり、以下のようになっている。
- 曲名は「せせらぎ」
- 相模線の電化当時はこの駅を含めて発車メロディが統一されていたが、高架駅化時に放送装置が取り替えられ、この駅のみ唯一発車メロディが異なる様になった。当駅は他の相模線の駅に合わせてフェードアウトバージョンを採用している。
[編集] 利用状況
- 2005年度の利用者数は1日平均5,130人であった。
[編集] 駅周辺
上溝は相模原市のかつての中心地で、相模原町時代には町役場があった。駅北側にはさがみはらグリーンプールや野球場のある横山公園がある。
- 神奈川の祭50選に選ばれている「上溝夏祭り」が毎年7月に行われるので、この日は人手で賑わう。
- 神奈川県立上溝高校
- 神奈川県立相模田名高校
- 神奈川県立相模原高校
- ダイエー上溝店
- さがみはらグリーンプール
[編集] バス路線
- バスの運行は神奈川中央交通(相模神奈交バスを含む)のみが行っている。
- 停留所名は「上溝駅」ではなく「上溝」である。
- 2001年4月に駅前広場が整備されるまでは相模線ガード下の県道上に「上溝駅下」というバス停が設けられ、約300m西方に「上溝」バスターミナルがあった。駅前広場の完成と共に上溝バスターミナルが移転する形で駅前にバスロータリーが設置された。なお、元の上溝バスターミナルは「上溝中央」に改称されている。
[編集] のりば
- 1
- 「相12」系統・市役所前経由「相模原駅」行
- 「相14」系統・横山団地経由「相模原駅」行
- 2
- 3
- 「淵53」系統・「水郷田名」行
- 「淵59」系統・「半原」行
- 4
- 「淵52」「淵53」「淵59」系統・「淵野辺駅南口」行
- 5・6
- 降車専用
[編集] 歴史
開業当初から1944年までは現在の番田駅が上溝駅を称していた。
- 1931年(昭和6年)4月29日 相模鉄道の相模横山駅(さがみよこやまえき)として開業。
- 1935年(昭和10年)11月7日 本上溝駅(ほんかみみぞえき)に改称。
- 1944年(昭和39年)6月1日 国有化。それに伴い上溝駅に改称。
- 1962年(昭和37年)10月10日 開業時から行われていた貨物取扱が廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
- 2001年(平成13年)4月8日 高架駅化が完成。これと同時に駅前広場が整備され、バスターミナルも完成した。
[編集] その他
[編集] 隣の駅
戦前は南橋本駅との間に作ノ口駅が置かれていた。現在は作ノ口駅の復活を要望する声が高まっている。