愛川町
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愛川町(あいかわまち)は、神奈川県北部に位置する町である。
目次 |
[編集] 地理
町の中央を中津川が流れ、西部は丹沢山地となっている。
[編集] 地勢
戦前には段丘面上に広がる平地に陸軍の相模飛行場が置かれていた。相模原市の軍需工場、座間市の士官学校、大和市の厚木海軍飛行場などと隣接して軍都神奈川構想の一翼を担っていた。1966年には、この跡地に内陸工業団地が建設され多くの工場が進出した。
西部の半原盆地を中心として、元来米の生産に向かない地形から養蚕、製糸・撚糸などの軽工業、宮大工などの出稼ぎ職人の本貫として知られていた。撚糸業では群馬県富岡の機械を模倣して水力を補助動力とした軽工業が盛んだった。内陸工業団地の完成により機械工業、住宅地域、流通拠点へと姿を変えて現在に至る。南米などから来ている工場労働者が多い。このため、義務教育においての先進的な取り組みやサッカーなどの地域スポーツが盛んなことでも知られている。
神奈川県厚木市及び、同県相模原市などへの通勤圏であり、県央・県北地域のベッドタウンとして経済的な結びつきが強い。当地には相模ナンバーを統括する関東運輸局神奈川運輸支局相模自動車検査登録事務所がある。
[編集] 歴史
- 1889年4月1日 町村制が施行。半原村、田代村が合併して愛川村が発足。
- 1940年4月1日 町制を施行し愛川町(1次)となる。
- 1955年1月15日 愛甲郡愛川町(1次)と高峰村が合併。愛川町(2次)が発足。
- 1956年9月30日 愛甲郡中津村が編入、現在に至る。
- 1966年 内陸工業団地ができる。
[編集] 人口
愛川町と全国の年齢別人口分布図(比較) | 愛川町の年齢・男女別人口分布図 |
■暗紫色は愛川町 ■緑色は全国 |
■青色は男性 ■赤色は女性 |
総務省統計局 平成17年国勢調査より |
[編集] 友好都市
[編集] 行政
- 首長名:山田登美夫
[編集] 地域
東西にひょうたんの形のようになっており、住宅、工業、商業は東部の中津地区に集中している。行政等の施設は中央の高峰地区にあり、観光等の資源は西部の半原地区、及び北部三増地区に広がっている。
[編集] 教育
[編集] 高等学校
[編集] 中学校
- 愛川町立愛川中学校
- 愛川町立愛川中原中学校
- 愛川町立愛川東中学校
[編集] 小学校
- 愛川町立半原小学校
- 愛川町立田代小学校
- 愛川町立高峰小学校
- 愛川町立中津小学校
- 愛川町立中津第二小学校
- 愛川町立菅原小学校
[編集] 交通
[編集] 鉄道路線
- 町内に鉄道路線は無い。ただし小田急多摩線の延長を目指している。
[編集] バス路線
- 路線バス
- 愛川町役場・箕輪辻より
- 半原より
- 三ヶ木行き(相模原市津久井町方面)
- 小沢より
- 町営バス
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- 町内循環バス(無料・神奈川中央交通厚木営業所に運行委託)
[編集] 道路
- 一般国道
[編集] 名所・旧跡・観光スポット
[編集] 祭事・催事
- 三増の獅子舞 1976年10月19日に神奈川県の無形民俗文化財に指定された。
- 愛川町一周駅伝(1月)
- 八菅大社春大祭(3月28日)
- 半僧坊春大祭(4月17日)
- 農林まつり(5月)
- あゆ釣り解禁(6月1日)
- 三増諏訪神社夏祭(7月20日)
- 半原神社夏祭(7月)
- 中津八坂神社夏祭(8月1日)
- 灯篭流し(8月15日)
- 愛川町勤労祭(8月)
- 愛川町ふるさとまつり(10月)
- 秋のマス釣り大会(11月3日)
- 三増合戦まつり(11月5日)
[編集] 出身有名人
[編集] 外部リンク
- 神奈川県の自治体等
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