打保駅
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打保駅(うつぼえき)は、岐阜県飛騨市宮川町打保にある東海旅客鉄道(JR東海)高山本線の駅である。
現在、2004年の台風23号の災害で、角川~猪谷間は不通となっており、バス代行輸送を行っている。
その間、本駅に取り残されたキハ48 5803・6810が留置された形になっていたが、不通区間の工事終了に伴い、2007年2月9日に2年4ヶ月ぶりにJR高山駅まで搬出され、その後名古屋市のJR東海名古屋車両区まで車検の為回送された。
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[編集] 駅構造
交換可能で無人の地上駅で汲み取り式便所がある。構内のポイントにはスノーシェルターがあるが、この設備は高山本線ではここにしかない。
[編集] 駅周辺
- 国道360号
- 郷土文化伝習館(国重要有形民俗文化財指定の雪国特有の用具など展示。徒歩10分程)
[編集] 歴史
- 1933年(昭和8年)11月12日 - 坂上駅~杉原駅間開通と同時に開業。旅客及び貨物の取扱を開始。
- 1973年(昭和48年)4月20日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 国鉄分割民営化により、JR東海の駅となる。
- 2003年(平成15年)3月 簡易駅舎に改築。
- 2004年(平成16年)10月22日~2007年(平成19年)2月9日
- 水害による路盤流出により、キハ48形5803・6810号が当駅に取り残される。