東鷲宮駅
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東鷲宮駅(ひがしわしのみやえき)は、埼玉県北葛飾郡鷲宮町大輪にある東日本旅客鉄道(JR東日本)宇都宮線(東北本線)の駅である。
なお、「鷲宮」の行政上の町名は「わしみや」であるが、駅名は「わしのみや」であり、読み方が異なる。
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[編集] 駅構造
単式ホーム2面2線の地平・高架の特殊な構造。下り線が地平ホーム1面1線、上り線が高架ホーム1面1線を持つ。みどりの窓口・自動改札機・指定席券売機設置駅。
- この地に貨物駅と東北新幹線の保線基地を設置する為、地元への見返りとして設置された。狭い敷地に旅客駅、貨物駅、保線基地が併設され、下り本線から分岐する貨物線が上り本線に支障しないように、上り本線だけが高架となったため、このような特殊なつくりになっている。貨物駅は国鉄改革に伴って開業わずか5年で廃止、広大な貨物駅用地は売却され、駅前ロータリーと住宅地に転用・再整備されたが、上り高架の地平移設は多大な費用がかかるため見送られた。東北新幹線の保線基地は貨物駅用地の売却に併せた再整備を受け存続しているが、敷地縮小のため、東北新幹線本線からの進入には久喜駅との間に設けられた標準軌の引上線(狭軌線からの荷物引渡線)及び当駅に隣接した高架橋上で2回のスイッチバックが必要である。
- のりば
1 | ■宇都宮線(東北本線) | 小山・宇都宮・黒磯方面 |
2 | ■宇都宮線(東北本線) | 大宮・上野方面 |
■湘南新宿ライン(横須賀線直通) | 大宮・新宿・横浜・大船方面 |
[編集] 利用状況
- 2005年度の1日平均乗降人員は11,398人である。
[編集] 駅周辺
- 西口側
- 東鷲宮百観音温泉
- 埼玉県道3号さいたま栗橋線(さい栗線)
[編集] 歴史
- 1981年(昭和56年)4月15日 貨物駅として開業。
- 1982年(昭和57年)6月23日 旅客営業開始。
- 1986年(昭和61年)11月1日 貨物営業廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 国鉄の民営化により東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
[編集] 接続している交通手段
- 中田観光バス(路線バス)
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- 東鷲宮駅⇔香日向コミュニティーセンター
- 鷲宮タクシー