大宮駅 (埼玉県)
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大宮駅(おおみやえき)は、埼玉県さいたま市大宮区錦町630番地にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・東武鉄道・埼玉新都市交通の駅である。
目次 |
[編集] 利用可能な鉄道路線
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- 東武鉄道
- 埼玉新都市交通
- 伊奈線(ニューシャトル)
[編集] 駅構造
JR東日本・東武鉄道・埼玉新都市交通相互間の連絡改札口はなく、別会社間の乗り換えには一度改札の外に出る必要がある。駅の東西の往来は、昭和中期までは駅北側にある国道16号線(現・埼玉県道2号さいたま春日部線)の跨線橋・大栄橋を渡るか、入場券を購入して改札を通る必要があった。しかし、住民の陳情により地下道が設置され、徒歩と自転車は無料で駅の東西の往来が可能となった。しかし、地下道にホームレスが住み着くなど、放尿による悪臭問題を始めとした新たな環境問題が起こる事となった。新幹線開業及び大宮貨物駅廃止などによる当駅の大幅な改装により、改札を通らずに駅舎内を徒歩で自由に往来できる様になった。しかし、地下道が廃止された事で自転車は大栄橋の利用を余儀なくされた。廃止以前の大宮貨物駅の荷扱い窓口は当駅西口の駅舎の南端にあった。
中央自由通路の改札口前にある金属性の大型オブジェ「行きかう・線」は、当駅の開業100周年と埼京線の開業を記念して日本交通文化協会の発注により、東京芸術大学美術学部デザイン科教授の造形家・伊藤隆道(1939年~)が制作した。駅利用者からは公募によって命名された「まめの木」の愛称で呼ばれ(人によっては単に「まめ」とも言う)、当駅の主要な待ち合わせ場所として利用されている。1987年頃、この場所の近くには鉄人28号のオブジェが立っていた事もある。このオブジェは元々駅ビル・We(現・ルミネ大宮2)のキャンペーン用として製作されたものだった。展示期間終了後に廃棄される予定であったが、その出来の良さから譲渡を求める声が多く寄せられ、最終的に大宮市にあった埼玉工業専門学校に譲渡され、同校が伊奈町に移転した現在も校内敷地の道路に面した位置に展示されている。
[編集] JR東日本
駅コンコースは2階にある。東西に伸びる中央自由通路を中心として概ね南側と北側に分かれている。南側構内は2005年3月5日、JR東日本による駅の復興計画(ステーションルネッサンス)として南口改札内コンコースが改修・増床され、駅構内ショッピングモール「エキュート大宮」がオープンした。これに伴い自由通路の拡張やトイレの増設なども行われ、既存の駅ビル「ルミネ大宮2」も増床された。北側構内は2005年11月1日、北口改札内コンコースも改修が行われ、「Dila大宮」がオープンした。なお、2007年2月より新幹線の発車案内表示器がフルカラーLEDに置き換えられた。
[編集] のりば
- 1~11番線(京浜東北線、宇都宮線、高崎線、湘南新宿ライン)は地上1階にある島式5面10線のホーム。5・10番線は貨物用の待機線でホームは存在しないため、欠番状態となっている。11番線は構造上、湘南新宿ライン(宇都宮線・高崎線直通)・東武日光線直通特急(きぬがわ・日光)・成田エクスプレス(終着)・快速むさしの号(終着)など、新宿・池袋方面(東北貨物線経由)又は武蔵野線方面(武蔵野貨物線)より運転された列車の発着ホームとなっている。また12番線ホームは使われていない(11・12番線は埼京線開業以前に川越線が使用していた)。宇都宮線・高崎線・湘南新宿ラインの発着ホームが上り・下り共に2つに分かれているために慣れていない利用者には分かりにくい。また市販の時刻表でも発着番線が記載されていないために駅構内の時刻表や案内での確認が必要である。
- 13~18番線(東北・山形・秋田・上越・長野新幹線)は地上3階にある島式3面6線のホーム。中程の15・16番線はあまり使用されていない。上りホームは基本的に13番線には上越・長野新幹線、14番線には東北・山形・秋田新幹線が入る。
- 19~22番線(埼京線、川越線)は地下1階にある島式2面4線のホーム。各駅停車はほとんど当駅を始発・終着とする。ダイヤの乱れなどで埼京線と川越線の直通運転を中止する場合は使用ホームが異なる場合がある(大抵、埼京線と川越線が運転分離をする時は、19~21番線発着が埼京線新宿・新木場方面行、22番線発着が川越線川越方面行となる。)川越線の方面として駅の案内には高麗川が表記されているが、現在大宮から高麗川へ全線直通する列車はなく、川越で乗り換える必要がある。また通常ダイヤでは22番線から発車する川越線川越行は土曜・休日に1本しかない(2006年7月8日現在。ダイヤが乱れて川越線と埼京線を運転分離する場合は、22番線も川越線折り返し専用として運用する。)
1・2 | ■京浜東北線 | 浦和・赤羽・上野・東京方面 |
3・4 | ■宇都宮線 | 浦和・赤羽・上野方面 |
■湘南新宿ライン(横須賀線直通) | 池袋・新宿・横浜・大船・逗子方面 (さいたま新都心・浦和通過) |
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6・7 | ■高崎線 | 浦和・赤羽・上野方面 |
■湘南新宿ライン(東海道線直通) | 池袋・新宿・横浜・平塚・小田原方面 (さいたま新都心・浦和通過) |
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7 | ■空港特急「成田エクスプレス」 | 成田空港方面 |
8・11 | ■高崎線 | 熊谷・高崎・前橋方面 (一部7番線) |
9・11 | ■宇都宮線 | 小山・宇都宮・黒磯方面 |
11 | ■東武線直通特急「日光」「(スペーシア)きぬがわ」 | 東武日光・鬼怒川温泉方面 |
13・14 | ■新幹線 | 上野・東京方面 |
15 | ■新幹線(一部の列車) | 上野・東京方面 |
16 | ■東北新幹線(一部の「なすの」「やまびこ」) | 宇都宮・郡山・仙台・盛岡・八戸方面 |
17 | ■東北新幹線「はやて」・「やまびこ」・「なすの」 | 宇都宮・郡山・仙台・盛岡・八戸方面 |
■山形新幹線「つばさ」 | 宇都宮・郡山・山形・新庄方面 | |
■秋田新幹線「こまち」 | 仙台・盛岡・秋田方面 | |
18 | ■上越新幹線「とき」・「たにがわ」 | 高崎・越後湯沢・長岡・新潟方面 |
■長野新幹線「あさま」 | 高崎・軽井沢・長野方面 | |
19・20・22 | ■埼京線 | 武蔵浦和・赤羽・池袋・新宿・大崎・りんかい線直通新木場方面 |
21・22 | ■川越線 | 指扇・川越方面 |
[編集] 東武鉄道
東武野田線の駅はJRの駅の京浜東北線の1番線側北寄りにあり、島式(広義では頭端式)1面2線の構造を持つ。
開業当初は総武鉄道の駅として開業した。この時点では本駅構内の工事中で、その関係から現在の大栄橋北側に仮駅(現駅から331m付近)が設置されていたが、本駅の完成後は現在地に移転している。後に総武鉄道は戦時統合により東武鉄道と合併し東武野田線の駅となる。
なお、東武日光・鬼怒川温泉行特急「日光」号・「きぬがわ」号・「スペーシアきぬがわ」号はJR大宮駅発着なので注意が必要である。
以前は東武駅側からもかつては急行「りゅうおう」などの日光・鬼怒川方面への優等列車が運行された事がある。スペーシアの記事も参照されたい。
2007年3月27日から発車メロディーの使用を開始した。1番線は鬼怒川温泉駅の「夜のストレンジャー」、2番線は柏駅5・6番線の発車メロディー
[編集] のりば
1・2 | ■野田線 | 大宮公園・岩槻・春日部・野田市・柏・船橋方面 |
[編集] 埼玉新都市交通
埼玉新都市交通伊奈線(ニューシャトル)の駅はJRの新幹線ホームの北寄りの位置にあり、単式1面1線のホームを持つ。1面1線と言ってもループ状になった線路の途中にあり、列車はホームで折り返さず、ループを右回りに周って折り返す。
当駅から乗車する場合、ホーム右手(東)から進入して来た列車からそれまでの乗客が全員降りた時点で乗車し、ホーム左手(西)の方向へ出発する。
当駅の鉄道ホームの中で、唯一東西方向に設置されているホームである。
[編集] のりば
■伊奈線(ニューシャトル) | 丸山・内宿方面 |
[編集] 利用状況
- 2005年度のJR大宮駅の1日平均乗車人員は231,599人である。これは、JR東日本で新宿・池袋・渋谷・横浜・東京・品川・新橋に次ぐ8位となり、埼玉県内で最も多い。
- 2005年度の東武大宮駅の1日平均乗降人員は129,757人である。
- 2006年3月末現在のニューシャトル大宮駅の乗降客は33,672人/日である。
[編集] 駅周辺
当駅は鉄道駅としての規模が大きいために、駅の周りはオフィスビルやデパートが建ち並ぶ県内最高の商業集積度を持ち、県庁や市役所のある浦和駅前を超えている。この駅前地域の比較により、昔から『文教都市』浦和に対して『経済都市』大宮と呼ばれる事があり、自治体合併でさいたま市となった際も、浦和は『行政と教育の中心』、大宮は『経済の中心』と位置づけられた。
[編集] 東口
「大宮」という地名の元となった氷川神社(西暦927年に成立した延喜式神名帳により武蔵国一之宮名神大社とされ、明治時代には武蔵国の鎮守・勅祭の社となり、明治天皇自らが祭儀を執り行ったという由緒ある神社。)の門前町及び中山道大宮宿の宿場町として古くから開発されていた地域で、鉄道敷設と駅開設によってさらに賑わいを増した。東口は駅開設と同時に設置されている。
駅を中心として県下最大の繁華街が広がり、高島屋、ロフト(旧・西武百貨店大宮店)、ルミネ1(駅ビル)、さくらやなどの大型店と数多くの小規模店舗が軒を連ねている。駅前左手には雑貨店が並ぶ「大宮銀座通り」、この通りの北端である大栄橋の北側には、特殊浴場などの風俗営業店が多い「大宮北銀座通り」(通称:北銀)へと続き、右手には飲食店や娯楽施設が集まる「大宮南銀座通り」(通称:南銀)があり、県下最大の繁華街となっている。歴史が古く、すでに開発し尽くされていて、新しい建物は少ない。古い建物に新しいテナントが入ることも珍しくない(好例が前述のロフト)。旧大宮市時代には再開発計画があったが、地元商店街と行政の間の合意形成が難航し、凍結された(駅前に再開発反対の横断幕が掲げられた時期もあった)。合併後、旧浦和市長である相川宗一がさいたま市長に就任すると、正式に白紙撤回された。一方で、合併後には長崎屋などデパート3店舗が相次いで閉業するなど、西口と比較して地盤沈下の傾向が顕著に現れている。「南銀」界隈には老舗映画館が林立していたが、郊外型大規模店舗の開業や、さいたま新都心の整備によって開館したシネコンによって、すべて閉館に追い込まれた。
駅前広場は現在の需要に対して手狭になっているため、駅前通りにまでバス停が並んでおり、駅から多少歩かなくてはならない路線もある。駅前のバスによる混雑は深刻で、一例としてはかつて存在した岩槻区にある埼玉県立小児医療センター行の路線バスのケースが挙げられる。この路線は小児難病を専門とした医療機関へ行く交通の足であったにも関わらず、駅前の混雑と利用者数の試算を根拠として、路線の始終点が駅から一つ目の大宮駅前通りバス停に設定されてしまい、難病の子供を抱える保護者などから厳しい批判を浴びる事となり、結局は大宮駅前での乗降が行われる事となった(この路線は現存せず、小児医療センターに向かう路線バスは現在JR宇都宮線蓮田駅東口から発着している。)。
[編集] 西口
鉄道工場が駅西側に所在する事もあって西口は戦前から設置されていたが、1980年(昭和55年)に始まった駅前再開発によって駅構造物が一新され、新たな西口に生まれ変わった。
戦前には駅前に路面電車の西武大宮線が発着するなどしていたものの、戦後は長らく終戦後の混乱に紛れて不法占拠していたトタン波板葺きの家屋が多数軒を連ねる状況が続き、また手狭でもあり氷川神社が在る東口と比べると左程賑わいはなく、かつては裏口的な存在であった。その当時の街のシンボルは埼玉県大宮商工会館(現在のソニックシティ前の公園にあった)だけであり、バスはここの裏側にあったバスターミナルまで歩く事を余儀なくされていた。
また、この西口を最寄りとする西区二ツ宮に埼玉県警運転免許試験場が設置され、受験者が多く乗降した事から運転免許の試験教室が数多く存在し、『西口で最も繁盛する商売は運転免許の試験教室』と言われ、平日の朝には受験者の勧誘が立ち並ぶという状況が長く続いた。現在はこれらの教室群は、鴻巣市に設置された埼玉県警運転免許センターへ移転した事に伴ってほぼすべてが鴻巣駅東口に移転しており、現在の当駅西口にその姿はほとんど見られない。
1980年(昭和55年)からの再開発によって駅前ロータリーが整備されると共に、周囲には大宮ソニックシティをはじめとしてルミネ2(駅ビル)、大宮そごう、ビックカメラ大宮西口そごう店、大宮ソニックシティ、JACK大宮、DOMビル(ダイエーと丸井と東急ハンズとOPAの複合店舗。開店当時からのテナントである、ダイエーと丸井の社名と「大宮」の頭文字、及び「ドンドン集客」との意味で正式名称は『ドン』であるが、『ドム』と呼ばれてしまう事がある。)、大宮アルシェ、シーノ大宮などのビルが相次いで建設され、様相が一変した。 駅建物とこれらビル群は地上2階のペデストリアンデッキで結ばれており、地上に降りずにビルに入る事できる。反面、バス停はデッキから階段を下りる必要があり、今のところエスカレーターやエレベーターは設置されていないため、バリアフリーの点で課題となっている(駅出口のエスカレーターは存在しており、ペデストリアンデッキから駅階段下に至るエレベーターは設置されている。)。
テレビ中継などで大宮駅前が映される際は、現在ではこの西口デッキ上である事が多い。西口再開発以前は東口駅舎を映す事がほとんどであった。
当駅と成田空港を結ぶリムジンバス「ONライナー号」の乗り場とタクシー乗り場は、駅前ロータリー内でも駅に隣接する位置に設置されており、駅建物内のエスカレーターなどを利用する事ができる。
この駅前ロータリー一帯は、かつて県内の駅前でも有数の二輪車の違法駐輪の目立つ地点の一つであったが、近年は自治体などの要望により違法駐輪の取り締まりが強化されており、自動二輪車の駐輪は目に見えて減っている。また、駅前から北は大栄橋、西は国道17号と駅前通りの交差する交差点付近までの一帯は、埼玉県内でも最も交通渋滞の激しい地点の一つであり、その状況は慢性的で深刻な状態になっている。
駅から500m程離れた国道17号を越えると、平静な住宅地が広がる。しかし、高層マンション開発などは少ない。
鉄道の町とも言われる由来となった国鉄大宮工場から名称変更したJR東日本の大宮総合車両センターとJR貨物の大宮車両所が西口から徒歩10分程の距離にある。
[編集] その他の出口
東口、西口のほかに、埼京線ホームから直接外に出る、埼京線西口・埼京線南口がある。いずれも、西口側のLUMINE2に、つながっている。埼京線西口は、7:00~22:00、埼京線南口は、LUMINE営業時間中のみ利用可能となっている。
[編集] 歴史
日本鉄道によって、1883年(明治16年)に東京から北へ向かう初の鉄道である上野駅~熊谷駅間の路線が開業した時、県庁所在地である浦和駅の次の駅は上尾駅であって、大宮に駅は設けられなかった。氷川神社のお膝元として栄えた町にも拘らず、明治維新以後衰退して鉄道開業当時は243戸の家があるだけとなっていた事や、当時としては駅間の距離が短くなってしまう事が原因であった(当時の機関車は牽引力が低かったため、短い間隔での駅設置はしない事が基本となっていた。)。
しかし、上野駅から青森駅へ向かう現在の東北本線を建設する際に、高崎駅・前橋駅へ向かう路線のどこから分岐させるかが問題になった。浦和・大宮・熊谷の3案があり、特に熊谷案は当時最大の輸出品目である繊維産業の中心地である桐生・足利を経由するなどといった理由で具体的検討がなされたが、浦和分岐案において経由する岩槻の者が鉄道忌避を起こした事と、アメリカ人技師のクロフォードが宇都宮への最短経路となる大宮経由で建設すべしといった意見を出した事から、最終的には井上勝の決断によって大宮はその起点となる地として、駅が設けられる事になった。
その後1894年(明治27年)には、隣接して大宮工場(現、大宮総合車両センター・大宮車両所)が設けられるなどして、埼玉県の交通要所、さらには日本の重要幹線の分岐駅という事で、駅を中心にして大宮は「鉄道の町」として栄える事になった。当時は近隣住民の長男は家業の農業を継ぎ、次男以下が大宮工場に勤務する事が珍しくなかった。これにより大宮の住民生活が地域内でほぼ完結してしまった事から、浦和住民は東京への通勤が多かったともあり周辺との交流が乏しく、大宮・浦和の不仲の遠因ともなっている。
1906年(明治39年)には、川越馬車鉄道が改称した川越電気鉄道が川越久保町~大宮の路面電車線(電気鉄道)を開業させる。これは、後に西武鉄道へ合併されて同社の大宮線となるものの、川越線開業で打撃を受けて1940年に休止(翌1941年廃止)となった。路線跡はDOMビルとJACK大宮の間を通り、その先のマロウドイン大宮に至る区間が道路として残っている。そこから先は現在の国道17号線桜木町交差点まで直線で線路が敷設されていたが、一部を除き線路跡が路地として残っている。桜木町交差点の付近に大宮から出て最初の駅である大成駅があった。現存の大成駅とは全く無関係である。
1982年(昭和57年)の東北・上越新幹線暫定開業時には始発駅となった(→新幹線・1982年11月15日国鉄ダイヤ改正の項目も参照)。線籍上の上越新幹線の起点であるため、0キロポスト板が存在する。隣接して、110年の歴史を持ち、D51の復元なども行ったJR東日本大宮総合車両センター・JR貨物大宮車両所や、JR東日本大宮支社がある。そして、2007年(平成19年)10月14日には交通博物館が鉄道博物館と改称して移転が予定されるなど、現在も鉄道の町としての地位を保ち続けている。
- 1885年(明治18年)3月16日 - 日本鉄道線の駅として開業。
- 1885年(明治18年)7月16日 - 後の東北本線となる栗橋駅までの路線が分岐開業。
- 1902年(明治35年)5月9日 - 川越電気鉄道(後の西武大宮線)川越久保町~大宮間が開業。
- 1906年(明治39年)11月1日 - 日本鉄道が鉄道国有法に基づき政府に買収され国有化、逓信省鉄道作業局に移管される。
- 1929年(昭和4年)11月17日 - 北総鉄道(後の東武野田線)大宮~粕壁(現・春日部)間が開業。当時大宮駅は仮駅での開業だった。
- 1929年(昭和4年)11月22日 - 北総鉄道が総武鉄道に社名変更する。
- 1929年(昭和4年)12月11日 - 総武鉄道が大宮~大宮(仮駅)間を開業。
- 1932年(昭和7年)9月1日 - 京浜東北線赤羽~大宮間延伸開業。
- 1940年(昭和15年)7月22日 - 川越線開業。
- 1941年(昭和16年)2月25日 - 西武大宮線廃止。
- 1944年(昭和19年)3月1日 - 総武鉄道が陸上交通事業調整法に基づき東武鉄道に吸収合併される。
- 1967年(昭和42年)10月3日 - 民衆駅化され、大宮ステーションビル・OSB(現・ルミネ大宮1)が開業する。
- 1982年(昭和57年)6月19日 - 大宮ステーションビルの新館としてWe(現・ルミネ大宮2)が開業する。
- 1982年(昭和57年)6月23日 - 東北新幹線大宮~盛岡間が開業。
- 1982年(昭和57年)11月15日 - 上越新幹線開業。
- 1983年(昭和58年)12月22日 - 埼玉新都市交通大宮~羽貫間が開業。
- 1985年(昭和60年)3月14日 - 東北・上越新幹線上野~大宮間が延伸開業し、暫定始発駅としての役割を終える。
- 1985年(昭和60年)9月30日 - 建設当初「通勤新線」と呼ばれていた埼京線が開業し、川越線大宮~川越間との直通運転開始。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化で東日本旅客鉄道の駅になる。
- 2005年(平成17年)3月5日 - JR東日本のステーションルネッサンス計画の第一弾として、駅構内ショッピングモール「エキュート大宮」が開業する。
- 2007年(平成19年)2月18日 - 3月18日にSuicaとの相互利用が開始となるIC乗車カード「PASMO」の利用試験がJRと東武の改札口で行われた。
[編集] 駅弁
現在では地元業者はすべて撤退し、日本レストランエンタプライズ(NRE)のみが営業している。そのため、東京駅や新宿駅と全く同じ駅弁のみであったが、最近ではNREが大宮駅限定駅弁を季節ごとにリニューアルして販売している事から、わずかながらオリジナル駅弁も存在している。
- 大宮弁当
- あじ・さば寿司
- 釜めし弁当
- 幸福弁当
- 鯖棒ずし
- 鮭いくら寿司
- チキン弁当
- すこやか弁当
- 中華弁当
- 鳥めし弁当
- 深川めし
- うなぎ弁当
[編集] バス
[編集] 高速バス
停留所詳細は各記事を参照の事
[編集] 東口発
[編集] 西口発
- 大宮・池袋~大津線(西武バス・近江鉄道)
- 大宮・池袋~南紀勝浦線(西武バス・三重交通)
- 大宮・池袋~鳥羽線(西武バス・三重交通)
- 京阪神ドリームさいたま号(西武バス・西日本JRバス)
- 大宮・所沢~名古屋線(西武バス・名古屋観光日急)
- ONライナー(国際興業バス・西武バス・東武バスウエスト・千葉交通・京成バス・JRバス関東)
- 大宮~羽田空港線(西武バス・国際興業バス・京浜急行バス・東京空港交通)
- 大宮~川越~富士吉田・大宮~所沢~富士吉田線(季節運行。運行日・運行区間に注意))
[編集] 深夜中距離バス
[編集] 路線バス
[編集] 西口発
- 大宮駅西口⇔北与野駅⇔さいたま新都心駅西口(新都11)
- 大宮駅西口⇔川越グリーンパーク(大22)
- 大宮駅西口⇔西遊馬(大23・深夜バス運行)
- 大宮駅西口⇔佐知川原(大25)
- 大宮駅西口⇔西武車庫(系統番号なし)
- 大宮駅西口⇔水判土⇔指扇駅(大31)
- 大宮駅西口⇔藤橋⇔加茂川団地(大32)
- 大宮駅西口⇔藤橋⇔加茂川団地⇔大宮南高校(大33)
- 大宮駅西口⇔上福岡駅入口⇔所沢駅東口(大34・所沢営業所と共管)
- 大宮駅西口⇔飯田宿⇔二ツ宮(大36・深夜バス運行)
- 大宮駅西口⇔三条町⇔二ツ宮(同)
- 大宮駅西口⇔馬宮団地(大37)
- 大宮駅西口⇔さいたま赤十字病院入口⇔大宮駅東口(大38)
- 大宮駅西口⇔円阿弥⇔加茂川団地(大39)
- 大宮駅西口→円阿弥→加茂川団地→水判土→大宮駅西口(同・加茂川団地循環)
- 大宮駅西口⇔円阿弥⇔加茂川団地⇔大宮南高校(大40・加茂川団地通過便あり)
- 大宮駅西口⇔円阿弥⇔加茂川団地⇔水判土(大41)
- 大宮駅西口⇔西上尾車庫(大60)
- 大宮駅西口⇔三進自動車(大61)
- 大宮駅西口⇔日進公園⇔シティハイツ三橋(同)
- 大宮駅西口⇔清河寺⇔平方(大65)
- 大宮駅西口⇔リハビリセンター(同)
- 大宮駅西口⇔リハビリセンター⇔平方(同)
- 大宮駅西口⇔土呂駅西口(大66)
- 大宮駅西口⇔平方⇔平方神社(大67)
- 大宮駅西口⇔三橋総合公園(大68)
- 大宮駅西口⇔リハビリセンター⇔平方神社(同)
- 大宮駅西口⇔自衛隊正門⇔シティハイツ三橋(大69)
[編集] 東口発
- 大宮駅東口⇔浦和美園駅(大01)
- 大宮駅東口⇔浦和学院高校(大02)
- 大宮駅東口⇔浦和学院高校(大02-2・新道経由)
- 大宮駅東口⇔浦和東高校(大02-3)
- 大宮駅東口⇔染谷折返場(大03)
- 大宮駅東口⇔大谷県営住宅(大04)
- 大宮駅東口⇔大谷県営住宅(大04-2・新道経由)
- 大宮駅東口⇔東部リサイクルセンター(大04-3)
- 大宮駅東口⇔日大前(大05)
- 大宮駅東口⇔さいたま赤十字病院(大07)
- 大宮駅東口→天沼町(大08・急行、大宮開成中学・高等学校直通)
- 大宮駅東口⇔東新井団地(大10)
- 大宮駅東口⇔自治医大医療センター(大11)
- 大宮駅東口⇔中川循環(大12)
- 大宮駅東口⇔中川循環(大12-3・西浦止まり)
- 大宮駅東口→深作中(大14・東大宮駅経由、深夜バス)
- 大宮駅東口⇔導守循環(大15)
- 大宮駅東口⇔導守循環(大15-2・中回り循環)
- 大宮駅東口⇔さいたま東営業所(大81)
- 大宮駅東口⇔競輪場(大100、臨時)
※大02-2・04-2・07・11・100・15-2(寿能先回り)を除きすべて堀の内橋経由
- 東武バスウエスト
- 大宮駅東口⇔吉敷一丁目⇔さいたま新都心駅東口(さ33、平日のみ)
- 大宮駅東口⇔宮原メディカルセンター⇔宮原駅東口(大42)
- 大宮駅東口⇔天沼循環(大43)
- 大宮駅東口→東大宮駅→原市団地中学校入口(大45・本郷住宅経由、深夜バス)
- 大宮駅東口⇔天沼車庫(浦44)
- 大宮駅東口⇔天沼住宅⇔さいたま新都心駅東口(同)
- 大宮駅東口⇔天沼住宅⇔さいたま新都心駅東口⇔領家派出所⇔北浦和駅(同)
- 大宮駅東口⇔吉野町車庫(大47)
- 大宮駅東口⇔岩槻駅(大50)
- 大宮駅東口⇔宮下(同)
- 大宮駅東口⇔宮原駅入口⇔上尾駅東口(大51)
- 大宮駅東口⇔宮原駅入口⇔上尾車庫(同)
- 西武バス
- 大宮駅東口⇔さいたま赤十字病院入口⇔大宮駅西口(大38)
[編集] 隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- ■東北新幹線
- ■上越新幹線・長野新幹線
- ■宇都宮線
- ■高崎線
- ■東武線直通特急
- ■湘南新宿ライン
- ■京浜東北線
- さいたま新都心駅 - 大宮駅
- ■埼京線・川越線
- 東武鉄道
- ■野田線
- 大宮駅 - 北大宮駅
- 埼玉新都市交通
- ■伊奈線
- 大宮駅 - 大成駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
前橋 - 新前橋 - 井野 - 高崎問屋町 - 高崎 - 倉賀野 - 新町 - 神保原 - 本庄 - 岡部 - 深谷 - 籠原 - 熊谷 - 行田 - 吹上 - 北鴻巣 - 鴻巣 - 北本 - 桶川 - 北上尾 - 上尾 - 宮原 - 大宮 - 赤羽 - 池袋 - 新宿 - 渋谷 - 恵比寿 - 大崎 - 横浜 - 戸塚 - 大船 - 藤沢 - 辻堂 - 茅ヶ崎 - 平塚 - 大磯 - 二宮 - 国府津 - 鴨宮 - 小田原
(宇都宮線~横須賀線)
宇都宮 - 雀宮 - 石橋 - 自治医大 - 小金井 - 小山 - 間々田 - 野木 - 古河 - 栗橋 - 東鷲宮 - 久喜 - 新白岡 - 白岡 - 蓮田 - 東大宮 - 土呂 - 大宮 - 赤羽 - 池袋 - 新宿 - 渋谷 - 恵比寿 - 大崎 - 西大井 - 新川崎 - 横浜 - 保土ヶ谷 - 東戸塚 - 戸塚 - 大船 - 北鎌倉 - 鎌倉 - 逗子