筋肉番付シリーズ
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筋肉番付(マッスルランキング/きんにくばんづけ)は、TBSで毎週放送されていたテレビ番組で、TBSの看板スポーツバラエティ番組。筋肉番付の流れをくむ後継番組「体育王国(たいいくおうこく)」、「黄金筋肉(ゴールデンマッスル)」についても、このページで扱う。また、『筋肉ミュージカル』も上記番組の関連企画として発案、上演されたものである。
季節ごとの特番「最強の男は誰だ!壮絶筋肉バトル!!スポーツマンNo.1決定戦(さいきょうのおとこはだれだ!そうぜつきんにくバトル!!スポーツマンナンバーワンけっていせん)」、「SASUKE(サスケ)」については、各記事を参照。
また、この番組は「痛快なりゆき番組 風雲!たけし城」をモチーフにしたと思われる。
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[編集] 筋肉番付
元々金曜深夜に放送されていたが、特番が好評だったため1995年10月14日にゴールデンタイムで放送開始した。季節ごとに放送され好評を得た「スポーツマンNo.1決定戦」をベースにレギュラー番組としてスタートした。スポーツを元にしたりした様々な競技を行い、プロ選手や一般からの参加者が体力と技術の限界に挑戦、ターゲットの全破壊などに成功すれば賞金が出るという番組(一部ドキュメントなどあり)だった。各競技でプロ選手が体力・技術の凄さを見せたり、一般参加者が運を味方にしたり、番組内競技がおもちゃ化されたりするなど番組自体は好評でテレビ朝日で当時放送していたアニメ枠を1時間繰り下げたり、「平成教育委員会」(フジテレビ系)を打ち切りに追い込むほどの人気だった。
しかし、収録中に出演者の事故が発生したので安全対策のために2002年5月に放送を休止した(事実上は打ち切り。)。放送休止期間はCOUNT DOWN TVの特別版「CDTVゴールド」、「ザ!激闘!大家族!!」が放送された。
なお、現在横浜を拠点に行われている「筋肉ミュージカル」は当番組から派生したもので、開催予告、開催中のピックアップ等も番組内で行われていた。
番組には「金剛くん」という元祖マスコットキャラクターが存在しており、1999年の放送分にはさらに大勢のマスコットキャラクターが誕生し、金剛くんと共演した(番組のオープニング、各競技のタイトル)、また同時に番組のタイトルロゴと違った番組のシンボルマークも作成した、番組の英語イニシャル「MR」を元に作った。しかし同じ年の秋に、マスコットキャラクターが金剛くんのみ残って、「MR」のシンボルマークもこの1年限りで消えた。
[編集] 放送時間
土曜日19時(テレビ山口を除く系列局で放送。当初はテレビ高知も放送されていなかった時期があったが途中からネット開始(時期は不明)。テレビ高知ではその時間帯は高知さんさんテレビ開局までフジテレビ系の番組を時差放送し、それ以降はネット開始までテレビ朝日系の番組を時差放送していた。また、テレビ山口はかつてフジネットワークに正式加盟していた名残でフジテレビ系の番組を時差放送していた)。
[編集] 出演者
[編集] 代表的な競技とスポーツ
「ストラックアウト」「キックターゲット」など、賞金200万円の競技は「200万円ドリーム企画」として一括りにされることが多い。
[編集] 的抜き(ストラックアウト)系
12個(原則)のボールを用いて9枚のパネル等を打ち抜いていく競技。持ち球が残りパネル枚数を下まわった時点でゲームオーバーとなる。
- ホームベース上に置かれた3×3配置の9枚のパネルをマウンドから投球で打ち抜く競技。(パーフェクトで賞金200万円)
- この競技は元々第一回の『プロスポーツマンNo.1決定戦』の中のエキシビジョンとして実験的に行われた特別種目が起源となっている。この競技のルールは、各パネルの周りのフレームに全く触れる事なくパネルを1枚でも射抜ければ成功(少しでも投球がフレームの部分に触れれば、全てのパネルが落ちる)というものだった。この競技には当時巨人軍投手の宮本和知が挑戦し、数十球を投じた後パネルを射抜くことに成功している。
- 当初は各パネルの周りにフレームがあった為、1球で2枚のパネルを抜くことが不可能であったが、後に一部フレームが取り外されて、「横の2枚抜き」「縦の2枚抜き」が可能な構造に変更されている。
- 2×2配置の4枚のパネルの外側に亀の頭と手足に見立てた5枚のパネルを配置したストラックアウト・タートル(賞金300万円)、パネルが十字型に配置されたストラックアウト・クロス(賞金200万円)もある。
- パネルの枚数が9枚から増え、縦・横・斜めの列を完成する度に賞金がもらえるストラックアウト・ビンゴ(5×5、25枚。最大賞金1000万円、1ビンゴでも50万円、なんと4枚抜きが可能)、ストラックアウト・ビンゴ2,3(4×4、16枚。最大賞金500万円)がある。ビンゴバージョンは、決められた球数で、規定の枚数を射抜いていく方式。残りの球数で、残り規定の枚数を打ち抜けない状況になると、競技終了となる。
- 5番のフレームが、四角から円形になり、難しさを増した、ストラックアウト2001、パーフェクトをすると賞金150万円。更に任意で、「アルティメットチャレンジ」に挑戦でき、挑戦する者は、金剛くんがかまえるキャッチャーミット(5番と同じ大きさの的1枚を手に取った形)を、2球以内で射抜けば、賞金は300万円に倍増。2球とも外すと、賞金は75万円に半減(挑戦しなければ、賞金は150万円のまま)
- プロ野球においてストライクゾーンが変更になり、ストラックアウトも、それに伴って変更になった。ストラックアウト2002。1~8番は、2枚抜き可能になっており、偶数番の的は、少し外側に伸びている。9番の的は、円形のフレームに囲まれている。4枚抜き防止フレームは、ボールの形をしており、2枚抜き自体も、少し難しくなっている。村田兆治が1人目の挑戦者であり、なおかつ、パーフェクトも成し遂げている。
- KICK TARGET(キックターゲット/サッカー)
- サッカーゴールに配置された9枚のパネルをペナルティキックの要領で打ち抜く競技。
- パネルの配置・形状が変更され、2枚抜きが可能になったキックターゲット2、高校生大会限定のキックターゲット3、ビンゴバージョンのキックターゲットビンゴ(最大賞金500万円)、アルティメットチャレンジが入ったキックターゲット2001、ワールドカップを記念して作られた、w型のレイアウトのキックターゲット2002がある。
- 9 HOOPS(ナインフープス/バスケットボール)
- バスケットゴールに配置された9個のバスケットにフリースローの要領でボールを入れていく競技。賞金200万円。
- ゴールが電動で移動する9 HOOPS 2、奥のゴールが前のゴールを半分覆い隠すようなトリッキーな配置になっている9 HOOPS Hide、左側のゴールにボールを入れるとシーソーの要領で右側のゴールが上昇するカプリシャス9 HOOPSなどのバリエーションが存在する(賞金はそれぞれ200万円、99万円、99万円)。
- SERVICE ACE(サービスエース/テニス)
- 相手コートに配置された9個のパネルをサービスで打ち抜く競技。的は全て円形。2枚抜き不可。賞金200万円。完全制覇者は2人(テニススクール校長と、マーク・フィリプーシス)。後に、サービスエース2が登場した。
- NIPPON チャチャチャ(ニッポンチャチャチャ/バレーボール)
- 相手コートに配置された9個のパネルをサーブで射抜く競技。的は全て円形。2枚抜き不可。賞金200万円。完全制覇者が出ずに終了。
- 当初はパネルの大きさが小さかったため、後にパネルの大きさが一回り大きくなった。
- PUNCH OUT(パンチアウト/ボウリング)
- 9つのレーンに設定されたピン配置をボールコントロールにより一発で全て倒していく競技。賞金200万円。
- 第8レーンに至っては成功確率がかなり低く「魔の第8レーン」と言われた。また、シリーズ第2弾以降は第9レーンがシークレット扱いとなり、それまでの8レーンをすべてクリアしないとピン配置が公開されない、という要素が追加された。
- BIG ARCH(ビッグアーチ/野球)
- ホームベース手前から助走をつけ、中堅手の守備位置に設置された3×3、9枚のパネルを打ち抜く競技。賞金はビンゴ方式で、9枚すべて打ち抜くと賞金200万円。
- LONG SHOOT(ロングシュート/サッカー)
- 35m先の3×3、9枚のパネルをロングシュートして射抜ける競技。賞金はビンゴ方式で、9枚すべて射抜くと賞金200万円。
- SUPER TOUCHDOWN(スーパータッチダウン/アメリカンフットボール)
- 3×3、9枚のパネルにラグビーボールをスローイングして的を射抜く競技。賞金はビンゴ方式で、9枚すべて射抜くと賞金200万円。
- 「スペシャル限定ドリーム企画」の触れ込みで登場したが、1回で終了。
- SUPER DIVE '97(スーパーダイブ97/飛込競技)
- プールの水面に浮かぶ9個の的に向かって、高さ10mの飛び込み台から的めがけて飛び込む競技。賞金200万円。
- タイトルのとおり1997年に初登場した競技であるが年内に成功者が現れなかった為、1998年以降もタイトルは「SUPER DIVE '97」のままだった。体の全体が的を通過しないと成功とならないため、助走の速度や位置のコントロールが重要となる。
- アタックチャチャチャ(バレーボール)
- 2人1組で行う競技。相手コートに配置された9個のパネルをアタックで射抜く競技。的は全て円形。2枚抜き不可。賞金200万円。
- 流れとしては、サーブマシンから放たれるボールを「レシーブ→相方がトス→レシーバーがアタック」で的を射抜いてゆく。
- UFO(ユーフォー/フライングディスク)
- 8等分された円形ボードと中央の「金剛くん」をフライングディスクで打ち抜く競技。賞金200万円。完全制覇者は1人。(全日本個人総合選手権優勝経験者。過去2回の挑戦はいずれも8枚に終わり、3度目の挑戦で完全制覇を達成した。)
- 周囲の円形ボードは2枚抜きがしやすいため素人でも7枚という記録が出る一方で、中央の「金剛くん」は高度なコントロール技術が必要となるのでほとんどの挑戦者が「金剛くん」を射抜けずに終わることが多い。そのため、実力者でも「8枚の壁」に屈することが珍しくなかった。
- BALLOON SHOOTER(バルーンシューター/ゴルフ)
- コース上に浮かぶ9個の巨大風船をティーショットで割る競技。うまくやれば1球で風船を2個割ることが可能である。賞金200万円。
- GAME MAKER(ゲームメーカー/サッカー)
- 9つの障害が置かれたコースをリフティングしながら進んでいく競技。ボールを落としたり、コースの外に落ちた時点で失格となる。賞金200万円。
- 2人1組で行う競技。選手は1エリアクリアするごとに相手にボールをパスする(このパスで失敗しても競技終了となる)。
- SPREY HITTER(スプレーヒッター/野球)
- 内野に設置された9枚のパネルを、トスバッティングで打ちぬく競技。賞金200万円。
- 当初の配置はピラミッド型であったが、後に3×3に変更され、縦・横・斜めの列を完成する度に賞金がもらえるスプレーヒッター・ビンゴとなった。また、「金剛くん」のパネルを打ちぬくと持ち球が1球増えるボーナスルールが存在する。(「金剛くん」は、ピラミッド型のバージョンは、真ん中にあり、ビンゴバージョンは、てっぺん(2番の上)にある。)
- HUSTLER(ハスラー/ポケットビリヤード)
- 9つのテーブルに設定された球配置を1ショット(最終テーブルのみ2ショット)でクリアする競技。賞金120万円。
- 魚釣り九兵衛
- くじ引きで番号ごとに魚の名前が入り、その魚を釣り上げればその番号を射抜いたことになる。賞金はビンゴ方式である。
[編集] 9エリア走破系
コース上に置かれた9つの障害物をクリアしてゴールにたどり着く競技。後述のSASUKEもこの系統といえる。
- HAND WALK(ハンドウォーク)
- 逆立ちで9エリアを走破する競技。足をついたり、コースの外に落ちた時点で失格となる。賞金30~50万円。
- 特番で3コース+αを走破させる「HAND WALK TOWER」という企画が行われ、SASUKEと類する部分も多い。
- Like a Pierrot(ライク・ア・ピエロ)
- 一輪車で9エリアを走破する競技。足をついたり、コースの外に落ちた時点で失格となる。賞金20~30万円。
- SUPER RIDER(スーパーライダー)
- BMXによる9エリアを走破する競技。足をついたり、コースの外に落ちた時点で失格となる。賞金10万円。
- おっとっと9
- 指先に棒を立てた状態で9エリアを走破する競技。棒を落としたり、棒がセットに接触すると棒につけられた火薬が爆発して失格となる。賞金150万円。完全制覇者は1人(20代のだるま職人)。
- 後期に「A Craftman(ア・クラフツマン)」というタイトルで同じコンセプトの競技が登場したが1回で終了。
- ルールや演出面から、「ウッチャンナンチャンの炎のチャレンジャーこれができたら100万円!!」の企画、「電流イライラ棒」をモチーフにしたものと思われる。
- カンガルー
- ホッピングで9エリアを走破する競技。足をついたり、コースの外に落ちた時点で失格となる。賞金30万円。
- SKEBOARDER(スケボーダー)
- スケートボードで9エリアを走破する競技。足をついたり、コースの外に落ちた時点で失格となる。賞金30万円。
- ねこ de Drive
- 一人が猫車に乗り、もう一人が操縦して9エリアを走破する競技。猫車に乗った選手が落ちたり、猫車ごとコースの外に落ちた時点で失格となる。賞品・ハワイペア旅行。
- スーパーヘリコ
- ラジコンヘリコプターを操縦して9エリアを走破する競技。賞金90万円。
- SASUKE Jr.
- 小学生限定のSASUKE。規定のところまでクリアすると番組特製カード、完全制覇でマウンテンバイクがもらえる。完全制覇者は2人。
- SASUKE シニア
- 50歳以上限定のSASUKE。賞品・ハワイペア旅行。
- くの一
- 女性限定種目。家事をテーマにした障害物9エリアを走破する。
- 後に女性限定として行われるKUNOICHIとの関連性は無い。
[編集] その他の競技
- だるま7
- 番組オリジナルの巨大だるま落としを使い、本体を倒さず合計7段の台を抜き取る競技。挑戦者は2人1組で参加し、相方の「セット!」の合図に合わせてハンマーを振り下ろす。賞金は開始当初は10万円だったが、その後50万円にまでアップした(後述の地方巡業だと、賞金とは別に成功すると5万円がもらえる「ボーナスゴマ」が登場する)。完全制覇チームは10組以上。
- 当初はスタジオ収録の競技だったが、中期では「だるま7 地方巡業」と銘打って全国各地(主に屋外)で収録が行われた。これと同時期に、スタジオ収録用の競技として全体の形が逆三角形になっている「だるま7 A(エース)」が登場した。賞金30万円。完全制覇チームは2組。
- BANZAI90
- 胴上げの要領で、高さの異なる4つのバーに選手1人をを抱きつかせる競技。6人1組で挑戦。制限時間は90秒。賞金30万円。
- 2000年には、バーに動きなどが取り入れられた新バージョンが登場した(賞金は同じく30万円)。
- シーソー60
- 巨大なシーソーの両側に乗った挑戦者が、シーソーの端を地面に接触させることなく重さ10kgの樽を移動させる競技。2人1組で挑戦。制限時間は60秒。賞金10万円。
- アスレチックラブ
- 不安定なつり橋の両側に挑戦者が立ち、バランスをとりながら2人とも中央の台までたどり着ければ完全制覇となる。制限時間は60秒。挑戦者は男女ペア限定。賞品はハワイペア旅行。
- 初回の収録で完全制覇チームが3組も出てしまったため、1回で終了。なお「ねこ de DRIVE」はこの「アスレチックラブ」の2作目にあたる(当初の募集告知では、テロップに「アスレチックラブ2」と表示)。
- 超けん玉
- 番組オリジナルの巨大けん玉を使い、通常のけん玉と同様に玉を乗せる競技。制限時間は60秒。賞金は成功させた場所によって異なり、大皿・小皿・剣先にそれぞれ3万円・10万円・30万円が設定されている。また、制限時間以内に全て成功させると賞金は100万円となる。1回で終了。
- スポンジブリッジ
- ドミノ状に並ぶ板の上を渡り、ゴールを目指す競技。制限時間はなし。賞金10万円。完全制覇者は2人。「1」の完全制覇に伴い、曲線的な移動を取り入れた「スポンジブリッジ2」が登場した。こちらは完全制覇者が出ずに終了。
- 全体的に「風雲!たけし城」の「まさかのドミノ」に近い競技である。また、競技自体は現在も「KUNOICHI」の「倒連板」として使用されている。
- ブレインパニック
- 制限時間内に数字を記憶する競技。賞金20万円。ステージは「第1ステージ-3秒で9桁を記憶」「第2ステージ-5秒で12桁を記憶」「第3ステージ-7秒で15桁を記憶」の3ステージ構成で、記憶タイム終了後にフリップに数字を書き込む。
- 筋肉番付唯一の頭脳系競技、毎回芸能人がゲスト参加するなど他の競技とは一線を画している。
- どこでも PUMP UP
- 一般の人にどれだけ懸垂ができるか挑戦してもらう企画。賞金なし。Take2の進行によるロケ企画である。
- BODY CLOCK
- 体内時計で時間を正確に測る競技。失敗すると水の中へ落とされる。最高賞金100万円。
- SNOW-X(スノーボード)
- スノーボードで3エリアを走破する競技。従来の9エリアトライアルとは異なり、1つのエリアをクリアするごとに休憩が入る。賞金20万円。
- 日本縦断マラソン
- 北海道の宗谷岬からスタートし、2ヶ月かけて沖縄のゴール地点をマラソンで目指す競技。1日ごとにノルマが設定され、規定時刻(翌日のスタート時間やフェリーの出航時間)までにゴールできないと失格となる。
- 選手はランナーと伴走の2人1組で参加(伴走者は電動自転車に乗って選手をサポートする)。賞金200万円。8組が参加しそのうち3組が沖縄のゴールに到着、完全制覇を達成した。
- エスケープ
- 1999年夏に5回放送された企画。
- 毎週100人が参加し、金剛役のスポーツ選手との直接対決に勝利する最終目標を目指す。往年の「風雲!たけし城」に近い雰囲気。
- 後に体育王国で司会となるガレッジセールらが出場。
[編集] ドキュメントもの
- PPP(Perfect Physical Project)
- 「肉体改造に関する夢を持つ人」を番組が全面的にバックアップし、その過程を追うという企画。この企画の中で、当時無名だったボクシングの畑山隆則が世界チャンピオンに輝いた。また、このコーナーにはやはり当時無名だったカラテカの矢部太郎も出演していた。
- テニス塾
- 合宿形式によるテニス指導コーナーで、プロテニスプレーヤー・松岡修造の熱血指導が有名だった。なお、親子形式のものも放送されたことがある。
- ケイン・コスギ修行シリーズ
- 当時、スポーツマンNo.1決定戦などで大活躍だったケイン・コスギが世界のあらゆる場所に赴き、修行を重ねる企画。
- テレビ体操21
- 筋肉行脚 スポーツ超人伝
- 全国のスポーツ超人を紹介するコーナー。ダブルダッチの世界レベルチームやスノーボードの成田三兄弟が登場した。
[編集] 関連リンク
[編集] 体育王国
2002年10月12日に放送開始した。番組の内容は「筋肉番付」を引き継いだものだが、安全対策が強化された。2003年9月13日に番組終了。終了した理由は、古舘司会の報道STATION(テレビ朝日)開始に伴うものが、最も有力らしい。
開始当初はスポーツアニメ"ゴールドマッスル"が放送されていた。物語を毎回5分程度ずつ見せて行く形式だったが、「終わる」との告知の無いままにいつの間にかコーナーが消滅し、番組内では完結しなかった(後に一部地域で特番として一挙放映された)。
[編集] 放送時間
土曜日19時(テレビ山口を除く全系列局で放送)
[編集] 出演者
[編集] 代表的な競技
- ブルータルラボ
- 番組独自の種目で、有名人やプロスポーツ選手の体力測定を実施
- 投球巡業
[編集] 関連リンク
[編集] 黄金筋肉(ゴールデンマッスル)
2003年10月15日に再度リニューアルを行い水曜日の20時に移動した。放送内容は格闘技ブームに乗って、格闘技中心になった。タッキー&翼の滝沢秀明が出演していたが、裏番組でNHK総合テレビの「ためしてガッテン」とテレビ東京の「いい旅・夢気分」に苦戦、視聴率が低迷したため、半年後には火曜21時台のジャニーズ枠に移った。この枠でも裏番組でテレビ東京の「開運!なんでも鑑定団」に苦戦し、視聴率不振となったために通算10か月で終了。これをもって約9年弱続いた筋肉番付シリーズの歴史に幕を降ろした。同番組終了後も筋肉番付シリーズのコンセプトやマッスルミュージカルの話は、SASUKEなどのスペシャルやフジテレビの「海筋肉王 ~バイキング~」へ引き継がれている。後番組は滝沢がそのまま出演している「ズバリ言うわよ!」。
[編集] 放送時間
- 水曜日20時(2003年10月~2004年3月)
- 火曜日21時(2004年4月~2004年7月)
[編集] 出演者
[編集] 代表的な競技
- SASUKE TRIAL
- パンクラチオン(パワー版サスケ)
[編集] 関連リンク
[編集] 最強の男は誰だ!壮絶筋肉バトル!!スポーツマンNo.1決定戦
春・秋の改編期と元日に放送されている特番である。2007年3月の時点で合計35回開催されている。現在は、1995年から正月に放送されている「プロスポーツ版(計13回)」と年2回放送されている「芸能人サバイバルバトル(計18回)」(いずれも2007年1月の時点)の2種類の大会が存在する。また、新春のプロスポーツ版では総合No.1・第2位の選手に日産自動車の車が贈られ、最後尾の枠の番組提供をしている。
実況は当初、古舘伊知郎をメインに初田啓介らTBSのスポーツアナウンサー数名が務めたが、古舘は『体育王国』終了と前後してこちらも降板。以降はTBSアナウンサーのみで務めていたが、現在はこれに梅田淳(関西テレビ出身のフリーアナウンサー)も加わっている。また、競技合間の選手インタビュー役としてTBSの女性局アナと女性フリーアナウンサーが起用される(合計数名)。
[編集] 究極のサバイバルアタック「SASUKE」
- 詳細はSASUKEを参照
不定期に放送されている特番である。1997年秋に初めて放送された。当初は、筋肉番付のスペシャルでの放送であったが、筋肉番付の打ち切りにより2002年秋の放送から独立番組となる。賞金は200万円。2007年3月の時点で18回開催されている。女性版SASUKEの「KUNOICHI(くのいち)」も2001年12月に初めて放送され、2006年9月の時点で6回開催されている。子供版の「SASUKE JUNIOR」・年配版の「SASUKE シニア」というのも「筋肉番付」の通常回で開催されている。こちらはコースは「KUNOICHI」に似ているが、1stステージでリタイアするとベルトコンベアに乗っている同行者(親)も落とされる、計算エリアがあるなどバイキングに近いコースだった。
[編集] 関連番組
- ZONE
- TBS系列で毎週日曜日18:30~19:00放送のスポーツドキュメンタリー番組(終了)。SASUKEの放送前後に出場者の密着を放送していた。
- サスケマニア
- TBS系列で毎週日曜日24:50~25:20放送されている。
- BODY
- 海筋肉王 ~バイキング~
- 風雲!たけし城
- 野外アトラクションチャレンジものの元祖的番組
- ウッチャンナンチャンの炎のチャレンジャーこれができたら100万円!!
[編集] 疑惑
FRIDAYがバイキングを含め、後日談として、失敗した挑戦者の再挑戦を認めるなどの不正 あるいはアトラクションにより怪我をしたという出場者の証言を掲載し、批判をしている。 また筋肉番付時代の半身不随の事故についても番組側が責任をとっていないなどの批判がある。 ほかにもコナミからゲームが出る際に、プロデューサーが実名で登場する選手に金を払わないなどの話もあった。 ケイン・コスギが出場しなくなった時期と一致しているが、これはケインの事務所移籍が関係すると思われる。 ケイン・コスギは現在も3年ほど出演していない。
[編集] スタッフ
- 総合構成 : 福岡秀広、伊藤滋之
- プロデューサー : 樋口潮
- 制作 : Monster9
- 制作会社の開始当初はTBSスポーツ、後にドリマックス・テレビジョンを経て
[編集] 前後番組の変遷
TBS系 土曜19時台(1995年10月 - 2002年5月) | ||
---|---|---|
前番組 | 筋肉番付 | 次番組 |
歌いこみ音楽隊! | CDTVゴールド | |
TBS系 土曜19時台(2002年10月 - 2003年9月) | ||
ザ!激闘!大家族!! | 体育王国 | 爆笑問題のバク天! |
TBS系 水曜20時台(2003年10月 - 2004年3月) | ||
恋のバカヤロー! | 黄金筋肉(ゴールデンマッスル) | ぶっちゃけ!99 |
TBS系 火曜21時台(2004年4月 - 2004年7月) | ||
☆愛と誠☆ | 黄金筋肉(ゴールデンマッスル) | ズバリ言うわよ! |