草津宿
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草津宿(くさつしゅく、くさつじゅく)は東海道52番目(→東海道五十三次)、中山道68番目の宿場(→中山道六十九次)、現在は滋賀県草津市。本陣は国指定史跡。
東海道の江戸方からは、草津川を越えて、堤防沿いに進むと、東横町・西横町と続き、中山道との合流点に至る。ここで左折し、一町目から六町目まで続き、宮川を渡って、最後が宮町である。中山道からは、天井川である旧草津川をトンネルで抜けると追分に至るが、トンネルができたのは1886年(明治19年)のことである。
目次 |
[編集] 最寄り駅
[編集] 史跡・みどころ
- 脇本陣跡
- 現在は、土産品・食事処「脇本陣」がある。
- 草津市街道交流館
- 立木神社
- 黒門跡
- うばがもちや
- 「近江名所図会」にも登場する老舗だが、現在は国道1号沿いに移転している。名物の「うばがもち」は、駅前の支店や土産屋で購入できる。現在はひょうたんやが存在する。また、この角が「矢橋道(やばせみち)」との分岐点である。
- 大津宿までの史跡・みどころ
[編集] ゆかりの人々
- 俵藤太(藤原秀郷) - 龍神の願いを聞き入れ瀬田の唐橋から三上山の百足を退治したという伝説が残る。
- 今井兼平 - 木曽義仲四天王の一人。JR石山駅付近に墓がある。
- 一遍上人 - 「一遍上人絵伝」に、この地を訪れた記録がある。これが、草津が登場する初めて文献。
- 浅野内匠頭 - 1699年7月4日に、草津宿本陣に宿泊。
- 吉良上野介 - 1699年7月13日に、草津宿本陣に宿泊。
[編集] 関連項目
[編集] 隣の宿
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