サクラ大戦シリーズの登場人物
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サクラ大戦シリーズの登場人物は、セガのコンピュータゲーム『サクラ大戦シリーズ』と、それに関連するメディアミックス作品に登場する主要な人物の一覧である。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] 主人公
- 大神一郎(おおがみ いちろう、声優:陶山章央)
- サクラ大戦~サクラ大戦4の主人公。帝国海軍少尉(入隊時)→中尉(3)→大尉(4終了時、24歳)
- 帝国華撃団花組隊長・巴里華撃団花組隊長・帝国華撃団総司令(Ⅴ)であり、隊長時代は帝国歌劇団及び巴里歌劇団のもぎり。
- 剣術に優れ、流儀名・二天一流の二刀流の使い手。海軍士官学校を首席で卒業した後、男性としては珍しく霊力が非常に高い事もあり、花組の触媒となる事を期待されて入隊。帝都及び巴里の平和を守るという強い使命感を持つ熱血漢の好青年である。基本的には真面目だが少しエッチな所もあり女性が風呂に入っていると身体が勝手に動いてしまう。それは目の前に上司が居ても変わらず、相手が上司であっても同じ。エリカ曰く「のぞきのプロ」。
- 年の離れた姉「双葉」がいる。(大河新次郎の母)
- ピアノが弾けるという意外な特技を持つ。(コントラバスを弾いていたこともある)
- 驚いた時の口癖は「いいっ!」。どのシリーズでも一話目の出撃前には「花見の準備をせよ!」という選択肢がある。
- 名前はオオカミと野球選手のイチローから。(『昭和枯れすすき』で有名な演歌歌手、さくらと一郎から取られたという説もあるが、あかほりさとるは否定している。)
- 1903年1月3日生まれ。身長176cm、体重65kg。A型。栃木県出身。
- 大河新次郎(たいが しんじろう、声優:菅沼久義)
- サクラ大戦Ⅴの主人公。
- 大神一郎の甥。紐育華撃団星組隊長・海軍少尉。
- 大神譲りの二刀流の使い手で柔道有段者。海軍士官学校を飛び級をした上に首席で卒業し、紐育華撃団星組に配属。当初は「隊長見習い」として戦闘の最前線を指揮していたが、後に隊長に任命される。戦闘中の負傷がきっかけで6人目の五輪の戦士となる。
- 尚、ラチェット等自分より背が高いキャラクターが多数登場する為か、背が低い事を気にしていると思われる素振りを見せる事がある。キャラクターとしてはやや固めの青年男性といった感じの大神に対しナイーブな少年と青年の間の男の子という感じに描かれており、年上の女性をパートナーに出来るという点も見逃せない点ではある。
- 「プチミント」というステージネームで女装をして舞台に立つ事もある。滅多に姿を見せない事や、その愛らしい姿から一部のファンやシアター関係者から高い人気があり、月組隊長、加山雄一も熱狂的なファンの一人である。(正体が大河新次郎だということは一部のシアター関係者しか知らない)
- 叔父の大神同様「身体が勝手に動く」という性質を備えている。(紐育の自由な一日では身体が勝手に女装してしまうので、大神より重症だと言える)
- 驚いたときの口癖は「わひゃあ!」
- 名前はトラ(タイガー)から。
- 1908年8月20日生まれ。身長165cm、体重59kg。A型。栃木県出身。
[編集] 帝国華撃団(日本・東京)
- 米田一基(よねだ いっき、声優:池田勝)
- 大帝国劇場の支配人にして帝国華撃団の総司令(1~4)。陸軍の中将で帝国華撃団の創始者でもある。
- 普段は酒びたりの支配人だが、いざ戦いとなると率先して指揮をとる。実は酒に酔う事など無い豪傑。
- 帝国華撃団のメンバーを我が子の様に思い、逆にメンバーからも慕われている。
- かつての『陸軍対降魔部隊』の一員。愛刀は神刀滅却。その後、総司令と支配人の座と神刀滅却を大神に託し、前線を退く。
- 藤枝あやめ(ふじえだ あやめ、声優:折笠愛)
- 米田の秘書にして副司令(サクラ大戦)。陸軍の中尉、『陸軍対降魔部隊』の一員だった。愛刀は神剣白羽鳥。
- 新米隊長であった大神を時に厳しく、時に優しくサポートし、大神の憧れの人であった。
- 葵叉丹により、対降魔部隊の頃に植えつけられていた「種」を発芽させられ降魔・殺女(こうま・あやめ)と化し大神たちと戦う事になる。
- この事は葵叉丹の正体、そして彼と彼女の因縁に深い関係がある。
- 大神の手により、その身は滅び、殺女はミカエルへとなるが、あやめはあくまで「あやめ」であり、内包する二つの存在を最期まで認識してはいない。
- よって「あやめ」は「赤い月の夜」に死亡したとするのが正しいだろう。
- 2以降では「戦死」して故人という事以外、その事には触れられない。
- 享年24。
- TVアニメ版では葵叉丹と決別、殺女には変化せず最後まで存命でありゲームとは大きく運命が異なる。階級は少佐。
- 名前はアヤメから。
- 藤枝かえで(ふじえだ かえで、声優:折笠愛)
- あやめの代わりに帝国華撃団に配属された副司令(サクラ大戦2以降)。藤枝あやめの妹で陸軍中尉。
- それより以前は賢人機関の霊能エージェントをしていた。レニを救出したのは彼女である。
- ちなみに欧州星組の司令でもあった。
- あやめと違い活動的な女性である。ちなみにあやめの自室が和室だったのと違い、かえでの自室は洋室となっている。
- 又、2以降の神剣白羽鳥は彼女が所有者となっている。
- 名前はカエデから。
[編集] 花組(帝都)
対降魔迎撃部隊。平時は大帝国劇場にて帝国歌劇団として舞台を中心に活躍する。(帝都、巴里の花組のメンバーの名前には全て花の名前が入っている)
- 真宮寺さくら(しんぐうじ さくら、声優:横山智佐)
- 『陸軍対降魔部隊』だった真宮寺一馬の一人娘。父親と同じ破邪の血をもつ。
- 父親の愛刀である霊剣荒鷹(「霊験あらたか」の洒落)による北辰一刀流を始め剣術、特に居合いを得意とし、日々鍛錬を欠かさない。
- 普段着はピンクの和服に赤い袴、更にその上に紫の帯を結ぶという袴姿にアレンジを加えたもの(所謂「ハイカラさんスタイル」)。服装は和風ながら愛用の履物は革靴で、和洋折衷の着こなしをしている。
- 髪形は黒髪ポニーテールに赤い大振りのリボン。
- 明るく朗らかで正義感が強く人に好かれる性格。
- 但しかなり嫉妬深く、大神が他の女性と仲良くしているのを見てヤキモチを焼く事が多々ある。
- 過去に友人が自分の不注意のため雷で大怪我をして以来、雷が苦手。
- 引退するすみれに帝劇を託され、すみれ引退後は娘役トップ。
- しかし舞台に立つ事が純粋に大好きであり、驕らずに日々練習を重ねている。
- 真宮寺鉄馬(父の兄、後述)は刀匠にして荒鷹神社宮司。
- 1905年7月28日生まれ。身長155cm、体重44kg。A型。宮城県出身。名前は当然サクラから。
- ※ただしサクラ大戦やWindows移植版等で聞けるボツ音声では群馬県出身を名乗っている。
- テーマソング 1「さくら」2以降「春が来る」
- 神崎すみれ(かんざき すみれ、声優:富沢美智恵)
- 父親は神崎重工の社長の神崎重樹、母親は銀幕のスタア冴木ひな。神崎財閥の一人娘であり跡取り。
- 長刀(神崎風塵流)の使い手であり免許皆伝。自他共に認める『帝劇のトップスタア』。
- 高飛車な言動の為誤解されがちだが、努力家でもあり、たゆまぬ努力によって身につけた相応の実力を持つ。(影でひそかに舞台の練習をやっている場面も多く見られる)
- 普段は衣紋を極端に抜いて胸まで見えるように着付けた紫色の振袖を着用し、折りたたみ式長刀を懐に常備している。
- カンナと仲が悪そうでとても仲がよい。「ケンカするほど仲がいい」という関係。
- プライドが高く勝ち気で我が儘な如何にも「お嬢様」だが、実は淋しがり屋で根は優しく仲間思いである。
- お嬢様育ちの為、家事全般(特に料理)が下手。又、甘酒で泥酔する程酒に弱い。
- 自分と関わりが薄い人の名前を良く間違える癖がある。「花組入隊」では主人公の名前をゲーム終了時まで間違い続ける。
- 霊力減少の為4のラストで(どのキャラクターのエンディングを迎えても)引退し、それ以後の作品には女優としては登場しない。
- ちなみに2004年の歌謡ショウで出演した時は、実家の神崎重工の取締役に就任した模様。
- 1907年1月8日生まれ。身長161cm、体重50kg。B型。神奈川県出身。名前はスミレから。
- テーマソング 1「なやましマンボ」2以降「絶対運命のタンゴ」
- マリア・タチバナ〔Maria Tachibana〕(声優:高乃麗)
- 父はロシア人外交官のブリューソフ=ワリー・ドミートリエビッチ、母は日本人の橘須磨。日露ハーフ。
- 大神が来るまで隊長を務めていた女性で、花組のリーダー的存在。副隊長でもあり、大神の補佐を勤め、不在の際は隊長代理をする。
- 前髪で左目を隠した特徴的なショートカットをしており、色はプラチナブロンド。瞳は緑。
- 帝劇の男役トップ。長身と凛然とした美貌で多くの女性ファンを持つ。
- 母が日本人であった為、スパイ容疑をかけられ一家はシベリアへ流刑となる。その先で両親は病み衰え幼いマリアを残して死亡(ちなみに両親は宗教の違いにより正式には結婚出来なかった為、マリアはタチバナ姓を名乗っている)。
- 生きる為、マリアは9歳にしてロシア革命の革命軍に身を投じる。やがて優れた射撃の腕と神出鬼没の行動力と苛烈な戦いぶりから「クワッサリー(火喰い鳥)」の二つ名で知られる事になる。
- 革命部隊の隊長ユーリー=ミハイル・ニコラーエビッチを兄としても恋人としても慕っていたが、(当時弱冠14歳であるが漫画版では結婚の約束も)自分のミスにより眼前で死なせてしまい(メディアによって描写は異なる)、心に深い闇を抱える事となる。この闇はサクラ大戦第三話まで晴れることが無い(彼女が心の闇、すなわち過去との決別を果たすのは1のエンディング後の事である)。
- 何かから逃げる様にアメリカに渡り、紐育でマフィアの用心棒(血潮では殺し屋家業とも)をして「誰かから殺してもらう事」を望んでばかりいた。しかしバレンチーノフの裏切りや思いを寄せてくれていたボードヴィルの死、あやめの懸命の説得等により、日本へ渡る事を決意。
- 当初は自分にも他人にも厳しい面が多く見られたが、時間の経過と共に、仲間を思いやり労わる優しい面が前面に出てくるようになる。
- 料理が得意であり趣味でもある。他に読書を好む。その為か割と博識である。
- 厚手の長いコートを身に纏っており、その懐に自らが改造を重ねた愛銃「エンフィールドNo.1MkIスター・改」を常備している。
- バレンチーノフ戦で自分に向けて放たれた弾に自分が発射した弾をぶつけ、同時に二つの標的を撃ち抜く技「乾杯」を成功させるなど、かなりの銃の名手。
- その上ビリヤードの腕も一級品である。酒も嗜み、強い酒でも酔う事はあまり無い。(アメリカにいた頃は未成年にもかかわらず飲酒している。ボードウィルに飲み比べで勝っている)
- ちなみに上記の事情で、マリアはロシア語・英語・日本語を話すことができる。TV版ではアイリス宛のフランス語の手紙を読んでいる。フランス語も堪能か?
- 1903年6月19日生まれ。身長186cm、体重65kg。O型。ウクライナ・キエフ出身。名前はタチバナから。
- テーマソング 1「オンリー・マン」2以降「生きてる喜び」
- イリス・シャトーブリアン(アイリス)〔Iris Chateaubriand〕(声優:西原久美子)
- フランス人。フランスの大富豪シャトーブリアン家の一人娘。父はロベール、母はマルグリット。
- 最年少ながら花組一の霊能力を誇る。治癒能力の持ち主。大親友のクマのぬいぐるみ「ジャンポール」をいつも抱いている。
- しかし幼少の頃は全く制御出来ない力の危険性の為、また彼女を世間の好奇の目に晒したくないという両親の愛故に、城の中に幽閉されていた。
- 成長するにつれ制御出来るようになるが、それでも初期の頃は(サクラ大戦第四話など)霊力が不安定で感情により暴走する時も。
- 渡日の僅かな期間で日本語会話を習得する天才であったり、超能力で人の心を読んだりする描写があるが、近作ではその設定は抹消されている(特に人の心を読めるという設定は当時のスタッフに彼女が嫌いな理由とされていた)ようだ。
- 大神を「お兄ちゃん」と呼び慕う、自称大神の恋人。
- 性格は明るく天真爛漫で年相応の愛くるしさに満ち溢れるが、子供扱いされる事が大嫌いで精一杯に背伸びしている。
- 歳が近いせいか、レニと出会ってからはレニと特に仲がよくいつも一緒である。また、レニもアイリスには特別親しくしているようである。
- 1913年7月5日生まれ。身長106cm→115cm→121cm、体重18kg→20kg→26kg。AB型。
- フランス・シャンパーニュ出身。名前はアヤメ科のアイリスから。
- テーマソング 1「エチュード」2以降「愛しのジャンポール」
- 李紅蘭(り こうらん、声優:渕崎ゆり子)
- 中国人。父は策杏、母は香燕。裕福な貿易商の娘に生まれるが、父母は辛亥革命時に死去。容蘭・芳蘭の姉二人は行方不明となる。
- メガネ・三つ編み・そばかす・チャイナドレス・関西弁と特徴がやや多すぎる美少女。男役も女役もこなす。
- キネマトロンなど数々の発明で華撃団へ大きく貢献しているが、失敗して爆発し黒コゲになる事もしばしば。信念は「発明はバクハツや!」
- 周囲の人を楽しませるのが大好き。大らかだが、常に周囲に気を配る一面も。
- 戦闘だけでなく、メカの整備・開発・強化改造も担当。霊力自体は花組で一番低い。
- 辛亥革命後は、難民として放浪の末に行き倒れた先で農家に拾われ、使用人同然の養子として育てられた。
- その後自分の居場所はあの家には無いと悟り、藤枝あやめにスカウトを受けて日本に渡る。
- 神戸であやめが託した日本通の育ての親、パーシー・ホワードから日本語を教わったのでやや変な関西弁になってしまった。
- ちなみに彼女の奇妙な発明品は、神戸に住む育ての親の影響。
- 細かい事を気にしない気さくな性格で、自分のことを「さん付け」で呼ばれるのを苦手がり、大神のことも「大神はん」と呼ぶ。
- 嘘と納豆をとても嫌う。
- 身長はさくらよりわずかに高い設定だが、映像やイラストでは殆どの場合紅蘭の方が低く描かれる。
- なお、名前と彼女の歌う「つばさ」という曲はプロデューサー広井王子の従姉・李紅蘭氏に由来するとされているが、レッドカンパニー制作の他作品「火魅子伝」に「香蘭」というキャラが登場していることもあり、満州映画協会のトップアイドル李香蘭から由来しているのではないかとする説もある。
- 1906年3月3日生まれ。身長156cm、体重42kg。B型。中国・北京出身。名前はランにも由来。
- テーマソング 1「東京的休日」2以降「メトロで行こう」
- 桐島カンナ(きりしま かんな、声優:田中真弓)
- 空手の達人で琉球空手桐島流第二十八代継承者。父は琢磨、母はアイカナ。
- 大神が支えきれなかった柱を片手で押さえたり、沖縄で沈没した船から泳いで帝国劇場に戻ってきたりと人間離れした体力を持っている。
- 作中で熊殺しも達成(血潮では虎)
- 姉御肌でさばさばした性格。子供好き。
- 趣味は食事と鍛錬。食堂に来てはずっとご飯を食べている場面もあり、食堂の主と呼ばれているほどの大食漢。
- 父の仇を探している所であやめにスカウトされ要請を快諾。
- 仇自体は入団後見つかり(桜華絢爛と前夜に描写)、単身中国へ。そして第三話にて登場する事となる。
- ちなみに自分の業を悔い改め、難所に洞窟を掘っていた仇を彼女は倒す事無く帰国している。
- すみれとはしょっちゅうケンカしているが、ケンカするほど仲がいいという典型。
- マリアとは同期で親友。マリア同様、彼女も数々の男役をこなす。
- ちなみに一級航海士の免許を所持しており、あやめ不在後は翔鯨丸の操縦は彼女が担当している。
- 1903年9月7日生まれ。身長197cm、体重78kg。B型。沖縄出身。名前はカンナから。
- テーマソング 1「灼熱ブギ」2以降「南風GOGO」
以下の2名は『サクラ大戦2』で加入
- ソレッタ・織姫〔Soletta Orihime〕(声優:岡本麻弥)
- 「赤い貴族」とも呼ばれるイタリアの名家の出身。元欧州星組で日本人(父)とイタリア人(母)のハーフ。
- 「で~す」と訛りのある変てこな日本語を喋る(4のEDでは既に普通に喋れることが判明。2ではまだ喋れなかった)
- 自分の父親が母親を残し日本に戻った事を恨んでおり、以来日本人の男を毛嫌いしていた。(実際は、父・緒方星也が日本に帰ったのは母・カリーノとの仲をソレッタ家の一族が妨害した為で、織姫はその点を誤解していた)
- その為、最初は大神の事もゴキブリ扱いしていた。
- 当初は帝都花組自体を戦闘でも演技でも馬鹿にしていたが、その想いに触れるにつれ徐々に打ち解ける事となる。
- 相手をおちょくる事が好きで、3ではグリシーヌをおちょくっていた。又、2と4では光武の攻撃範囲が違う唯一のキャラである。
- イタリアでは演奏・舞踏・歌唱共に優れたオペレッタの大女優であり、渡日が大変惜しまれる程だったが、日本に来てからは主演作に恵まれず、活動が今一つ振るわない。
- 劇場で飼われる事となった犬(2から登場)に、元上司のラチェットの姓であるアルタイルと名付けようとした事も。
- 因みに他の海外出身のメンバーが母国語を喋る描写が大なり小なりある中で、織姫だけは必殺技名と挨拶、感謝の言葉でしかイタリア語を話した事が無い。(しかもグラッツェ(ありがとう)という言葉を「おいしい」という意味で使う誤用)
- 帰国してイタリアの舞台に立っている事が、歌謡ショウファイナルでの帝劇メンバーの台詞から明らかになった。
- 1907年7月7日生まれ。身長158cm、体重47kg。B型。イタリア出身。名前は織女星(ベガ)より。
- テーマソング 「もしも…」
- レニ・ミルヒシュトラーセ〔Reni Milchstraße〕(声優:伊倉一恵)
- 元欧州星組・ドイツ人。父母は不明。
- 男子の服装を着ているが、実はれっきとした女の子。バレエの名手。
- だが自分が女だと名乗らない為、当初は花組全員がレニを少年だと思っていた(2でイベントあり)。所謂ボク少女。
- 2発売時もサプライズとして、彼女は「少年」であると発表されていた。
- 欧州大戦時にドイツの秘密結社「ブルーメンブラット」によって霊能力兵士養成を目的として行われた「ヴァックストゥーム計画」被験者になる。
- この計画は幼い子供に対し非人道的な実験を課す恐ろしい計画で、かえでが「ブルーメンブラット事件」にて救出した。残っていたのは7歳の彼女だけであった。
- その為、総合的戦闘力や身体能力・判断力において非常に高いものを持っている。
- 感情を殆ど表さなくなっていたが、特にアイリスや大神、そして花組での暖かな気持ちに触れる内に、人間らしい表情も増え直言家的発言も多くなった。
- 劇場で飼われている犬(2は名前を決める事が出来るが4では名前を呼ばれない)に懐かれている。
- 帝劇ではマリア、カンナ同様に男役(特に少年役)を勤める。
- 1909年12月24日生まれ。身長147cm→152cm、体重38kg→41kg。O型。ドイツ出身。名前は天の川より。
- テーマソング 「イカルスの星」
[編集] 風組
輸送空挺部隊。平時はかすみと由里が大帝国劇場の事務室、椿が同ロビーの売店で働く。
- 藤井かすみ(ふじい かすみ、声優:岡村明美)
- 風組の隊長(?)であり、由里と椿の姉さん的存在。落ち着いた性格で大神のよき相談相手である。
- かすみの衣装は、由里がデザインしたものである。
- 1900年4月14日生まれ。身長165cm、体重51kg。A型。茨城県出身。名前はカスミソウから。
- 榊原由里(さかきばら ゆり、声優:増田ゆき)
- 噂好き、劇場内の噂の発信源は大抵彼女である。観光名所や流行等に詳しい。紅蘭とは帝撃の同期である。
- 1902年5月20日生まれ。身長157cm、体重47kg。O型。静岡県出身。名前はユリから。
- 高村椿(たかむら つばき、声優:氷上恭子)
- 普段は劇場の売店で働く。ちゃきちゃきの江戸っ子。風組最年少。実家はせんべい屋を営む。
- 大神から唯一「椿ちゃん」と呼ばれている。マリアの熱烈なファンで、やや同性愛的な面も見られるが、同性愛者ではない。
- 1907年12月25日生まれ。身長150cm、体重42kg。B型。東京都出身。名前はツバキから。
[編集] 月組
隠密行動部隊。
- 加山雄一(かやま ゆういち、声優:子安武人)
- 月組の隊長・米国外交官(V)・ROMANDO店主(V)、大神の海軍士官学校時代からの親友。
- 俳優加山雄三を意識したキャラクターだが、一応諜報員。おちゃらけているが、漫画版では蒸気戦車を一人で倒す等、実はかなり優秀。どこからともなくギターを持ち出し弾きながら大神に助言をしたりする。口癖は「幸せだな~ァ」。度々「故人曰く~」と格言を残して去って行く。愛刀の妖刀苦肉は、羊頭狗肉の洒落(見かけと実質とが一致しないこと)。
- アニメによると霊力は大神より加山の方が勝っており、花組隊長は彼になる予定であった。しかし、実際の戦闘で発揮する潜在能力は大神には敵わない。
- 「活動写真」ではブレント・ファーロング率いるダグラス・スチュワート社に拉致された米田と花小路を救出した。
- 「プチミント」の熱狂的大ファン。
[編集] 夢組
- 設定としては存在するが、ゲームには未登場(テレビアニメ、劇場版には登場した)。
[編集] 雪組
局地戦闘部隊。メディアに登場したことが無く、詳細不明。
[編集] 薔薇組
魔神器防衛部隊(勝手に自称してるだけで正規部隊ではない)。構成員は全員オカマである。陸軍所属。
- 清流院琴音(せいりゅういん ことね、声優:矢尾一樹)
- 薔薇組隊長。階級は陸軍大尉。
- 「いかに美しくあるべきか」がモットーらしい。薔薇組のメンバーの中では一番まともに戦える。
- 丘菊之丞(おか きくのじょう、声優:松野太紀)
- 女性用の陸軍制服を着ている(タイトスカート)。階級は陸軍少尉。
- 一見女の子のような少年。実際に4で花火に女性と間違えられた事も。大神に憧れている。
- 太田斧彦(おおた よきひこ、声優:郷里大輔)
- 階級は陸軍軍曹。
- いかつい身体に野太い声の持ち主。しかし女言葉でくねくねとした身のこなし。キス魔である。
[編集] 乙女組
帝国華撃団員養成学校。乙女学園 。未来の花組隊員を育てるべく米田一基が設立した。ゲームで在籍が確認されるのは現在野々村つぼみのみだがもっと大勢いる(ミュージカル・花咲く乙女)。
- 野々村つぼみ(ののむら つぼみ、声優:野村佑香)
- 2のみ登場。
- 椿がとある任務で大帝国劇場を離れた時、代わりに売店の売り子を務めていた女の子。椿が戻ってきた後は食堂にいる。
- 元気いっぱいでおっちょこちょい。成績は優秀。姉(野々村春香)がいて、彼女も同じく乙女組。
- 野々村春香(ののむら はるか、声優:千葉紗子)
- ミュージカル『花咲く乙女』の主人公。
- 乙女組一期生で、乙女組のまとめ役的存在。野々村つぼみの姉。
[編集] 巴里華撃団(仏・パリ)
欧州を霊的な脅威から守る為、帝国華撃団に倣って創られた。有事の際はメル、シーも状況分析や機器の運転等で戦闘に参加。
- グラン・マ(イザベル・ライラック伯爵夫人)〔Grand Mere〕(声優:相沢恵子)
- 劇場シャノワールの総支配人であり、巴里花組の総司令。フランス政界にも発言出来る程、地位は高い。
- 落ち着いた大人な女性。だがかなり毒舌。若い頃はダンサーだった経歴もある。ナポレオンという名前の猫を飼っている。
- 大神への信頼度が高いと、過去に夫と死別した事を告白する。
- 1879年10月25日生まれ。身長162cm、体重64kg。A型。フランス出身。
- メル・レゾン〔Mell Raison〕(声優:小島幸子)
- グラン・マの秘書、シャノワールで行われるレヴューの司会をシーと共に担当。名家の出身。
- 真面目で几帳面な性格だが、人見知りが激しく、自分で何とかしようとする場面がある。趣味は刺繍と詩集を読む事。
- 大学生の時にグラン・マにスカウトされ、卒業に必要な単位は取得しながらも名門大学を中退している。
- 苗字のレゾンはフランス語で「理性・理屈」の意味
- 1906年6月1日生まれ。身長158cm、体重47kg。A型。フランス出身。
- シー・カプリス〔Ci Caprise〕(声優:かないみか)
- テアトル・シャノワールの売店で働きながら、シャノワールで行われるレヴューの司会をメルと共に担当。
- おっとりしたし喋り方をし、メルとは対象的に接客業に向いた性格。
- お菓子づくりが好きでパティシエになる為巴里へやってきたが当時はスキルもコネもなかった為、叶わなかった。
- メルとは大学で知り合う。その後シャノワールで働く事に。メルとお似合いのカップルだなとからかうと信頼度が上がる。
- 苗字のカプリスはフランス語で「気まぐれ」。名前は二人合わせて「メルシー」=フランス語で「ありがとう・お礼」になる。
- 1909年2月4日生まれ。身長154cm、体重48kg。O型。フランス出身。
- ジャン・レオ〔Jean Leo〕(声優:斎藤志郎)
- 整備班長。仕事に対しては厳しい頑固職人で、よく自分の部下を怒鳴っていたりする。
- 酒とギャンブルが好き。
- 1882年3月24日生まれ。身長160cm、体重80kg。O型。フランス出身。
- 迫水典通(さこみず のりみち、声優:中丸新将)
- 巴里華撃団凱旋門支部長・日本大使(駐在武官)。
- 巴里では大神の上司となる人物で、大神を巴里華撃団へと導いた。日本にいた時は政治戦略で右に出る者が無く『鉄壁の迫水』と言われてきた事がある。
- 頭の上がらない女性秘書がいる。
- 1869年1月28日生まれ。身長171cm、体重58kg。A型。日本出身。
[編集] 花組
平時はテアトル・シャノワールの踊り子として活躍する。
- エリカ・フォンティーヌ〔Erica Fontaine〕(声優:日高のり子)
- 大神が欧州博覧会を見学中に偶然出会うことになるシスターの見習い。
- やる気はあるが行動が空回りしがちで、助けられた人物は大体は報われる事が無い。ドジっ娘。そして自分の夢や妄想を現実のものと勘違いし暴走する場面もある。看板によく頭をぶつけている。
- 敬虔なクリスチャン。霊力の覚醒に伴い、一度とんでもなく真面目になった事も……。
- 日本に憧れていて、大神に何度も日本の事を聞いてくる(と言っても大体は間違った日本の文化の事)。好物はプリン。マラカスやタンバリンを持っておはようダンスを踊る。
- 趣味は聖書の朗読と神への祈りと人助け、マシンガン射撃である。スカートの下にいつもマシンガン2丁を隠し持っている。マシンガンの名は「ラファエル」と「ガブリエル」。光武も十字架状のマシンガンを使用する。
- 夜になるとシャノワールで『黒猫のワルツ』と言う題目で踊り子として活躍。だが、自分のドジの所為で最後まで踊った事が無い(LIPSの選択次第では大神の手助けにより踊りきる事が一度だけある)。
- 1909年8月15日生まれ。身長156cm、体重45kg。A型。フランス出身。
- 名前の由来はエリカ草、テーマソング 「祈り」
- グリシーヌ・ブルーメール(ブルーアイ)〔Glycine Bleumer〕(声優:島津冴子)
- ノルマンディー公爵家の血を汲むフランスの名門ブルーメール公爵家の一人娘。北欧人特有の金髪碧眼で容姿端麗。
- その大貴族の血筋から、プライドが高く、勝ち気で誇り高いが、実は穏やかで決して目下の者を見下したりはしない人徳の高さを併せ持つ。プライド相応の高い能力を持ち、それを持つ為に必要な努力を惜しまない。小動物が大好きで弱者を守ろうとする無償の優しさの持ち主(6話でのデートイベントでそれが分かる)。真面目な気質故かロベリアと仲が悪い。
- 戦斧の名手で、日常からもどこからともなく戦斧を持ち出してくる事もしばしばある危険人物。これは血脈がバイキングと言う所が関係している。光武の武器も斧だが、こちらは両方に刃の付いた片手持ち用。
- 花火の親友。異国人である大神が、巴里の平和を守れる訳が無いと初めの頃は大神の事を全く認めていなかったが、真摯な大神の姿を見てその考え方を変えて行く。以来「和の心」に興味を持ち始め、「サムライ」や「道」について深く知りたいと願う様になる。
- 夜になると名前を『ブルーアイ』と変え、『海』の題目でダンスをする。ダンスの方はエリカとダンスの練習に付き合っていたので上手い。観覧客にはブルーアイの正体は謎とされている。
- ブルーメール家には「婿入り検定試験」があり「知能」、「武芸」、「家柄」など厳しい審査を受けなければならない。(尚、大神は合格とのこと)この試験をパスしたものは「完全無欠の花婿」としてブルーメール家に婿入りを許される。(しかし、その姿は「婿入り」というよりも、どう見ても「生贄」にしか見えない。)
- 1909年4月18日生まれ。身長161cm、体重46kg。B型。フランス出身。
- 名前の由来は藤、テーマソング 「エロイカ/英雄伝説」
- コクリコ〔Coquelicot〕(声優:小桜エツ子)
- 市場に暴れ馬が迷い込んだ際、たった一人で宥めたサーカス団員。一人称は『ボク』で帽子を被っていると一見男の子に見えるが、れっきとした女の子。ベトナム人(父)とフランス人(母)のハーフ。
- 巴里花組最年少、アイリスの一つ年下にあたる。大神のことを『イチロー』と呼んでいる。
- 常に明るく元気。極めて身が軽く、屋根の上を伝ったり暴れ馬に飛び乗ったりもお手の物。又手品が得意。
- 比較的誰とでも仲良くなれる。動物が好きでどんな動物でも仲良くできる(但し、ねずみが大の苦手)。猫が大好きで自分の光武に描いたりもする(この猫には「ニャンニャン」という名前がある)。
- 夜になると『マジカルエンジェル・コクリコ』として活躍。『魔法使いの弟子』と言う題目で得意の手品を披露する。
- 1914年10月10日生まれ。身長142cm→148cm、体重36kg→39㎏。A型。ベトナム出身。
- 名前の由来はヒナゲシ、テーマソング 「いっしょに歩こう」
- ロベリア・カルリーニ(サフィール)〔Lobelia Carlini〕(声優:井上喜久子)
- 数々の犯罪に手を染め、これまでの罪状を並べると懲役1000年にもなる大悪党。目的の為なら手段を選ばず、持ち前の霊力を使い悪事を働いていた。ルーマニア人(母)とイタリア人(父)のハーフ。
- 人との馴れ合い等は決してせず、あえて突き放すような言動や不真面目そうな言動を取り、距離を置きたがる。しかし天然故かそれらが全く通じず、親しく寄って来るエリカだけは苦手。
- エリカの誕生日にケーキを焼くといった意外な一面もある。
- 趣味はギャンブル。ウイスキー、ワインに詳しい。
- 武器は腕の内側に仕込まれたチェーンを鞭の様に使う。又思念により炎を実体化できる。光武Fは大きい爪を装備。
- 牢獄に入っていたが、光武に乗って戦えば減刑と多額の報酬を与える(断れば牢獄送り)という条件で戦う。
- 夜になると『サフィール』と言う名前で『ジプシーの娘』と言う題目で踊る。かなりの腕前で、捕まえる立場であるエビアン警部もファンの1人となっている。
- 1905年11月13日生まれ。身長179cm、体重64kg。AB型。トランシルバニア出身。
- 名前の由来はそのままロベリア、テーマソング 「192455631」
- 北大路花火(タタミゼ・ジュンヌ)(きたおおじ はなび、声優:鷹森淑乃)
- 日本の男爵家である北大路家の令嬢。祖母がフランス人のスリークォーター日本人。
- フランス在住が長い為、日本の事はよく知らないが日本に強く憧れている。その知識は正しいが、純粋な日本らしさのみで構成されている為、性格含めて日本の花組メンバーより純日本的。奥ゆかしく、物静かで殿方の言葉に絶対服従する典型的な大和撫子。
- 結婚式当日に婚約者を海上事故で失った過去があり、そのトラウマで水に入る事を異常に怖がる。そして、死んだ彼の為に常に黒い喪服で身を包み、お墓参りをしている。
- 北大路家は古くからブルーメール家と親交が深く、居候中。その為に一つ年下のグリシーヌとは親友。
- 弓道が得意で、シャノワールで練習している事もある。光武Fもクロスボウ、F2は大弓状の砲を装備。
- 黄色が好き。口癖は「ぽっ」で如何にも、大和撫子の性格である彼女らしい。
- 夜になると『タタミゼ・ジュンヌ』と言う名前で舞台に立つ。題目は『タタミゼ・ダンス』で、日本舞踊を用いて観客を魅了させる。尚、タタミゼ・ジュンヌとは日本語に意訳すると大和撫子という意味らしい。
- 1908年5月22日生まれ。身長158cm、体重46kg。O型。日本出身。
- 名前の由来は花火草(愛称であり正式な和名は異なる)、テーマソング 「心の傘は」
[編集] 紐育華撃団(米・ニューヨーク)
- マイケル・サニーサイド〔Michael Sunnyside〕(声優:内田直哉)
- リトルリップ・シアターのオーナーであり紐育華撃団総司令。セントラルパークに大邸宅を構える実業家。
- 日本贔屓の一面があるが、間違った日本観を持っている。
- 彼の影響力は多大で、紐育市長はおろか合衆国大統領にも直言出来る程。ちなみに、大統領とは友人らしく、作中でも電話で直接交渉する場面が描かれている。
- 1893年10月18日生まれ。身長185cm、体重74kg。B型。ニューヨーク州出身。
- 司令の中で唯一隊員に殴られた人物。
- テーマソング「Try」
- 王行智(おう ぎょうち、声優:後藤哲夫)
- 参謀・整備班長。霊子甲冑「スター」や武装飛行船「エイハブ」の開発に携わっている。
- また東洋医学にも非常に詳しく、ベイエリアのチャイナタウン内に鍼灸や漢方を扱う治療院を開業している。
- 1868年2月11日生まれ。身長157cm、体重52kg。O型。中国出身。
[編集] 星組
平時はリトルリップ・シアター所属のミュージカル俳優として活躍する。
- ラチェット・アルタイル〔Ratchet Altair〕(声優:久野綾希子)
- 紐育華撃団・星組隊長(後に副司令に昇格)・元欧州星組隊長・元帝国華撃団花組隊員。また、リトルリップ・シアターが完成する以前からのブロードウェイの人気スターであった。
- 「活動写真」においては帝国華撃団に研修として来日したが、ダグラス・スチュワート社副社長ブレント・ファーロングとの密約により拙い指揮をとって花組を失墜、崩壊させ、最後は陸軍に出向してヤフキエル部隊の隊長に就任する腹づもりだったが、本性を現したブレントより用済みと言わんばかりの攻撃を受け、再起不能となった。その後、自らが裏切り行為を舞台「海神別荘」劇中内で述べて、共演した花組のメンバーに許しを受ける(小説版では大神に真実を話し、大神の許しを受けて慟哭するシーンがある)が、事実上、サクラ大戦シリーズ初の裏切り者として描かれてしまった。
- 米国帰国後は紐育華撃団隊長に就任したが、霊力の低下により力を失い、隊長のポジションを新次郎に譲って以降は副司令に就任、又リトルリップ・シアターの支配人として隊員たちを見守る立場になった。
- 危険を冒してまで自分を救ってくれた新次郎に対して他人には無いサムシングエルスを見出す。
- 主な武器はナイフだが、余り上手くリンゴを剥けないという可愛らしい一面もある。
- サクラ大戦5ではある条件を満たすと終盤で他の紐育華撃団星組メンバー同様新次郎のパートナーに選択出来る事もある。
- 1906年6月23日生まれ。身長162cm→168cm、体重48㎏→49kg。A型。ワシントンD.C.出身。名前はアルタイル(わし座)より。
- ジェミニ・サンライズ〔Gemini Sunrise〕(声優:小林沙苗)
- カウガールにしてミフネ流剣法の使い手。リトルシップ・シアターの掃除係だったが、五輪の戦士である事が発覚し、星組に入隊する。
- サムライや日本文化をこよなく愛し、加山雄一の経営する「ROMANDO」の常連客である。
- 双子として生まれる筈だったが、実際にはジェミニしか生まれなかった。しかし、ジェミニの中に"ジェミニン"という名前の姉の人格が存在していた。その為かジェミニには二つの心臓がある。(しかし2つ目の心臓は小さすぎて機能していない。)
- ミフネの遺言でジェミニが紐育に来た時に、ジェミニンが覚醒してジェミニの体を乗っ取ろうとしたが、新次郎が説得してその後ジェミニンは眠りについている。
- かなりの妄想癖があり自分で何役もの役回りを演じ、他人を巻き込みながら自分が満足するまで演じきる。主に時代劇や、ラブコメの主人公になりきってしまう。(その際、「なんちて、なんちてー」という決まり文句で妄想は終了する)
- 料理の腕前はかなり高く、自分の焼くステーキはテキサス一だと豪語するほど。また、ぬか漬けや日本茶が家にあり、梅干や高野豆腐を知っている等日本料理にも高い知識がある。
- かなりのダジャレ好き
- 相棒に馬のラリーがいる。
- 1911年6月21日生まれ。身長155cm、体重48kg。O型。テキサス州出身。名前はジェミニ(双子座)より。
- テーマソング「ボクノユメ」
- サジータ・ワインバーグ〔Sagiitta Weinberg〕(声優:皆川純子)
- アフリカ系アメリカ人。元はハーレムの暴走族「ケンタウロス」のリーダーで姉御肌。
- 無実の罪を着せられた仲間を救えなかった無念さから弁護士になる。一時期、「法」に縛られ本来の目的を見失いかけていたが、新次郎の説得によりそれを取り戻した。
- リトルリップ・シアター完成時から舞台に立っている。
- 大の猫好きであるが、猫からは嫌われてしまう。そして、大の犬嫌いであるが犬からは好かれている。
- 1906年12月6日生まれ。身長180cm、体重68kg。B型。ニューヨーク州ニューヨーク市出身。名前はサジタリウス(いて座)より。
- テーマソング「ダウンタウン・ハート」
- リカリッタ・アリエス〔Rikaritta Aries〕(声優:齋藤彩夏)
- 星組最年少であるが銃の腕は超一流。名うてのバウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)として活躍。その為かマフィアからは「お嬢」と呼ばれ、一目置かれる存在でもある。
- 元々は父親と曲撃ちの旅芸人として旅をしていたが、ある事から父親が行方不明となり、それ以降一人で旅をしていた。
- 又、最初は字もろくに読めなかったが学習能力は高く、紐育華撃団に来てから勉強するようになり、サジータの作ったテストでいつも百点満点を獲ったり、クロスワードパズルで遊ぶ等その成長は目を見張るものがある。
- 相棒で「もしものごはん(非常食)」のフェレットのノコがいつも一緒にいる。
- 1917年4月2日生まれ。身長120cm、体重21kg。O型。メキシコ出身。名前はアリエス(牡羊座)より。
- テーマソング「バウンティハンター・リカ」
- ダイアナ・カプリス〔Diana Caprice〕(声優:松谷彼哉)
- 病人だが研修医でもある。星組唯一人の菜食主義者。
- 鳥や花などの自然を愛する女性。
- 余りにも強い霊力に精神力が耐えられず、余命1年を宣告されている。自力で歩く事も出来ない、ただ死を待つ生活をしていたが、新次郎の働きによって生きる事に希望を見出し、歩けるようにもなる。更にヒロインとしてエンディングを迎えると、手術に成功して寿命が延び、人としての日常を取り戻す描写がある。
- サニーサイドのことを「おじさま」と呼び慕っている。
- 気持が昂揚すると何故か土佐弁が出てしまう事がある。
- シェイクスピアの詩や戯曲が好きで自分でも詩を書いている。
- 男同士の同性愛に関心があるなどの同人少女(腐女子)的な一面がある。
- シー・カプリスとファストネームが同じだが、血縁等関係は無い様だ。
- 1909年1月12日生まれ。身長162cm、体重42kg。AB型。マサチューセッツ州ボストン出身。名前はカプリコーン(山羊座)より。
- テーマソング「ある日青空を見上げて」
- 九条昴(くじょう すばる、声優:園崎未恵)
- 日本の華族出身、元欧州星組隊員である事以外は年齢や性別等全てが謎に包まれており、サニーサイドやラチェットでさえ全てを把握出来ていない。
- 能や日本舞踊に通じているらしく、オープニングでは着物姿で踊っているのを見る事が出来る。
- 「昴は思った~」、「昴はこう考える~」といった具合に、自分自身が第三者であるかの様に、英文を日本語訳した様な喋り方をする。
- 性格は言わば究極の個人主義者であり、型にはめられて自分を見られることを快く思っていない。
- 昴にとっては自身の性別すらも自分を縛る「型」であり、自分は「男」でも「女」でもなく、あくまで「昴」という固有の存在として見て貰うことを望んでいるようである。
- 「自分らしさ」にこだわる余り、新次郎との触れ合いで変わっていく自分を受け入れることができず、星組のメンバーと衝突することもあったが、最終的には変わっていく自分を受けれる。
- 5月9日生まれ。身長142cm、体重34kg。AB型。京都出身。名前は昴=プレアデス星団(牡牛座)より。
- テーマソング「輝く星座」
[編集] 虹組
- プラム・スパニエル〔Plum Spaniel〕(声優:麻生かほ里)
- リトルリップ・シアターのドリンクバーのウェイトレス。数学のスペシャリストという一面も兼ね備える才媛。
- 1906年11月24日生まれ。身長178cm、体重68kg。B型。カリフォルニア州サンフランシスコ出身。
- 吉野杏里(よしの あんり、声優:本名陽子)
- 日系三世。リトルリップ・シアターでは売店担当。又、舞台衣装の制作を担当している。
- 実家は寿司屋。ガリ (生姜)が好物。サクラ大戦5では唯一新次郎が「君」付けで呼ぶ女の子。
- 1911年4月27日生まれ。身長145cm、体重36kg。B型。ワシントン州シアトル出身。
[編集] 対降魔部隊
かつて帝国陸軍に設けられた、霊力を持つ軍人を集めた特殊部隊。降魔戦争を真宮寺一馬の犠牲によって辛くも勝利した。帝国華撃団のルーツというべき組織。
- 真宮寺一馬(しんぐうじ かずま、声優:野沢那智)
- 陸軍の大佐。真宮寺さくらの実の父親で剣の師匠。真宮寺家は代々破邪の血統であり、北辰一刀流の使い手。降魔戦争の際自分の破邪の力をもって魔神器を使い降魔戦争を終わらせた。だが、その力は強大で自らの命も落とすことになる。愛刀は霊剣荒鷹。享年38。
[編集] 黒之巣会(1、血潮)
- 天海(てんかい、声優:宝亀克寿)
- 黒之巣会の総帥。かつて徳川に仕えていたことがある蘆名天海その人。江戸幕府復活を企んでいる。
- 葵叉丹(あおい さたん、声優:家中宏)
- 死天王の一人だが、天海すらも操っていた黒幕である。自ら聖魔城を復活させ、世界を滅ぼそうとした。その正体は魔界に落とされた魔王サタン。そして降魔戦争の時に活躍した山崎真之介本人だが、何故このようになってしまったのか不明。
- 本作のラスボスであり正体を明かし世界を災厄に陥れるシーンがあるが、災厄映像の中に「凱旋門が破壊されパリが廃墟と化す」というシーンがあり、3作目のストーリーと矛盾していると当時話題になった。
- 紅のミロク(細川ミロク)(声優:引田有美)
- 死天王唯一の人間の女性。大帝国劇場の地下まで進入し花組を苦しめた。唯一黒之巣会の中で戦闘後の生死がわかっていない人物。式神を使役する能力を持つ。
- 白銀の羅刹(はくぎんのらせつ、SS版・DC版・アニメ版:小野英昭/PS2版:江川央生)
- 死天王の一人。蒼き刹那の双子の弟。チェンソーを振り回し腕っ節があるが頭の方は悪い。兄の刹那に心酔しており、自分がこの世に生を受けたのは兄の邪魔者を排除するためと信じている。SS版 & DC版では運命を左右する大きな選択肢をふっかけてくる。
- 蒼き刹那(あおきせつな、声優:石田彰)
- 死天王の一人。白銀の羅刹の双子の兄。子供のような外見とは裏腹に性格は狡猾で残虐。策略を得意とし、自分が仕掛けた罠にかかった獲物が苦しむのを見るのが楽しみと言う外道。マリアの過去を知り、それを利用して彼女を苦しめるが油断したのが災いして花組の介入を許し、倒される。
- 猪(いのしし、声優:辻親八)
- 叉丹が呼び出した黄昏の三騎士の一人。炎を操り、力任せの戦いを好む。単純な所があり、おだてられると隙ができやすい反面馬鹿にされると怒りのあまり尋常ではない力を見せる。
- 鹿(しか、声優:大川透)
- 叉丹が呼び出した黄昏の三騎士の一人。氷を操る。大の自信家でおだてられると調子に乗り実力以上の力を発揮するが、馬鹿にされると怒りのあまり周りが見えなくなる。
- 蝶(ちょう、声優:石田彰)
- 叉丹が呼び出した黄昏の三騎士の一人。雷を操る。男だが叉丹に恋心を抱いている。そのため殺女に敵対心を燃やしている。ちなみに米田指令も好みの男らしい。
- 降魔殺女(こうまあやめ、声優:折笠愛)
- 藤枝あやめが叉丹によって降魔に変身した姿。あやめの時とは大幅に性格が異なり残虐性を秘めた性格をしている。その後大天使ミカエルとなる。
[編集] 黒鬼会(2)
- 京極慶吾(きょうごく けいご、声優:神谷明)
- 今回の黒幕で陸軍大臣。そして『2』のラスボス。「戦神」と呼ばれていた戦略家で、前線を退いた後は驚異的な出世を果たした。軍部による武力統治のためクーデターを決行する裏側で、帝都を魔都とし自らが王として君臨するべく降魔兵器「武蔵」復活をたくらんでいる。また、山崎真之介や真宮寺一馬を反魂の術で蘇らせ、花組と戦わせるという卑劣さも併せ持つ。歴代サクラ大戦のラスボスは亡霊(『3』、『4』、『5』)や悪魔(『1』)が出る中、この京極のみが唯一の『邪心を抱く人間』として描かれている。
- 鬼王(おにおう、声優:野沢那智)
- 黒鬼会の幹部で鬼の仮面をかぶっている。その正体は京極慶吾の反魂の術で蘇った真宮寺さくらの父、真宮寺一馬。その実力は高く、強力な妖気で五行衆の技を使いこなすことができ、北辰一刀流を使いこなす。
- 金剛(こんごう、声優:立木文彦)
- 五行衆の一人。自称「五行衆筆頭」。体育会系で小細工を使わない真正面からの力押しを好む。水狐に惚れている節がある。
- 水狐(すいこ、仮名:影山サキ、かげやま さき)(声優:佐久間レイ)
- 五行衆の一人。京極の命令により米田の秘書、影山サキとして帝国華撃団のスパイ活動を行い、米田を陸軍省からの帰りにおいて狙撃した。人の心を惑わし帝国華劇団を苦しめる。仲間というものを信じない性格だが、熱海においての作戦ではしっかりと金剛と共同作戦を実行した。最後は米田殺害など数々の失敗のため、京極に見放され、花組に討ち取られた。
- 火車(かしゃ、声優:関俊彦)
- 五行衆の一人。五行衆の中で一番残忍。人をゴミとしか思わず、自分の放った火で逃げ惑う人間を見て楽しむ。最後は自分が炎に巻かれて死ぬこととなる。
- 木喰(もくじき、声優:八奈見乗児)
- 五行衆の一人。戦略家で五行衆の魔操機兵の設計などを行う老科学者。相手の動きを計算して相手を罠にはめて戦う。計算に頼りきっているためか、計算外の事態に陥ると弱い。
- 土蜘蛛(つちぐも、声優:渡辺美佐)
- 五行衆の一人。腕が六本という異様な体の持ち主。性別は女性だが自分を女性扱いされることを嫌う。戦いを狩りとして考えている。おそらく、五行衆の中ではもっとも戦略と実戦のバランスが取れている人物。
- 葵叉丹(あおい さたん、声優:家中宏)
- 前回の黒幕。鬼王の反魂の術によって蘇った。米田の言葉でここで初めて葵叉丹が山崎真之介ということが判明する。前作では魔王サタンだったはずだが、今作では力を失ったのかその辺りは無視されており、前座的扱い。
[編集] パリシィ怪人(3)
- サリュ(声優:高山みなみ)
- 大神の夢の中で謎の警告をしてくるピエロ。怪人とは別の存在で大いなる古の意思を伝える者で、ずっと昔に存在し、滅ぼされた都市パリシィの怨念による「オーク巨樹」を怪人の魂で復活させパリシィの無念を晴らそうとする。
- カルマール(声優:大平透)
- 怪人たちの長で公爵と呼ばれているイカの怪人。その力は絶大で一度倒された怪人を復活させてしまうほど……。空中砲台オプスキュールを使い巴里の町を火の海にしようとする。イカと呼ばれることは好きではないらしい。
- シゾー(声優:高木渉)
- つねに巨大なはさみを持つウサギの怪人。弱者を自分のはさみで切り裂くことを趣味としている。ウサギを操り巴里を襲っていた。自分自身の弱点をばらすほどかなり単純な怪人。
- ミステリアス巴里、ドラマCD第4期「シャンゼリゼの怪人?!」にも登場。
- ピトン(声優:田中敦子)
- 宝石盗難事件の張本人でヘビの怪人。実際は宝石を飲み込むことを好み、時には宝石の持ち主ごと丸呑みしてしまうこともある。外見が蛇のような感じだが、人間の姿にも返ることができ、カルチェラと名乗っていた。親の愛に飢えていたコクリコを惑わした。
- レオン(声優:坂口芳貞)
- 貴族連続失踪事件を起こしたライオンの怪人。自分自身が真の貴族だと考えており人間の貴族を嫌う。ブルーメール家に潜入するためさらったリッシュ伯爵になりすましていた。一対一の勝負を挑んできたりするが、人質をとったりするという意外に卑怯な場面もある。
- ナーデル(声優:天野由梨)
- 名画切り裂き事件を起こすサソリの怪人。飾ってある美術品を自分の美的感覚で引き裂いてきた。ロベリアの挑発に簡単に引っかかったりすることもある。怪人の中で捨て駒にされたりと扱いはひどい。
- マスク・ド・コルボー(声優:三ツ矢雄二)
- 演劇のように人間たちを操り、惑わすカラスの怪人。詩的な言葉を発し美しい者を愛する。人の心理層に付け入るのがうまく、婚約者が死んだ花火の悲しみを抉り込むようなことをしたが、逆に花火の霊力を開放させる結果となってしまう。また、幻術が得意で巴里華撃団を同士討ちさせる場面もある。
[編集] 帝都の闇(4)
- 大久保長安(おおくぼ ながやす、声優:広井王子)
- 銀座に封印されていた怨霊。天才とまで言われた金春流の能楽師。だが呪術師でもあり反魂の術を使え、山崎や京極も長安の反魂の術を学んでいた可能性がある。かつて鉱山開発を行い江戸幕府を繁栄させたが、幕府に裏切られ天海に殺される。その際民にも見放されることになり、怨念となり復活する。金色の蒸気で蒸気機械を暴走させ街を混乱させた。自分が操っている大型魔操機兵には名残からか能面が付いている。
[編集] ダグラス・スチュワート社(映画)
- ブレント・ファーロング(声優:山寺宏一)
- ダグラス・スチュワート社社長。合理主義者であり、自ら世界の王になろうと欲し、その障害となる存在である帝国華撃團を壊滅するべく、日本に乗り込む。培養した降魔を利用した無人霊子甲冑ヤフキエルを自作自演の芝居と、田沼晴義の政治力をもって陸軍に売り込む。謎の魔術師であるパトリックを従えているほか、帝国華撃團に研修に赴くラチェット・アルタイルに帝国華撃團関連のデータ譲渡を求め、手駒として取り込んだ。
- パトリック・ハミルトン(声優:難波圭一)
- 二体の人形を従える謎の人形師。ブレントに付き従っているが、その目的や行動には謎が多い。ヤフキエルの正体を掴むべくダグラス・スチュワート社の工場に潜入したマリア・タチバナを大いに苦しめたが、最終的にはマリアに倒される。なお、その遺体は密かに本国に送られて復活を果たす。
[編集] パトリック&黙示録の三騎士(Ⅴ-0)
- パトリック・ハミルトン(声優:難波圭一)
- 南北戦争の恨みを晴らすため、蘇った男。南北戦争で死亡した三騎士を再誕の術で蘇らせ従えた。「活動写真」にて死亡したものの、三騎士によって遺体を回収され本国にて復活した。フワニータを「奇跡の娘」と呼び狙っている。その目的は、エデンの力によってアメリカを自らの望む姿にすることである。のちに自らを「ザ・キングダム」へと変貌させジェミニに立ちはだかる。
- レオニダス・ヴァンドーン(声優:廣田行生)
- 黒騎士。南軍の将兵で「巨岩のレオニダス」と呼ばれる大男。南北戦争の時は最も味方に被害を出さない旅団長として活躍した。三騎士は皆、パトリックの魔術で戦闘形態に変化することができる。レオニダスの戦闘形態はザ・エグザイルと言う。
- シンクレア・ガードナー(声優:幸田夏穂)
- 赤騎士。南北戦争時には「カラミティ・シンクレア」といわれた将兵。彼女の機体を見たものは全身から血を流すという。ブレッドの第7騎兵隊の他、数々の騎兵隊を壊滅させた。ブレッドによって顔に傷を受けた以降はブレッドを憎んでいたが、死の間際にブレッドに何らかのシンパシーを感じたのか、彼女を殺さないでくれというブレッドに抱かれながら自決した。戦闘形態はザ・ブラッドサッカー。
- チェサナ・サイクルズ(声優:津村まこと)
- 白騎士。元々北軍の将兵であったが、裏切り南軍に転向する。奇襲や夜間戦闘を得意とした。少年の姿をしているが、騎兵隊の生き残りのフリをしてジェミニに騙し、騎兵隊の補給所の場所を見つけ出して全滅させようとするなど、三騎士の中では最も残虐な性格をしている。戦闘形態のザ・ハイランダーが飛行できるのは、空から敵を一方的に痛めつけられるようにと彼が望んだためである。
[編集] 安土城(Ⅴ)
- 織田信長(声優:小杉十郎太)
- 第六天魔王。モデルは、戦国時代に活躍し、本能寺の変で死んだ織田信長。
- その昔、日本において五輪の戦士たちに封印されたが、蘭丸により現世の紐育に甦り、第六天を呼び寄せる。
- 蘭丸(声優:浅井清己)
- ウサギの耳に黒いドレスを着た信長の家臣。モデルは信長に仕え、本能寺の変で死んだとされる森蘭丸。
- 見た目は少女(少年?)のようだが、相手をいたぶって楽しむなどかなり残酷な性格。しかし信長には忠誠を誓っており信長のためなら、死をもいとわない。信長を紐育の地に復活させようと暗躍する。余談だが、死に方と死に際のセリフはるろうに剣心に登場する駒形由美とほぼ100%一致している。
- 黒龍姫(声優:朴璐美)
- 黒甲冑に身を包んだ金髪で大柄な女性。「姫」とついているがどちらかといえば戦士の方が合っている。容姿から見るとおそらく外国人。
- 髑髏坊(声優:江川大輔)
- 髑髏の面?を付けた大柄な男性。必然的に頭が悪い。「汚名返上」を「汚名挽回」と言い、昴につっ込まれる場面も。
- 夢殿(声優:雨蘭咲木子)
- 剣をぶら下げた笠をかぶっている女性。蟲を操る。また、それを使って、野鳥を操った。功名心が非常に高い。
- 東日流火(声優:鉄野正義)
- 眼を帯のような物で覆っている東洋人の男。女嫌い。人間の霊力を吸い取り、石化させてしまう能力を持つ。
[編集] その他 主な登場人物
[編集] 1、2、血潮
- 花小路頼恒(はなこうじ よりつね、声優:北村弘一)
- 貴族院議員の伯爵、賢人機関のメンバー。米田、神崎忠義らとともに帝国華撃団を結成させた人物。大神一郎を帝国華撃団に配属させた。
- マリアの身元引受人でもある。
- 田沼晴義とはしばしば対立し、それ故にダグラス・スチュワート社に拉致される。
- 大河(旧姓・大神)双葉(たいが(おおがみ) ふたば)
- 大神一郎の姉で、大河新次郎の母。
- 年の離れた弟の大神や息子の新次郎を絶えず心配し、よく手紙を書いている。
- 「血潮」では大神に「いい女(ひと)が出来たら姉さんに紹介しなさい」と言っていることや、「4」のエンディングで大神がさくらに、「今度姉さんに会ってほしいんだ」と言っていることから、大神の親代わりである人物であると思われる。
[編集] 2
- 真宮寺若菜(しんぐうじ わかな、声優:池田昌子)
- 真宮寺さくらの母。
- 一馬亡きあとの仙台の実家で暮らしている。さくらによく似て芯の強いしっかりとした女性。さくらは彼女から家事などの花嫁修業を教わっている。
- 神崎忠義(かんざき ただよし、声優:大塚周夫)
- 神崎すみれの祖父。神崎財閥を一代で築いた事業家で会長である。
- 帝国華撃団のスポンサーで、彼がいなかったら霊子甲冑ができなかったほど影響は大きい。同時に陸軍のスポンサーでもあったため、「2」では陸相の京極慶吾の恫喝のため、帝国華撃団の出資を停止せざるを得なかったが、この陰で新型霊子甲冑・天武の開発を急いだ。
- 神崎重樹(かんざき しげき、声優:江原正士)
- 神崎すみれの父。神崎財閥の現代表。
- 忠義の影に隠れがちだが洗練された礼式と鮮やかな弁術で社交界の寵児であり続ける。だが、忠義には頭が上がらない。すみれを心配している。
- 神崎雛子(かんざき ひなこ、声優:一柳みる)
- 神崎すみれの母。旧名冴木雛子、かつて活動写真スタアとして活躍していた。
- すみれを産んだ後もずっと芸能活動は続けている。
- ロベール・シャトーブリアン(声優:池田秀一)
- アイリスの父。シャトーブリアン家の当主で大富豪。
- かつて愛がゆえにアイリスを城の中に幽閉したこともある(実際はロベールの父親の命令により、アイリスを幽閉せざるを得なかった事情もあった)。
- マルグリット・シャトーブリアン(声優:島本須美)
- アイリスの母。
- ロベール同様にアイリスを愛しているが、その反面、力を恐れている。アイリスをそのまま大きくしたような美しい女性。
- パーシー・ホワード(声優:堀川亮(現・堀川りょう))
- 人型蒸気と霊子機関を専門とするイギリスの技巧技師。
- 帝劇や米田とも親交が深い。紅蘭を日本で世話していた人物。神戸在住で変な関西弁を使う。紅蘭の日本語や怪しい発明品も彼の影響。
- 緒方星也(おがた せいや、声優:大塚明夫)
- ソレッタ・織姫の父。
- 絵画修行のためにイタリア修行の折りに出会ったカリーノと恋に落ちる。だがカリーノとの仲を引き裂かれイタリアから入国禁止をくらい、以後一流画家の道を捨て街角の絵描きとして生活することになる。
- 秋祭りの際偶然織姫と出会うことになる。その後織姫と和解し、自らも画家として再起した。
- カリーノ・ソレッタ(声優:榊原良子)
- ソレッタ・織姫の母。
- かつて緒方星也と恋に落ちるが仲を引き裂かれることになる。しかしその後もずっと緒方が自分を迎えに来ることを願い、織姫に会いに来日した際、緒方と再会。愛を再確認し合った。
- 山口和豊(やまぐち かずとよ、声優:羽佐間道夫)
- 海軍大臣。
- 深川の料亭で襲われた際、帝国華撃団に助けられた。その時は酒を飲んで酔っ払っていて威厳もなかったが、実際はとてもまじめな人物。
- 米田が狙撃されたときには、自ら密かに入院した米田を見舞っている。その後、陸軍大臣の京極慶吾が米田狙撃などの陰謀に関わっているなど、行動に不信感を持ち、以後密かに帝国華撃団をバックアップしている。
- 「活動写真」でもダグラス・スチュワート社の秘密工場への艦砲射撃のため、軍艦も貸している。
- 天笠士郎(あまかさ しろう、声優:三木眞一郎)
- 京極慶吾の部下・太正維新軍、陸軍少佐。
- 京極に心酔しており「太正維新計画」に自らも維新軍の指揮官として参戦する。
- 反乱軍将校の一人として逮捕され、その後年明けを待たず獄死した。
- 深川の千葉助(声優:千葉繁)
- 紙芝居屋。本編に関係ない人物。
- 名前は声優から来ていると思われる。OVA版では緒方と同じ長屋の住人であることが明かされている。
[編集] 3
- ジム・エビヤン(声優:塩屋浩三)
- 巴里市警警部。怪人が事件を起こすたびに、市内をパトロールするほど正義感が強い。犯罪者であるロベリアの裏の姿、サフィールに惚れている。独身である。
- タレブー(声優:森ひろ子)
- ブルメール家のメイド長。ブルーメールに昔から仕えており、グリシーヌにとって育て親の存在。グリシーヌが巴里華撃団として戦っていると知りながら見て見ぬふりをしている。彼女は家事をする際、非常に強い霊力(光武を操縦できるほど)を発する。
- ルネ・レノ(声優:石波義人)
- シャノワール近くのエリカが働いている教会の神父。優しいが気の弱い性格で、エリカのドジで騒動を起こすたびに頭を抱えている。
- ロランス・ロラン(声優:岩田安生)
- 巴里の宝石商。市場やサーカスなどに行き、コクリコとよく話している。コクリコからは「おひげのおじさん」と呼ばれている。
- ロランス卿と敬称付きで呼ばれることから何かしらの爵位を持つものと思われるが、詳細は不明。
- ジャック・ドニクール(声優:滝口順平)
- サーカス団シルク・ド・ユーロ団長。弟の作ったシルク・ド・ユーロを乗っ取り団長にまでなった男。動物を蹴ったりとコクリコを殴ろうとしたりする。宝石のせいでピトンに襲われ行方不明に……。劇中ではその件について追求される事もなく、コクリコも意に留めていない事から人望のなさが伺える。ドニクール亡き後のシルク・ド・ユーロは、元々の団長であった弟が団長を勤めている。
- ダニエル・ベルモンド(声優:納谷六朗)
- 中級貴族。大神に対して、貴族ではないことと日本人であることを理由によく突っかかってくる。一人称は「ミー」。だが最後は大神の熱意を理解したのか、素直な態度をとっている。
[編集] 映画
- 田沼晴義(たぬま はるよし、声優:藤原啓治)
- 政治家・政護会総裁・賢人機関メンバー。ダグラス・スチュワート社と癒着し、その兵器を軍部に採用させようと目論む。花小路とは長らくにわたって対立関係にあり、ブレントの帝国華撃團壊滅に手を貸すこととなる。
[編集] TV
- 真宮寺鉄馬(しんぐうじ てつま、声優:内田直哉)
- 真宮寺一馬の兄。刀匠にして荒鷹神社宮司。戦いを重ねてぼろぼろになった霊剣荒鷹を見て、さくらの労をねぎらい、荒鷹を修復するため200年振りに「カヌチの儀」を行った。
[編集] ミステリアス巴里
- 明智小次郎(あけち こじろう、声優:浪川大輔)
- ミステリアス巴里の主人公。私立探偵。千葉助の紙芝居や花組の舞台に登場する同名の探偵のモデルとされている。
- 明智ミキ(あけち みき、声優:川澄綾子)
- 明智小次郎の妹。
- エルザ・フローベール(声優:笠原留美)
- ミキの親友。シャノワールの踊り子。
- モルガン・カミュ(声優:石川英郎)
- フランス内務省調査局特別捜査官。
- ベルナデッド・シモンズ(声優:折笠富美子)
- モンマルトで手製の詩集を販売しながら生活してる少女。無口。
- グエン・テュ・アイン(声優:沢海陽子)
- 理化学研究所研究員。
[編集] Ⅴ-0
- ジェミニ・サンライズ(声優:小林沙苗)
- Ⅴ-0の主人公で、Ⅴのメインヒロイン。師匠ミフネの遺言により、愛馬ラリーと愛剣レッド・サンを手に紐育を目指す。テキサスを旅立ち紐育を目指していたはずが、なぜか正反対のサンフランシスコにたどり着いたほどの方向音痴。パトリックたちからフワニータを守るために戦った。V時代については上記を参照。
- ラリー
- ジェミニの愛馬。ジェミニとは子供の頃から一緒で、兄弟のように育てられた。音にうるさく、使う馬具にはこだわっている。
- フワニータ・カッシング(声優:大谷育江)
- パトリックたちから「奇跡の娘」と呼ばれ追われている少女。ジェミニに助けられ、紐育への道を知っていたため共に旅をすることになる。少女のように見えるが、実は60年前の南北戦争の時代から生きている人物。その不老の力をエデンに目をつけられ、イブとしてパトリックに狙われることになるが、エデン復活を前に無事ジェミニ等により救出される。
- ブレッドに恋心を抱いている。
- ブレッド・バシレウス(声優:岸祐二)
- 全滅した第7騎兵隊の生き残り。ジェミニたちにハムステーキを食べられたり、仇と勘違いして襲いかかったとところを逆にジェミニに返り討ちにされたりと何かと不運な男。ジェミニへの誤解(というか勘違い)を解いた後は、共に旅をすることになる。第7騎兵隊全滅の際にはシンクレアの前から逃げ出したが、再度遭遇した際には、町を焼き払おうとするシンクレアと勇敢に戦い、その顔に傷をつけるほどに成長した。フワニータの秘密を知った時には彼女を怪物を言い拒絶したが、己の間違いに気付き彼女を救うためエデンに向かう。エデン復活を防ぐため、自らがアダムとなりパトリックの野望を防いだ。
- 戦いの後は、不老の体を元に戻すためフワニータと共に旅をしている。
- チェンバー・ウェストウッド(声優:坂東尚樹)
- ジェミニの昔馴染みでテキサス騎兵隊の隊長。9人の子供がおり、将来の夢はその子供たちの野球チームの監督になること。何かとジェミニのお尻を誉める。
- 戦いの後は、大統領になるべく奮闘中。
[編集] Ⅴ
- ミフネ(声優:浦山迅)
- ジェミニの師匠。
- カルロス(声優:木村雅史)
- ケンタウロスメンバー。
- ソルト(声優:佐々木省三)
- 紐育市警警部。いつも捜査をラチェットや加山に邪魔され、イライラしている。華撃団についても、当初はまったく信用していなかった。
- マザーキャロル(声優:二宮弘子)
- ハーレムの教会のシスター。
- ジンジン(声優:戸田亜紀子)
- ケンタウロスメンバー
- バーバラ(声優:倉持良子)
- ケンタウロスメンバー
[編集] ラジオ
- 長宗我部祟(声優:きたろう)
- 有楽町帝劇通信局・お台場放送局アナウンサー
- 大河原一美(声優:永島直樹)
- 帝国陸軍検閲官。『お台場放送局』では帝探(帝都の探偵)に転職。
[編集] 関連項目
- 『魔弾戦記リュウケンドー』(松竹):同じく広井王子が原作を手がけた特撮ヒーロー物で、真宮寺さくらそっくりのキャラクター西園寺海が登場する。
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主要作品 | サクラ大戦(血潮) - 君、死にたもうことなかれ(1&2) - 巴里は燃えているか - 恋せよ乙女 - COMPLETE BOX - V0荒野のサムライ娘 - さらば愛しき人よ |
関連作品 | 花組対戦 - 花組通信 - 大神一郎奮闘記 - オンライン - GB - GB2 - ミステリアス巴里 |
映像作品 | 桜華絢爛 - 轟華絢爛 - TV - 活動写真 - 神崎すみれ引退記念 - エコール・ド・巴里 - ル・ヌーヴォー・巴里 - 紐育 |
関連項目 | 登場人物 - メカニック(霊子甲冑) - 年表 - 舞台ショウ - 漫画 - ケイタイクラブ - ドラマCD - 太正浪漫堂 |
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