宇宙刑事シャイダー
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『宇宙刑事シャイダー』(うちゅうけいじシャイダー)は、1984年(昭和59年)3月2日から1985年(昭和60年)3月8日まで、テレビ朝日系列で毎週金曜日19:30 - 20:00に全49話が放送された、東映製作の特撮テレビ番組、およびそれに登場したヒーローの名前。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
メタルヒーローシリーズ | ||
通番 | 題名 | 放映期間 |
第2作 | 宇宙刑事 シャリバン |
1983年3月 - 1984年2月 |
第3作 | 宇宙刑事 シャイダー |
1984年3月 - 1985年3月 |
第4作 | 巨獣特捜 ジャスピオン |
1985年3月 - 1986年3月 |
目次 |
[編集] 概説
本作は『宇宙刑事ギャバン』に次ぐ「宇宙刑事シリーズ」三部作の第3弾であり、現在では「メタルヒーローシリーズ」の第3弾とされる。 シャイダーの名前の由来は映画『ジョーズ』などに出演した俳優ロイ・シャイダーから。戦いに勝利した後、シャイダーとアニーが握手して終わる、のが毎回の定番であった。 東映特撮番組のいわばライバルである円谷プロダクションの御曹司(円谷浩)がヒーロー役で出演したため、特撮ファンの間では話題になっていた。 なお本作の脚本は全話上原正三が執筆している。
[編集] あらすじ
主人公・沢村大は地球人の考古学者。銀河連邦警察にスカウトされた彼は、バード星の宇宙刑事養成所で訓練を受けていた。そんなある日、不思議界フーマによって銀河中の星が次々と消滅させられ、銀河連邦警察は急遽訓練生をも動員して各惑星の警備にあたらせる。そしてフーマが地球にも狙いを定めたことを知ったコム長官は、沢村に「シャイダー」のコードネームを与え、地球担当宇宙刑事に任命した。沢村はフーマによって故郷マウント惑星を消滅させられてしまった同じ訓練生のアニーと共に、超次元戦闘母艦バビロスで故郷地球へ向かった。
[編集] 登場人物
[編集] シャイダー
本名沢村 大(さわむら だい)。銀河連邦警察に宇宙刑事候補生としてスカウトされた訓練生で、地球人の考古学者。
「シャイダー」のコードネームは地球への出発の際に命名され、伝説の勇者「戦士シャイダー」に由来する。のちにいくつかのきっかけから、自分は戦士シャイダーの末裔だったのではないか、と思うようになる。
[編集] コンバットスーツ
沢村大がコード「焼結」を発すると、母艦バビロス号よりプラズマ・ブルーエネルギーが放射され、これによって構成された特殊軽合金グラニュームα製のコンバットスーツによりシャイダーへと変身する。装着に要する時間は、シャリバン同様わずか1ミリ秒(千分の1秒)である。両腕両脚部には小型の高性能サーボコンピュータが配されており、戦闘経験の浅い大をサポートする。胸のディメンションコントローラーにより、異次元や宇宙空間でも活動可能。音声によるコード認識が出来ない場合は、アニーが手動操作で焼結を起動させる事も可能。
焼結時の身長:210cm 体重:90kg ジャンプ力:250m
[編集] 必殺技
- シャイダーパンチ
- 空中で一回転してから放つパンチ。厚さ15cmの鋼鉄も破る。横に構えたブレードを持ちながら繰り出すシャイダーワイドパンチもある。
- シャイダーキック
- 空中で回転しながら放つキック。鉄球を300m先まで蹴り飛ばせる。
- ブルーフラッシュ・スパーク
- スーツ全体からプラズマブルーエネルギーを瞬時に、集中放射して周囲の敵全てを吹き飛ばす捨て身の大技。34話で使用。
- シャイダー・ブルーフラッシュ
- レーザーブレードで敵を真一文字に切り裂く必殺技。本編では一度も破られていない。
[編集] 銀河連邦警察
- アニー
- シャイダー=沢村大のパートナー。マウント星出身。元々はシャイダー同様に宇宙刑事候補生であり、捜査官としての力量及び戦闘力は高い。武器は2丁のレーザーセンサーガン(別名・バードニアブラスター)。シャイダーとは専用通信機シャイダーホーンで連絡を取り合う。
- JACの女性俳優のエース格だった森永の起用は、シャイダー役の円谷がギャバン役の大葉健二や、シャリバン役の渡洋史のように、アクション俳優ではなかったことがきっかけだと言われている。
- コム長官
- 最前線で陣頭指揮をとる銀河連邦警察の最高責任者。宇宙刑事ギャバン、シャリバンから引き続き登場。
- マリーン
- コム長官の秘書。宇宙刑事ギャバン、シャリバンから引き続き登場。
- 星野月子
- 主にコム長官の補佐をつとめている。宇宙刑事シャリバンから引き続き登場。
- ミミー
- コム長官の娘で、かつてギャバンの助手として地球に赴任したこともある。宇宙刑事訓練養成所で後進の育成に携わる。
[編集] 民間人
- 大山小次郎
- 前作に引き続き登場。今作ではペットショップのオーナーとなる。元UFO専門のルポライター。
- たまにUFO熱が復活するときもある。
- 小村陽子
- 小村良一
- 松川信
- 森下ワタル
- 秋本恵子
- 秋本ルミ
[編集] 不思議界フーマ
- 大帝王クビライ
- 優に100万年を生きる帝王。不思議宮殿の壁面から首のみを覗かせているが、1万2千年前の戦士シャイダーとの戦いで首と胴は生き別れており、生身の胴体は首に先んじて、最終回の前にシャイダーに攻撃を仕掛けている。最終戦ではメカの胴体と共にシャイダーに襲い掛かった。
- 神官ポー
- 作戦立案、不思議獣の製造の儀式(実際に生み出すのはクビライその人)、そして不思議時空の発生を司る中性的なイメージの神官。実はクビライの孫娘。無傷の地球を征服する事を望み、人の心に付け込む形のいささか回りくどい作戦をとることが多いが、実は単体でシャイダーを圧倒するだけの戦闘力を持っている。美形を維持するには500年に一度美少女のエキスを摂取する必要があり、実態は醜女。実は本人も知らなかったが、祖父クビライからエネルギーが供給されていたことが後で明らかになっている。最終戦後も生き残り、何処へとも無く消えている。「浅い悲しみは涙を誘う、深い悲しみは怒りを覚えます」の台詞は有名。
- へスラー指揮官
- 実戦で戦闘員ミラクラーや不思議獣らをひきつれ、指揮をとるフーマの行動隊長。直線的な性格をもち、戦闘開始の掛け声は征伐。なお携えている剣は前作宇宙刑事シャリバンで登場したデビル剣をリメイクしたものである。
- ギャル軍団
- 第5話までは「くノ一・五人衆」と呼称。各メンバーの数字は日本語読みする。
- ギャル1
- ギャル軍団の中ではリーダー格であり、ギャル軍団の中では誰よりもシャイダーやアニーに対し敵意を持っていた。第44話より始まる最終章では先陣を切ってシャイダーに最後の戦いを挑んだ。自ら強化改造を志願し、神官ポーによる改造手術によりサイボーグギャル1となって登場した。左腕がマシンガンとなったその攻撃力はすざまじいものを誇ってはいたが、弱点を見抜かれサイボーグギャル1はあっけなく敗れ去る。その後は怨念となってバビロス号に潜入して内部から破壊の限りを尽くしたが最後はシャイダーブルーフラッシュによって絶命する。
- ギャル2
- ギャル軍団の一員で怪力の持ち主。口から炎を吹いたこともある。
- なお一年間のなかでギャル2は3人の俳優が演じている。なお2代目の大石麻衣から3代目矢島有美子への変更については、大石が『電撃戦隊チェンジマン』の戦隊メンバーへの抜擢が決まったという理由がある。
- ギャル3
- ギャル軍団の一員で第45話「火を吐く黄金巨像」では、へスラー指揮官とともにシャイダーに対し一騎打ちを挑む。右手を蛇に変化させた時限爆弾で相打ちに持ち込もうとしたがあと一歩のところで脱出され爆死する。このときのへスラー指揮官は「見事な最後だった」とねぎらった。
- ギャル4
- ギャル5
- ギャル軍団の一員であり、どちらかといえば妹分的な存在であった。変装などを得意とし、最終話のクビライとの決戦でギャル2、4とともに蛾になってクビライのエネルギー源となった。
- ヒムリー
- 毒グモ・タランチを操るへスラーの弟。シャイダーとの一戦であと一歩のところまで追い詰めた功績を大帝王クビライにたたえられ、一時は新幹部にも抜擢されるところであった。このためギャル軍団の中においてヘスラー派(ギャル1、2)・ヒムリー派(ギャル3、4、5)という軽い派閥が組みあがった。しかし兄・へスラーの裏切りにあい絶命。1話限りの登場となった。
- 珍獣
- 不思議宮殿にいる正体不明の生物。神官ポーの子飼いと思われ、主に彼女のそばで歌ったり踊ったりしている。不思議獣の作戦に参加することもあり、突如として現れては消えたり、変身したりといった捉えどころのない動きで人間たちやシャイダーを翻弄。不思議ソングとともに、フーマ独特の奇怪さを演出するのに一役買ったキャラクターたちである。最後は神官ポーとともに何処とも知れない世界へ消えていった。
- 不思議獣
- 大帝王クビライの口から吐き出される卵から儀式を経て孵化・誕生する。
- 戦闘員ミラクラー
- フーマの戦闘兵士。
[編集] メカニック
- レーザーブレード
- シャイダーの主要武器である光子エネルギー剣。レーザー・ウィップと呼ばれる鞭に変形可能。必殺技は、相手を(シャイダーから見て)左から右に水平方向に両断するシャイダー・ブルーフラッシュ。使用者の気力と集中力が極限まで絞り込まれていなければ使いこなす事はできない。全長100cm、重量1kg。
- ビデオビームガン
- コンバットスーツの右腰部に装備されている光線銃。戦闘に応じて5種類の光線(破壊ビーム・ショックビーム・融解ビーム・キラービーム・治療ビーム)を使い分ける事ができる。内蔵されたビデオスクリーンモニターで標的を捕捉、百発百中の命中精度を誇る。アニーの銃を借りて、2丁拳銃で戦う事もある。シャイダーと同期の訓練生であるキッツも、これと同じ銃を使用している。
- シャイダースコープ
- ゴーグルの内側にある、透視、解析スコープ。赤外線、X線などありとあらゆる波長の光をキャッチし、記憶、分析する。透視能力にも優れ、厚さ50cmのコンクリートの壁の先も透視する。ゴーグルがスリスリの催眠フラッシュを防いだ事から、ゴーグルと同じ素材でコンタクトレンズを作成し、大とアニーが使用した事もある。
- シャイダーサウンドセンサー
- 両耳部に内蔵された高感度センサー。音波や電波、念波による通信をも傍受し、解析する。10km先のかすかな音さえも拾い上げる。バビロス号との通信も可能。
- バビロス
- シャイダーとアニーの暮らす超次元戦闘母艦。武器はバビロスビーム。「バトルフォーメーション」と呼ばれるロボに変形する。武器は指から放つバビロスレーザーとと胸から放つ2連ミサイルのバビロスミサイル、胸の放熱装甲板から放つ熱光線バビロスファイヤー。また、「シューティング・フォーメーション」と呼ばれる巨大な拳銃形態に変形、シャイダーの意思と連動し敵の戦闘母艦を一撃で破壊する超次元波動砲「ビッグ・マグナム」を放つ。この時空間に巨大なフレームのシャイダーが展開し、あたかも彼自身が拳銃状に変形したバビロスのビッグ・マグナムを放つ…かの様な画が非常に印象的。
- 全長:430m 重量:68000t
- シャイアン
- バビロス号に格納されている超次元戦車。上下2機に分離でき、上部はスカイシャイアン、下部はバトルシャイアンとなる。武器はシャイアンロケット。
- 全長:39m 重量:300t
- スカイシャイアン
- シャイアン上部が変形する戦闘機。アニーがシャイダーを支援する時に搭乗することも多い。武器はシャイアンビーム。オートコントロールも可能。
- 飛行速度:マッハ4
- バトルシャイアン
- シャイアン下部が変形する戦車型マシン。前部中央にある巨大ドリルで地底を進む。地底100メートルの金属反応をも見逃さない物質探査装置シャイアンサーチャーを装備。武器はシャイアンロケット。
- 飛行速度:マッハ3 地中速度:40km/h
- ブルホーク
- 不思議時空も移動可能な超次元マシン。ホークミサイル、ホークレーザーを装備。シャイダーと同期の訓練生であるウルも、これと同じバイクを使用している。
- 全長:2.8m 重量:390kg 走行速度:790km/h 飛行速度:マッハ3
- 戦士シャイダーのバイク
- イースター島にある戦士シャイダーの遺跡に隠されていたバイク。デザインはなぜかブルホークに酷似している。シャイダーはこれを使用することで不思議宮殿へ突入した。
- スーパーシャイダーホーン
- シャイダーとアニーがパトロールや捜査を行う際に装着するインカム。なおこれらの活動の際シャイダーは青のスズキジムニー、アニーは黄色のマツダRX-7を移動手段としている。ちなみにスーパーシャイダーホーンという名前はバンダイが発売した玩具の名称(商品名)や雑誌での記述でこそ使用されているが、本編で特にその名称で呼ばれた事はない。
[編集] 用語
- 不思議時空
- 大帝王クビライの命令により発生する、6千度の熱と光を発している地獄の空間。不思議獣は不思議時空ではパワーを4倍にまで高めることができる。
[編集] キャスト
- シャイダー/沢村大:円谷浩、スーツアクター:柴原孝典
- アニー:森永奈緒美
- コム長官:西沢利明
- マリーン:名代杏子
- 星野月子:立花愛子
- ミミー:叶和貴子
- 大山小次郎:鈴木正幸
- 小村陽子:原美穂
- 小村良一:庄司顕仁
- 松川信:藤原進
- 森下ワタル:荻堂盛幸
- 秋本恵子:渡辺恭子
- 秋本ルミ:清藤めぐみ
- 大帝王クビライの声:飯塚昭三
- 神官ポー :吉田淳
- へスラー指揮官 :久保和彦
- ギャル軍団
- ギャル1 :名和慶子
- ギャル2 :初代加納綾→2代目大内弘子(現:大石麻衣)→3代目矢島有美子
- ギャル3 :川島芳美
- ギャル4 :小島憲子
- ギャル5 :直井理奈
- ヒムリー :崎津隆介、(第28話のみ)
- ナレーター:大平透
[編集] ゲスト
- トランペット吹き:可愛坊也(第2話)
- サチオ:松井良樹(第2話)
- 森下源次郎:西尾徳(第4話)
- 小村良介:依田英助(第5話)
- 予備校生:神谷正浩(第5話)
- 香取教授:北村総一郎(第7話)
- 早瀬ゆかり:浜村砂里(第8話)
- ゆかりの父:岩城力也(第8話)
- 青ガキ隊ヤッくん:杉和彦(第9話)
- 青ガキ隊タっくん:黒須浩二(第9話)
- 青ガキ隊ナッくん:佐藤 浩(第9話)
- 高山一夫:横山あきお(第10話)
- 一夫の妻:十勝花子(第10話)
- ※劇場版2作目にも勇一の母役で出演
- 源太:圓山淳也(第12話)
- 源太の父源造:大地康雄(第12話)
- 川中はるか:高沢舞(第13話)
- 夏川まり子:浅沼友紀子(第14話)
- ジミー北原:湯沢紀保(第14話)
- マリン星人ナナ:片岡みえ(第15話)
- マリン星人ヨヨ:菊池貴子(第15話)
- マリン星人キキ:山崎あかね(第15話)
- 浅井画伯:田辺一鶴(第17話)
- 総理大臣:入江正徳(第20話)
- 写真屋:うえだ峻(第21話)
- 島井千春:滝奈々(第21話)
- 島井治子:船場牡丹(第21話)
- 恵美:植村麻子(第22話)
- サックス奏者:潮健児(第24話)
- 鹿島あかね:高橋みどり(第25話)
- 鹿島要造:汐路章(第25話)
- 石田明夫:林家源平(第26話)
- キラーX:大谷淳(第27話)
- 石黒先生:津山栄一(第29話)
- オズマ:斉藤優一(第32話)
- 民子:秦暎花(第32話)
- 腹話術師:斉藤晴彦(第33話)
- 勇:大原和彦(第33話)
- 青木一郎:藤井洋八(第36話)
- グチ将軍:高橋利道(第37話)
- 早見聖:高橋かおり(第38話)
- 高田サチ:林佳子(第38話)
- ユキ:林美穂(第40話)
- ビビアン:塚田聖見(第41話)
- 美鈴先生:丸尾理恵子(第42話)
- 池田一郎:田中洋介(第43話)
- 怪しい老人:石橋雅史(劇場版2作目)
[編集] スタッフ
- 原作:八手三郎
- プロデューサー:吉川進、折田至(東映)、碓氷夕焼(テレビ朝日)
- 脚本:上原正三
- 監督:澤井信一郎、田中秀夫、小西通雄、辻理、小林義明、小笠原猛、山田稔
- 特撮監督:矢島信男
- アクション監督:金田治
- 撮影:瀬尾脩、加藤弘章、松村文雄、小泉貴一
- プロデューサー補:日笠淳
- 助監督:南晃行、小中肇
- 音楽:渡辺宙明
- 製作:テレビ朝日、東映、旭通信社〔現ADK〕
[編集] 主題歌
「バトルフィーバーJ」や「大戦隊ゴーグルファイブ」で見送られてきた女声コーラスを採用した アレンジ手法を用いている。
[編集] 雑誌連載
[編集] 放送リスト
放送日 | 話数 | サブタイトル | 登場不思議獣、その他 | 監督 |
---|---|---|---|---|
1984/3/2 | 1 | 不思議界 | バリバリ | 澤井信一郎 |
1984/3/9 | 2 | 踊れペトペト! | ペトペト | |
1984/3/16 | 3 | アニー応答なし | ギルギル | 田中秀夫 |
1984/3/23 | 4 | 犬になった子供達 | メロメロ | |
1984/3/30 | 5 | 突然! なまけもの | ムジムジ | |
1984/4/13 | 6 | 不思議料理の逆襲 | ゴクゴク | 小西通雄 |
1984/4/20 | 7 | 見たかギャル変幻 | バラバラ | |
1984/4/27 | 8 | 星からの非行少女 | ケロケロ | 田中秀夫 |
1984/5/4 | 9 | 青ガキ隊大キライ | タムタム | |
1984/5/11 | 10 | トワイライトの家 | パスパス | 辻理 |
1984/5/18 | 11 | アニーにおまかせ | ゲトゲト | |
1984/5/25 | 12 | 百点源太の正体? | ロボロボ | 田中秀夫 |
1984/6/1 | 13 | 金メダル仕掛け人 | コトコト | |
1984/6/8 | 14 | 恋のミュータント | グリグリ | 小林義明 |
1984/6/15 | 15 | 渚のマリンブルー | ガメガメ | |
1984/6/22 | 16 | たまげた異星生物 | ボケボケ | 田中秀夫 |
1984/6/29 | 17 | 銀河警察の謎文字 | ギリギリ | |
1984/7/6 | 18 | 謎が謎呼ぶ太平洋 | ムームー | 小笠原猛 |
1984/7/13 | 19 | アニー危機一髪 | マグマグ | |
1984/7/20 | 20 | 不思議ソング | シギシギ | 辻理 |
1984/7/27 | 21 | ヤーダ! 珍獣家族 | スリスリ | |
1984/8/3 | 22 | 人魚が呼ぶ海の怪 | ウミウミ | 小笠原猛 |
1984/8/24 | 23 | 傷だらけの大脱走 | ガスガス | |
1984/8/31 | 24 | 美しきポーの仮面 | ラブラブ | 小林義明 |
1984/9/7 | 25 | エスパークイーン | サイサイ | |
1984/9/21 | 26 | 魔界ゾーン大当り | カミカミ | 小西通雄 |
1984/9/28 | 27 | デスマッチの魔島 | デスデス | |
1984/10/5 | 28 | 魔宮の裏切り兄弟 | ヒムリー | 田中秀夫 |
1984/10/12 | 29 | 百面相だよ女刑事 | イトイト | |
1984/10/19 | 30 | 空を裂く命の交信 | ブヨブヨ | 小笠原猛 |
1984/10/26 | 31 | 猛獣缶詰バーゲン | フマフマ | |
1984/11/2 | 32 | 僕と君のメロディ | カリカリ ダーク星人 |
小林義明 |
1984/11/9 | 33 | 散歩する腹話術師 | メリメリ | |
1984/11/16 | 34 | クビライの秘密 | カゲカゲ | 田中秀夫 |
1984/11/23 | 35 | 謎を射る黄金の矢 | ダリダリ | |
1984/11/30 | 36 | ユメコン狂時代だ | コンコン | 小笠原猛 |
1984/12/7 | 37 | 吼えろビームガン | グチグチ | |
1984/12/14 | 38 | 魔少女シンデレラ | ムビムビ | 澤井信一郎 |
1984/12/21 | 39 | 仮面が踊る聖歌隊 | サタサタ | |
1984/12/28 | 40 | バビロス号SOS | テロテロ | 小西通雄 |
1985/1/11 | 41 | 直撃じゃじゃ馬娘 | ペアペア | |
1985/1/18 | 42 | 6年0組の不思議 | ヘビヘビ | 山田稔 |
1985/1/25 | 43 | ぼくンちのフーマ | ツタツタ(声:西尾徳) | |
1985/2/1 | 44 | 吹き荒れる大侵略 | 夜叉ギャル1 | 小西通雄 |
1985/2/8 | 45 | 火を吐く黄金巨像 | へスラー、ギャル3 | |
1985/2/15 | 46 | 幻のショータイム | 珍獣たち | |
1985/2/22 | 47 | 一万二千年の暗黒 | クビライ胴体 | 小笠原猛 |
1985/3/1 | 48 | 正義・友情・愛 | ギャル2、4、5 大帝王クビライ(メカ胴体) |
[編集] 放映ネット局
- 東京都、関東広域圏 ANB〔現:EX〕 テレビ朝日
- 北海道 HTB 北海道テレビ放送
- 岩手県 IBC岩手放送
- 宮城県 KHB 東日本放送
- 秋田県 ABS 秋田放送
- 山形県 YBC 山形放送
- 福島県 KFB 福島放送
- 新潟県 NT21〔現:UX〕新潟テレビ21
- 山梨県 UTY テレビ山梨
- 石川県 MRO 北陸放送
- 福井県 FBC 福井放送
- 長野県 TSB テレビ信州
- 静岡県 SKT 静岡けんみんテレビ〔現:SATV 静岡朝日テレビ〕
- 愛知県、中京圏 NBN 名古屋テレビ放送〔現:メ~テレ〕
- 近畿広域圏 ABC 朝日放送
- 鳥取県、島根県 BSS 山陰放送
- 岡山県、香川県 KSB 瀬戸内海放送
- 広島県 HOME 広島ホームテレビ
- 山口県 KRY 山口放送
- 徳島県 JRT 四国放送
- 高知県 KUTV テレビ高知
- 福岡県、佐賀県 KBC 九州朝日放送
- 熊本県 TKU テレビ熊本
- 大分県 TOS テレビ大分
- 宮崎県 UMK テレビ宮崎
- 鹿児島県 KKB 鹿児島放送
- 沖縄県 OTV 沖縄テレビ放送
[編集] 劇場版・スペシャル
[編集] 劇場版
- 宇宙刑事シャイダー(1984年[昭和59年]7月14日公開)
- 脚本:上原 正三 監督:田中秀夫
- 登場異星人:流れ星のガンマン オメガ
- 東映まんがまつりの一編として上映。
- 宇宙刑事シャイダー 追跡! しぎしぎ誘拐団(1984年[昭和59年]12月22日公開)
- 脚本:上原 正三 監督:田中秀夫
- 登場不思議獣:不思議獣ムチムチ
- 東映まんがまつりの一編として上映。
[編集] テレビスペシャル
- 宇宙刑事スペシャル 3人の宇宙刑事 ギャバン シャリバン シャイダー大集合!!
- 第48話の後に放映(便宜上は第49話として扱われている)。
- 当時ギャバン役の大葉健二は『コータローまかりとおる!』の天光寺輝彦役での出演のためスキンヘッド姿になっており、かつらなども着用せずそのまま登場。それをシャリバン役の渡洋史が突っ込むというシーンがある。
- タイトルの通り、3人の宇宙刑事がコンバットスーツ姿で勢揃いするが、このシャイダーはスーツアクターの柴原ではなく、沢村大役の円谷浩自身がスーツに入って演じている。
- このテレビスペシャルと第46話は、後番組の『巨獣特捜ジャスピオン』の製作が遅れたために急遽製作されたもの。
- このシリーズでは敵組織内にも対立や裏切りが存在することも大きな特色であり、当初ナンバー2扱いだった将軍が次第に孤立し破滅していく描写がギャバン・シャリバンともに存在した。シャリバンでのガイラー将軍は長い消耗戦となった聖石争奪戦に生き残ったにも拘わらず次第に立場を失い、徒手空拳でシャリバンに挑み壮絶な最期を遂げるが、この話のラストシーンではガイラー将軍を演じた栗原敏がホームレス役で登場し、つっこむ3人に一喝するシーンがある(厳密にはシャイダーはガイラーを知らないのだが)。
- 宇宙刑事3人の各パートナーの後日談も本作で語られている。ミミーはギャバンと正式に婚約。リリィはバード星で教官に。アニーは地球を第二の故郷とすべく、考古学を学ぶためにエジプトへ留学したと語られている。
[編集] その他情報
- DVDは東映ビデオより全5巻(1巻2枚組)がリリースされているが劇場版2作共未収録である。
- 後楽園ゆうえんちの『スーパーヒーロー大集合』では、同じ宇宙刑事であるギャバンとシャリバンの競演はなく、その後シャイダーは87年の公演まで、メタルヒーロー作品の『時空戦士スピルバン』や『超人機メタルダー』、スーパー戦隊、仮面ライダーの作品といった競演が描かれている。
[編集] アクションフィギュアについて
- 前作『シャリバン』の商品「プラデラシャリバン」同様、本作も同じクロス系タイプの「プラデラシャイダー」が発売されている(ただし、シャイダーはマスクが固定式であり、外すのは不可能)。その後2006年に、ギャバン、シャリバンと共に「装着変身」シリーズのシャイダーも登場する。これによって「装着変身」のさらなる世界観に、宇宙刑事がそろう。一方メタルヒーローシリーズとしても、この後『世界忍者戦ジライヤ』(マグネクロスシリーズ、なお当初のジライヤは「DX磁気ジライヤ」)、『特警ウインスペクター』(着化指令シリーズ)や『特捜エクシードラフト』(トライジャケットシリーズ&バトルジャケット(シンクレッダー))、『ブルースワット』(コンバットクロスシリーズ)のクロス系のアクションフィギュアが発売されている。
[編集] 関連項目
テレビ朝日系 金曜19時台後半(1984年3月- 1985年3月、本作まで宇宙刑事シリーズ) | ||
---|---|---|
前番組 | 宇宙刑事シャイダー | 次番組 |
宇宙刑事シャリバン | 巨獣特捜ジャスピオン (本作以降メタルヒーローシリーズ) |
|
|
---|---|
宇宙刑事シリーズ | ギャバン - シャリバン - シャイダー |
80年代作品 | ジャスピオン - スピルバン - メタルダー - ジライヤ - ジバン |
レスキューポリスシリーズ | ウインスペクター - ソルブレイン - エクシードラフト |
90年代作品 | ジャンパーソン - ブルースワット - ビーファイター - BFカブト - ビーロボカブタック - ロボタック |
海外 / ゲーム | VR troopers - ビートルボーグ - 宇宙刑事魂 |
関連 | ライダー - 戦隊 - すごかが - ヒーロー大集合 - ヒーロータイム |