宇宙刑事ギャバン
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『宇宙刑事ギャバン』(うちゅうけいじギャバン)は、1982年(昭和57年)3月5日から1983年(昭和58年)2月25日までテレビ朝日系で毎週金曜日19:30 - 20:00に全44話が放送された、東映製作の特撮テレビ番組、およびそれに登場したヒーローの名前。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
メタルヒーローシリーズ | ||
通番 | 題名 | 放映期間 |
第1作 | 宇宙刑事 ギャバン |
1982年3月 - 1983年2月 |
第2作 | 宇宙刑事 シャリバン |
1983年3月 - 1984年2月 |
第3作 | 宇宙刑事 シャイダー |
1984年3月 - 1985年3月 |
目次 |
[編集] 概説
「ウルトラシリーズ」は80で終了となり「仮面ライダーシリーズ」さえもスーパー1にて終了を迎えたため単体ヒーローによるSF特撮の分野は危機的な状況となっていた。そこで東映はウルトラ・ライダーとは異なる単体ヒーローを目指し制作した。本作は「宇宙刑事シリーズ」三部作の第1弾であり、現在では「メタルヒーローシリーズ」の第1弾とされる。 企画制作は同じ東映作品のロボット8ちゃん(フジテレビ系)とほぼ同時期に進められ共に東映特撮に新風を吹き込むことになる。 企画段階では「宇宙刑事ギンジロウ[1]」や「宇宙刑事ギンブリッド[2]」なる名前など候補が幾つかあった。 ギャバンの名の由来はフランスの俳優ジャン・ギャバンからだと言われている[3]。
[編集] あらすじ
主人公「ギャバン」は、「宇宙犯罪組織マクー」の手から地球を守るために、バード星に本拠を置く銀河連邦警察より派遣された地球担当の宇宙刑事である。かつて宇宙刑事として地球に赴任したバード星人・ボイサーと地球人・一条寺民子(いちじょうじ たみこ)の間に生まれたギャバンは、地球名「一条寺 烈(いちじょうじ れつ)」を名乗る。普段はアバロン乗馬クラブで働き、マクーによる犯罪が起きたら出動する。その一方で行方不明の実父・ボイサーの消息も追う。
[編集] 登場人物
[編集] ギャバン
失踪した父・ボイサーの後任として地球に派遣された宇宙刑事。普段は母親の姓を用いた地球名一条寺 烈を名乗り、アバロン乗馬クラブで働いている。しかし、マクー絡みの事件が起こるとすぐに乗馬クラブの仕事を放り出して捜査に出かけてしまうため、月給が3000円だったことも。ドルギランで生活しているため、また地球で生活した期間が短いため、現金を持ち歩く習慣を持たず、まとまった額の現金を必要とする場合にはしばしば(後輩の電にまで)借金をする。
[編集] コンバットスーツ
一条寺烈がスーツ装着コード「蒸着」を発することによって、地球衛星軌道上の亜空間内にいる超次元高速機ドルギランから粒子の状態で転送されてくる特殊軽合金グラニウム製のスーツ。転送されたスーツは烈の体に吹き付けられるようにスーツを構成していき、蒸着が完了する。この一連のプロセスは0.05秒間で完了する。銀色のメタルと黒いブラックシールドコーティングで構成されている。蒸着を完了すると、ハイパワークラッシャーパネルにより、全身の力がパワーアップする。胸のディメンションコントローラーにより、異次元や宇宙空間でも活動可能。頭部の電飾は人間に化けた敵も見破る獣星人センサー。
- 蒸着時の身長:200cm
- 体重:90kg
- ジャンプ力:150m(ブースターの補助で300m)
変身時に「この蒸着シーンをもう一回見てみよう!」というナレーションとスローモーションでの演出連続写真によるポーズ描写そして高い所で名乗りを上げるというように最も盛り上がる場面であり、子供が画面の中に入りこむ名演出と言えよう。また、0.05秒で蒸着できるという設定は、「飛んでくる銃弾を蒸着して手で受け止める」など、変身シーンに数多くのバリエーションを持たせることが可能になった。
[編集] 必殺技
- エレクトロスプラッシュ
- 目を覆って視界を塞ぐ物体を、閃光と共にはがす技。18話でアオガメダブラーの鱗を目に貼られた際に使用。
- ギャバンビーム
- 1話、7話等で使用した技。両手を電車の線路等の金属に当て、ビームを伝道させて攻撃する。
- ギャバンパンチ
- 厚さ10cmの鋼鉄もぶち抜くパンチ。「ギャバンアッパーパンチ」もある(19話)。
- ギャバンキック
- ギャバンが得意とする飛び蹴り。
- ギャバンショック
- 放電攻撃。全身から放電するタイプと、指先から放電するタイプがあり、前者はクモダブラーの蜘蛛の巣から脱出する際に、後者は29話での戦闘で使用。
- ギャバン・ダイナミック
- 大上段に構えたレーザーブレードで、相手を一刀両断にから竹割りに切り裂く、ギャバン最大の必殺技。後期は放つ前に前方宙返りを数回決めて破壊力を増したパワーアップバージョンになる。
- ギャバンバリヤー
- 前方に光の壁を作って、敵の攻撃を防ぐ。本編では「バリヤー」と呼称。
- ギャバン・フルパワー
- 全エネルギーを全身に集中する。7話で胸に受けた敵の光線を、掛け声と共に跳ね返した。
- ギャラクティカクラッシュ
- エネルギーを腕に集中させ、脚部のブースターで加速しながら敵の集団に突進し、強烈な肘撃ちを叩き込む。7話で使用。
- シルバービーム
- レーザーZビーム(後述)とは異なりこちらはエネルギーを貯めずに発射する。速射性にすぐれるが、破壊力はやや劣る。主に左腕で発射する。再生ベム怪獣程度なら一撃で倒すことができる。
- スタッチックショック
- 何かに操られている相手に、静電気でショックを与えて正気に戻す。10話で使用。
- スパイラルキック
- 体をドリル状に回転させて放つドロップキック。ダンプカーを100mも蹴り飛ばせる。「ファイナルキック」と誤解される事もある。
- ディメンションボンバー
- 空中から落下しながら両腕でパンチを放ちつつ体当たりする。
- 冷凍ビーム
- 目から発射。その名の通り、相手を凍らせる。戦闘ではなく、爆破寸前の鬼火隕石(爆発すると一瞬で地球の全生命体を死滅させる毒ガスを噴射する)を凍らせて爆発を防いだ。
- レーザーZビーム
- 拳や指先からバードニウムエネルギーを放つ破壊光線。一連の動きでエネルギーを貯めてから発射する為、速射性に劣るが、破壊力は絶大で、マクー戦闘機も3機一度に破壊可能。通常は右腕で発射する。一度キョウリュウダブラーにコンバットスーツを破壊され、使用不能になったことがある。
[編集] 銀河連邦警察
- コム長官
- ギャバンを地球地区担当として派遣した銀河連邦警察の最高責任者。ギャバンの父であるボイサーとは親友で、行方不明の父親に代わりギャバンを宇宙刑事に育て上げる。
- マリーン
- コム長官の秘書。ミミーに代わりギャバンのサポートを担当することもある。
- ミミー
- コム長官の娘であり、ギャバンの助手。光線の反射を応用して全く別の存在に姿を変える能力・レーザービジョンを用いてインコへ変身することができる。後にギャバンと結婚する。余談だがミミーがレーザービジョンを使うシーンは、後年テレビ探偵団などの回顧番組の中で結構な頻度でネタにされていた。
- ボイサー
- ギャバンの父。地球地区担当の宇宙刑事だったが、マクーを追って消息不明になっていた。
- アラン
- ビーズ星のリン王女を救出するため地球へとやってきたビーズ星担当の宇宙刑事。白とオレンジのバトルスーツを持つが、コンバットスーツは持っていない。必殺技は、剣を掲げてビームを放つ「フラッシュ・イン・ゴー」。30話、31話。
- 伊賀電
- 地球人で、日本の森林パトロール隊員。剣山でマクーの襲撃に遭い、バード星での治療の後、コム長官に見込まれて宇宙刑事となり「シャリバン」のコードネームを与えられる。42話、44話。(宇宙刑事シャリバンも参照のこと。)
[編集] 地球人
- 大山小次郎
- UFO専門のルポライター。そのため頻繁にマクーに遭遇するが、毎回無事に生き延びている。烈がギャバンだと気付いている節があり、怪事件が起こると必ず烈に知らせに来る。宇宙刑事とは縁が深いらしく、後にシャリバン = 伊賀電や、シャイダー = 沢村大とも懇意になる。
- 藤豪介
- 烈の勤めるアバロン乗馬クラブのオーナー。死んだ息子夫婦に代わり、孫のわかばと陽一の面倒を見ている。
- 星野月子
- ボイサーの親友でプラズマエネルギー装置を開発した星野博士の娘。ギャバンの地上捜査にも協力する。
- 当山茂
- アバロン乗馬クラブで働いている青年。烈が事件でいなくなる度に仕事が増えてしまう、いわゆるやられキャラ。
[編集] 宇宙犯罪組織マクー
獣星帝国の名を持つ宇宙海賊の集団。虚溝に存在する魔空城を本拠に惑星間で犯罪を繰り返し、人的・物的資源を独占するために暗躍する。
- ドン・ホラー
- マクーの首領。魔空城から指示を出す。自身も強力な超能力者である。
- サン・ドルバ
- ドン・ホラーの息子であり、武勇に長けている。マクーの行動隊長を自負する。30話から登場。
- 魔女キバ
- サン・ドルバの母親。強力な妖術使い。30話から登場。
- ハンターキラー
- マクーの幹部で元宇宙刑事。サン・ドルバと魔女キバの復帰により地位を奪われることを恐れ、宇宙刑事の暗号を用いてキバの妖術をギャバンに警告した。しかし、そのことをドン・ホラーに知られ、マクーを追放される。最終回で助けられるものの、魔空城の場所を教えて息絶えた。
- 獣星人ダブルマン、ダブルガール
- 人間の姿で社会に潜伏し、作戦活動を実行・補佐する。社会的地位が高い者、各所にコネの利く者の姿を取ることが多い。なお、ダブルガールは単独で潜伏活動を行ったことはない。
- ベム怪獣
- マクーが制圧してきた星に生息していた進化した生物。
- ダブルモンスター
- 香月教授を脅迫し完成させた生体合体装置を用いてダブルマンとベム怪獣を合体させたモンスター。ダブルマンの知力とベム怪獣のパワーを持ち合わせ、ベム怪獣の3倍の能力を持つ。13話から登場。生体合体装置を使用せずに誕生した例もごく僅かながら存在する。巨大化可能な者もいたが、回を追うごとに巨大化を一切しなくなった。戦闘に際しては当初ポールウェポンで戦い、最終決戦では蛮刀を用いて剣戟に及ぶ(蛮刀は通常の新月刀のようなデザインのほか、柄に頭蓋骨を使用したものなど数種類が存在する)。
- 多くは人間体を持ち、ダブルマンの知性を感じさせる姿を取る。実際知能は高く、アオガメダブラーのように科学者としての能力を持っている場合もある。が一方で、カマダブラーのように見るからに知能の低そうな人間体に変身したダブラーも存在した。
- 鳴き声は「フェイー!」と聞こえる例が多い。
- クラッシャー
- 戦闘員。黒いジャケットを身に纏い、ナイフを武器とする。
[編集] メカニック
- エレクトロソナー
- 耳に内蔵されている。メカのコントロールや通信に使う。アンテナを伸ばせば10キロ先のかすかな音も聞きわけられる。また、左右の耳は取り外してトランシーバーとしても使用できるが、こちらは未使用。
- ガスセンサー
- 38話で使用したセンサー。
- レーザースコープ
- 強化ガラス製ゴーグルに装備されている機能。赤外線、紫外線、X線等のあらゆる波長をキャッチすると同時に分析、魔空空間で姿を隠した敵も発見する。
- レーザーブレード
- ギャバンの主要武器である片手持ちの剣。ギャバンが掌から刃にバードニウムエネルギーを注入する事で光の剣となり、切れ味がアップする。必殺技は「ギャバン・ダイナミック」。
- 超次元高速機ドルギラン
- ギャバンの活動拠点となる宇宙船。上部が「ギラン円盤」、下部が「電子星獣ドル」の2パーツから構成されているため「ドルギラン」と呼ばれる。円盤部の下に折りたたまれた形でドル(後述)が接続されている。3機のレーザー砲を装備。下部から吸引光線を出して人を回収する。
- 直径:220m 高さ:90m 重量:2000t
- 電子星獣ドル
- ドルギランの下半分(ドルユニット)が分離変形し、青い龍となってギャバンを支援する、意識を持つ電子星獣。武器は口から吐くドルファイヤー、目から赤いレーザーを放つタイプと前足からリング状レーザーを放つタイプが存在するドルレーザー。しっぽによる打撃スクリューアタック、前足による打撃ドルキックも強力。巨大ベム怪獣との格闘戦も可能。
- 全長:300m 重量:2000t
- サイバリアン
- ドルギランに格納されているサイドカータイプのギャバン専用マシン。サイバリアンレーザーとサイバリアンロケッターを装備する。体当たり攻撃サイバリアンスピンも強力。単体での走行・飛行が可能で、ギャバンはこれを使って魔空空間へ突入する。
- 全長:2.3m 重量:400kg 速度:500km/h
- ギャビオン
- ドルギランに格納されているギャバン専用戦車。上下2機に分離でき、上部は飛行メカのギャビオンAメカ、下部は地上メカのギャビオンBメカとなる。ギャビオンレーザー、ギャビオンロケッター等を装備する。
- 全長:20m 重量:380t 速度(地上):時速500km (空中):マッハ5
- スクーパー
- ギャビオンに格納されている小型ドリルタンク。2本のドリルで地中を掘り進む。スクーパーレーザーを装備。地底基地への攻撃、救助活動などに活躍する。
- 全長:13m 重量:400t 馬力:5万馬力
[編集] 用語
- 魔空空間
- マクーは地軸転換装置を用いることによって、怪人たちの能力を3倍に増幅する「魔空(マクー)空間」という亜空間(一種のブラックホール)を創りだすことができ、そこに相手を引きずり込むことで、1対1での戦闘をより有利に展開しようとする。それに対してギャバンは、一人乗りマシンであるサイバリアンに騎乗したり、ドルギランから分離した電子星獣ドルを駆ることで、あえて魔空空間で戦い、それによって実世界の破壊と被害を最小限にとどめている。
- 相手に有利な魔空空間での戦いにギャバンが連戦連勝していることから、『宇宙刑事ギャバンは魔空空間では4倍のパワーを発揮することができる』という俗説も当時存在した。地軸転換装置の発動はドン・ホラーの秘書であるホラーガールが担当し、初期には「ティキリキヤンヤンリキヤンヤン ティキリキヤンヤンアンアンリキ」という呪文とともに装置が発動していた(のち、このシーンは簡略化される)。
[編集] キャスト
- ナレーター:政宗一成
[編集] ゲスト
- 船員:栗原敏(第2話)
- 黒星博士:石橋雅史(第3話)
- 大天才塾塾長:うえだ峻(第6話)
- 謎の男:黒部進(第7話)
- 謎の紳士:潮健児(第14話)
- 大条寺豪:藤堂新二(第17話)
- 亀田博士:梅津栄(第18話)
- ハニー萬田:曽我町子(第21話)
- 速水力也:倉地雄平(第22話)
- 速水美知子:吉川理恵子(第22話)
- 謎の紳士:山本昌平(第23話)
- 一宮教授:頭師孝雄(第26話)
- 双葉ヶ丘小学校校長:汐路章(第27話)
- モニカ:吉岡ひとみ/飯田テル子(第28話)
- 引田天功(二代目):二代目・引田天功(第29話)
- ポール一星:中田博久(第29話)
- アラン:宮内洋(第30話 - 第31話)
- リン王女:ポーラ・エドワーズ(第31話)
- ワーラ:潮健児(第31話)
- ひろしの姉:村上里佳子(第33話)
- リララ姫:森田理恵(第37話)
- ジッタン:林孝一(第37話)
- 神父:松本朝夫(第37話)
- 大司教、現場監督:天本英世(第37話)
- 直子先生:山本容子(第38話)
- 清水博士:小笠原弘(第40話)
- ショップ店員:植村由美(第40話)
- シロウ:田辺潤(第40話)
- 伊賀電:渡洋史(第42話、第44話)
[編集] スタッフ
- 原作:八手三郎
- プロデューサー:吉川進、折田至(東映)、碓氷夕焼(テレビ朝日)
- 脚本:上原正三、高久進、松下幹夫、阿部和江、永井達郎、筒井ともみ、林強生(小林義明)
- 監督:小林義明、奥中惇夫、田中秀夫、小笠原猛、服部和史
- 助監督:坂本太郎、小笠原猛、南晃行、是沢邦男、服部光則、中井敏夫
- 撮影:瀬尾脩、いのくままさお、松村文雄、西山誠
- アクション監督:金田治、横山稔(ジャパン・アクション・クラブ)
- 特撮監督:矢島信男
- 音楽:渡辺宙明
- キャラクターデザイン:増尾隆之、赤坂徹郎、森野うさぎ
- 製作:テレビ朝日、東映、旭通信社〔現ADK〕
[編集] 雑誌連載
[編集] 主題歌
当時渡辺が『大戦隊ゴーグルファイブ』と掛け持ちで音楽を担当していた関係で差別化のためにと日本コロムビアの木村宏プロデューサーの提案で作曲と編曲を別人が担当することになり、渡辺の推薦で馬飼野が起用された。
なお、本作、『ゴーグルファイブ』共に挿入歌は渡辺以外の作曲家も携わっている。
[編集] 放送リスト
演は怪人の人間態
放送日 | 話数 | サブタイトル | 登場ベム怪獣、ダブルモンスター、その他 | 脚本 | 監督 |
---|---|---|---|---|---|
1982/3/5 | 1 | 東京地底の怪要塞 | シャコモンスター ダブルマン・ゾンビA(声:渡部猛) |
上原正三 | 小林義明 |
1982/3/12 | 2 | 盗まれた日本列島 | ガマラモンスター ダブルマン・ゾンビA |
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1982/3/19 | 3 | 大変だ! 黒星博士のベム計画を阻止せよ | コンドルモンスター ダブルマン・ゾンビA |
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1982/3/26 | 4 | 死を呼ぶ魔人兜 | サソリモンスター ダブルマン・マッド |
奥中惇夫 | |
1982/4/9 | 5 | ミミーは泣く 猛毒コブラ弾が烈に命中 | ドクジャモンスター ダブルマン・スペクタル |
||
1982/4/16 | 6 | 魔空塾の天才たち | オオマダコモンスター ダブルマン・ゾンビA |
小林義明 | |
1982/4/30 | 7 | 怪物がひそむ花びらに少女は口づけした | サムライアリモンスター ダブルマン・ゾンビA |
||
1982/5/7 | 8 | 正義か悪魔か? 銀マスク大ヒーロー | カエンザルモンスター ダブルマン・メルカン |
奥中惇夫 | |
1982/5/14 | 9 | 美しい人形スパイ | ダブルマン・ヒドラ | ||
1982/5/28 | 10 | 人間クラッシャー部隊を撃破せよ! | ニジチョウモンスター ダブルマン・ゾンビB |
||
1982/6/4 | 11 | 父は生きているのか? 謎のSOS信号 | アルマジロモンスター ダブルマン・ゾンビC |
田中秀夫 | |
1982/6/11 | 12 | 遊園地へ急行せよ! UFO少年大ピンチ | ゴートモンスター ダブルマン・バッド |
||
1982/6/18 | 13 | 危うし烈! 大逆転 | サイダブラー(演・声:潮健児) サイモンスター ダブルマン・リノマン |
奥中惇夫 | |
1982/6/25 | 14 | 愛と悲しみの別れ とどめの一撃!! | サイダブラー | ||
1982/7/2 | 15 | 幻? 影? 魔空都市 | シャモダブラー 再生シャコモンスター 再生オオマダコモンスター 再生ゴートモンスター |
小林義明 | |
1982/7/9 | 16 | 初恋は宝石の輝き さようなら銀河特急 | カマダブラー | ||
1982/7/16 | 17 | 走る時限爆弾! 白バイに乗った暗殺者 | ヒョウダブラー | 高久進 | |
1982/7/23 | 18 | 乙姫様コンテスト ハチャメチャ竜宮城 | アオガメダブラー | 上原正三 | 奥中惇夫 |
1982/7/30 | 19 | 午前6時蒸着! Zビームチャージ完了 | キョウリュウダブラー | ||
1982/8/6 | 20 | なぞ? の救急病院! 人類の大滅亡が迫る | ケラダブラー | 松下幹夫 | 田中秀夫 |
1982/8/20 | 21 | 踊ってチクリ大ピンチ ハニー作戦よ! | ミツバチダブラー(演・声:曽我町子) | 上原正三 | |
1982/9/3 | 22 | 黄金仮面と妹 太陽に向って走るヨット | クラゲダブラー | 小林義明 | |
1982/9/10 | 23 | 闇を裂く美女の悲鳴! 霧の中の幽霊馬車 | クモダブラー(声:依田英助) | ||
1982/9/17 | 24 | ミミーの悪夢か!? 吠える切り裂き魔獣 | サーベルダブラー(声:西尾徳) | 田中秀夫 | |
1982/10/1 | 25 | 怪しくゆらめく水中花 わかばが危ない | ゴシキダブラー | 阿部和江 | |
1982/10/8 | 26 | 人形は見た!! 毒ガス殺人部隊の正体 | ガスダブラー | 上原正三 | 小林義明 |
1982/10/15 | 27 | 先生たちが変だ! 学校は怪奇がいっぱい | ジャアクダブラー | ||
1982/10/22 | 28 | 暗黒の宇宙の海 さまよえる魔女モニカ | ハッコツダブラー(声:依田英助) | 高久進 永井達郎 |
田中秀夫 |
1982/10/29 | 29 | 電撃マジック合戦! 暗殺のプログラム | マジックダブラー(演・声:中田博久) | 上原正三 | |
1982/11/5 | 30 | ドンホラーの息子が魔空城に帰って来た | ケイビダブラー サンドルバ |
小林義明 | |
1982/11/12 | 31 | 天使の歌が聞こえる 人形にされた王女 | サイミンダブラー | ||
1982/11/19 | 32 | 謎の地底迷路 ターゲットはWX-1 | トツゲキダブラー | 田中秀夫 | |
1982/11/26 | 33 | 新怪物誕生 エイリアンを拾った少年 | カイブツダブラー | ||
1982/12/3 | 34 | 思い出は星の涙 父のない子 母のない子 | ドクターダブラー | 小笠原猛 | |
1982/12/10 | 35 | マクーの若獅子 サンドルバの反抗 | ガッツダブラー ダブルマン・ゾンビ ロボットダブラー |
||
1982/12/17 | 36 | 恨みのロードショー 撮影所は魔空空間 | ウラミダブラー 亡霊シャコモンスター 亡霊ガマラモンスター 亡霊サイモンスター 亡霊カマダブラー 亡霊クラゲダブラー 亡霊ハッコツダブラー |
田中秀夫 | |
1982/12/24 | 37 | おてんばひょうきん姫の地球冒険旅行 | アナホリダブラー | 筒井ともみ | |
1983/1/14 | 38 | 包囲された輸送部隊 正義の太陽剣 | ギャングダブラー | 上原正三 | 服部和史 |
1983/1/21 | 39 | 学校から帰ったらぼくの家はマクー基地 | ノットリダブラー | ||
1983/1/28 | 40 | 死の谷の大決戦 君も宇宙刑事だ! | ヨウカイダブラー | 筒井ともみ | 小笠原猛 |
1983/2/4 | 41 | 魔空都市は男の戦場 赤い生命の砂時計 | ジゴクダブラー | 林強生 | |
1983/2/11 | 42 | 烈よ急げ! 父よ | バファローダブラー ハンターキラー |
上原正三 | 田中秀夫 |
1983/2/18 | 43 | 再会 | |||
1983/2/25 | 44 | ドンホラーの首 | ドン・ホラー サンドルバ 魔女キバ |
[編集] 放映ネット局
- 東京都、関東広域圏 ANB〔現EX〕 テレビ朝日
- 北海道 HTB 北海道テレビ放送
- 青森県 RAB 青森放送
- 岩手県 IBC岩手放送
- 宮城県 KHB 東日本放送
- 秋田県 ABS 秋田放送
- 山形県 YBC 山形放送
- 福島県 KFB 福島放送
- 新潟県 NST 新潟総合テレビ
- 山梨県 YBS 山梨放送
- 富山県 KNB 北日本放送
- 石川県 MRO 北陸放送
- 福井県 FBC 福井放送
- 長野県 TSB テレビ信州
- 静岡県 SKT 静岡けんみんテレビ〔現SATV 静岡朝日テレビ〕
- 愛知県、中京圏 NBN 名古屋テレビ放送〔現メ~テレ〕
- 近畿広域圏 ABC 朝日放送
- 鳥取県、島根県 BSS 山陰放送
- 岡山県、香川県 KSB 瀬戸内海放送
- 広島県 HOME 広島ホームテレビ
- 山口県 TYS テレビ山口
- 徳島県 JRT 四国放送
- 高知県 RKC 高知放送
- 福岡県、佐賀県 KBC 九州朝日放送
- 熊本県 TKU テレビ熊本
- 大分県 TOS テレビ大分
- 宮崎県 UMK テレビ宮崎
- 鹿児島県 KTS 鹿児島テレビ放送→KKB 鹿児島放送(1982年10月 - )
- 沖縄県 OTV 沖縄テレビ放送
[編集] その他の情報
- 本放送終了から1 - 2年して、テレビ朝日を筆頭に各地の地上波テレビ局でも再放送されたが、テレビ朝日での再放送(1984年7月 - 8月、月 - 金曜17:30 - 18:00)当時、金曜日の裏番組は同じ東映製作の『星雲仮面マシンマン』(日本テレビ系)だった。ちなみに再放送中に1回放送事故が発生したことがあった。
- CS放送では2006年までにファミリー劇場にて3期にわたり放送された(最終1期は連続放送)。東映チャンネルでは『シャリバン』以降は放送したが、本作品は2007年5月よりニューマスター版として放送される予定である。
- DVDは東映ビデオより全4巻がリリースされている(1巻2枚組)。
- 人気作品であるため本作品のパロディも数多い。例:『ケロロ軍曹』、『ザ・警察官2 全国大追跡スペシャル』等。
- レーザーブレードのテーマとして有名な曲「襲撃II(B11)」は、本来はマクーの襲撃をイメージして作られたもの。実際に初期はそのような使い方もされており、当時のBGM集『テレビオリジナルBGMコレクション 宇宙刑事ギャバン』(1982年、日本コロムビア CX-7072)では「マクーの攻撃」と題されたトラックに収録されている。しかし、ストリングスのリズムとトランペットのメロディーの掛け合いが生み出す独特の高揚感から、選曲の村田好次の発想でレーザーブレードのシーンに多用されるようになった[4]。その後『シャリバン』『シャイダー』におけるレーザーブレードのテーマも同様の曲調で作られている他、同じく渡辺宙明が音楽を手がけた破邪大星ダンガイオーにおける主役ロボ、ダンガイオーの必殺技「サイキック・斬」や神魂合体ゴーダンナー!!の敵襲撃時のテーマにもこの曲調が使用されている。
[編集] 脚注
- ^ 下記商品の当時の担当プロデューサーのインタビューのページに記述有り。
- 宇宙刑事大全 ギャバン・シャリバン・シャイダーの世界(2000年、双葉社、ISBN 4575290807)
- ^ 下記商品のギャバンの概要のページに記述有り。
- 宇宙刑事大全 ギャバン・シャリバン・シャイダーの世界(2000年、双葉社、ISBN 4575290807)
- ^ 下記商品の時空戦士スピルバンの解説ページに記述有り。
- 復活!栄光の東映ヒーローVol.2(1988年、日本コロムビア 56CC-2963/4)
- 復活!栄光の東映ヒーローVol.2(1992年、コロムビアミュージックエンタテインメント COCC-10257/8)※56CC-2963/4の復刻版
- ^
- 宇宙刑事ギャバン ベストヒット曲集&オリジナル・サウンドトラック(2002年、コロムビアミュージックエンタテインメント COCX-32031/2)
- 宇宙刑事ギャバン 完全復刻ベストヒット曲集&オリジナル・サウンドトラック(2006年、コロムビアミュージックエンタテインメント COCX-33961/2)※COCX-32031/2の復刻版
[編集] 関連項目
[編集] 放映枠の前後番組
テレビ朝日系 金曜19時台後半(1982年3月 -1983年2月、本作より宇宙刑事シリーズ) | ||
---|---|---|
前番組 | 宇宙刑事ギャバン | 次番組 |
ハロー!サンディベル ※ここまでアニメ枠 |
宇宙刑事シャリバン |
|
|
---|---|
宇宙刑事シリーズ | ギャバン - シャリバン - シャイダー |
80年代作品 | ジャスピオン - スピルバン - メタルダー - ジライヤ - ジバン |
レスキューポリスシリーズ | ウインスペクター - ソルブレイン - エクシードラフト |
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