ハリセンボン (お笑いコンビ)
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ハリセンボンは、吉本興業東京本社所属の女性お笑いコンビ。東京NSC9期生。2003年結成。
実年齢とはかけ離れているおばちゃん顔が2人の特徴。
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[編集] メンバー
- 東京都北区出身。ボケ担当。ボケというよりも、ボケーっとしてボソッと喋る、という印象。
- 早稲田大学第二文学部卒業。ちなみに2006年8月23日放送の『ワンナイR&R』にて、奨学金と自分で稼いだアルバイト代のみで卒業したことが明らかになった。
- 高校時代、バドミントンで都大会ベスト16になったことがある。
- 趣味はサッカーと剣玉。
- けん玉1級。 図書館司書の資格を持つ。
- あだ名は死神。歯が特徴で、前歯のうち一本の神経が死んでいる。
- 身長160cm、体重45kg。
- 通称「春菜」(はるかと同じく先輩にそう呼ばれる)
- 東京都葛飾区出身。ツッコミ担当。ボソッと喋る相方箕輪を汗だくになりながらツッコむ。
- 国本女子高等学校、桐朋学園芸術短期大学卒業。
- 趣味は音楽鑑賞とインターネットと、風貌とは裏腹に趣味に関しては若々しい。
- 身長155cm、体重65kg。
[編集] 略歴
- 吉本興業所属の若手芸人ユニット「劇団ガッツ」を結成。メンバーはハリセンボンの2人の他にミルククラウン・犬の心・グランジ・もう中学生。
- 2005年、TBSテレビの芸人オーディション番組「ゲンセキ」にて、1年後輩のオリエンタルラジオらと共にコント番組「10カラット」のメンバーに選抜される。
- 「10カラット」をきっかけに2006年からブレークし、様々なテレビ番組に出演。森三中など他の女性芸人を脅かす存在となった。
- 2007年3月7日にシングル「ともだちのうた」を発売しR and CからCDデビュー。「吉本のPUFFY」を目指している。オリコン最高195位。発売3週間の売上がわずか400枚であることが「オールスター感謝祭」(2007年3月31日放送)で出題されたことで明らかになった。
- 近頃はレギュラー番組も増えてきて、いわゆる「売れっ子」の仲間入りを果たした。
[編集] エピソード
[編集] 箕輪はるか
- 通称「はるか」。
- アンガールズの山根良顕に似ていて、テレビに出演し始めた頃は女版山根良顕と言われていた。
- 相方の春菜には「しゃれこうべ」などと呼ばれることがある。
- 水道メーターの検針員のアルバイト経験がある。不審者と間違えられたことがある。
- 『Goro's Bar』の企画で、整形外科医に「とんでもない原石」とコメントされた。
- 初キスは2006年5月15日放送『アメトーク』のイケメンディレクターと。
- 大学時代に友達が一人も出来なかったので、性格を明るくする為に芸人を志した。
- 前歯の一本が黒ずんでいるのは、前歯の神経が死んでいるから。(小学生の頃に道に転がってた鉄パイプに乗って転がして遊んでたら、顔面からこけて前歯の神経が死んだらしい。)
- 前歯だけでなく奥歯も虫歯による欠損が多く、唐揚げを一個食べるのに1時間要すほど咀嚼に時間がかかる。
- スレンダーでスタイルが良く、2006年8月3日放送『うたばん』では倖田來未のメイク指南により美人に変身した。その時の本人の発言→「女って綺麗じゃなきゃ意味無いし」
- エジプトの壁画の女性の物真似をする。
- 大喜利系に強く、『ダイナマイト関西』では女性初の決勝進出者となった。女性初の優勝も期待されている。
- 2007年1月2日放送の『芸能人格付けチェックこれぞ真の一流品だ!!'07お正月スペシャル!』内、本職の映画監督と素人が製作した作品を見極めるという主旨の問題で、素人側として短編作品を製作。本職の方は阪本順治が監督したものだったが、多くの出演者が箕輪の作品を選び、彼女のクリエイターとしての才能を窺わせる結果となった。
[編集] 箕輪の入国審査トラブル
- 番組の企画でアメリカに行った時、近藤やスタッフは通過できたが箕輪が入国審査に引っかかり、取り調べを受けた。空港側には「日本人に見えない」「職業は何だ」と疑われていた。
- 近藤が近づいてみると、空港側が「Are you Mexican?(あなたはメキシコ人ですか?)」と箕輪に聞いていた。箕輪はそれに対し「私は日本人です」と言うつもりで「I'm Japan!(=私は日本だ!)」と言ってしまった。さらに職業を聞かれ「Picture (写真です)」(これは本人曰く「人に見られる仕事だということを言いたかった」)。しかし当然のごとく理解されず、それどころか取調室へ連行されてしまった。
- 取調室では日本語を少し話せる女性職員が出てきて「本当の事言わないとあなた二度と日本に帰れないよ!」と空港中に響き渡るほど声を荒げたという。挙句の果てに、女性職員がいたにも拘らず男性職員が箕輪をボディチェックし始め、日本人女性であるのにメキシコ人男性と思われていたことが発覚。本人は「もう二度とアメリカに行きたくない」と言っていた。
- 2007年1月25日のダウンタウンDXと1月26日のライオンのごきげんようでこのことについて語っていた。
[編集] 近藤春菜
- 顔はおろか、喋り方もおばちゃんそのものである。持ちギャグは「じゃかぁしいわ」(「~さんですか?」と聞かれたあとに)「~じゃねぇよ!」。まだ24歳だが実年齢よりかなり老けて見えるため30代と思われる事も多い。(というより20代にはとても見えない。)
- 声は可愛い、と言われたことがある。
- 外見に似合わず女子高生のような文字を書く。しかも流行に沿った文字であることから、本当に数年前まで高校生であったことがわかる。
- 相方とは対照的に食べるのが早い。また、食事中に邪魔されることを極端に嫌うらしい。
- 初キスは2005年12月6日、ヨシモト∞の生放送中の罰ゲームで。相手はリットン調査団の水野透。後日彼女はこの時のことを「ビジネスキス」と呼んでいる。
- 2006年4月以降、『ロンドンハーツ』では「同じ言葉を返すだけで面白い」として注目されている。
- クイズプレゼンバラエティー Qさま!!の企画・10m高飛び込みでは、2時間悩んだ末リタイアした(女性チャレンジャーのリタイアは番組史上初。男性を含めるとロバート・馬場裕之、スピードワゴン・小沢一敬に次いで3人目)。その後「誰もやったことないことだからいいじゃないですか!」と逆ギレし、進行のアンタッチャブル・柴田英嗣にプールに落とされた。
- 父親は警察官。
- グアムで「スモウレスラー?」と聞かれたことがある。
[編集] ものまね
- 箕輪
- 近藤
[編集] 出演
[編集] 出演している番組
- オビラジR(TBS系列、毎週水曜日)
- YOUたち!(日本テレビ系列)
- Goro's Bar(TBS系、隔週)
- 悲宝館(テレビ朝日系)
- 笑いの金メダル(朝日放送(ABC)製作・テレビ朝日系、不定期)
- エンタの神様(日本テレビ系、不定期)(キャッチコピー「ガリ&デブんな珍海魚」)
- ロンドンハーツ/格付けしあう女芸人たち(近藤がレギュラー、箕輪は2006年10月17日に初出演)
- 天才てれびくんMAX木曜生放送(NHK教育テレビ)2007年4月~
[編集] 出演していた番組
- 爆笑オンエアバトル
- Matthew's Best Hit UV
- oh♪dolly25(隔週)
- 娘DOKYU!
- ゲンセキ
- 10カラット
- スイッチ!
- ライオン丸G(ハルナとハルカ役)
[編集] 単発・ゲスト出演他
- 雨上がり決死隊のトーク番組 アメトーーク!
- 誰よりもママを愛す第3話(箕輪はるかのみ)
- 虎の門ぶっ通しサッカーSP(2006年6月17日、近藤春菜のみ)
- はねるのトびら(西野亮廣企画等)
- プロモーションビデオ・扇愛奈「レベルアップ」
[編集] CD
- 『ともだちのうた』(2007年3月7日発売)
- 映画『ちびケロ ケロボールの秘密!?』主題歌
[編集] DVD
[編集] ライブ
- ハリセンボン単独ライブ「ハリセンボンのクリスマスプレゼント」(2005年12月15日)
- ハリセンボン単独ライブ「~第2ボタン~」(2006年3月25日)
- ルミネtheよしもと(舞台)
[編集] 外部リンク
- よしもと芸人ハリセンボン集いの広場(本人によるウェブログ)
- インタビュー