ワンナイR&R
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ワンナイR&R | |
ジャンル | バラエティ |
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放送時間 | 水曜日22:00~22:24(24分) |
作 | フジテレビ |
出演 | 雨上がり決死隊(宮迫博之・蛍原徹) DonDokoDon(平畠啓史・山口智充) ガレッジセール(ゴリ・川田広樹) ペナルティ(ヒデ・ワッキー) 小池栄子 |
ナレーション | 福笑子 立木文彦 |
放送国 | 日本 |
放送局 | フジテレビ系 |
放送期間 | 2000年10月~2006年12月20日 |
ワンナイR&R (ワンナイロックンロール、One-Night Rock'n Roll)とは、フジテレビ系列で深夜枠を経て放送されていたバラエティ番組である。主にコントを中心に構成。通称はワンナイ。2006年12月20日に六年間の放送に幕を下ろした。
目次 |
[編集] 略史
- アメリカの人気バラエティ番組「サタデー・ナイト・ライブ」をモデルにしている。
- 2000年10月にフジテレビなど一部地域のみの深夜枠に「エブナイ」として登場。当初は月~木の30分帯番組だった。2001年春に木曜「ワンナイ THURSDAY~ウケねらいな俺達~」、土曜「エブナイSAT」に。
- 2001年10月より木曜枠を「ワンナイR&R」に改題。宮迫博之と山口智充がユニットデュオ「くず」を結成、「ムーンライト」でデビュー。
- 2002年3月27日、6月26日にゴールデンタイムで全国ネットに進出、2時間の特番で「雨上がり・ドンドコ・ガレッジの“ワンナイR&Rスペシャル!!”」として登場。明石家さんま・とんねるずなど豪華ゲストが出演した。
- 2002年4月からは月曜深夜のNew Generationで不定期に放送された(ほかには「はねるのトびら」「感じるジャッカル」「BACK-UP!」「トーキョープラズマボーイズ」)。この時のタイトルは「ワンナイR&B」。ただし内容は総集編やスペシャルのNGシーン等が中心だった。
- 2002年の10月より現在の「水10!」に編入、「水10!ワンナイR&R」となり、初の全国ネットレギュラーとなる。
- 番組開始当初は観客(事前の申し込み必要)を入れて平畠啓史、小池栄子を除く出演者のフリートークを挿入しながら放送していたが、後期にはフリートークが省略されることが多かった。
- なお、ゴリエが出演の紅白の舞台裏では、ガレッジセールのゴリしか出ていない状態になっていた。この時は、一時期、一部のコントを手がけてくれた宮藤官九郎が登場した。また、ゴリエの妹役を演じた松浦亜弥も登場した。
- 2005年終盤からエンディングクレジットにそれまで流していたレギュラー出演者の表示を流さずゲストのみ表示するようになった。
- ゴリエ杯の成功を受け、2006年5月に「黒木杯 口パク楽器選手権」が開催された。しかし黒木杯の方はゴリエ杯に比べてかなり規模が小さく応募総数も少なかった為、予選のみで一度しか放送されていない。
- 2005年10月に毎日放送の「世界バリバリ★バリュー」が裏番組になったことと、かねてから発生している数多くの事件が影響していることから、視聴率が苦戦している状態にあった。その上2006年10月以降は14才の母(日本テレビ)が初回から高視聴率を連発した事から、2006年12月20日の放送をもっての打ち切りを発表した。また、終了後、この枠は2007年1月17日に昇格した『オリキュン』に伴う叩き上げで『ココリコミラクルタイプ』が入った。(後に戻ったが)
[編集] 主な出演者
[編集] 番組終了時のレギュラー
- 宮迫博之(雨上がり決死隊)
- 蛍原徹(雨上がり決死隊)
- 山口智充(DonDokoDon)
- 平畠啓史(DonDokoDon)
- ゴリ(ガレッジセール)
- 川田広樹(ガレッジセール)
- ワッキー(ペナルティ)
- ヒデ(ペナルティ)
- 小池栄子
[編集] それ以前の時期のレギュラー・準レギュラー
- 内藤陽子(エブナイTHURSDAY→ワンナイR&B時代、ゴールデンごく初期にも数回出演)
- 根本はるみ
- 小出早織
- 前田ししょう(サブミッションズ・準レギュラー)芸人を引退し現在はサラリーマン。
- 大山英雄
- なかやまきんに君
[編集] もんじゃろ学園物語 出演者
- ゴリ(ゴリエ役)
- 川田広樹 (川ちゃん先生役)
- 寺本愛美(マナミ役)
- 福永真梨佳(マリカ役)
- 志保(シホ役)
- 鈴木かすみ(カスミ役)
- 田村翔(ティム・レビット)(ティム役)
- 桜田通(ナオヤ役)
- 岡田寿久(岡田役)
- 浅見れいな(担任・れいな先生役)
- 吉川ひなの(ひなの役)
- シンディ・ローパー(シンディ役・ゲスト出演)
- 小池徹平(担任テッペー先生役・ゲスト出演)
- 友近(岡田の母親役・ゲスト出演)
- オリエンタルラジオ(プラズマイドZ(宮迫)の弟役・ゲスト出演)
- レギュラー(西川校長・松本教頭・ゲスト出演)
- レイザーラモンHG(新校長役・ゲスト出演)
- 安室奈美恵(教育実習生役・ゲスト出演)
[編集] コントキャラクター
2005年7月16日にお台場冒険王オープニングアクトとして開催される「ワンナイミュージカル」の出場者が、以下のキャラクターの中からキャラクター投票によって選ばれた。
- 伊藤プロデューサー(山口)
- この番組のプロデューサー・伊藤征章のパロディ。
- 大白(ヒデ)
- 色白の日本代表。ロナウジーにゃの相棒?大黒将志のパロディ。
- 落武者(ゴリ)
- 上半身裸で、頭に矢が三本刺さっている。当初は、小池栄子の演じる女性が落ち込んでいるところを突然現れて慰め、一時打ち解けて仲良くなるものの「付き合っちゃわない?」などと口に出すと相手の態度が一変し、「嫌だ、気持ち悪い!」と断られて、落胆してぼそぼそした声になる、というコントのキャラだった。名台詞としては「ヤッホ」「ナイスです」等がある。
- かつては、落武者の武者修行というコーナーで、自衛隊や各国の陸軍、大学の応援団にて修行をするコーナーがあった。最終回では栄子と結婚しており、政治家として出馬している。
- まともに修行をせず、その失敗を人のせいにするなど(スタッフの指示という説も)、小池曰く「冗談にしてはつまらなすぎる」という。
- 音群 奏 (オトムラカナデ)(山口)
- 以前は新幹線売り子等の最終面接官をしていたが、最近は様々な職場に顔を出しては客や店員などに迷惑をかけている。かなり独特のイントネーションを体得していて、返事は何故か「モン」。上司の宮迫を何故か「ミヤサク」とよぶ。着ているYシャツは常にズボンの中に入れている。マザコンで、母親はピアノ教室を開いている音群響子(小池栄子)。
- 最終回ではJR北海道のとある小さな駅で駅長をしてた。
- 木村ダロー(山口)
- ジャーナリスト・木村太郎のパロディ。ミヤパン(もしくは女子アナ)に対しセクハラまがいの行動を取る。
- 黒木(山口)
- ゴリケル・ジャクソン(ゴリ)
- マイケル・ジャクソンのパロディで、ジャーナリストグッチー・バシール(山口)による『ゴリケル・ジャクソンの真実』に登場。彼の整形疑惑をもじって着け鼻をしている。息子プリンス・ゴリケル2世(宮迫)がいるが、着け鼻を見ると反射的に「ダディ!」と言う。バシールから着け鼻を整形と言われても、「整形じゃない、成長だよ」と真っ向から否定する(例え明らかにズレていたり外れていたり、プリンスに奪われていても、である)。また、プリンスの凶行には見てみないフリをする(例え標的が自分であろうとも、である)。最近は訴訟騒動の影響で生活苦らしい。
- Sせん(小池)
- じゅん×2(川田)
- 天六のおばちゃん(蛍原)
- くずの専属会社の社長だが、まともに給料を払っていない。
- 轟(宮迫)
- 松浦ゴリエ(ゴリ)
- 謎の和尚 みやお(ワッキー)
- オレンジ色の袈裟を体にまとっている。柄杓で顎を叩けば願いが叶うと言って、ゴリエと立ち回りをする事が多い。2006ゴリエ杯争奪全日本チア選手権では、一般出場者である史上最強の素人「ペコリ牛山」と凄まじいバトルを展開した。
- 「もんじゃろ学園物語」では柄杓しかデッサンしない美術教師役。Sせんの相方(?)になってからはMキャラが定着し、レイザーラモンHGのコスチュームのホットパンツのみを穿いた格好がメイン。Sせんにムチで叩かれた時はいつも本気で痛がっている。
- プラズマイドZ 5000(宮迫)
- ミヤパン(宮迫)
- 三好のおっちゃん(山口)
- リサコ(川田)
- 自称・帰国子女。ただし英語の発音は極めておかしい。
- ギノ&マンタ(ガレッジセール)
- 笑っていいとも!、平成教育委員会、トリビアの泉 ~素晴らしきムダ知識~、踊る!さんま御殿!!、クイズ$ミリオネアなどを沖縄風にパロディー化したコント企画。2005年の2月1日放送では、脳内エステ IQサプリのパロディで復活。ゲストには必ず宮迫が登場して内容に突っ込んでいる。
- ロナウジーにゃ(ワッキー)
- 山田兄弟(山口・ゴリ)
- 山田かつら所属のヘアメイク兄弟。ザ・たっちをモデルにしている。
- イエロートリオ(宮迫、小池、根本)
- 下記を参照。
- ウガンダゴリラ(宮迫)
- ムチャゴロウのペットのゴリラ。ウガンダ・トラのパロディ?
- 大神ワキオ(ワッキー)
- 狼男風のキャラクター。フジテレビのADをしている。
- 大山三兄弟(大山、宮迫、ゴリ)
- お局ADフジイ(宮迫)
- 元ネタは元ADの藤井貴代美(あっぱれ!!さんま大教授のディレクター)
- お豹(ゴリ)
- オンディーヌ(ゴリ)
- ドロボウ(ガレッジセール)
- カワッパー&ホトッパー(川田・蛍原)
- 木の内(宮迫)
- 美声のサラリーマン。
- キッカワ晃司(山口)
- キャロライン(宮迫)
- 『エブナイショッピング』に登場していたキャラ。
- グチケル・ムーア(山口)
- マイケル・ムーアのパロディ。
- 毛抜田ツルオ(でんじろう)(ワッキー)
- 「サイエンスティーチャー」を名乗り、奇妙な実験をする。米村でんじろうのパロディ。
- 児玉キヨシ(前田)
- スーパーの店員等をしていて、客がどんな事を言ってもそれが答えとなるような問題を強引に作り出し、「正解」にする。
- ジャパネットはかた(山口)
- ジャパネットたかたのパロディ。事件(後述)を起こした為後に消滅した。
- ゴリゴリ(ゴリ)
- サコサコ(宮迫)
- 吸田(ゴリ)
- 吸血鬼風のキャラクター。フジテレビのADをしている。
- ストレスマン(ゴリ)
- ストレッチマンのパロディ。
- スタイリッシュ村岡(山口)
- スタイリスト。ゲスト出演者が番組やイベントの告知をする時に登場。意味も無く服を折り曲げたり、人をガムテープで固定したりする。
- ジーパン刑事(ゴリ)
- 丹下のおっさん(山口)
- 立川だんし(前田)
- 玉置コウジ(ゴリ)
- タモリ(蛍原)
- チョコボーイ山口(山口)
- 下記を参照。
- 富井(山口)
- 紫のスーツを着ているホスト。「水曜ホーム劇場 おむこさん」のレギュラーキャラ。年齢はいつ聞いても「自分、二十歳っす」と答える。それを証明するために子供の頃のエピソードを話すが、それは明らかに年齢が上の時代のものである(「フラフープが流行ってました」等)。
- 中田ヒデ(ヒデ)
- 野田社長(川田)
- ヒド摩呂(山口)
- 彦摩呂のパロディ。
- 藤本ギーチ(山口)
- 藤本義一のパロディ?
- 病人(平畠)
- 入院着姿で、点滴を常に受けている。「ワンナイミュージカル」のキャラクター投票で10位以内(4位)に入ったので、出演ができた。最終回にも登場したが、既に故人になっていた。
- フラン健(川田)
- フランケンシュタイン風のキャラクター。
- 布袋トモヤス(ゴリ)
- 布袋のファンの間からでも「下の名前がカタカナになっているのがあやしい」という声も。
- ホトミ(蛍原)
- マイケルグッチー(山口)
- マレーシアオオトカゲ(ゴリ)
- ムチャゴロウのペットのトカゲ。
- 宮サ子(宮迫)
- イエローキャブ在籍9年目という設定のグラビアアイドル。
- 宮貞子(宮迫)
- 映画「リング」の山村貞子のパロディ。
- 宮迫ひろゆキティ(宮迫)
- ミュージカル『キャッツ』に出てきそうな、全身黒い、ハローキティのパロディ。
- ムチャゴロウ(山口)
- ムツゴロウこと畑正憲のパロディ。『ムチャゴロウと不愉快な仲間たち』で登場。扇風機などを勝手に生き物にして無茶なネーミングをしている。
- 吉イクゾウ(山口)
- ワッキティ(ワッキー)
- ミュージカル『キャッツ』に出てきそうな、ハローキティのパロディ。全身白い。
- 和田アキコ(ゴリ)
- 「すぃろい巨塔」に登場。
[編集] コントキャラの解説
[編集] くず
- HIRO(宮迫)、ANIKI(山口)によるスーパーデュオユニット。名前はいわずと知れたゆずのもじり。作詞・作曲はすべてギター担当のANIKIが担当、振り付けはHIROが担当。当初は牢獄に入れられた不良コンビで、音楽を通じて更生するというコントのキャラクター(つまり、ブルースブラザーズのパロディ)だったが、2001年秋に「ムーンライト」でCDデビューし、音楽業界を震撼させた。そして、同局の音楽番組『HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP』に出演。その後2002年に「生きてることって素晴らしい」をリリース、記念ライブも敢行。さらには他局にも進出し、テレビ朝日系の音楽番組『ミュージックステーション』に出演し、年末恒例の『ミュージックステーションスペシャルスーパーライブ』にも出演。2003年には、アルバム「くずアルバム」をリリース。このアルバムには、GLAY、宇多田ヒカル、甲斐よしひろ、佐野元春などが参加していたことも有名であった。2004年に3rdシングル「全てが僕の力になる!」をリリース(オリコン初登場1位を記録)。また、同年のGLAYの南東風という曲にも参加している。なおこの曲は前年9月に開催された「世界柔道2003大阪」のテーマ曲、番組のコントドラマ「おむこさん」の主題歌にもなった。2005年には、この番組のAPであり、奥さんと離婚した志賀直哉を励ます為に作った新曲「みんな一人で生きてない!」を「FNS志賀歌謡祭」のコーナーで披露(世界柔道2005エジプトテーマ曲の「その手で夢をつかみとれ!」のカップリング曲として収録)
2006年11月1日に5thシングル「夏の日々と親父の笑顔」を発表、「生きてることって素晴らしい」以来ワンナイでのドラマ仕立てコントの後の発表&発売日テレビ初演奏となった。
[編集] 轟(とどろき)
- 筋肉質な「男すぃ」(だんすぃ。男子のこと)が大好きで女性が大嫌いな男性。いわゆるゲイなのだが、なぜかゴリエの事は嫌いではなく、よき理解者である。
- 自己紹介の時は「車車車、車三つで…轟です。」と言う(…で様々なリアクション、アレンジを入れることが多い)。
- 時々「ぎゅーん!」「ソイヤ」「ビキッ」「ぽかーん」「ポンッ」といったギャグのような行動を行う。
- 基本的にタンクトップ・黒いタイツの格好をしている。
- 「女子はうるせぇんだよ、黙ってろよ」と暴言を吐く。しかし一時期、宮迫自身がゲイであるという勘違いが発生し、一部のゲイが宮迫の目の前で自慢の筋肉を披露したという。「それはキャラや!」と、宮迫。
- 一番好きな男性は、映画俳優で政治家のアーノルド・シュワルツェネッガー。以前はチャック・ウィルソンが好きだったようだ。実際に轟のキャラクターで対談も果たしたが、終始素の宮迫で話し続け対談終了後「無理や!」の一言。
- 元々は他局のバラエティ番組「アメジャリチハラ」で生まれたキャラクターである。
- 最終学歴は東大卒業である。(仏文科)
- 恋人は渡辺いっけいで、激しいキスを連発した。そのせいで渡辺いっけいの両親が呆れたらしい。
- 『轟そい也』という演技がたどたどしい弟がいる。
- 「すぃろい巨塔」(フジテレビ開局45周年記念コント)では第一外科教授として「轟軍団」を率いた。
(一度ニューハーフになった川田の性器を縫合したことがある。)
『ハッスル対ソイヤ統一王座決定戦』として、小川直也に挑戦した。ワンナイチームで小川に挑んで、結果、轟の勝ち。(ルールにより小川はハッスル使用禁止となったが、轟が認めたため小川はハッスルの使用許可が出た。)
- 娘がいる設定だったことがある(娘役は小池栄子)。その娘が誘拐されたとき、助けを求めたにもかかわらず、「女すぃは黙ってろよ!」と言った。
最終回では「男すぃ」だけではなく「女すぃ」にも好かれていた方が二倍お得だと考え両刀になっている。
[編集] チョコボーイ山口
- 色黒い顔の青年。
- 手の動きや口調が卑猥で、性的なものを連想させるものを見聞きすると興奮する。
- 彼のコントは「ワイドショー番組のお宅訪問コーナー」や「料理番組」のような形式で行う。進行相手は蛍山おばあちゃん(蛍原)。
- モデルはAV男優のチョコボール向井。
- 下ネタが多いので、「水10!」に移行してからは封印された。
- 2003年1月1日の深夜に20分間、「ワンナイ特別編 チョコボーイ山口SP」が放送され復活した。CM・スポンサー無しで、これまで以上に過激な下ネタをやりたい放題。宮迫が「時間帯に関係なく封印した方がいい」と言うほどだった。
- また、2004年末に開催されたイベント「HOT FANTASY ODAIBA」の魅力を伝える深夜の情報番組「ホットファンタジーワンナイSP」のスポット案内人として復活した。
- 最終回では蛍山おばあちゃんと結婚、北海道・小樽の市場で鮮魚店を営んでいる。
[編集] ミヤパン
- 2000年フジテレビ入社の永遠の新人アナウンサー。
- モデルは千野志麻(愛称チノパン)。よく間違われるが高島彩がモデルではない。
- 「ワンナイスーパーニュース」では木村ダロウ(山口)に二の腕をネタにされていた。
- 「新ドラマチェック」や「ゴリエの恋のじゃろがい」の案内役。
- はいているスカートがぴったり過ぎて股間のところがモッコリしていたこともあり、出演者からツッコミされたこともある。
[編集] じゅん×2(じゅんじゅん)
- 女性レゲエダンサー。1989年生まれらしい(2005年5月4日の放送で16歳)。2005年3月初登場。
- 本名は「宮田じゅん子」。
- ラジカセの音楽(Bounty KillerのSufferer)にあわせて踊り、踊っている最中にパンツが下がってくると、見ていた共演者に「ダンスよりパンツか?」と逆ギレして詰め寄る。
- レゲエダンスに夢中になりすぎて、通っていた高校を退学になったらしい。
- 最近ではフジテレビの石本沙織アナウンサーにそっくりだという話が聞かれる。
[編集] イエロートリオ
- 3人組の「セクシー」ユニット。参加者は小池栄子、根本はるみと、宮サ子(宮迫)の3人。
- ユニット名は小池と根本が所属しているタレント事務所「イエローキャブ」から拝借したもので、黄色のヘソ出しと長手袋を身にまとったコスチュームで登場する。
- またこのコントではイエローキャブの野田社長そのものをモデルにしたキャラクターも出演する。
[編集] コントドラマ
- ワンナイ結婚マニュアル
- 水曜ホームドラマ おむこさん
- 男女6人化け物語
[編集] コント以外の主なコーナー
[編集] ルーレットーク
- お笑い芸人などのコンビ(過去オリエンタルラジオ、レイザーラモン、松野明美夫妻などが登場)がルーレットマシンに乗り(玉となって)、ストップボタンを押して止まった所の内容のトークを行う。トーク(ゾーン)は「恋の話」「好感度UP」「ぐっさん」「ご対面」のほか、ほしいものがもらえる「プレゼント」があるが、「プレゼント」に止まった事はない。スタートボタンは各トークテーマの司会者がトークの途中で好き勝手に押す。(都合が悪くなるとすぐに回す)VTRを見る限り、ボタンを押したときにルーレットが止まっていない。回転中に見える順番は左から「恋の話」→「好感度UP」→「プレゼント」→「ぐっさん」→「ご対面」(再び「恋の話」…と繰り返す)となっている。
- 2006年10月25日は、ロンドンブーツ1号2号・おぎやはぎが出演し、ロンドンブーツ1号2号・おぎやはぎ・ガレッジセール・雨上がり決死隊の4組による「初代MC王決定戦」を行った。結果は、ロンドンブーツ1号2号が優勝した。
[編集] ゲスト
[編集] ゾーン内容・キャラクター
- 「恋の話」…悪元勝(宮迫)、東海林悪ノリ子(小池) (第一回のみの登場で、梨元勝・東海林のり子のパロディ)→みーやん(宮迫)、えーやん(小池)(秋葉原のメイドをモデルとしている)→桜塚みやっくん(宮迫)、桜塚えっくん(小池)(桜塚やっくんのパロディ)
- ゲストとテーマに沿った恋のトークや当時の写真を出したりなどをするゾーン。
- 「好感度UP」…ゴリもんた(ゴリ)、川橋佳代子(川田)(『午後は○○おもいッきりテレビ』をモデルにしている)
- 「ぐっさん」
- お題(主に山口が様々な芸能人に扮したり競技をしたりなど自由にものまねをする自由ゾーン)がルール説明時に出る。止まった後に少しだけ公開される。(その後は自動的にスタート)但し止まる確率は低い。
- 「ご対面」…蛍村淳(蛍原)
- ゲストと親交のある懐かしの人やゲストが会いたい芸能人などとご対面するゾーン。
- 2回目の際には必ずペナルティが相手として出る(主にそのコンビの持ちギャグは自分たちのギャグからパクったと主張する被害者としての役で出る)。
- 「プレゼント」
- ここに止まるとゲストの希望商品を獲得できる。「ぐっさん」同様に止まる確率が低く、幅も少し狭い。なお、ここに止まったことは一度もなかった。
[編集] 2006年10月25日放送の「初代MC王決定戦」内容
[編集] ルール
- 制限時間3分以内に新人ADから出されたトークテーマを話す。ゲストはトークの内容が面白くない場合またはトーク中に「このMCに飽きた」という場合はボタンを押してスタートさせ、再び止まったところのゾーンでトークを行う。
[編集] 4組の出場者が座ったゾーン
「恋の話」…おぎやはぎ 「好感度UP」…ロンドンブーツ1号2号 「ぐっさん」…ガレッジセール 「ご対面」…雨上がり決死隊
[編集] ワンナイ事件史
当番組内では、これまでにいくつかの大きな問題を起こし、社会的な批判を受けている。主な事例を以下に示す。
[編集] 王シュレット事件
- 2003年8月13日放送の通販コント「ジャパネットはかた」(途中で打ち切りとなり、放送されなくなった)の中で、福岡ダイエーホークス(現:福岡ソフトバンクホークス)・王貞治監督の顔を模したウォシュレット装置付き便器(王シュレット。王監督の顔が洋式便器内に仕掛けられていて、その口から天井にまで届く高圧水が出て、落ちてくる大便を意識的に避けるもの)を紹介するというものがあった。
- このコントで、王監督を侮辱したとしてダイエー球団側が激怒。その後、フジ側が王監督と球団関係者に謝罪するも、「球界を代表する人を侮辱した」(ダイエー球団社長・高塚猛=当時)として、日本シリーズ中継にフジを推薦しないという結果にまで至ってしまった。ちなみに、この王シュレットではビデ機能を「シゲ」と表示しており、ここに目盛をあわせると、山口が長嶋茂雄の声マネ(「う~ん?どうでしょう」)をするシステムであったが、何故か長嶋と巨人側からは何のクレームも付かなかった。
- 皮肉にも同年ホークスが優勝し、FNS(フジ)系のテレビ西日本が積極的にホークス戦の中継を行ったことが評価され、またセ・リーグ優勝も阪神だったため、FNSとしてテレビ西日本と関西テレビが制作し、首都圏のフジにネットしないという条件で日本シリーズの中継ができたはずなのだが、フジテレビのこの一件だけで、系列全体で連帯責任を取らされた格好になり、2003年のFNS系は民放で唯一日本シリーズが全く中継されない事態となった(一部では王シュレット事件は関係はなく、始めから第7戦は年間30試合ダイエー戦を放送したTVQ九州放送が評価されて、キー局のテレビ東京が球団推薦を受けたという説もある)。
- ダイエー球団からの抗議の直後、「ジャパネットはかた」のモデルとなった通販大手のジャパネットたかたと、「ウォシュレット」を商標登録しており、商品を侮辱されたTOTO の両社(両社とも九州に本社がある)も名誉を傷つけられたとして抗議、「FNNスーパーニュース」(平日17:54など)などの番組提供を一時取りやめた。ホークスの公式戦も九州ローカルを除き一時中継することが出来なかったが、2005年5月17日のソフトバンク - 巨人戦から全国ネットでの中継を再開した。他にも「ジャパネットはかた」には、福岡ドーム(現ヤフードーム)を枕にして、ベット全体が九州の形をしていて宮迫がそこに横になると、体全体がくっつくというベットも出てきていた(「九州」と「吸収」をかけたもの)。
- 王シュレット事件の翌週(2003年8月20日)の放送の冒頭で、フジテレビアナウンサーの須田哲夫が謝罪のお知らせをするも、批判や抗議が相次いだ。
- 加えて、「王シュレット事件」翌週には粉ミルク事件(下記参照)を起こし、訴訟を回避するために製作会社が払った額は1千万円以上の単位になるとも言われている。
- この事件を受け、8月20日~9月まで前後提供クレジットなしという事態になった。また、このころから番組の名義も「水10!・ワンナイ」から「水10!」となり、新聞のラテ欄にも「ワンナイ」のみ番組タイトルの表記はなくなった。
- 王シュレットの事件の裏には、キー局が地方系列局の事情を理解せず番組制作に突き進む姿勢や日本シリーズの放送枠の推薦システムがキー局単位で、独立法人の建前である地方系列放送局がキー局の出店・支店視されてしまう問題があるのだが、これらは全く省みられなかった。
- その年の日本シリーズは第7戦までもつれる熱戦となり、中継されたテレビ東京の系列局がない地域(さらに言えば番販ディレイネットもされなかった地域もある)からは、見られないという苦情・抗議をテレビ東京だけでなく原因を作ったフジテレビにも殺到した。
- フジテレビ系列局テレビ西日本内にある、グッズ販売コーナーにこの事件後も『ワンナイR&R』のグッズを販売していたが、「系列局だから(フジテレビを)庇っているのか」などの苦情・抗議がテレビ西日本に相次ぎ、これを受けテレビ西日本は急遽グッズ販売コーナーから『ワンナイR&R』のグッズを全面撤去させた。
[編集] 粉ミルク事件
- 「王シュレット事件」の翌週となる8月20日の放送、冒頭に須田アナウンサーが「王シュレット事件」を謝罪したこの日のコントで、妊婦に扮した小池に山口・宮迫・ガレッジセールらが粉ミルクをかけるというコントを放送したところ、視聴者から「育児に不可欠な粉ミルクを軽率に扱うとは何事か」などの苦情が殺到。さらにこのコントで使用された粉ミルクが和光堂の製品「ぐんぐん」である場面が映っていたため、和光堂からも「企業イメージを損ねた」として抗議された。なお、翌週のエンディングでは謝罪アナウンスではなく、謝罪テロップが流れた。[1]
[編集] ゴリエvsくず・やらせ事件
- 2005年のお台場冒険王におけるミュージカル開催のときに、ゴリエが「ペコリナイト」を、その後くずも「その手で夢をつかみとれ!」「みんなひとりで生きてない!」という新曲をそれぞれ発表したが、これの発売日が同9月14日と全く同じ日となることが発表された。
- このことから、両者がそれぞれに陣営を構えライバル戦争を始めることとなる。発売日から1週間経過後のオリコンのチャート順位によって、負けた方(即ちチャート下位の歌手)の代表者(ゴリエ代表・川田、くず代表・ワッキー)が、9月21日の1時間スペシャルの放送で罰ゲームを受けることになった。
- 9月21日に発表されたオリコンウィークリーシングルチャートでは、ゴリエが3位で11.8万枚を売り上げた。対するくずは、8位で1.7万枚を記録。よって、両者のセールス対決はゴリエに軍配が上がり、ワッキーが罰ゲームを受けた。
- しかし、この対決の頃にカリフォルニアでの「ペコリナイト」PV撮影の模様を数週間放送し、加えて毎週のようにPVを放送したのに対し、くずの「その手で夢をつかみとれ!」に関しては発売直前の放送でサビのみ聴き取れるくらいしか放送せず、明らかな出来レースそのものだった。これについては、くずのファンはもちろんの事、他の視聴者からも批判があった。
- ゴリエはその後、2005年の「NHK紅白歌合戦」に紅組メンバーとして出場。だが、同じくヒット曲を出しているくずには、「NHK紅白歌合戦」の出場は未だ無く、NHKの人選に問題が有るという批判も出た。この批判に対して、NHK側は「(はっぱ隊同様)くずの出演が、紅白のイメージに合わない」と回答。今後くずの紅白出場の可能性はほぼ消滅した。
[編集] 新春かくし芸大会・おふざけ事件
- 2002年から2004年まで、「新春かくし芸大会」に‘ワンナイチーム芸’としてかくし芸を披露した。だが、そのいずれもがあからさまな‘ふざけ芸’でしかなかったため、審査員や他の出演者から非難が殺到、視聴者からも苦情が相次いだ。また、いずれも主に堺正章のいる右側チームに負けていて、この年以後左側チームは2006年・第43回大会の引き分けを挟み4連敗が続き2007年の番組終了した翌月に放送された第44回大会で2001年以来6年ぶりに左側チームが優勝する皮肉な結果になってしまった。
- 2002年はヤングチーム3回戦にて、チーム芸「アイスウォーターボーイズ」を披露。内容は、雪の降る中を、ワンナイレギュラーがシンクロナイズドスイミングを披露する、はずであった。だが、あまりの寒さに全員プールに入る事は無く、雪の積もったプールサイドをただひたすら走りまくった。
- 2003年は西軍3回戦にて、チーム芸「究極のかくし芸・フロモンティ」(フルモンティのパロディー)を披露。内容は銭湯にて股間を泡、蛇口、ホース、洗面器で隠してギリギリ見えるか見えないかを見せつける、という「究極のかくし」芸を称したふざけたものであった。放送コードに抵触しかねない下ネタだったこともあり、相当の不評であった。
- 2004年は西軍3回戦にて、チーム芸「アイスウォーターボーイズリベンジ」を披露。内容は2002年のリベンジとして、再度寒中シンクロナイズドスイミングに挑戦、というもの。まじめに練習するワンナイレギュラーの姿が放送され、期待も高まったが、結果は、会場のプールが冬季はアイススケートのリンクに使われていたため断念、というオチをつけて終了。見事なまでに裏切られた審査員や他の出演者は激怒。点数は1997年に個人得点廃止して以来の32点という、21世紀になってからは最低点を記録してしまった。笑福亭鶴瓶キャプテン率いる西軍が東軍に9点の大差をつけられて大敗した敗因にもなった。どの施設でも冬季はプール場の立ち入りが厳禁であったため実現不可能だったと山口は説明したが、当然ながら屋内プールは冬季でも使用可能で海外という選択肢もあり、使っていないプールを借り上げるという方法もあるため、明らかに確信的な再犯のふざけ芸である。
- この結果、ワンナイチーム芸は2005年以降は廃止された。
[編集] スタッフ
- ナレーター:福笑子、根岸朗、(不定期、『落武者』のみ)立木文彦
- ※いずれもクレジット表示なし
- 構成:石原健次、柏木克紀、榊暁彦、桜井慎一、長谷川朝二、福原フトシ、松井洋介、渡辺鐘
- SW(スイッチャー):高田治
- カメラマン:小川利行
- VE:宮本学
- 照明:安藤雄郎
- 音声:本間祥吾
- 音響効果:大久保吉久(3×7)
- VTR編集:瓜田利昭(D-Craft)
- MA:吉田肇
- 美術制作:大坊雄二
- デザイン:鈴木賢太
- 美術進行:楫野淳司
- 装飾:山科貴弘
- 大道具:瀬名波康之
- 衣裳:山田斉
- メイク:宮崎香
- かつら:泉水貴光
- 持道具:成田千絵
- 電飾:林将大
- アクリル装飾:斉藤祐介
- 生花装飾:牧島美恵
- 植木装飾:森慶申
- 視覚効果:中溝雅彦
- 特殊美術:横山公一
- TK(タイムキーパー):水越理恵
- 編成:金井卓也
- AD:エビちゃん、大村雄哉、江藤 ほか
- FD:鷹見睦
- AP:志賀直哉(作家の志賀直哉を知らずに親が命名,前妻と2005年1月1日離婚)、江本薫
- ディレクター:小仲正重、神尾昌宏
- プロデュース:伊藤征章
- 演出:渡辺琢
- 技術協力:ニユーテレス、FLT、IMAGICA
- 協力:吉本興業(企画協力・坂本直彦)、カイト、プラトッシュ
[編集] 関連項目
フジテレビ系 水10!前半枠 | ||
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ハッピーボーイズ! | ココリコミラクルタイプ (後半枠から移動) |
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フジテレビ系 水10!番組枠(2002年10月~2006年12月) | ||
ハッピーボーイズ! | ワンナイR&R | オリキュン (後半枠) |