ポケットファイター
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ジャンル | 対戦型格闘ゲーム |
対応機種 | アーケード (CPS-2) [AC] セガサターン[SS] プレイステーション[PS] ワンダースワン[WS] プレイステーション2[PS2] |
開発元 | カプコン |
発売元 | カプコン WS版はバンダイ |
人数 | 1~2人 |
メディア | CPS-2カートリッジ(AC) CD-ROM1枚(PS、SS) カートリッジ(WS) DVD-ROM1枚(PS2) |
発売日 | 1997年9月稼動(AC) 1998年6月11日(PS) 1998年7月9日(SS) 2000年4月6日(WS) 2006年5月25日(PS2) |
デバイス | 1レバー+3ボタン |
その他 | PS2はストリートファイターZEROシリーズとのカップリング |
『ポケットファイター』 (POCKET FIGHTER) は1997年9月にカプコンが発売した2D対戦型格闘ゲーム。「ポケファイ」と略される事もある。また、日本国外ではゲームタイトルが "Super Gem Fighter: Mini Mix" となっている。
1996年に発売した落ち物パズル『スーパーパズルファイターIIX』のチビキャラと雰囲気をそのまま格闘ゲームにしたようなコミカルな外見だが、その見た目とは裏腹に奥深いシステムを搭載している。
家庭用ゲーム機版は以下の通り。
- プレイステーション - 1998年6月11日発売。能力値を操作するアイテムを装備してフルオートで対戦する「つくってふぁいたー」、1本の体力ゲージで連続で敵と戦い続けるランニングバトル、『私立ジャスティス学園』の体験版も収録。PSの性能のため、一部のグラフィックや演出(地球ぶっとびなど)が削られている。
- セガサターン - 1998年7月9日発売。拡張カートリッジ4MB対応。先に発売されたPS版よりもモードは少ないものの、ほぼアーケード版の完全移植であり評価は高い。
- ワンダースワン - 2000年4月6日にバンダイから発売。アイテムが出現せず、モノクロ画面であるためジェムの識別もしづらい上、ハードウェアの都合上操作も非常に難しいなど、批判される点が多い。オリジナル要素として「カードファイター」を収録。
- プレイステーション2 - 2006年5月25日発売の『ストリートファイターZERO Fighter's Generation』に収録。アーケード版を完全移植しており、基板の細かいバージョン違いなども設定できる。サバイバルモードも追加されている。
目次 |
[編集] 基本システム
本作は1レバー+3ボタンで、3つのボタンはそれぞれパンチ(Pボタン)・キック(Kボタン)・スペシャル(Sボタン)となっている。パンチおよびキックに強弱の区別はなく、ジャンプ・立ち・しゃがみのほかレバー前入れ、しゃがみ前入れなどで変化する。スペシャルは各種の特殊動作やマイティコンボ(超必殺技)のコマンドの一部として用いられる。
[編集] マイティコンボ
必殺技を繰り出すなどの様々な行動で体力ゲージの下のマイティコンボゲージが溜まっていき、このストックを消費して強力な技「マイティコンボ」を繰り出すことができる。他ゲームの「スーパーコンボ」などにあたる存在。キャラクターによってはゲージを同時に2本や3本消費するマイティコンボを持っているものもいる。
マイティコンボには一部の技を除きコマンドが2つ用意されている。一方はSボタンを使用する簡略化されたレバー操作で、インストカードに掲載されているのはこちらのコマンドである。もう一方は過去の作品でもおなじみのコマンドをモチーフとしたものとなっているが、ボタン数の違いなどから、一部の技は原作と全く同じコマンドではなくアレンジされているものもある。例えば、レイレイの天雷破は『ヴァンパイア』シリーズでは「弱K、強K、中P、中P、上」というコマンドだったが、本作ではインストカードに掲載された簡易コマンドが「右、右下、下、左下、左+S」、原作風であるもうひとつのコマンドは「P、S、K、K、上」となっている。
[編集] ジェム
各キャラの必殺技のうち3つには対応するジェム(赤・黄・青)が設定されており、対応するジェムを集めることで3段階に強化される。それぞれ、赤が遠距離攻撃(例外としてザンギエフは投げ技、タバサは突進技)、黄が対空攻撃、青が突進攻撃に対応している。
ジェムには小・中・大・特大(パワージェム)の4段階のサイズがあり、大きさに比例してゲージの上昇率が変化する。ジェムは相手に攻撃をヒットさせたり相手の攻撃を受けたりする他に、ラウンド開始時や様々な条件で出現する宝箱や、時々画面上に飛来するアイテムキャリアーを攻撃することでも出現する。まれにダイヤモンドの形をしたレインボージェムが出現することもあり、これを取った場合は全ての色のゲージが上昇する。ジェムを入手するとマイティコンボゲージも一緒に上昇し、3段階目以上はパワーアップしない代わりに大きく上昇するため、一部のマイティコンボは当て続けるだけでゲージを自給自足ができる場合もある。一定時間取らないで放置しているとジェムは消えてしまう。相手をふっとばして出したジェムでも、相手が取ることが出来る。
基本的にパワーアップした方が強いため、ジェム争奪戦、と見せかけて普通に攻撃などの駆け引きもこのゲームの重要なファクターである。
[編集] フラッシュコンボ
このゲームの基本コンボとなる攻撃。立ちPを当てた後、PおよびKの組み合わせによりコスプレしながらの連続技が発動する。大きく分けてPPスタートとPKスタートの2ルートに分岐し、4段目を出した時点で終了となるが、それ以前で止めることもできる。ガード・ヒットに関わらず発動可能。ルートによって出る技は各キャラ毎に固定されている。
基本的に全てのルートは4段全てが連続ヒットすることはない。ルートによって、ガードされても反撃されない攻撃、下段攻撃、中段攻撃、ガードクラッシュ、投げ技などに分岐する。4段目をヒットさせる事で宝箱が出現する。
[編集] ガードクラッシュ
Sとレバーの組み合わせにより、ガード不可能の攻撃を出してダメージを与えつつ相手の溜めたジェムを奪うことができる。レバー前入れ、下、レバー入力無しで攻撃が違い、リーチなどのほか奪えるジェムの色が違う。基本的に攻撃判定が出るまでに時間が掛かる。また、フラッシュコンボの4段目として発動する事もあり、この場合はキャラによって何が出るかが固定されている。
- ニュートラルS - 赤ジェムに対応。標準的な性能。
- レバー前入れS - 黄ジェムに対応。真横に攻撃するためリーチが長いが、上方向に対しては弱い。
- しゃがみS - 青ジェムに対応。斜め上に向かって攻撃する対空技。横方向へのリーチは短い。
通常奪えるのは1レベル分のジェムだが、Sボタンを押しっぱなしにすることで攻撃を遅らせる(溜める)ことも可能で、溜めるとより多くのジェムを奪えるが、相手に潰される危険性も高くなる。限界まで溜めた攻撃をヒットさせると、相手の対応ジェム全てを放出させた上、宝箱も出現する。
なおこのゲームは一般的な対戦型格闘ゲームと異なり、必殺技をガードした時にケズリ(体力ゲージの減少)がない。また、投げ技も出すまでに時間が掛かるため、リーチの長いガードクラッシュの使い方が重要となる。
ガードクラッシュに対しての反撃方法として、ガード方向にレバーを入れつつSボタンを押す事で体が青く光って一定時間ガードクラッシュを受け止める事ができるガードクラッシュ返しを出すこともできる。成功すると相手を攻撃すると共に宝箱が出現する。しかし時間内に攻撃を食らわなかった場合はスキだらけとなる。
[編集] アイテム
ジェム以外のアイテムとして、全7種類(炎・氷・毒・爆弾・バナナ・石化・雷)のアイテム玉が存在し、相手に投げて当てる事で様々な効果が発動する。K+Sと方向レバーの組み合わせで手持ちのアイテム玉を投げたり、または地面に設置したりすることができる。地面に置いた場合は一定時間後に効果が発動するが、設置したキャラもダメージを受ける可能性がある。各キャラクターは試合開始時にアイテム玉を1つずつ所持している。また、宝箱などからはジェムの他にもアイテムが出現することもある。アイテム玉は一度に3個まで持つことができ、複数持っている場合は挑発ボタンで持ち替えることも可能。
また、これとは別に食べ物などの回復アイテムが出現する場合もある。こちらは拾えばその場で体力ゲージが回復する。
ジェムやアイテムを運んでくる雲に乗ったアイテムキャリアーは様々なタイミングで飛来するが、まれに放電するカミナリが出現する事もあり、アイテムを取ろうとするとダメージを受けてしまう場合もある。
[編集] その他
それ以外の特殊行動を以下に挙げる。
- カウンター
- 相手の技の動作中などに反撃するとカウンターとなり、通常よりも相手が大きく吹き飛ぶ。このシステムは後に出た『ストリートファイターZERO3』にも採用されている。このカウンターでしか見られない、キャラが吹っ飛んで地球を一周する「地球ぶっとび」というものもある。
- 受け身
- 相手の攻撃で空中に吹っ飛ばされた時にP+Kを同時押しするとその場で体勢を立て直せる。こちらも後に出た『ストリートファイターZERO3』にも採用されている。
- ガードキャンセル
- ガード中にレバー前入れSと入力すると、ゲージを1つ消費する代わりにガード硬直を解いてパンチで反撃ができる。威力は低いが、成功すると宝箱が出現する。
- イージーリバーサル
- ダウン中にSボタンを連打する事で自動で対空攻撃を出せる。
- メガクラッシュ
- 全ボタン同時押しで発動。溜まったゲージと手持ちのジェムを全て放出し、一定時間全身無敵になりダメージを与える。また、ダメージを食らって吹っ飛んでいる最中に受け身と同じタイミングで発動すると、画面を飛び回りながら攻撃するカウンタークラッシュに変化する。
[編集] 登場キャラクター
ダンと豪鬼は隠しキャラクターとなってはいるが、選択画面で空きになっている右上隅および左上隅に隠れているのみで、使用するための隠しコマンドは必要としない。
- リュウ
- あいかわらず自分より強い奴を探している。今回は強者の情報を得るためにタバサに会いに行く。キャラ性能はオーソドックスだが、根がまじめだからか、コスプレを一切しない(上空に曇雲を作る、引っこ抜いた道路標識で殴る、程度)という特徴がある(一部のコミックスなどでは「貧乏だからコスプレの服を買うお金がない」という解釈もなされていた)。赤い鉢巻をしているが、キャラ設定としては『ストリートファイターZERO』シリーズに近い。初期装備のアイテム玉は雷。
- ケン
- 恋人持ちなのにもかかわらず未だにナンパ癖があり、お高めのオネエちゃんをお茶に誘おうと出かける。リュウ同様癖のない性能だがリュウと違い、コスプレする技をいくらか持っている。キャラ設定は『ストリートファイターZERO2』に近いが、髪型や道着などは『ストリートファイターIII』のものに近く、同作の疾風迅雷脚を使える。尚、フラッシュコンボに搭載されているガードクラッシュが珍しく黄ジェム対応になっている(他にフェリシアと豪鬼が黄ジェム対応)。初期装備のアイテム玉は炎。
- 春麗
- 動物園から脱走した動物を確保するべく行動している。刑事らしからぬ非常にアブない言動が目立ち、対戦中も相手を逮捕しようとする技を持っている。ほかのシリーズ同様スピードに優れる。百烈脚以外の蹴り系の必殺技がスピニングバードキックを元にした技になっている。『バイオハザード』のジル・バレンタインや『スターグラディエイター』のジューンのコスプレをする技を持っている。『スーパーパズルファイターIIX』から顔グラフィックが描き直された。初期装備のアイテム玉は氷。
- ザンギエフ
- ロシアの偉い人・ゴロバチョフの依頼でフェリシアをロシアに招待しようと探している。女性キャラ、胴着キャラが殆どの本作においては貴重な存在。他シリーズ同様接近しないと辛いキャラクターだが、奇襲する投げ技ヘビーバイトとダッシュのおかげで接近するのは多少楽になっている。スクリューパイルドライバーの破壊力は健在で、レベル3のダメージは初代『ストII』にも匹敵する。親父、土木作業員など硬派なコスプレ技を持っている。初期装備のアイテム玉は石化。
- 春日野さくら
- 夏休みを利用し、リュウを探す旅をしている。波動拳、真空波動拳以外はほかのシリーズでは見ない技を使用する。その中でもザンギエフよりマッチョな男にタコ殴りにしてもらうマイティコンボ・春爛漫のインパクトは絶大。フラッシュコンボの一つ「撫子なぎなたコンボ」はとあるゲームキャラクターのパロディではないかともいわれている。初期装備のアイテム玉はバナナ。
- いぶき
- アイスクリームを求め、東京・原宿までの旅をしている。『ストリートファイターIII』同様、トリッキーで癖の強い技が多い。『ファイナルファイト』のロレントに変身する必殺技を持っているが、それ以外はすべて純和風のコスプレである。なぜか食がらみのネタが多い。ちなみにいぶきはどのキャラの最終ボス(8人目)にもなっていない。また唯一、フラッシュコンボに搭載されているガードクラッシュが青ジェム対応である。初期装備のアイテム玉は炎。
- モリガン=アーンスランド
- どっちが美しい女か分からせるために春麗を探している。ナース、メイドなどマニアックなコスプレ技を持っている。マイティコンボ・ダークネスイリュージョンでは分身役としてリリスも登場する。さらに、ダンなど一部のキャラに対しての隠し勝利ポーズとして、『スパズル』でも見せた本人と同じ姿のコスプレも披露する。
- 飛び道具・対空技・突撃技とベーシックな必殺技を揃えるが、若干寸足らず。しかし通常技のヒットを確認してからや相手の大技をガード後にダークネスイリュージョンへ楽に確定して繋げることが出来、ダメージを与えながらジェムを大量に出して大幅パワーアップしたりゲージを元以上に回復するなど、一度ゲージが溜まった後はかなり強い。初期装備のアイテム玉は爆弾。
- レイレイ(少 泪泪)
- ダークストーカーズを探す旅の途中旅費が尽きてしまい、好待遇のアルバイト募集をしているザンギエフに会うことにする。消えるダッシュや空中ダッシュ、暗器を使った技の数々は非常にトリッキー。お札に変身している姉のリンリンは今回は帽子の上に乗っている。
- マイティコンボ・天雷破はわざと相手がガードするように出しておいて、一方的有利時間を作ってガードクラッシュを……という手にも使える。その他のマイティコンボは、出が早く1段目ヒットで以降の多段ヒット確定の傘回し・天回傘と、パンダに化け大玉を曲乗りして突進する来々球で、これらも強力な性能を持つ。初期装備のアイテム玉は爆弾。
- フェリシア
- 念願のミュージカルスターになれたものの、今度は映画スターになりたいと願うようになり、業界にコネのありそうなケンに会いに行く。移動速度の速い技を多数持っており、使いやすいキャラクター。フラッシュコンボではロックマン、サスカッチなど様々なカプコンキャラクターに変身する。初期装備のアイテム玉は雷。
- タバサ
- 全国三百万人の婦女子の憧れ「魔法のステッキ」を手に入れるため、仙術師である少家の末裔レイレイを探す旅に出る。弱冠19歳だが大人びた言動の魔女。『ウォーザード』の時とは違い飛び道具こそ持たないものの、当たり判定の広いガードクラッシュをはじめ強力な技を多数持っている。『ウォーザード』同様ネコジャラシでネコのアル・イブンを使役しているほか、体力が一定値を切ると同じく『ウォーザード』に登場したタオを盾にしはじめる。攻撃を喰らったときのリアクションが非常に個性的。メカタバサを使う技では『ヴァンパイア』でアナカリスと共にいたカイビトも登場する。初期装備のアイテム玉は氷。
- ダン
- 隠しキャラ。サイキョー流の一番弟子として、さくらをスカウトしようとする。『スーパーパズルファイターIIX』での性能を反映してか、ガードクラッシュ以外の攻撃を当てた際にでるジェムの色は赤のみとなっている。カラオケが趣味ということもあって、コスプレはすべて歌手のものとなっている。ガードクラッシュやマイティコンボでは父親で今は亡き火引 強(ゴウ)の幽霊を呼び出すこともでき、「殉哭殺」という3ゲージ消費マイティコンボもあるが、技自体は豪鬼の瞬獄殺のパロディで、背景の文字は「天」ではなく「父」である。当たり判定の弱い技、隙の多い技が多く、他のキャラより見劣りする部分も多いが、決して勝てないわけではない。家庭用では新マイティコンボ「真・晃龍拳」も追加されている。
- このゲームでもダンは何度でも挑発が出来るが、ダン以外の全員も一試合に16回まで挑発を出せる。そのため、ダンの魅力の一つである挑発の影が薄くなりがちだが、マイティコンボ「挑発伝説」は他のシリーズ以上の演出時間の長さで、このゲームの特徴であるコミカルさを活かした挑発を堪能できる。初期装備のアイテム玉はバナナ。
- 豪鬼
- 隠しキャラ。「極園島」というレジャーランドとして再開発されることになった獄炎島を離れ、新しい修行場を探す旅をしている。ほかのゲーム同様強力なキャラクター性能を誇る。真面目な技とそうでない技の落差が激しく、殺意の波動で相手を燃やすかと思えば、海パン一丁になったり『ウォーザード』のレオに変身したりと、他のゲームでは決して見ることの出来ないコミカルな豪鬼を堪能できる。もともと口数の少ない豪鬼の声を頻繁に聞けるのも、このゲームならでは。マイティコンボ・瞬獄殺は簡易コマンドで入力するといつものように画面が真っ白になるだけだが、原作風コマンド(PP→KS)で出すと攻撃中の豪鬼をみることができる(ただし内容はコミカル)。初期装備のアイテム玉は毒。
[編集] ステージ
本作のステージは様々なカプコンキャラクターが登場し、このゲームを語る上で欠かせないものになっている。
- 酒場:BAR「マキシマム」
- ディージェイとジューンが経営している酒場。エドモンド本田やキャミィのほか、ガイルやナッシュといった様々なストリートファイターシリーズのキャラクターが試合を観戦している。フェリシアの最終ステージ。
- おもちゃ屋:おもちゃ屋「ダルシーム」
- その名のとおり、ダルシムがモチーフとなっているおもちゃ屋。ガロンを銃で脅しているバレッタ、おもちゃをねだる赤ちゃんキャミィと必死で断るベガ、春麗フィギュアに見入るバイソン、迷子のアニタとアニタを捜すドノヴァン等様々なシチュエーションが満載である。ちなみにダルシムは登場しない。いぶき、ケンの最終ステージ。
- スキー場:スキーリゾート「La Menkoi」
- スキー場が舞台のステージ。スノーボードを楽しむユン・ヤン兄弟やソリを満面の笑顔で楽しむベガ、かまくらのなかでもちを食べているソドムとビシャモン等リゾートを満喫しているキャラクターが多い。レイレイの最終ステージ。
- アマゾン:貸し浮き輪屋「サフリル」
- ブラジルのステージ。ブランカが経営している貸し浮き輪屋が舞台。ステージの雰囲気は『ストリートファイターII』のブラジルステージに類似している。ブランカをはじめ『ストII』のブラジルステージにも登場したカメラ男、ダルシム・サリー・コダル(象)のダルシム一家、かき氷を食べているエレナ等にぎやかなステージ。後ろの方には寝釈迦像が建っている。春麗、さくらの最終ステージ。
- 中華街:元飯店大繁盛
- 中国のステージ。元が経営している中華料理店が舞台。元の他にフェイロン、ビクトル、ベガ、ソドム、バーディー、ガイ等濃いキャラクターが多数登場する。モリガン、ダンの最終ステージ。
- タバサの部屋:天才隠遁部屋
- 『ウォーザード』に登場する北国、アイスラーンにあるタバサの自宅が舞台。フェリシア、レオやリリスといったキャラクターが思い思いにくつろいでいる。背景に登場するフェリシアとリリスは、プレイヤーキャラクターとして登場する場合は、ステージからいなくなる(リリスはモリガン使用時)。キャラクターの数は他のステージより少なめ。リュウの最終ステージ。
- マカイ外:ムーンライトダークキャッスル
- 魔界が舞台のステージ。巨大な満月に向かってガロンが吼えている。登場キャラクターが最も少ないステージ。タバサ、豪鬼の最終ステージ。
- マカイ中:魔王の引っ越し
- 魔界にあるデミトリの新居。床上をデミトリが滑ってたり女体化したジェダがいたりとやりたい放題なステージ。ザンギエフの最終ステージ。
- ランニングバトル
- PS版・SS版にのみ登場した「ランニングバトル」モードの専用ステージ。「ランニングバトル」は『ストリートファイターZERO』シリーズなどの「サバイバルバトル」同様に体力ゲージ1本でどれだけの相手を倒せるか競うモードであるが、横に長く続く砂漠の廃墟を敵を倒しながら進む形になっている。『ブレス オブ ファイアIII』や『QUIZなないろDREAMS 虹色町の奇跡』など格闘以外のカプコン作品のキャラクターが集っている。
[編集] その他
- パチンコ機『CRフィーバーストII』では本作に登場したリュウ、ケン、春麗、ザンギエフが登場し、それ以外のキャラクターもディフォルメされて登場している。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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ストリートファイター | ストリートファイター - II - ZERO (ZERO FG) - III - EX - RBOF - 登場人物 |
ヴァンパイア | ヴァンパイア - ハンター - セイヴァー - ダークストーカーズコレクション |
マーヴル VS. シリーズ | X-MEN - MSH - X-MEN vs SF - MSH vs SF - MARVEL VS. CAPCOM - MARVEL VS. CAPCOM 2 |
CAPCOM VS. SNK | CAPCOM VS. SNK - CAPCOM VS. SNK 2 |
ジョジョの奇妙な冒険 | ジョジョの奇妙な冒険 - 未来への遺産 |
その他(2D) | スーパーマッスルボマー - サイバーボッツ - ウォーザード - ポケットファイター - CAPCOM FIGHTING Jam |
その他(3D) | スターグラディエイター - ジャスティス学園 - キカイオー - ファイナルファイトリベンジ - 史上最強の弟子ケンイチ |
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