加茂郷駅
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加茂郷駅(かもごうえき)は、和歌山県海南市下津町黒田にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)紀勢本線(きのくに線)の駅。旧・下津町の中心部が近く、利用者も多い。
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[編集] 駅構造
単式・島式の複合型2面3線のホームを有する地上駅。跨線橋あり。古くからの駅舎が使われている。業務委託駅。
- のりば
- 海南・和歌山方面
- 箕島・湯浅・御坊方面(中線、和歌山方面行きの入線も可能)
- 箕島・湯浅・御坊方面(本線)
[編集] 利用状況
1日平均1,044人(乗車人員、2004年。出典:平成18年刊行和歌山県統計年鑑)
[編集] 駅周辺
- 海南市下津行政局(旧下津町役場)
- 国道42号
- 海南市立下津第二中学校
- 和歌山県立海南高等学校下津分校
- 海南市立下津女子高等学校
- 加茂郷郵便局
[編集] 路線バス
[編集] 歴史
この駅は1924年(大正13年)2月、国鉄紀勢西線の最初の開通区間として和歌山駅(現在の紀和駅)から東和歌山駅(現在の和歌山駅)を経て箕島駅までが開通したのと同時に国鉄紀勢西線の加茂郷駅(かもごうえき)として開業した。当駅はその後昭和34年、三木里駅~新鹿駅間の開通をもって今の紀勢本線が全通、亀山駅と和歌山駅(現在の紀和駅)の間が紀勢本線となったのを受け国鉄紀勢本線の駅となり、さらに国鉄の分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)紀勢本線の駅となり現在に至っている。