岩代駅
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岩代駅(いわしろえき)は、和歌山県日高郡みなべ町西岩代にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)紀勢本線(きのくに線)の駅。
谷山浩子の「テングサの歌」に登場する駅である(歌詞中で「駅長さんの帽子が転がる云々・・・」のくだりがあるが、当時は有人駅だったという)。
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[編集] 駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。跨線橋あり。古くからの駅舎が残る。駅舎には乗車証明書発行機の設置がある。無人駅。
- のりば
- 南部・紀伊田辺方面
- 御坊・海南・和歌山方面
[編集] 利用状況
1日平均113人(乗車人員、2004年。出典:平成18年刊行和歌山県統計年鑑)
[編集] 駅周辺
駅附近の梅林では、春先、おおむね3月上旬頃には、満開の梅の花を眺めることができる。
[編集] 歴史
この駅は昭和6年9月、国鉄紀勢西線の印南駅から南部駅までの開通と共に国鉄紀勢西線の岩代駅(いわしろえき)として開業した。当駅はその後昭和34年、今の紀勢本線が全通し亀山駅と和歌山駅(現在の紀和駅)の間が紀勢本線となったのを受け国鉄紀勢本線の駅となり、さらに国鉄分割民営化を経て現在に至っている。
- 1931年(昭和6年)9月21日 - 紀勢西線の駅として開業。
- 1959年(昭和34年)7月15日 - 紀勢本線の駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道が承継。