大阪市立都島工業高等学校
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大阪市立都島工業高等学校 | |
過去の名称 | 大阪市立大阪工業高等学校 大阪市立工業高等学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 大阪市 |
設立年月日 | 1907年5月21日 |
校訓 | 勤労、自治、創造 |
創立記念日 | 5月21日 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制課程 |
二部以上の授業 | 別に大阪市立都島第二工業高等学校が存在。 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 機械科 機械電気科 電気電子工学科 建築科 都市工学科 理数工学科 |
学期 | 2学期制 |
所在地 | 〒534-0015 |
大阪府大阪市都島区善源寺町1丁目5番64号 | |
電話番号 | 06(6921)0231 |
外部リンク | [1] |
大阪市立都島工業高等学校(おおさかしりつみやこじまこうぎょうこうとうがっこう)は、大阪市都島区にある全日制の公立工業高等学校。
目次 |
[編集] 概要
機械科、機械電気科、建築科、都市工学科、電気電子工学科、理数工学科の6つの専門学科を設置している。学校全体の定員数は1440名である。
入学時、第一学年前期のうちは機械科、機械電気科が「機械・機械電気科」また建築科、都市工学科が「建築・都市工学科」としてともに3クラスづつに分けられるのが特徴。
それぞれの学科では縦の繋がりが非常に強く、各科ごとに同窓会組織として、また在学中の学生の組織として、機械科白羊会、建築科青甍会、電気電子工学科青嵐会、都市工学科昭土会、理数工学科舎密会、機械電気科萠芽会が存在し、これら各部会の上に総会として学校全体で「浪速工業会」という同窓会が成り立っている。
また、各科ごとに名称変更があった場合は以前の学科の同窓会組織を引き継いでいる(例、土木科→都市工学科昭土会)
沿革の項に述べるが、かつて存在した普通科には普睦会がある。また、同様にかつて存在した家具科には名前が存在しない。
[編集] 学科
学科は2007年現在6つの学科を有している。以下にその名称と最大定員を記す。
()内アルファベットは各科の略称である。
- 機械(M)科(60名)
- 機械電気(ME)科(60名)
- 建築(A)科(60名)
- 都市工学(C)科(60名)
- 電気電子工学(E)科(80名)
- 理数工学(R)科(80名)
また、前述の通り募集時及び一学年前期は、機械・機械電気科(120名)及び建築・都市工学科(120名)となる。
[編集] 沿革
- 1907年5月 市立大阪工業学校として大阪市北区北野牛丸町に創立、機械(本科)、建築(本科)、分析(選科)、家具科(選科)を設置。
- 1910年5月 分析(応用科学)科を本科に設置。
- 1918年4月 予科2年、本科4年に変更。
- 1920年4月 大阪市立工業学校に改称し、電気科設置。選科制を廃止する。
- 1922年4月 土木科を設置。
- 1923年12月 応用化学科を大阪市立泉尾工業学校へ移管する。
- 1925年12月 校舎を都島区へ移転。
- 1926年4月 大阪市立都島工業学校に改称する。
- 1949年4月 普通科を設置。
- 1954年4月 工業化学科を設置。
- 1955年3月 普通科を廃止。
- 1959年4月 機械電気科を設置。
- 1990年4月 土木科の募集を停止し、都市工学科を設置。
- 1992年4月 工業化学科の募集を停止し、理数工学科を設置。
- 2003年4月 電気科を電気電子工学科へ改称。
- 2007年5月 創立100周年を迎える。
[編集] クラブ活動・同好会活動
クラブ活動及び同好会活動を行っている。以下にその名称を記す。
- 総務部
- 運動部
- 文化部
- 同好会
[編集] 特徴
- 本館五階に他校に例の無い創意工夫センターという施設を有している。また、大きさは通常の定教室の二倍となっている。
- 二年次では各学科ごとに設置された英数コースと工業コースに分かれ、更に工業コースが枝分かれし、それぞれ進学や就職など希望にあった道を選択することができる。
- 工業高校という分類ながら進学方面にも力を入れており、多数の大学進学、高専編入者を輩出している。