宝殿駅
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宝殿駅(ほうでんえき)は、兵庫県高砂市米田町神爪一丁目15-6にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線(JR神戸線)の駅である(ホームの一部は加古川市)。アーバンネットワークエリアに属しており、Jスルーカード・ICOCA及びSuica(東日本旅客鉄道)・PiTaPa(スルッとKANSAI協議会)が利用できる。
明石駅以東で快速となる普通列車(221系、223系)のみが停車する。 姫路駅~加古川駅間には明石駅以東も各駅に停車する普通列車(207系、321系)は運行されていない。 このほか上り夜一部、下りの朝一部に赤穂線直通の普通列車がある。
また日本貨物鉄道(JR貨物)の貨物駅でもあるが、1997年より貨物列車の設定は無い。
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[編集] 駅構造
単式・島式の複合型2面3線のホームとホームのない上り待避線1線を持つ、中線形式の橋上駅。
2003年5月12日から5月25日までの間、加古川止まりの列車は加古川駅で折り返しが出来なかったため(当時はまだ下り線のみが高架化され、上り線は地上に残っていた)、宝殿駅の2番線まで回送して折り返していた。その期間中、東加古川での新快速待避は行っていなかった。
- のりば
- ■ 姫路・相生・播州赤穂方面
- 中線(たまに下り貨物列車が待避するために使われるが、それ以外で使われることは殆どない)
- ■ 西明石・三ノ宮・大阪方面
[編集] 駅周辺
- 生石神社(おうしこじんじゃ)(石の宝殿) 駅西1.5km
- 総合運動公園
- 加古川市立神吉中学校
- 高砂市立宝殿中学校
- 国道2号
[編集] 利用状況
年間乗車人数は次のとおり。
- 1998年度 4,143千人(3,103千人)
- 1999年度 4,031千人(3,007千人)
- 2000年度 3,985千人(2,976千人)
- 2001年度 3,909千人(2,907千人)
- 2002年度 3,914千人(2,912千人)
カッコ内は定期利用者の再掲
[編集] 歴史
- 1900年(明治33年)5月14日 - 山陽鉄道の駅として開業。旅客及び貨物の取扱を開始。
- 1906年(明治39年)12月1日 - 山陽鉄道の国有化により国鉄の駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR西日本・JR貨物の駅となる。
- 1997年(平成9年)3月22日 - 貨物列車の設定が廃止。