斉藤一美
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斉藤 一美(さいとう かずみ、男性、1968年3月24日 - )は、文化放送アナウンサー。東京都墨田区出身。墨田区立鐘淵中学校、早稲田実業学校高等部商業科、早稲田大学商学部卒。
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[編集] 来歴・人物
1990年に文化放送に入社、1993年に夜のワイド番組『斉藤一美のとんカツワイド』のパーソナリティを担当。番組内の企画において、名物リスナーであったマツイニダイダニシオカ氏のアイデアにより、オレバリカット(俺は一番じゃなきゃ嫌なんだバリ!カット)という独特の髪型にされた事で話題を呼び、ブレイク。その髪型にされた背景には斉藤が番組の飲み会で泥酔して番組スタッフに暴言を吐いた為にスタッフが激怒した為、そのぺナルティーでされたと言う(雑誌「FLASH」の取材で明かされた。)。1995年には元アイドルグループCoCoの宮前真樹と羽田惠理香とのユニット「サイコガルバノメーター(ウソ発見器の意)」名義で『USSO』、またアイドルグループ「ブカブカ」とのタイアップにより「ブカブカ with KAZUMI SAITO」名義で計2枚のシングル曲をリリースした。
大の西武ライオンズファンで知られ、文化放送に入社した理由は「『文化放送ライオンズナイター』を実況するため」と豪語する(ただし、もともとは読売ジャイアンツのファンで、文化放送入社後に鞍替えしたらしい)。1999年4月7日の日本ハム-西武戦(東京ドーム)で実況デビューを果たしているが、この試合は、奇しくも松坂大輔の公式戦初登板試合でもあった。
数年前までは『NACK5 SATURDAY&SUNDAY LIONS』の実況もしており、ライオンズナイターでは相手チームのホームラン性の打球に対して「入るな!入らないでくれー!」と叫ぶといった思いっきりライオンズ寄りの実況をするが、負けたらその分悔しがるような実況をするので、他球団ファンにとってはあまり耳障りな感じには聞こえない。(千葉ロッテマリーンズの応援団、通称マリサポのファンでもあるようだ。ロッテ戦で西武に負けない熱い実況をしたことからリスナーから手紙で「斉藤さんは実はロッテファンなんですか?」と質問され、「ロッテは好きですが、西武はもっと大好きです。」と答えたことがあった。)
『NACK5 SATURDAY&SUNDAY LIONS』を担当していた際は、ゲストに渡辺美里を迎えた時に、斉藤の野球実況で盛り上がったきっかけで渡辺美里の西武スタジアムライブに特別出演し、渡辺美里の楽曲(アルバム)の中でも実況をしている。文化放送が2005年の西武スタジアムファイナルライブの特別番組を放送した時の聞き手も斉藤だった。
かなりの泣き虫で、とんカツワイド最終回や、1998年に千葉ロッテマリーンズが18連敗を喫した際(黒木知宏がプリアムに9回裏2死から同点ホームランを浴び、17連敗での連敗脱出が消えた瞬間)に号泣しながら実況している。2002年8月16日の西武ライオンズ-大阪近鉄バファローズ戦で、西武ライオンズが3回表終了時点で0-9のビハインドを逆転して勝利し、マジック34が点灯した際も号泣している(文化放送ライオンズナイターのホームページで聴取可能 [1])。また、斉藤一美のS/N/A/Pでは「泣かせる話」を聴取者から募り、斉藤を大泣きさせるという企画があった。
2006年8月、母校である早稲田実業学校が全国高校野球大会で優勝した際、阪神甲子園球場にレポートに行っていて、母校の優勝に感動し号泣、その様子が吉田照美のやる気MANMAN!内にて放送される。
解説者および実況担当(本人)の紹介をするとき、「解説○○さん、実況斉藤一美の「コンビ」とか「タッグ」とか「デュオ」でお送りしています」というような独特の言い回しをする。
ライオンズの選手に対し、独自でニックネームをつけることが多い。その例として、
- 松井稼頭央(現・ロッキーズ)→「セクシーショートストップ」
- 髙木大成(引退)→「プリンス・オブ・レオ」
- 松坂大輔(現・レッドソックス)→「スマイルモンスター」後に「世界に羽ばたく日本一の豪腕」
- 帆足和幸→「心優しきパームボーラー」
- 涌井秀章→「のびのびシックスティーン」(涌井の背番号が16であることから)
- 石井貴→「投げる金剛力士像」
- 三井浩二→「大空と大地の申し子」
- 小野寺力→「荒ぶる貴公子」
- 和田一浩→「頼れるビッグベン」
- 江藤智→「微笑みのバズーカ」
- 高木浩之→「リトル・ガッツマン」
- 石井義人→「赤いバットのテクニシャン」
- 福地寿樹→「レッド&ブルーの風」
- 貝塚政秀→「脱力系ヒットメーカー」
- 上田浩明(退団)→「ラスト・インフィールダー」(試合終盤に内野の守備固めとして出場することが多かったため)
- 豊田清(現巨人)→「ミスター・コントロール」「戦うフラミンゴ」
また他球団の選手に対しても、
などが挙げられる。
中には石井貴の「投げる金剛力士像」のように、愛称が広く定着しているものもある。
ちなみにさまぁ~ずの大竹一樹とは小学校、中学校の同級生である。
[編集] 現在の担当番組
- 文化放送ライオンズナイター 文化放送ホームランナイター 尚、ライオンズナイターについては上記の理由により、ほぼ毎週1回は実況を担当する。
- 斉藤一美うるわしの夜(2007年度シーズンの文化放送ライオンズナイターでライオンズが移動日などで試合がないときの単発生放送番組。初回は2007年3月29日。2回目は4月20日放送。時間は17:57-19:00)
[編集] 過去の担当番組
- NACK5 SATURDAY&SUNDAY LIONS
- 斉藤一美のとんカツワイド
- FRIDAY SUPER COUNTDOWN 50
- 斉藤一美の爆発NIGHT!
- 斉藤一美のS/N/A/P(2004年~2005年3月 毎週月曜~木曜日19:00~21:00)
- サンデースポーツパラダイス~てっぺん!~(2005年~2006年 毎週日曜日)
- 斉藤一美 ラジオかぶりつき(2006年10月7日~2007年3月31日 毎週土曜日19:30~21:00)
[編集] 外部リンク
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