東貴博 ニッポン全国 ラジベガス
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東貴博 ニッポン全国 ラジベガス(あずまたかひろ にっぽんぜんこく らじべがす)は、ニッポン放送をキーステーションに2005年10月3日から2006年9月29日まで生放送されていたラジオ番組。「ニッポン全国ラジベガス」シリーズの1つにあたる(放送時間は毎週月曜日から金曜日までの22:00~24:00(JST))。ニッポン放送4階の第3スタジオ(通称:レトロスタジオ)から2時間の生放送であった。
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[編集] 概要
- 2005年9月30日まで、同じ時間帯には「デーモン小暮 ニッポン全国 ラジベガス」として放送されていたが、デーモン小暮閣下の仕事の都合と健康上の問題による降板に伴い終了したため、代役を務めた事もあるTake2の東貴博がメインパーソナリティーとなり、タイトルも変更した。それにともなって木曜日のパートナーの佐藤江梨子がはしのえみに代わり新しくレギュラーに加わった。
- 毎日、その日に送られたメールやファックスの投稿者の中から抽選で明治製菓のガム、キシリッシュ1ヵ月分(15個入り1ケース)がプレゼントされる。
- ニッポン放送で番組途中に放送されるクレジットを東が読み上げる際、「~がお送りします。」と言うところを、「~がお送りしMAX(まっくす)!」と言う。ただし、日替わり女性パートナーが読み上げるときや23時台に全国同一スポンサーの提供クレジットを読み上げるときは「~がお送りします。」と言う。
- CM(ステーションブレイク)中の音楽は、2004年度に同時間帯で放送されていた「HOT'n HOT お気に入りに追加!」と同じものも使われる。
- なお、2006年9月29日を以って「ラジベガス」の放送は終了となり、代って10月2日からは新番組「東貴博のヤンピース」として、東が引き続きパーソナリティを務めることになった(ただし月~木曜の担当。金曜は南海キャンディーズ・山里亮太が担当する「南海キャンディーズ 山里亮太のヤンピース フライデースペシャル」を放送)。これに伴い、「AAAのA~お話」の金曜日での放送は9月29日を以って終了した。
[編集] 歴史
[編集] 2005年
- 12月26日~12月30日の週は、通常のラジベガスの放送が23:00までの短縮版(28日~30日は特別番組)となり、残り1時間は「ラジベガス年末スペシャル ラジオ・ファンタジックストーリー ナルニア国物語」を放送。
[編集] 2006年
- 1月9日から3月31日まで、芸人雑学No.1の東がもっと雑学を身につけるため、ゲストから出題される「有名人雑学クイズ」を実施。
- 1月27日の放送では東は北海道・旭川、金曜パートナーの友近は、東京・有楽町による2元中継で行われた。
- 3月31日の放送をもって日替わり女性パートナーは番組を卒業、以降は東の単独担当となる。
- 3月までは番組宛のメールアドレスのドメインが昼の時間帯で主に使われている1242.comだったが、4月からは深夜帯で使われているallnightnippon.comに変更となった。22時台の番組のメールアドレスのドメインがallnightnippon.comになったのはオールナイトニッポンいいネ!以来2年ぶりとなる。また、「AAAのA~お話」でもメールアドレスのドメインが1242.comだったのがallnightnippon.comと変更していた。
- 5月10日の放送の中で横浜ベイスターズ・石井琢朗選手の2000本安打達成打席を臨時で中継した。(結果は石井選手が東北楽天ゴールデンイーグルス・河本育之投手の押し出し四球を選び、ベイスターズのサヨナラ勝ちで2000本安打は持ち越しとなった。また、石井選手の打席からの中継と伝えられたが、実際には一人前の打順の鶴岡一成選手から中継がはじまった。)
- 6月12日はFIFAワールドカップ日本対オーストラリア戦のためお休み。
- 6月19日放送からメールアドレスがvegasからazとなり、ドメインも1242.com(元のドメイン)となった。(「vegas」のスペルが分からない、入力するのに時間がかかる、などの理由で変更となった。azは東のスペリング「AZUMA」の冒頭から取ったものとされている。)
- 7月26日放送は「有楽町大花火大会」としてスタジオを飛び出しニッポン放送のベランダから生放送をした。
- 8月9日・10日・11日は東が夏休みのため、9日は絢香が、10日は山ちゃん(南海キャンディーズ)が、11日はタカアンドトシが代役パーソナリティを務めた。
- 9月21日放送は山形のとある旅館から生放送をした。
[編集] 放送時間
[編集] パーソナリティ
[編集] タイムテーブル
[編集] 2006年4月3日から
- 22:00 オープニングコーナー → 学校ニュースステーション
- 22:25 曜日別コーナー (提供:大塚製薬→なし)
- 22:30 (月曜のみ)必殺仕事人(じん)(インテリジェンスの上原隆が毎週月曜に登場し、就職活動などの1つのテーマについて話していく)→上原隆のニッポン全国ニューヨーク
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- (水曜のみ)アベカン!
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- 22:40 AAAのA~お話 (日替わりでメンバーの2人が登場)
- 23:00 サッカークイズ (提供:JR東日本→なし)
- 23:10 ゲスト登場
- 23:30 KAT-TUN スタイル (提供:明治製菓→NTT DoCoMo)
- 23:45 メールの王様 (提供:ファンタ)
- 23:55 今日の当選者発表・エンディング(エンディングテーマは週替り)
[編集] 2006年3月31日まで
- 22:00 オープニング
- 22:10 ちょっと気になりMAX (提供:大塚製薬)
- 22:30 ラジベガスヘッドラインニュース・天気予報 (提供:創価学会)
- 22:40 メール紹介
- 22:45 曜日別コーナー
- 22:55 この後のお知らせ
- 23:00 クイズ答えMAX (提供:JR東日本)
- 23:10 今日のお客様MAX (提供:明治製菓)
- 23:20 ゲストに質問のメール紹介 (提供:JRA)
- 23:30 AAAのA~お話 (日替わりでメンバー2人が登場し、リスナーから届いた質問に答えていく)(提供:マネックス証券)
- 23:40 パートナーが仕切る曜日別コーナー
- 23:50 ラジベガス誕生月占い (ゲッターズ飯田が明日の運勢を誕生月で占う)
- 23:53 今日の当選者発表・エンディング(NEVER ENDING STORY オーケストラバージョン)
[編集] 箱番組
- AAAのA~お話(22:40頃~)
- KAT-TUN スタイル(23:30頃~)
[編集] クイズコーナー
- クイズ答えMAX
- リスナーが電話でクイズに挑戦するコーナー。1問正解するごとに500円、10問全問正解で10,000円もらえる。
- 答える際には必ず語尾に「MAX」をつけなければならない(例:答えがラジベガスなら「ラジベガスMAX」)。わからない場合は「わからないMAX」か「パスMAX」と言う。「MAX」忘れをしたらその時点でクイズは終了、賞金は没収となる。
- 2005年11月8日の放送で初めての全問正解者が現れた。
- 期間限定でXbox 360の発売直前には、全問正解者にこのゲーム本体とリッジレーサー6がプレゼントされた。
- 2006年3月31日をもって終了し、2006年4月から2006 FIFAワールドカップに便乗した下記記載の「サッカークイズ」に変更された。
- サッカークイズ
- 2006年4月3日23:00から始まる上記記載の「クイズ答えMAX」の次コーナー。
- 挑戦者は出題の前に「行く(ドリブル)」か「パス」のどっちかを言う。「パス」と言えば相方に解答権が渡る。ただし、10問の内、1問だけドリブルカット問題があり、挑戦者が「行く」と宣告するとこの時点でゲームセット、賞金は没収。(4月5日放送でルール変更)
- 4月5日放送から新ルールで10問中1問だけオフサイド問題があり、挑戦者が「パス」と宣告するとこの時点でゲームセット、賞金は没収となる。
- 不正解になるとイエローカードとなり、3問不正解でレッドカード退場で残り1人で試合続行、残りの1人も退場になるとゲームセット、これも賞金は没収となる。
- 賞金は「答えMAX」では1問正解500円全問正解1万円だったが、このコーナーでは1問正解1000円全問正解2万円となっている。
- 2006年4月4日2回目のサッカークイズであっさりと全問正解されたことから、ルールが改善された。
- 2006年4月24日放送からドリブルカットやオフサイドなどで賞金が取れなかった場合はキャリーオーバーとなり、翌日の放送でパーフェクトを取れば2万円+キャリーオーバーした金額が加算される。5月17日現在のキャリーオーバー金額は49000円。(つまりパーフェクトを取れば69000円になる。)
- 2006年5月12日にはキャリーオーバー制度をとってから初の賞金獲得者が出た。
- 2006年5月15日放送からルールが改善され、10問の中の1問、ドリブルカット問題かオフサイド問題のどちらかが入っており、行く(ドリブルカット)かパス(オフサイド)を宣告するとゲームセット、賞金没収。
- 嘗て同時間帯に放送されていた「三宅裕司のヤングパラダイス」の「ドカンクイズ」や「伊集院光のOh!デカナイト」の「ザ・ベースボールクイズ」の流れを組んでいる。
- 2006年5月21日放送からルール改善。答える前に「シュート」か「パス」を選択する。ただしパスは2回のみ。10問中1問だけレッドカード問題が含んでおり、シュートを宣告するとゲームセット、賞金は没収になる。また1問正解につき2000円になっている。
[編集] 番組ノベルティ
- 汗も拭ける『東マネー(あずまねー)』(スペシャルウィークなどの場合は体全体が拭ける『巨大東マネー』)
[編集] ネット局
青森放送 | IBC岩手放送(※) | 山形放送 | ラジオ福島 | 茨城放送 |
信越放送 | 山梨放送 | 北陸放送 | 福井放送 | 静岡放送 |
東海ラジオ | KBS京都 | ラジオ関西 | 和歌山放送 | 山陰放送 |
山口放送 | 西日本放送 | 高知放送 | KBC九州朝日放送 | 長崎放送 |
熊本放送 | 大分放送 | 宮崎放送 |
- (※)IBC岩手放送では金曜日に限り23:00~24:00の短縮放送。そのため、これに関するリスナーからの苦情は多く来ているとのこと。
- 又、秋田県の秋田放送ではJRN(TBS系列)「BATTLE TALK RADIO アクセス」をネットしている為に自社製作番組を放送している東北放送を除くと東北地方で唯一聴取できない地域となっている。(周辺地域のラジオ局を聴取できる地域は別。又、ニッポン放送でも聴取可能。)
- 又、鹿児島県の南日本放送でも自社製作番組を放送している為、九州地方で唯一聴取できない。
- STVラジオは2006年3月31日でネットを打ち切り、4月3日からは自社製作番組「スーパーヒットチャートなまらん」を開始(時間変更・枠拡大)した。
- ナイター完全中継をモットーとするネット局(東海ラジオ・KBC等)は試合終了後に途中から飛び乗るケースが多い。なお、試合終了が23時台の場合は放送休止もあり得る。
- 東海ラジオでは、午後11時になる前の曲がかかっている間に本社スタジオから天気予報を入れる。
- 2006年3月までは、番組のエンディングにネット局紹介を行っていた(「allnightnippon SUPER!」の頃から実施)。放送局名は上記の通りに読まれ、九州朝日放送の場合は同局の意向なのか「KBC九州朝日放送」と略称を付けていた(岩手・IBCの場合は「アイビーシー岩手放送」が正式な社名のため例外)。
[編集] スタッフ
- ディレクター:角銅秀人(「ナインティナインのオールナイトニッポン」(木曜25:00-27:00)のディレクターも担当。)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 東貴博 ニッポン全国 ラジベガス (ニッポン放送公式)
- 東貴博 ニッポン全国 ラジベガス (ラジオ関西)
ニッポン放送 22時台 | ||
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デーモン小暮 ニッポン全国 ラジベガス 22:00~24:00 |
ヤンピース 月~木: 東貴博のヤンピース 金: 南海キャンディーズ 山里亮太のヤンピース フライデースペシャル |