大塚製薬
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種類 | 株式会社 |
本社所在地 | 〒101-8535 東京都千代田区神田司町2-9 |
設立 | 1964年8月10日 |
業種 | 医薬品 |
事業内容 | 医薬品・臨床検査・医療機器・食料品・化粧品の製造、製造販売、販売、輸出ならびに輸入 |
代表者 | 代表取締役社長 樋口達夫 |
資本金 | 6,791百万円 |
売上高 | 353,008百万円 |
従業員数 | 5,103名(2006年3月31日現在) |
決算期 | 毎年3月 |
主要子会社 | 大塚化学ホールディングス株式会社 大塚化学株式会社 大塚食品株式会社 大鵬薬品工業株式会社 アース製薬株式会社 大塚ベバレジ株式会社 大塚家具製造販売株式会社 大塚倉庫株式会社 株式会社大塚製薬工場 |
関係する人物 | 大塚武三郎 |
外部リンク | http://www.otsuka.co.jp/ |
大塚製薬株式会社(おおつかせいやく、Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd.)は、医薬品、食料品の製造・販売をしている企業である。本社は東京都千代田区神田司町にある。 大塚食品、大塚化学、大鵬薬品工業など、国内21社、海外27社におよぶ「大塚グループ」の中核企業である。 これだけの大企業でありながらも、現在に至るまで株式は未公開である。
目次 |
[編集] 本社・本部等
- 本社
- 所在地:東京都千代田区神田司町2-9
- 研究所
[編集] 歴史
- 1921年 - 大塚武三郎によって、大塚製薬グループの源流である大塚製薬工場が徳島県鳴門市に創立される。
- 1947年 - 大塚正士が経営権を継承。
- 1953年 - オロナイン軟膏(現・オロナインH軟膏)を発売。大ヒット商品となり、大塚製薬発足のきっかけとなる。
- 1964年 - 大塚製薬工場から四国以外の販売部門が分社化され、子会社として大塚製薬株式会社が設立される。
- 1965年 - オロナミンCドリンクを発売。
- 1970年 - 徳島工場が完成。
- 1971年 - 徳島研究所が設立される。
- 1973年 - タイ大塚製薬、大塚製薬アメリカ事務所が設立される。
- 1974年 - P.T.大塚インドネシア、台湾大塚製薬股有限公司が設立される。
- 1976年 - 大塚明彦が代表取締役社長に就任。
- 1977年 - エジプトにアラブ大塚製薬が設立される。
- 1980年 - ポカリスエットを発売。
- 1981年 - 中国大塚製薬有限公司が設立される。
- 1982年 - 韓国に第一大塚製薬(現韓国大塚製薬)、ドイツにフランクフルト研究所が設立される。
- 1983年 - カロリーメイトを発売。
- 1984年 - 佐賀研究所が設立される。
- 1985年 - アメリカにメリーランド研究所が設立される。
- 1987年 - 大塚パキスタン、ロンドン事務所が開設される。
- 1988年 - 徳島に能力開発研究所が完成。
- 1988年 - ファイブミニを発売。
- 1989年 - アメリカの本部機構、大塚アメリカ・インク、大塚アメリカファーマシューティカル・インクが設立される。
- 1990年 - 徳島に微生物研究所、滋賀に大津研究所が完成。
- 1991年 - ザ・カルシウムを発売。
- 1992年 - 徳島に製剤研究所イソップサンと、ワジキ無菌製剤工場が完成。
- 1992年 - 眼科・皮膚科事業部が発足。
- 1993年 - 中国に広東大塚製薬有限公司が、エジプトにエジプト大塚が設立される。
- 1993年 - エネルゲンを発売。
- 1994年 - 大塚GEN研究所が完成。
- 1996年 - 台湾に金車大塚股有限公司が設立される。
- 1998年 - 大塚グループ発祥の地である鳴門市に大塚国際美術館が開館。
- 1998年 - 大塚製薬ヨーロッパが設立される。
- 1999年 - 小林幸雄が代表取締役社長に就任。
- 1999年 - 2代目の正士から大塚製薬工場の株式を買い受け、大塚製薬工場の親会社となる。
- 2000年 - 樋口達夫が代表取締役社長に就任。
- 2000年 - マサイの戦士、オロナミンCロイヤルポリスを発売。
- 2002年 - 中国に四川錫成大塚製薬、天津大塚飲料が、ベトナムに大塚OPV社が設立される。
- 2002年 - イーエヌ大塚製薬株式会社が設立される。
- 2002年 - スゴイダイズ、カロリーメイトゼリーを発売。
- 2003年 - 中国に大塚臨床医薬研発、大塚(中国)投資、浙江大塚製薬が、タイに大塚サハ商品開発研究所が設立される。
- 2003年 - 輸液に関する四国以外の販売権を大塚製薬工場に委譲する。
- 2003年 - オロナイン液を発売。
- 2006年 - ソイジョイを発売。
[編集] 主な商品
[編集] 消費者商品
- オロナミンCドリンク
- オロナミンC ロイヤルポリス
- ポカリスエット
- ポカリスエット イオンウォーター
- ポカリスエット ステビア
- ポカリスエット ビーンスターク
- ファイブミニ
- ファイブミニplus
- カロリーメイト
- カロリーメイトゼリー
- ザ・カルシウム
- ビーンスターク
- マサイの戦士
- スゴイダイズ
- 野菜の戦士
- エネルゲン
- ネイチャーメイド
- ワナナイト
- ジョグメイトプロテイン
- アミノバリュー
- アミノバリュー コンク
- Wアミノバリュー
- ソイジョイ
[編集] 医療用医薬品
- ムコスタ
- プレタール
- メプチン
- エビリファイ
[編集] 企業広告・CM
[編集] テレビCM
(2007年現在)
- 綾瀬はるか「ポカリスエット」- CM曲はポルノグラフィティ「ハネウマライダー」
- 上戸彩「オロナミンC」- 現在は高橋大輔と共演
- 片瀬那奈「ポカリスエット イオンウォーター」
- キーファー・サザーランド「カロリーメイト」- 共演は松尾敏伸
- 佐藤健「オロナミンC」 - 「仮面ライダー電王」とのタイアップ、同番組限定CMに出演
- 白石美帆「ネイチャーメイド マルチビタミン」
- 白井ヴィンセント「SOY JOY」-tvk「saku saku」のキャラクターでtvk限定CMに登場
- SMAP「ポカリスエット」
- ちびまる子ちゃん(アニメキャラクター)「オロナインH軟膏」
- みのもんた「SOY JOY」
- 由美かおる「ウレパールプラス」
[編集] 過去の出演者
- オロナミンC
- ファイブミニ
- ポカリスエット
- カロリーメイト
- ザ・カルシウム
- SOY JOY
- 小林麻央(みのもんたと共演)
- オロナインH軟膏
など。
[編集] ホーロー看板
昭和40年代を中心に、大塚グループでは、ホーロー看板を街中に設置しアピールした。そのインパクトは抜群で、相当の広告効果があったと思われる。現在も山間部などで見ることができる。
[編集] 番組提供
1988年10月に増資されるまでは「大鵬薬品工業」「アース製薬」のTVCMは全て「大塚製薬」の提供番組で流されていた。(夏は「アース製薬」表記、冬は「大鵬薬品工業」表記で春と秋は「大塚製薬」表記。)1988年10月以降は「大塚製薬」と「アース製薬」、「大鵬薬品工業」はそれぞれ別々の提供番組へと分かれていった。
- 以下は一社提供だった番組
- Bording 世界のエアライン
- いつか行く旅
- いいな世界WA!
- ワリと普通な家族
- おしえて!ガリレオ
- 投稿!特ホウ王国(前半部分)
- この他1980年代後半~1990年代前半にかけて文化放送ライオンズナイターのスポンサーだったり、1995年4月スタートの『歌謡&スポーツ95’(96’)演歌繚乱歌比べ』(文化放送の竹内靖夫アナウンサーと香西かおり・藤あや子・長山洋子ら女性演歌歌手を週替わりメインに置いて放送していたラジオ番組。日曜日のスポーツニュースも放送していた。放送開始当初は日曜日深夜0時の放送だったが、その後度々時間が変わっていった。)のスポンサーとして大鵬薬品工業と一緒に提供していた時期もあった。(現在は降板。番組自体も消滅している。)
[編集] 複数社提供
- 金曜ロードショー(日本テレビ系)
- エンタの神様(同系)
- ザ!鉄腕!DASH!!(同系)
- 関口宏の東京フレンドパークII(TBSテレビ系列)
- 学校へ行こう!MAX(同系)
- サンデーモーニング(同系)
- めざましテレビ(フジテレビ系(隔日6:39ごろ「なるスポ!」の提供))
- はねるのトびら(同系)
- ちびまる子ちゃん(同系(但し「オロナインH軟膏」限定))
- いきなり!黄金伝説。(テレビ朝日系)
- ワールドビジネスサテライト(テレビ東京系)※2006年12月25日放送分を持ってレギュラー提供を一時降板。(2007年は年数回の特別番組「大塚製薬サイエンススペシャル(仮題)」のみの提供が有力視されている。放送日・時間は不明。)
- saku saku(tvk)水曜日の放送終了後にsaku sakuのメンバーが登場したSOYJOYのCMが流れる。(tvkのみ)
現在は30秒提供が中心である。かつて「鉄腕~」は1分提供だったが、2006年10月をもって30秒提供に短縮された。
[編集] 関連項目
[編集] 大塚グループ
- 大塚製薬
- 大塚製薬工場
- 大鵬薬品工業
- アース製薬
- ニチバン(大鵬薬品工業の関連会社。大塚製薬ではグループに数えていない)
- 大塚化学ホールディングス
- 大塚倉庫
- 大塚ベバレジ
- 大塚テクノ
- 大塚包装工業
- 大塚オーミ陶業
- EN大塚製薬
- JOファーマ
- 大塚電子
- 中国大塚
- 広東大塚
- ビーンスターク・スノー
- 他多数
[編集] グループ各社の主な製品
- 大塚製薬工場
- オロナインH軟膏
- オロナイン液
- 大塚化学ホールディングス
- 大塚ベバレジ
- 大塚食品
- ボンカレー・あ、あれ食べよ
- アース製薬
- 大鵬薬品工業
- チオビタドリンクシリーズ
- 大塚オーミ陶業
- 名画電報(NTT電報)
[編集] その他
- 大塚国際美術館
- 徳島ヴォルティス
- 読売ジャイアンツ
- かつては、巨人軍の選手たちがよくCMに出演していた。これは、かつての総本社である徳島出身で、巨人へ入団した選手が県内で目立ったためかと思われる。
- 茨城ゴールデンゴールズ
- 藤本博史(個人スポンサー契約を結び、練習試合に限り健康飲料ブランドから取った「アミノバリュー藤本」の登録名で出場)
- アジア競技大会
[編集] 外部リンク
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