杵築駅
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杵築駅(きつきえき)は、大分県杵築市大字八坂字野添1987番地に所在する九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線の駅。杵築市の中心駅であるが、その中心地からは離れている。
特急は「にちりん」・「にちりんシーガイア」と一部の「ソニック」、夜行特急は「ドリームにちりん」が停車する。
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[編集] 駅構造
相対式ホーム2面3線の設備を有する地上駅。実際には2面4線で1番乗り場と2番乗り場の間には3線存在するが中央の線路は全く使用されていない。
大分交通国東線が接続していた当時は跨線橋を利用して国東線ホームへ行く事ができた。 現在でも国東線乗り換えの立て札がホームのいちばん端にひっそりと立っている。当時は国東線で運ばれてきたみかんを杵築駅で積替ていた為に当駅には多数の貨車も停留していた。
[編集] 駅周辺
- 大分空港道路
- 八坂郵便局
- 阿蘇神社
- 大分県立杵築高等学校
- 杵築市立八坂小学校
- 八坂幼稚園
[編集] 利用状況
1日平均の利用客数は1,769人である(2003年度)
[編集] 歴史
- 1911年(明治44年)3月22日 - 国鉄の駅として開業。
- 1922年(大正11年)7月7日 - 国東鉄道 当駅~杵築町間が開通。
- 1945年(昭和20年)4月20日 - 国東鉄道が大分交通に合併し、同社の国東線となる。
- 1966年(昭和41年)4月1日 - 大分交通国東線が全線廃止。
- 1982年(昭和57年)11月15日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)3月31日 - 貨物の取扱を再開。ただし貨物列車の設定は無い。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道・日本貨物鉄道の駅となる。
- 1997年(平成9年)3月22日 - JR貨物の駅(貨物の取扱)が廃止。結局取扱実績の無いまま廃止された。