行橋駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
行橋駅(ゆくはしえき)は、福岡県行橋市西宮市2丁目1番1号に所在する九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線と平成筑豊鉄道田川線の駅である。
行橋市の代表駅。1999年(平成11年)に高架駅となり駅の西口周辺は現在マンション等の開発が進められている。また行橋市は北九州地域の通勤通学圏内の為にラッシュ時には多数の人が利用する。
目次 |
[編集] 駅構造
- 島式ホーム2面5線を有する高架駅で、日豊本線上りホームの南端には切欠きホームで平成筑豊鉄道線のりばが設置されている。
- 1番のりば(小倉方面の普通、大分方面の普通)
- 2番のりば(大分方面の特急・快速・普通)
- 3番のりば(小倉方面の特急・快速・普通)
- 4番のりば(小倉方面の普通)
- 5番のりば(平成筑豊鉄道線)
- 同駅折り返しの列車が日中毎時1本設定されている。
- 駅舎は高架下にある大きなもの。
- 自動改札機を備えワイワイカード利用可。
- 旅行センター・ATMコーナー・駅レンタカーあり。
- 2006年9月末まで駅弁が販売されていた(下で詳述)。
- am/pmがある。
- 本屋口はJR九州直営でみどりの窓口が設置されている。
- 平成筑豊鉄道乗換口は九州交通企画に業務を委託している。
- なお、高架化工事の際に撤去された旧駅舎は、明治36(1903)年に建設された木造駅舎であり、在りし日の日豊本線の姿を彷彿とさせる素晴らしい駅舎であった。
[編集] 駅周辺
行橋市の中心部で金融機関も概ね揃っている。東側(市役所側)は行橋市の中心部で、行橋駅前通りには商店街が軒を連ねる。西側(安川通り側)はマンション等が開発されており、周辺には大型ショッピングセンターなどの商業施設も増加している。中心部から少し離れると住宅地である。
- 行橋駅前通り
- えびす通り商店街
- 福岡県道28号(旧国道10号)
- 福岡県道246号線(市役所通り)
- 行橋市役所
- 行橋西宮市郵便局
- 行橋カトリック幼稚園
- 大原病院
- 京都ホテル
- 行橋大橋郵便局
- 行事保育所
- 福岡地方検察庁行橋支部
- 福岡県警行橋警察署
- 行橋税務署
- 行橋簡易裁判所
- 行橋市立行橋小学校
- 行橋市立行橋中学校
- 行橋郵便局
- 浄喜寺
- 豊前国分寺
- ゆめタウン行橋
- 福岡県立京都高等学校
- デオデオ行橋店
- ベスト電器行橋店
- セブン-イレブン
- デイリーヤマザキ行橋行事店
- ミニストップ行橋行事店
- ファミリーマート安川通り店
- アパンダ 行橋店
- コスタ行橋
- 安川電機行橋工場
- コスメイト行橋
- 北九州リハビリテーション学院
- 北九州保育福祉専門学校
- 京都看護専門学校
[編集] 利用状況
- 1日平均乗車人員 6,953人(2004年度)
[編集] 歴史
- 行事駅を行橋駅の駅名改称前の存在であるとする資料が散見されるが両者は全く別物であって同一と解するのは誤りである。
- 1901年(明治34年)9月3日- 豊州鉄道(初代)を九州鉄道(初代)が買収
- 1907年(明治40年)7月1日- 九州鉄道(初代)が国有化により帝国鉄道庁が所管
- 1909年(明治42年)10月2日- 行橋~伊田~添田駅間を田川線に命名
- 1909年(明治42年)10月12日- 小倉~柳ヶ浦駅間を豊州本線に命名
- 1932年(昭和7年)12月6日- 小倉~鹿児島駅間全通により日豊本線に命名
- 1956年(昭和31年)2月20日- 小波瀬~行橋駅間複線化
- 1966年(昭和41年)8月30日- 行橋~新田原駅間複線化
- 1966年(昭和41年)10月1日- 小倉~新田原駅間電化
- 1987年(昭和62年)4月1日- 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が承継
- 1989年(平成元年)10月1日- 田川線が平成筑豊鉄道に転換
- 1999年(平成11年)8月28日- 駅高架化工事完成
[編集] 駅弁
- 2006年9月末まで駅構内(改札外)で小松商店が駅弁の販売をしていた。
- 上記駅弁の一部は特急「ソニック」(一部除く)車内で予め車内販売係員に申し出れば車内で購入が可能であった。現在は、かしわめし・四季の味・幕の内弁当のみ駅前の小松商店本店で販売している。
[編集] 隣の駅
- 平成筑豊鉄道
- ■田川線
-
- 行橋駅 - 美夜古泉駅
-