苅田駅
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苅田駅(かんだえき)は、福岡県京都郡苅田町堤3434番地に所在する九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線の駅である。
苅田町は北九州市の通勤圏のためラッシュ時には多数の利用者が存在する。また2006年(平成18年)3月16日に新北九州空港が開港し駅本屋を改造する工事が施行されているが隣接する北九州市は朽網駅を空港最寄駅の意向の為に苅田町と北九州市で意見が対立している。ちなみに北九州空港行きのバスは朽網駅発着便の方が本数は多い。
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[編集] 駅構造
- JR標準タイプの2面3線で乗場は以下の通りである。
- 1番のりば(行橋・中津方面の普通)
- 2番のりば(行橋・中津方面の普通、小倉・下関方面の普通)
- 3番のりば(小倉・下関方面の普通)
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- 駅構内東側に改装された大きな木造駅舎がある。
[編集] 駅周辺
駅は苅田町の中心駅であり周辺は町中心地である。駅の東側約300mの位置を国道10号が日豊本線と並行している。
- 苅田町役場 - 南へ約1km
- 苅田町立図書館 - 南へ約1km
- 苅田町立苅田小学校 - 北へ約600m
- 苅田町立馬場小学校 - 南西へ約800m
- 苅田町立苅田中学校 - 北西へ約600m
- 福岡県立苅田工業高等学校 - 南西へ約3km
- 北九州空港 - 駅から路線バスで約20分(1日17往復)
[編集] 歴史
- 1895年(明治28年)4月1日 - 刈田駅(かんだえき)として九州鉄道(初代)が開設
- 1907年(明治40年)7月1日 - 九州鉄道(初代)が国有化され帝国鉄道庁が所管
- 1907年(明治40年)11月 - 苅田駅(かんだえき)に名称変更
- 1918年(大正7年)10月16日 - 東京の神田駅と紛らわしい為に「かりたえき」に呼称再変更
- 1959年(昭和34年)10月1日 - 「かんだえき」に呼称再々変更
- 1965年(昭和40年)9月24日 - 朽網~苅田駅間複線化
- 1965年(昭和40年)9月26日 - 苅田~小波瀬駅間複線化
- 1966年(昭和41年)10月1日 - 小倉~新田原駅間電化
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承
- 2006年(平成18年)4月22日 - 駅舎をリニューアル